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【マヤ】

Last-modified: 2019-06-27 (木) 20:49:10

概要 Edit

DQ11に登場する女のキャラクターで、【カミュ】の妹。
英語版での名前はMia(NES版DW4の【モニカ】と同名)。
 
なお、英語版における "Maya" はDS版DQ4の【マーニャ】に使われている。

DQ11 Edit

兄そっくりの水色髪のポニーテールやつり目、やんちゃな表情が特徴的な少女で、服装はホットパンツのヘソ出しルック。寒冷地の【クレイモラン地方】で生活しているのだが寒くないのだろうか。格好自体は【マルティナ】に似たセクシーさだが、当人が子供っぽく胸も控え目なのでセクシーよりも活発さが強調された印象である。
一人称は「おれ」。我らがドラクエでは小説版DQ4の【アリーナ】とSFC版DQ5の【女の子】がボクっ娘だったが、オレっ娘の人間はモンパレのアウローラに続く二人目。
なかなか斬新なスタンスの妹キャラだが、彼女は男だらけの環境で育っているし、我々の世界でも方言として女性の一人称が「おれ」という地方も存在するので、そうした点を踏まえればそこまで違和感はないだろう。
ボクっ娘共々好みは分かれがちだが……。
また、「いしし」と笑う癖がある。小柄でかわいらしい見た目に似合わず我儘でひねくれ者、粗野な性格で、兄のことを普段は「兄貴」と呼んでいるが、兄に聞こえない時や咄嗟の事態には「お兄ちゃん」と呼ぶこともある。
ぶっちゃけてしまえば、ややツン要素が強めのツンデレで、本質はDQ6の【ターニア】・DQ7の【リーサ】・リメイク版DQ5の女の子・DQ8の【ゼシカ】から続くお兄ちゃん大好きっ子。
精神年齢は12歳前後と思われるのでまだまだ幼いのだろう(たぶん不思議のダンジョン時代の【ヤンガス】と同じくらい)。実際に【セーニャ】は「カミュさまの幼い妹」と言っていたり。
なお後述の事情により、カミュがクレイモランを出奔して以降の5年間は身体の成長は止まっている。
 
もともとは孤児であり、兄と共にバイキングに拾われ下働きさせられていた。
食べるものにも事欠くその貧しい境遇から金品に対する執着は人一倍でバイキングの金品を盗んでは兄に迷惑をかけていた。
5年前、誕生日プレゼントとしてカミュから貰った首飾りを悪態をつきながらも、嬉しそうにいそいそと身に着けると……。
なんと、触れたものを黄金に変える能力を手に入れる。
彼女は大喜びで身の回りのものを次々と黄金へ変化させていくが、その行為は次第にエスカレートしてゆき、ついには生きた動物などをも黄金に変えてしまう。
命を省みない暴走行為を兄に叱責され、彼の説得により反省したマヤは首飾りを外そうとする。だが首飾りは呪われていて外すことが出来なくなっていたばかりか、彼女自身も首飾りの呪いで黄金の像に変わり果ててしまったのだ(この時カミュは黄金に変わることを恐れ、助けを求める妹に触れるのを躊躇したことを深く後悔していた)。
 
ちなみにギリシャ神話には元ネタらしきエピソードがある。「きんのすきなおうさま」というタイトルを聞くとピンと来る人もいるかもしれないが、内容は次の通り。

酒と豊穣の神ディオニューソスに願い「触れたものを何でも黄金に変える能力」を授かった「ミダース」という王様がいた。だが彼はこれを制御できずに食事や自身の娘まで黄金に変えてしまい、自らの破滅を悟るのだった。

という話である(なお『王様の耳はロバの耳』の王様もこのミダース)。

【石化】と黄金化で性質は全く異なるが、相手を無機物に変えたり、首飾りの力が暴走した際に無数のヘビのような触手攻撃だったり、使用者が妹だったりなど、同じくギリシャ神話に出てくるゴルゴン三姉妹の「メデューサ」の特徴を連想させる要素もある。
 
なお、本編開始前にカミュが【レッドオーブ】を盗んだ理由は彼女が欲しがっていたからである。

世界に異変が起きた後 Edit

多くの少女は、【メイデンドール】のようなモンスターになってしまったが、黄金化していた彼女の場合それとは真逆である。
【魔王ウルノーガ】に負の感情に付け込まれ、【イエローオーブ】の力を与えられ、六軍王のひとり(紅一点)としてよみがえる。
欲の赴くままにかつて自分をこき使っていたバイキング達を【黄金兵】に変えて下僕とし、クレイモランに【黄金病】を流行らせるなどやりたい放題。
黄金化した住人を、自らの居城【黄金城】へと運び込ませていた。
自らを止めるために黄金城を訪れた兄に積年の怒りと恨みをぶつけ、異形【鉄鬼軍王キラゴルド】と化して襲い掛かって来る。
女性モンスターにしては珍しく女性の面影が皆無である姿に変身する。
なおこの際実の兄に対して「ペットにして死にたくなるほど可愛がってやろうと思ったのに……」と問題発言をかましてくるが、既に同じようなことを【呪われしマルティナ】に言われているため、インパクトは薄い。
というよりマルティナの時は前後のやり取りからムフフ展開を思わせるユーモアのある内容だったが、こちらは兄妹の経緯からして復讐と憎悪の感情が込められた発言なのでシャレにならない。
まあバイキング達も魔物に変えているので、実際に彼女にその気があったならおそらく兄も何か別の姿に変えるつもりだったのだろう。
このときの兄に対する呼称は「クソ兄貴」になっている。
 
戦闘後は黄金化のチカラを暴走させるも、黄金に変わることも厭わずに自分を止めようとした兄の真心に触れ、もとの人間の姿に戻ることができたものの、強大な力を取り込んだ代償で気を失いそのままクレイモランの教会に預けられることに。
魔王討伐後はようやく目を覚ましたものの、キラゴルドとして暴れまわってた時の記憶が無いらしく、ふとした拍子にクレイモランの人々に迷惑をかけた事実を知ってしまい塞ぎ込んでしまっている。
その点でも深く反省しているのだが、よくよく話を聞いてみると「兄貴に嫌われたのかも」という理由が大きかったようだ。
…ともあれ兄貴の機転もあって元のツンデレな調子を取り戻し、改めてカミュと和解した。
兄と共に「世界中のお宝を探す旅に出る」のが今後の夢なのだとか(もう殆ど開けてしまった気もするが)。
許されない事をしたが、首飾りの呪いの事は不可抗力と言えなくもないし、何より知将として名高い将軍であったホメロスでさえ手駒に変えたウルノーガにつけ込まれてしまったので仕方ない部分もある。黄金に変えられた人々も無事に元に戻ったので、誰も殺めずに終わったのは本人にとっては救いか。
 
ちなみに兄貴はマヤを将来のために教養を付けさせたいから【メダル女学園】に通わせたいと話している。
マヤの性格とメダ女の教育方針を考えるとあそこはマヤにとって窮屈でしかないような気がするのだが、そのあたりはカミュもわかっている様子。
なおマヤに関するメダ女内での会話の内容が異変後の世界だけでも三種類あり、マヤの回想を見た後~キラゴルドと戦う前だと「…マヤを通わせたかったぜ」と悲しげにつぶやくが、キラゴルドを倒した後~【ケトス】入手までの間だと、妹の制服姿を想像して、主人公に対して「むっなんだよそのカオは。俺が兄バカだっていいたいのか?ならお前はどう思うんだよ!」と逆ギレしてくる。
ケトス入手後に改めて話してみると、兄妹ともにロクな育ちじゃないからマヤにはまともな教育を受けさせたいという旨と、いずれ好きな相手ができたときに恥ずかしい思いをさせたくないというちゃんとした兄貴らしい一面を見せている。
その後しばらくはメダ女でのマヤの話は聞けなくなるが、【天空魔城】突入後にメダ女に行くと再び妹の制服姿を想像して逆ギレする兄貴になる。

過ぎ去りし時を求めた後 Edit

ウルノーガが魔王化していないためキラゴルドにはならず、5年間ずっと黄金像と化したままである。
こちらでは【勇者のつるぎ・真】の力で呪いを解除することで元の姿に戻ることができ、ふたたび兄と和解する。
ただしこの時の会話から、【ベロニカ】同様キラゴルド時代のことも「夢の中の記憶」として覚えている様子。
呪いと黄金化の力を失ったバイキングの首飾りは【海賊王の首飾り】となり、そのまま主人公たちの手に渡った。
この首飾りを渡すシーンでは、「貸すだけだから、返すためにも必ず生きて戻ってこい」というDQ8での同業の女性【ゲルダ】と同じようなことを言ってくるが、これもまた、本作では数多く見られる「過去作品へのオマージュ」なのかもしれない。
 
魔王ウルノーガでも勇者のつるぎ・真でも元の姿に戻せたのは魔王の剣が元々勇者のつるぎ・真であり、両者共同じ力を持っていた為であろう。
もっとも大樹の力を得た魔王にしてみれば、この程度の芸当は造作のないことで特に剣は関係なかったのかも知れないが。
 
それ以外での出番はないが主人公と【エマ】の結婚式には参列していたらしく、自宅に飾られた記念の絵にはその姿が描かれている。
……のだが、別に彼女を救出しないまま結婚しても描かれてしまうという痛恨の矛盾があったりする。
【アーウィン】【エレノア】にも言える問題ではあるが、過ぎ去りし時を求めた後のイベントの殆どが任意イベントであるが故の弊害とも言えるだろう。
気になる人は、エマと結婚する前に呪いを解いてやろう。
 
ちなみに、マヤを元の姿に戻した後の会話で、ベロニカは「すっごくかわいかったわね。気が合いそうな気がしたわ。今度セーニャと取り替えっこしてもらおうかな。たまには気分転換したいのよ」と言ってくる。