【イワン】

Last-modified: 2019-06-07 (金) 13:08:25

DQ7 Edit

過去の【グリンフレーク】で繰り広げられる昼ドラ劇場重要人物の一人。
グリンフレークハーブ園の御曹司である。父親は【ボルック】
英語版での名前はPS版ではIwan、3DS版ではDill。
 
グリンフレークの町が2度登場するため、彼も2回登場する。

過去グリンフレーク編 Edit

メイドの【カヤ】に惚れられているが、彼自身の好意は【リンダ】に向いている。
そしてリンダの好意は【ペペ】に向いているという現実は直視できていないためペペに嫉妬。
おまけに、突っ走ると周りが見えなくなるわりには肝心なところでヘタレる性格。
そんな性格ゆえに主にマリベルにこっ酷く扱下ろされる。
 
一方でカヤ曰く「困っている人を見ると自分が助けなければならないと激しく思い込む」とのことで、その思い込みがカヤに向いていた時期があったらしい。
カヤの過去に何があったかまでは具体的には語られていないが、今のリンダに対する態度を見るに昔はカヤとイワンは恋人に近い関係にあったようだ。
 
リンダは実際に今困っている人間であり(借金)、イワンはそれを助ける事ができる立場にあるのだが、それはイワンが貸主であるハーブ園の主の息子であり、結婚して身内になれば借金を帳消しにする名目が立つというだけの事。
それを勘違いしたのか、自分がリンダを想っているのだから当然応えてくれると思っている節があり、リンダとペペが少しでも親しげにしていると途端に嫉妬する。
最終的にはペペがリンダを捨てて町を出た事でリンダとの結婚が実現するのだが…。
 
……とまあ自分本位な部分も多いが、別に悪事に手を染めたりはしていないし、「困っている人をほっとけない」という性分もまともなものである。
リンダに対しての思い自体もこの時点では本物である。
しかも嫉妬対象でもあるペペの快復祝いの宴を自ら催している。ある意味裏表のない単純な男である。

過去リートルード編 Edit

過去リートルード編で少し違う時代のグリンフレークに訪れる事ができ、壮年になったイワンに出会う事ができる。
(ただし、この2度目のグリンフレーク編そのものが必須イベントではない)
 
あの後リンダと結婚し【エペ】という一児を授かり、ハーブ園も継いだが、周囲の反対を押し切ってハーブ園をブドウ園に転換して経営に失敗。
財産を全て手放してしまい、飲んだくれの無職に転落。
リンダを酒場で働かせたり、強く当たったりと散々に扱ったため、彼女に逃げられた。
街の人々もリンダに同情的であり、イワンの仕打ちは傍から見てもかなりひどいものだった模様。
逃げられてしまった後はさすがのイワンも彼女への仕打ちを深く後悔しており、後々酒を止めて諦念めいた落ち着きを得た。
 
【ポルタ】がハーブ園の庭師の仕事を斡旋してくれており、息子のエペと共になんとか日々の糧を得る。
しかし、かつて使っていた人間に逆に使われる立場になった事を直視できないのか、リンダを失って自暴自棄になっているのか、全く仕事のやる気を見せないダメ人間と化していた。
真面目な息子はイワンを監視し叱咤して仕事をさせようとするが、イワンはとりあえずは渋々仕事をするものの、すぐに仕事を勝手に終えて「明日からは真面目に働く」と抜かす。
 
一方で、ハーブ園を買い取った新たな主人【カサドール】の妻におさまったカヤからは相変わらず未練を持たれており、酒場のツケなども(おそらくはカヤが勝手にやっているのだろうが)支払って貰っていたが、イワンはそんなカヤの干渉を相手にせず突き放している。
財産=幸せと未だに考えているのか、自分と言う人間を既に諦めているのか。
 
「美しい思い出があるほど、現在が辛いときに過去を夢見てしまう」と主人公たちに話してくるが、これは過去に財産を失ってリンダに当たり散らしてしまった事からの経験からであると思われる。
そのため、イワン自身はカヤには自分のことをしっかり区切りにして豊かな生活を享受しながら幸せになって欲しいと考えていた様だが、実際の彼女はイワンに屋敷を取り戻すためにカサドールに依存性のある毒を仕込み続けていた。
 
しかし、最後はカヤの悪事が明るみに出た際、「全て自分の指示である」と嘘をついてカヤをかばい、そのままカヤとともに町から去って行った。
事件発覚前から息子宛の手紙を書き出していることから、結果的にバレなくても彼女を連れて街を出て行くつもりだったようだ。
最後の最後で「無実の罪を背負って大切な友人を庇う」という男気を見せたお陰か、マリベルやエペからも少しだけだが見直されている。
 
ちなみに彼がカヤの悪事を知ったのは、イワンの自宅にカヤが二回目の訪問をした際だったと思われる。そのタイミングで入るとカヤに「大事な話をしている」と追い出されてしまうが、カヤがいなくなった直後に、イワンが息子への手紙を書き始めている。
最後の行動力はメイド時代のカヤが語っていたイワンの「自分が何とかしないと」と思ったら一直線というかつての美点が発揮されたからだったのかもしれない。
 
その後のイワンとカヤの消息は作中では描かれていない。
心中してしまったのではという説もあるが、未練あるグリンフレークで無為に過ごすより余所で旗揚げする方が立ち直れる可能性があるのも確かである。
決して悪人ではないだけに、カヤという改めて守るべき存在が出来たことで一念発起出来ていることを祈りたい所である。