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【カミュ】

Last-modified: 2019-07-22 (月) 05:43:11

 パーティメンバー:DQ11

【主人公】―【カミュ】―【ベロニカ】【セーニャ】【シルビア】【ロウ】【マルティナ】【グレイグ】





DQ11 Edit

【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】に登場するキャラクターで、パーティメンバー最初の1人。
青髪の青年で一人称は「オレ」。身長は主人公より若干低い。年齢は初期設定では19歳。主人公より年上であることは明言されているが、【ベロニカ】から年下と言われる場面がある。
PS4・3DS版DQ11にボイスはないが、派生作品のDQライバルズではボイスが当てられており、そちらでのCVは内山昂輝。
因みに、カミュ(Camus)はフランス語圏の男性名。
英語版表記はErik。後述の出身の部族において現実世界では代表的と言える名前(赤毛のエリックなど)であると同時に、「人を導く」という意味も込められているため、ぴったりと言えるだろう。
シンボルマークは角ばった錨のようなデザインで、見ようによっては【てんくうのつるぎ】を想起させる。
 
職業は【盗賊】。ただし、本人が「元盗賊」と自称しているセリフがある(後述)。
「1人目の仲間が盗賊」というのはDQ8の【ヤンガス】以来。彼と共に訪れる【デルカダール城下町】の下層もDQ8【パルミド】を彷彿とさせる。他方、ルックスは恰幅の良いヤンガスと正反対のイケメンキャラ。
 
ぶっきらぼうでやや口が悪いが、心根は優しく真面目で人情に厚い性格。【ダーハルーネの町】で主人公をかばうなど、信じた相手のためには身体を張ることもある。
【プチャラオ村】では主人公が迷子の少女【メル】を保護したと聞くと、「それは大変だ」と言い出し、少女の親を探し始める等、かなり人の良い一面も見られる。
かつて盗賊として世界中を旅していたため、世情に詳しい。パーティーメンバーの中では比較的常識人であり、【シルビア】【セーニャ】などの言動に呆れる様子を見せることがある。
一方【サマディー城下町】【ぱふぱふ】をしてもらった【主人公】に感想を聞くといった俗な一面も(セリフ自体はDQ3のオマージュ)。
口癖は「マジか」。
 
本編開始の1年前、【デルカダール城】の宝物庫から【レッドオーブ】を盗んだ罪でデルカダール地下牢の下層に投獄されていたが、脱獄決行当日に【主人公】と出会い、共に脱獄。以降主人公の相棒として主人公を導いていく。
最初のうちは旅慣れていない主人公をリードする先輩のような役回りを果たす他に主人公が言いそうなセリフを代弁しストーリーの牽引役も担う。
初登場時から序盤にかけてはフードを目深に被っており、PS4版では目元がほとんど見えないよう演出されるため、牢獄で出会うことも相まって不審者感が半端ない(主人公がその凄みに圧されたのか後ずさる描写がある)。
 
ちなみに、左手に武器を優先的に装備することから、左利きであることがわかる(装備画面でも他のキャラと異なり、「ひだりて」が上側に来る)。仲間キャラクターがはっきり左利きと描写されるのは【ククール】以来である。
ブーメランの軌道が画面左の敵から当たっていくことへの回答であろうか。実際、3DS版の2Dモードでわかりやすいが、右手のブーメランは画面右の敵から当たって減衰していく。ただし【ぬすむ】使用時や【スーパールーレット】のナイフを投げる時は右手を使う。二刀の極意を習得することも相まって、両利きに近いらしい。
 

経歴 Edit

クレイモラン出身の孤児で、【クレイモラン城下町】付近で活動するバイキングに妹の【マヤ】と共に拾われ、下働きをさせられていた。
生意気な妹とは喧嘩しつつも助け合って生活していたが、ある時誕生日プレゼントに渡したネックレスの力で妹は触れたものを黄金に変える能力を手にする。
欲に目が眩んだマヤは身の回りのあらゆるものを黄金に変え始め、生きた動物すら黄金化するようになり、最終的に自身も呪われて黄金の像に変わり果ててしまう。この際に助けを求めたマヤに手を伸ばそうとして一瞬躊躇ったことが心の傷となり、自分のせいで妹を亡くしたと自らを責めた彼は、逃げるようにその場を離れ、盗賊に身をやつして生きることになった。
盗賊仲間の【デク】とはこの頃出会ったものと思われる。
旅の途中、夢の中で出会った【預言者】に、「オーブを集め、いつか地の底で出会う勇者に力を貸せばお前の贖罪も果たされる」との旨を伝えられるが、その時は当然信じてはいなかった。
【レッドオーブ】を求めてデルカダール城に忍び込んだのは、かつてマヤが欲しがっていたことが理由でもある。
このような過去があるため主人公たちがクレイモランに立ち寄った際は町の中に入ることを躊躇っている。
神父や老婆などクレイモランの住人とも多少の交流があったためか異変前は自身の目的について語りたがらないが、セリフや会話システムでは「妹」に反応したり、海の近くで育った・暑さが苦手等の内容を零すことがある。
 
なお、戦闘能力や容姿は明らかに盗賊なのだが、本人自ら「元盗賊」とも言っている。
【冒険の書の世界】では、「盗賊の血が騒いでくるぜ」(【魔王復活の儀式】)、「長年盗賊稼業をやってるとな……」(【迷い迷われロンダルキア】)など盗賊的なコメントがある一方で、

「元盗賊の視点で言わせてもらえば……」
「元盗賊のウデがうずくぜ……」

とコメントしている(【さらに遥かなる旅路】【大切な贈り物】)。
その後に「何も盗んじゃいねえさ。昔のオレだったら話は別だけどな」とも言っており、デクとコンビを組んでいた時のような悪人の盗賊ではなくなったが、その経験を生かして主人公(勇者)に手を貸す善良な市民になったということだろうか。魔物から盗んでも問題は少ないだろうし。今や主人公のほうが民家や城からお宝を盗みまくっている気もするが……。
 
また、月刊誌 「PASH」の【内川毅】ディレクターへのインタビューによると、身長165センチくらい。体重55キロくらい。好きな食べ物はワイルドな煮込み料理で、いつも腰に差している愛用のナイフを大切にしている。座右の銘は明日は明日の風が吹く(2018.1月号)

世界に異変が起きた後 Edit

命の大樹崩壊後はそのショックで記憶喪失になり、各地をあてもなくふらふらと彷徨っていた。
主人公たちの船に忍び込み食料を漁っていたところを発見される。(記憶喪失に関しては下記参照)
 
その後、妹と暮らしていた洞窟で大樹の根と主人公の力を通して過去の映像を見ると完全に記憶を取り戻し、妹を救うため【黄金城】に乗り込むことを決意する。
記憶を取り戻した時点で失われていたスキルパネルも復活する。
黄金城では【鉄鬼軍王キラゴルド】と化したマヤの怒りを一身に受け、今度は自らの半身が黄金と化しても彼女を助けようとし、その想いが暴走を止め、和解に至った。
そして自らの贖罪の手助けをしてくれた主人公に感謝し、勇者の相棒として【魔王ウルノーガ】に挑むことを誓った。
ここで「強い力で封印されていた」スキルパネルが解放される。他の仲間と違って始めから全てのスキルパネルが見えてはいる。

過ぎ去りし時を求めた後 Edit

レベルがラムダ到達時に逆戻りしているが、【神の民の里】で長老からレベルを引き上げてもらえる。
こちらの世界では自分から過去の出来事を話し、【勇者のつるぎ・真】の力で黄金となったマヤを救い、贖罪を果たした。
魔導士ウルノーガ撃破後は、諸悪の根源である【邪神ニズゼルファ】に挑むことになった。
ちなみに、過ぎ去りし時を求める前の世界ではマヤと和解するまでの間はスキルパネルにリミッターがかかっていたものの(後述の戦闘能力の行も参照)、レベルを引き上げてもらった時点から(この世界のマヤを救わなくても)全てのスキルパネルを利用出来てしまう。
 
【エンディング】ではデクに手紙を宛てており、「そう言えば主人公はどうしているか? あいつとは成り行きで出会い、旅を続けるうちにあれよあれよと世界まで救っちまった。あいつとの冒険はオレにとってかけがえのない宝になった」という趣旨の内容で、その後の彼の様子が書かれているのだが、デクを移民として【イシの村】に呼んでいないと、このメッセージを読んでもらう事ができず、他にカミュの事を語る村人がいないので、彼だけその後の消息が不明になってしまう。
 
メンバーの素性が明らかになるにつれ、自分だけ一般人であることを気にする姿を見せるようになる。
確かに他の面子は勇者だの王族だのスターだの何かしら特別な人物ばかりであるが、前述のとおり孤児であるため本来の出自は謎のままである。とはいえ、彼の最終的な肩書きである【勇者の相棒】が示すように、パーティには欠かせないメンバーである。勇者の最初期からの仲間であり、生まれは一般人だが最終的に戦闘力が大化けする等の傾向は、ダイの大冒険の【ポップ】とも共通点が見られる。
 
馬術の腕前もピカイチであり、旅人が乗り捨てたと思われる野良馬を華麗に乗りこなし、かつ全速力で走りながら地面にかがみ込んだ成人男性を抱えあげるという離れ業をやってのける。
また、乗っている馬が攻撃されて転倒させられた際も華麗に着地してそのまま走り出すという、スタントマンもびっくりな抜群の運動神経を誇る。
 
会話システムでは根が真面目な性格ゆえか、脱線するような台詞は少なめで主に次の目的や目的地について話すことが多い。また、他メンバーの息抜きの提案にも難色を示すことが多い。
ただし、カジノに入った際は主人公に対して息抜きをするように勧めて来ることがある。
また上記のサマディー城下町のぱふぱふ以外にも、【天空の古戦場】のぱぷぱふを終えた主人公を見て何故か感動で涙ぐんだり、【パレードの服】を断固拒絶したり、妹の制服姿を妄想して主人公に兄バカを見るような顔をされたり等と、時折ネタに走ることもある。
特にクリア後にとあるセリフを多くの場所で状況構わず連呼するインパクトが強く、カミュならぬ「勇者のカーナビ」「ナビュ」として【双賢の姉妹】よりも【勇者の導き手】をしているとネタキャラ扱いされることも。
また、仲間に対しても基本的にサポートの様な発言が多い彼だが【ベロニカ】に対しては口喧嘩をすることが多い。
とはいえ仲が悪いわけではなく、むしろ内容は微笑ましいやり取りが多い。公式の関連商品などでも絡んでることが多い(詳しくはベロニカの項目で)。
 
シナリオ開始時点でデルカダールに、ダーハルーネで【ホメロス】に、クレイモランで【黄金兵】にと、シナリオ中3回敵に捕らわれる。【マルティナ】も2回捕らわれているがあちらは意図的或いは闇堕ちと方向性が全く異なり、女性メンバーを差し置いて囚われの姫ポジションと言われることも。さらに、『超みちくさ冒険ガイド』内の記事では、捕らわれて縛られる姿などが「セクシー」とまで評されており、(ご腐人方に限らず)一部のプレイヤーからはメインヒロイン扱いされている始末。
ただし後述のとおり戦闘能力が低いわけではない。

容姿 Edit

目つきは鋭く痩身で、全体的に目立たない色合いのフードが印象的な服装にグローブ、大きく開けた胸元(3DS版では何故か胸板が強調されている)に青い石の首飾りをつけているなど、いかにも粗野な盗賊といった装いである。
 
その中でも特徴的な、ツンツンと逆立った青い髪はかなり目立っており、リング型のピアスも、【主人公(DQ6)】にソックリである。
パーティメンバーでは最初に公開されたキャラクターであるが、「DQ6の主人公にそっくり」と言われ始めるのに時間はかからなかった(ただし顔立ちそのものや雰囲気はさほど似ていない。DQ6の主人公に比べてやや影があり、服装も腕や脚の露出が少ない)。
3DS版における【冒険の書の世界】の「幻の大地の祭壇」から行ける【ライフコッド】にて本人もそれについて言及している台詞があるため、偶然似てしまったわけではないようだが、何らかの意図があるのかは不明。或いは、偶然似てしまったので後でネタにした可能性も。
ちなみに、青いツンツン髪という特徴に関しては、DQシリーズ内で他にも同様の特徴になりうるキャラがいたりする。(さらに、この三名は全員、ツンツン青髪という特徴だけでなく、妹がいるという共通点もあったりする。)
ヘアスタイルにはこだわりがあるらしく、湿気が多い所だと髪がペシャンコになると嘆くセリフがある。
 
街人からイケメンであることが言及されており、メダ女の生徒からラブレターをもらったこともある模様。ただ本人はパートナーを作ることは重荷になると考えており、恋愛や結婚には興味がないと語っている。
会話システムでは「人の色恋に首を突っ込むと大抵ロクなことにならない」「あんなにウブだったお前(=主人公)が…」といった旨を語ることがある。
 
なお、製作チームが【鳥山明】に渡した初期設定資料では髪型がツンツンヘアーではなかった。

記憶喪失 Edit

命の大樹崩壊後はそのショックのせいか記憶喪失になり、各地をあてもなくふらふらと彷徨っていた。
主人公たちの船に忍び込み食料を漁っていたところを発見される。
一人称は「オレ」のままだが、全体的にオドオドとした性格になっており、主人公やロウに対しても「さん」付けしたり、敬語で喋るようになったり、主人公達に見つかって土下座して謝るなど、かなり情けないことになっている。
シルビア曰く、この状態の彼をベロニカが見たら散々笑いころげて話のネタにするとのこと(尤も、ある事情からこの状態のカミュとベロニカを会わせるのは不可能だが…)。
覚えているのは自分の名前と、何か大事な使命があったような気がするくらい。
 
連れて行った方が記憶も戻るかもしれないし放っておけないという事で船の中で仲間に加わる。この時、仲間になった際のMEが流れ、【NPC】扱いではなく、ちゃんと【PC】扱いとして仲間に加わる。
一応PC扱いなので戦闘に「指示を与えられる形」で参加はするものの、スキルパネルは中央の起点パネルのみが残され、全スキルが失われた状態になっている。このため彼のスキルを必要とするれんけい技も記憶復帰までは使えない(幸い、【スーパールーレット】は記憶喪失状態でも使える)。
PS4版ではリセット扱いで習得していたスキルは全てスキルポイントに戻されているため、復帰時に振り直す必要があるが、3DS版では復帰時のスキルパネルは記憶喪失前の状態で保持されている。
幸いレベルアップで習得していた各種呪文は忘れていない。
キャンプでは座って休憩せず行商人の隣に立っている(NPCのそれに近い状態)。
 
実は彼の回収イベントは時期を問わず、外海に出ようとすると発生するため、船(【シルビア号】)を再入手したら最速で仲間にすることができ、彼を拾ってから【マルティナ】無念の父親に会いに行くことも可能。
スキルが消滅しているため主力にはし辛いものの、敵によってはジバ系やザメハを有効活用できる。高い素早さを生かしてアイテム係を任せるという活用法もある。
(なお、カミュが記憶を取り戻すイベントが発生するクレイモランに行くにはマルティナ加入(=【マーメイドハープ】再入手)が必須条件であるため、通常時のカミュを連れて歩くのは不可)
バンデルフォン南の内海でジャコラに船上で襲撃されるシーンの前に回収しておけば、PS4版では台詞はないもののちゃんとイベントシーンに登場する。
異変後のバンデルフォン大陸中での仲間会話にもしっかり参加するし、それ以外でも【勇者の星】騒ぎになっている【サマディー城下町】や、【人食い火竜】騒ぎになっている【ホムラの里】といった場所に先に連れていく事も可能。
他のイベントシーンでも、特別追加台詞などはないものの、シーンのメインとなるキャラの後ろにこっそりといたり、アーウィンの記憶に入る前に話せる仲間の中にいて話せたりと、ちゃんと場面は用意されている。
この通り記憶喪失状態の彼に対応しているイベントは案外多く、各地に専用の会話がしっかり用意されている。
 
更に3DS版なら、【ヨッチ村】【冒険の書の世界】の世界すべてにも、しっかりと記憶喪失時の会話パターンが用意されている。
この時の会話は内容もまったく違っており、通常時と正反対の感想を言うこともあれば、時折かなり頓珍漢なことを言い出すこともある。
【ルドマン家】のプロポーズリハーサルも、しっかりと専用のものになる。
むしろ「記憶も思い出も何も持ってないオレをこうして受け入れてくれるなんて」と、嬉しさのあまり感極まって号泣する様は、他の仲間達の中でも一番喜んでいるようにしか見えない。
記憶喪失時に時渡りの迷宮を最深部まで進めるのは、すれ違い通信を駆使しなければまず無理だが、それをしてでも会話を見る価値はあるだろう。
仕方がないのだろうが、戦闘モーションは通常時のままであるため言動と比較すると若干の違和感がある。
なお、記憶を取り戻した後の仲間会話では「記憶を失っていた時のことはあまり覚えていない」との旨を語る。
 
上記の通り専用の会話等が見られる他、経験値も早く得られるようになる為、できれば早く仲間にするのに越したことはないが、シナリオやサブイベントの進行状況によっては却って邪魔になる事もあるので注意。
例えば、3DS版では【妖魔軍王ブギー】に一度負けないと、【旅のおもいで】をフルコンプできないので、早く【全滅】したい状況では彼がいると邪魔になってしまう。
また、クエスト【成金ベシムの挑戦状】に挑む際、ルーレットステージのジャックポットタワー前にいる【バニーガール】から「高確率で【ジャックポット】が出そうよ」のメッセージを得る為に、【グロッタの町】【宿屋】に何度も泊まるという事態を想定した場合、少額ではあるものの、彼がいると余計な出費がかさんでしまう。
3DS版の冒険の書の世界にはいつでも連れていけるので、彼を仲間にする場合は、自分のプレイ状況をよく把握してからにした方がよさそう。

戦闘能力 Edit

パーティー中最高のすばやさを生かして立ち回る高速アタッカー。
また、盾、両手武器を装備できず、代わりに仲間キャラクターで唯一【二刀の極意】を習得可能。
そのため、習得以降はノーコストで高火力を引き出せるようになる。この二刀の極意と後述する【分身】の存在により、終盤ではパーティー屈指の高火力アタッカーとして猛威を振るう。
本作では【オート盗む】【とうぞくのはな】【レミラーマ】【しのびあし】等の盗賊専用特技が軒並み削除された点や、DQ10では盗賊の武器ではなかった片手剣が装備出来る点も、アタッカーとしての存在感を増す結果となっている。
似た性能を持つアタッカーとして、DQ8に登場する同じ盗賊の【ゲルダ】がいるが、あちらが攻撃だけでなく補助・回復もそれなりにこなせる万能寄りのキャラであるのに対し、カミュは武器によって多種多様な攻め方ができる攻撃重視のキャラであると言える。
二刀流システムのあるDQ10では実現できなかったブーメラン二刀流ができるため、敵集団を殲滅する力も高い。
 
他の仲間には「主人公は呪いに強い」「ロウは魅了やぱふぱふに弱い」など、キャラクターの個性を示すためのステータス異常への固有耐性が設定されているが、カミュだけは固有耐性が一切なく、効きやすい異常も効きにくい異常も特に存在しない。
メンバー唯一の一般人である彼らしいと言えばらしい。
 
固有スキルは【かみわざ】。武器スキルは【短剣】【片手剣】【ブーメラン】の三つ。
片手武器しか装備できない上に盾を一切装備できないので、二刀ができるようになるまでは片手が宙ぶらりん状態になってしまう。早めに【二刀の心得】を習得したい。
どの武器をメインにするにしても、序盤は二刀の心得を取りに行きたい都合短剣がメインになる。【スリープダガー】【ヴァイパーファング】で相手の足止めを行ったり、【ヒュプノスハント】【タナトスハント】で不安定ながらも大ダメージを与える戦術も使えるようになる。
雑魚戦ではブーメランも役立つ。ただ序盤のうちは攻撃力・命中率ともに劣悪で、ブーメランスキルをメインに上げてしまうとボス戦での力不足で泣きを見る羽目になりかねない。ブーメランを主体にするにしても二刀の心得をまず狙い、その後もパネル開放までは【メタルウィング(特技)】かブーメラン装備時命中率+5%×2程度で止めておきたい。
パネル開放後は【二刀の極意】のついでに片手剣の【心眼一閃】を狙っていこう。
また片手剣を取りきると最終的に「片手剣攻撃力+90」というトンデモないパッシブ強化がつくため【はやぶさのけん】【はやぶさの剣・改】を両手に持たせると、通常攻撃で常時4回攻撃の上に高いきようさで会心を連発する人間キラーマシンと化す。こうなれば固めの雑魚戦でもMPを消費せずに進むことができ、ボス戦での余力を残していける。
最終的にはブーメランの【デュアルブレイカー】を覚えさせると複数相手にも高いダメージを出せるようにもなる。
 
最終的にはどのスキルも覚えることになるにしろ、カミュはその欲しいスキルがパネル全域に広がっているため、いつ、どのタイミングで方針を切り替える、どのスキルをどう取るかが終始に渡って非常に難しい。
他のキャラは何かしらのイベントでスキルパネルが新たに拡張・追加されるのに対し、カミュだけは最初から全て表示された上でその一部がグレーアウトの状態で選べない、という仕様となっている。
これは妹の事が原因で心に贖罪という形でリミッターをかけているからであると推測される。
これらが使用可能になるのも、新たな力に目覚めるというより、枷が外れたという感じで、カミュ自身が心の枷が原因でその本領を発揮できない状態であったという表現と見れる。
実際よく見ると、他のキャラクターの、パネルが元のパネルに付け足される形のパネル解放イベントが全て新たな力に目覚める・修行の果てに得る・消滅したが取り戻す・遺志を引き継ぐ等といったイベントになっていることに気づくはずだ。
 
スキルの取得状況によっては目立った活躍はできないかもしれないが、かみわざスキルの【ぶんしん】を習得すると一気に強化される。一度行動する度に掛け直す必要がありMP消費が激しい、【いてつくはどう】や状態異常に弱いといった欠点はあるが、比較的大ダメージを狙いやすいので積極的に使っていこう。
また、パネル拡張後のかみわざには【会心必中】があるため、これを覚えるとその高い素早さからメタル系を確実に狩り倒す、【メタルハンター】もにっこりなトンデモメタルキラーになってくれる。
 
こうげき魔力が別段高いわけではないが、【ジバリア系】の呪文も役立つ。DQ11においては3ターンの間ダメージを与え続ける効果を持つ。
単体でもとりあえず使っておけば役に立つ呪文だが、この呪文が真価を発揮するのは連携技だろう。
【火炎陣】【氷雷陣】【黒炎陣】は敵全体に対応する属性に対する耐性をダウンさせた上で継続ダメージを与える効果がある。属性ダウン効果も仲間の呪文のダメージを引き上げられる点で強力だが、これ自体のダメージも相当なものである。
ボス相手であってもこちらの能力と相手の耐性次第では連携1回だけで3~4割近いHPを削り取ってしまうこともあり、回復に追われて防戦一方の状態に追い込まれてしまってもこれを使うことができればそれだけで逆転勝利があり得るほどである。
呪文を使った連携であるため前述の記憶喪失中でも問題なく使用できるが、基本的に宙に浮いている相手には効果がない点に注意が必要である。
なお、魅了状態の仲間がいる時にこの陣系の連携技を使うと、その仲間にも陣が敷かれてしまう事には注意。
 
DQ11の味方の中で唯一【ぬすむ】を使えるキャラクターでもある。連携技の【お宝ハンター】【スーパールーレット】にも必要となり、アイテムを欲しがるプレイヤーほど活躍の機会は多くなるだろう。
以上のように、ちゃんと育てたカミュを起用することで、雑魚、ボス、アイテム稼ぎ、メタル狩りとあらゆる場面で力を発揮する攻撃の要、パーティーのエースとして頼れる存在となるだろう。
歴代の盗賊の中でもトップクラスのポテンシャルを秘めている。
特に瞬間火力の高さは大きな魅力であり、【連武討魔行】【ネルセンの最終試練】の短期攻略に役立つことは間違いない。
この二つは即座にリトライが可能なので、コンボ攻撃で何かと運が絡みやすいカミュとっては都合がいい。
ただし、カミュの高火力を生かすためには仲間のフォローや回復補助の類は必要不可欠であり、ボス戦で安定して分身コンボを叩きこむのであれば前準備の時点で仲間との協力は必須となることは覚えておきたい。
特に敵の猛攻で全体的に攻撃のチャンスが少ない戦況では、カミュだけをアタッカーに置き、他3人は補助や回復支援に回るという守備向けの陣形の方が、活躍に期待できる。
 
ゾーン状態では、ちから・きようさ・みかわし率が上がる。
特にちからが上昇するのは嬉しいところ。ぶんしんや二刀の極意で高めた攻撃力をさらに強化し、より大きなダメージを与えることができる。
また、みかわし率が上がることにより、敵の攻撃を回避しやすくなり、耐久の脆さをある程度補えるのも利点。
 
また、火力・機動力面では申し分ないキャラクターだが、一方で弱点は耐久の弱さと攻撃手段のバリエーションの少なさ。
初期のHPこそ高いものの、重い防具や盾を装備できずHPも伸び悩む。
呪文職であるベロニカやロウであればローブ系や呪文職向け装備による魔力強化狙い、防具装備が若干似ているマルティナも魅力優先や専用着せ替えによる攻撃重視装備という打開策が取れる一方で、カミュの専用装備は基本的に器用さとみかわし率アップ系の防具が中心になるため実用性がどうしても薄くなる。
というのも、今作は過去作ほどみかわし率が重要でないため、実戦への影響力は微々たるものだからだ。
たまに鎧が装備できたかと思ったら【メタスラよろい】以外はパッとしない物も多いため、防具選びは慎重に行いたい。
最終盤ともなれば守備力・耐性ともに他の仲間と同等のものが用意でき、スキルによるみかわし率も合わさって回避重視装備でも戦えるようにはなるが、そこに至るまでの防具の不遇ぶりはパーティ随一の節すらある。
また、ブーメラン以外の範囲攻撃のバリエーションに乏しい。装備問わずに使えるジバ系があることはあるが、ダメージが入るのが2ターン目からである為、1ターンで敵を蹴散らしたい時には向かない。序盤は普通にブーメランを投げるだけでも十分だが、二刀の心得があっても物足りなくなり、ブーメランスキルを振る余裕がない中盤辺りではモロに響いてくる。
最速でデュアルブレイカーを取った場合でもしばらくの間は威力不足は続き、全体攻撃で再びメイン火力の座につけるまでは相応の期間を要する。
なのでスキルが完成されるまでは、他のキャラだけではトドメを差し切れない相手に先行して削ると考えたほうが得策か。
さらに言えば、ジバリア系を除けばカミュの攻撃はすべて物理攻撃メインのため、序盤から終盤に至るまで守備力が高い雑魚戦が弱点となっている。
MPの回復手段があれば会心必中で対応できるが、会心必中がある時期なら他の仲間の攻撃呪文・全体攻撃特技も十分育っている時期なので、この辺りは仲間に任せたほうがいい。
最終的に心眼一閃とデュアルブレイカーを習得した場合は、戦況によって武器を両手とも付け替える手間も伴う。
 
途中まで火力が中途半端という欠点の為、他のキャラ、とりわけ前衛として加入時点から終始火力の高いマルティナ辺りと交代して以降メインで使わず、最後まで真の強さに気付けずにぬすみ&メタル狩り要員のまま終わってしまうというケースもある。
また仮に分身コンボに気付いたとしても、大ダメージを与えるまでの手順を面倒に感じたり、そうでなくても準備に手間取っている間に高火力技を携えた主人公やマルティナ達が敵を既に撃破、あるいは瀕死状態まで追い込んでいることも多々あるため、タナトスハントや分身による高火力コンボを単なるネタ技と認識されている場合もある。
そのため、カミュが活躍するかどうかは最後まで見捨てず使い続けられるかによるだろう。
極論で言えば、カミュは最強という人もいれば、カミュは最弱という意見もあるという、各プレイヤーによっての評価にかなりの差がある人物。
途中まで火力不足、終盤に一転してエース級という成長ぶりから、「究極の大器晩成型」と呼ばれている。
一方で、カミュが覚醒するのは最後の最後であるため、バランスブレイカーとは言えない。
というのもカミュがアタッカーとして覚醒する分身+二刀の極意の時点まででかなりのレベルを要するため、人によってはこの時点に至るまでに本編をクリアすることも可能である。
もちろん、カミュの高火力に頼らずとも邪神を撃破できるし、場合によっては二刀の極意まで行けず分身+二刀の心得止まりになることもあるだろう。
3DS版なら【追憶の神殿】があるものの、終盤も終盤になる時期ではそこまでの過剰火力を必要とする場面が限られている。
雑魚戦においても終盤になるととにかく敵の攻撃が激しく、速攻で決着をつけたほうがいいバランスなので、分身で1ターン出足が遅れるというのは地味ながらも重要な問題である。
分身を行う手間を考えると、分身を行わずに、二刀の極意だけで攻めるという選択肢も必ず考えるようにしよう(もちろん、分身が面倒に感じる場面でも、長い目で見れば早期決着に繋がる場合も少なくないので、ケースバイケースである。その都度、適切に判断したい)。
さすがに分身なしでは超級までは行けないものの、二刀の極意だけでも他キャラに見劣りしない、十分に強いダメージを与えることはできるはずだ。
 
というわけで、カミュの超級火力は、もっぱら高ダメージ記録(いわゆる【ダメージ限界突破】)やラスボスの最速撃破のためのやりこみ用に使われる場合が多い。
基本的にそれらは前提としてカミュを最大限までドーピングしたり特定の敵に特定の武器を用意して行うものだが、これらの検証動画で1回で50000を超えるダメージ等を記録するといった衝撃的な結果を残しているため、このやりこみの成果と通常プレイの範疇内でのカミュの強さとを混在して、カミュがバランスブレイカーだと誤認している人もいる。
実際は上記の通りカミュはバランスブレイカーとは言えず、普通に全員をレベル99にした場合、あるいはカミュに大量の力の種を与えてそれと同じ数の力の種を他の仲間に与えた場合では、分身で1ターン消費するぶん他の仲間の2倍前後のダメージを出す程度に留まるため、カミュだけが突出してダメージが大きくなることは無い。
さらに言うと、他の仲間は0.5倍~1倍の攻撃を複数回与えるものが多いため力の種による伸びしろが大きい一方で、カミュの心眼一閃は2.5倍、タナトスハントは6倍以上と元々のダメージが大きいぶん他の仲間の技よりも早く一撃9999のカンストダメージに辿りつきやすく、一定時期を過ぎると後は二刀の極意の通常攻撃分がわずかに上がるだけになってしまう。
最終的にはにおうだち状態の敵にブーメランでもぶつけない限り、分身で1ターン消費しても他の仲間の最高火力技の2倍まで行かず、1ターン換算でのダメージでは劣るようになってしまう。
 
戦闘力にはかかわらない余談ながら、敵の【さそうおどり】を受けた際のキレッキレのダンスは、多くのプレイヤーに絶大なインパクトを与えている。

ステータス Edit

最大HP最大MPこうげき魔力かいふく魔力ちからみのまもりすばやさきようさみりょく
初期(Lv5)42191701911242219
最終基本6203603000330190475430250
スキル00000040400
合計6203603000330190515470250

※無装備時。最終はレベル99、スキル全取得
 
すばやさは歴代DQ人間キャラの中でも最高の値で、余程の格上でもなければターンの始めに動ける。きようさもマルティナに次いで高い。
序盤こそHPは高いものの中盤から伸び悩み、盾が装備できない前衛として【マルティナ】と比べてもかなり劣るようになるため、メンバー次第では3番目か4番目に立たせると良いだろう。【セーニャ】には防御面の強化に役立つ【精霊王のタクト】があるので、その後ろに置く事になる時もあるかもしれない。
3DS版ではアイテムでの回復を任せるのも手。特にセーニャの作戦を常時【めいれいさせろ】にしている場合、カミュに回復アイテムを持たせているか否かでシルビアが【ハッスルダンス】を覚えるまでの安定性が大きく異なる(特に雑魚敵が強くなってくる【ダーハラ湿原】以降)。
【せかいじゅのしずく】を入手出来るようになってからは、ピンチの立て直し役として常に持たせておくと安心。
魅力依存の技を持たないのであまり関係ない話だが、DQ9の盗賊と違ってパーティ内での魅力はそう低くないが、それでも最終的には下から3番目になる。

スキルパネル Edit

数字はパネル数(拡張前→拡張後)

他のキャラと図形の共通点の無いカミュ独自の形状であり、アルファベットの「H」の形をしている。
起点から左上、右上、左下、右下にそれぞれのスキルがあり、いずれも最初から取得可能。
かみわざと片手剣、ブーメランと短剣がそれぞれ起点付近で隣接しており、多少の迂回が可能。
各スキルとも端部のパネルは封印されており、【マヤ】を救出して贖罪を果たした後にパネルが解放される。この解禁後は左右のスキル同士がひみつパネルを挟んで隣接するようになる。
上下スキル間のひみつパネルがあるかないかの違いを除けば、各スキルともパネル数はほぼ同じである。
当たりパネルはかみわざスキルにあるが、スキルパネル拡張前の位置にあるので初期状態でも獲得可能。二刀の心得を得た次に狙うのがおススメ。

習得呪文 Edit

※スキルで習得できる特技については上記スキルの項目を参照。

星ドラ Edit

DQ11コラボイベントで登場。コスプレ装備が登場している他、一部のクエストでフレンドの代わりに連れて行くことが出来る。
ステータスは【船乗り】のものが流用されている。

DQR Edit

スタンダードパックに共通レジェンドレアカードして収録。
なおβ版では実装されておらず、ライバルズ正式リリースに伴いマルティナと共に実装された。

4/3/4 冒険者
召喚時:敵リーダーが装備中の武器を奪い、同じ武器カード1枚を自分の手札に加える

盗賊らしく相手の武器を奪う能力を持ち、戦士クラスのメタカードとしてデザインされた。
強い武器を持つ相手には強いが、そうでない相手に対しては能力が腐るので役に立たない。
流行っているデッキを確認してから採用するかどうか考えよう。