概要
【ドラゴンクエストトレジャーズ アナザーアドベンチャー ファドラの宝島】オリジナルキャラクターで、お宝ハンターである若い男性。名前の由来はトレジャーか。
過去に極貧生活を送ってきたために生活費以外の宝を貧しい人に分け与えており、貧困を無くせるほどの宝があるという【宝島】を目指している。
自身の食料を盗もうとした【カミュ】と【マヤ】の事情を汲んで弟子にとったが、あるとき二人を置いて帰らなくなってしまった。
この為本作では兄妹が宝島に行く動機に「トレザと再会するため」が追加されている。
4話では【ギンギーラ】が【ドラゴンライダー空賊団】に挑むカミュの姿に幼い頃のトレザを重ねたり、カミュの戦いぶりからトレザの弟子であることを見抜くという意味深な描写が成されている。
11話ではギンギーラの口から素性が語られ、行き倒れて死にかけだった幼少期のトレザをギンギーラが拾って鍛えたが、裏切ったという。
そして【ゲールズ】と【メレイン】に苦戦するカミュ一行の元に旅の扉を使って突然加勢し、ゲールズとメレインを柄打ちで気絶させ、ギンギーラに挑む。
なお【トンブー】と【ミューシャ】も連れていた。
12話では15年前の過去が明かされる。
【テーリア氷雪島】にてギンギーラ空賊団の食料をこっそり奪おうとして見つかり、ギンギーラに立ち向かう度胸を買われて強引に入団させられ、【もんじゃ】が世話係を担当。
宝島を見つけて世界中の貧困を無くそうとするのは、もんじゃから情報を聞かされたから。
ギンギーラこそ宝島に最も近いとされ、島に行くべく腕を上げていき、【かえんぎり】を習得。
3年後、彼に認められたがもんじゃが解雇宣告を受け、さらに団員の略奪から目を背けるほど冷徹さの欠如をギンギーラに指摘され、最終試験としてもんじゃを殺して水晶を奪うよう命じられた。
もちろんこれに抗議するが聞き入れられるはずもなく、手本としてもんじゃを殺され改めて従事を言い渡される。
それでも人を傷つけて宝を奪うことを良しとせず再び立ち向かうも歯が立たず、人を傷つけて奪うのが空賊だとして見限られ、自身の無力さを痛感しつつ
駆け出し、自ら建てたもんじゃの墓前にてさらに強くなって自力で宝島を見つけると誓った。
そして最終決戦ではギンギーラが宝島を生み出すとニャゴスのベロニャー号を強引に借り、一人でギンギーラの船へ飛び立つ。
後からやって来た兄妹に背中を預けたものの、兄妹を庇ってギンギーラの銃弾に倒れ、かつて助けた冒険者の治療で一命を取り留めた。
最終話では昏睡状態から目覚め、駆けつけた【ニャゴス】に兄妹の前から姿を消した日のことを話す。
ギンギーラ空賊団に狙われていたトンブー&ミューシャを助け、二匹の目的である「ファドラの禁呪が描かれた呪文書をギンギーラよりも先に見つけ、焼却する」を聞いたうえでそれを果たしたら自分ではなく兄妹を元の世界に戻すよう約束した。
兄妹が失踪したのはトレザの意向であり、ニャゴスはそれに納得しかなったが突如聴こえた伝説の鏡の声に従ったニャゴスによってファスカル島に連れられ
兄妹と再会。
再び彼等と共に活動するようになった。