
概要
当ゲームでは大型アップデート「ルジェフ(Rzhev)」にて日本ツリーTire4に実装された。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 4 |
| BR | Ⅳ |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 5 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 12.7 |
| 俯角/仰角(°) | -10 / +20 |
| リロード速度(秒) | 6.5 |
| 最高速度(km/h) | 44.90 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 75/35/75/20 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 75/50/50/20 |
| エンジン出力(rpm/hp) | 1600/425⇒1600/500 |
| 重量(t) | 30.5 |
| 視界(%) | △△ |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 試製七糎半戦車砲 (長) Ⅱ型 | 1 | 55(APHE28,HE27) |
| 同軸機関銃 | 九七式七粍七固定機銃 | 1 | 3000 |
| 砲塔上機関銃 | 九七式七粍七固定機銃 | 1 | 1000 |
解説
特徴
日本軍研究ツリーでNa-Toの次、Chi-Ri IIの前の順番で研究可能な中戦車。
Chi-Nuの正統進化といった風味の、バランスよくまとまった中戦車に仕上がっている。
1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が機銃手の視界、6枚目が運転手席の視界となっている。






【火力】
搭載する長砲身75mm砲は他国の同クラス砲と遜色ない高貫通力を発揮し、たっぷり入った炸薬のおかげで貫通後の威力も十分。Na-Toで使用可能だったAPCRが使えないが、通常シャーマン相手に貫通力では困らないだろう。
ジャンボ系列やパーシング系列相手には側背面に回り込むか、弱点狙撃をする必要がある。
榴弾は炸薬量がChi-NuやHo-Iと比べて少なくなってしまっており、対歩兵能力は控えめである。
砲塔旋回速度はChi-Nuから改善されて他国並みになった。
【装甲】
正面で最大75mmだが傾斜が浅くお世辞にも優秀とは言えず、シャーマンの75mm砲AP弾が相手でも安心できない。
バズーカなど歩兵の対戦車火器に対しても脆弱である。
【機動性】
未改修でも425馬力、改修後は500馬力を発揮し、車重30.5tとの出力重量比はT-34-85とほぼ同程度とサイズの割に優秀。
車体が長いため旋回がややもたつくが、陣地転換には困らない。
【総論】
控えめの防御力と大きめの車体が弱点だが、走攻に優れたバランスの良い中戦車。
史実
四式中戦車チト(Chi-To)は、日本陸軍が開発していた中戦車の一つ。
太平洋戦争の初期から開発が始まったが、度重なる設計変更や量産化計画の一時凍結などの要因が重なり、量産されることはなかった。
四式中戦車は太平洋戦争の勃発から間もない、1942年(昭和17年)から開発計画がスタートした。
なお開発中の名称は新中戦車(甲)であり、当初は砲身の長い47㎜~57㎜程度の火砲を搭載、装甲は50㎜の20t級戦車として設定されていた。
やがて独ソ戦の情報が整理されるようになると、1943年(昭和18年)中頃以降は、重さ25t、主砲が長砲身57㎜戦車砲に変更されたが、その翌年には重さは30t、主砲は長砲身75㎜戦車砲となった。
しかし、1943年7月以降、日本は航空機・高射砲・輸送艦船に予算や資材の殆どを集中させる方針を採ったため、四式中戦車は量産化が絶望的な状態になった。
1945年3月に量産化計画が復活したが、主砲の供給が困難であり、計画は絵に描いた餅同然だったらしい。
6両が生産に着手されていたが、終戦により開発は断念された。
小ネタ
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
コメント
- 相変わらずシャーマンジャンボには苦戦するけど、以前の戦車と比べて明らかに張り合えてる。 装甲も強化されていて良い。 榴弾もよくバグるけど素晴らしい威力。 -- 2024-10-01 (火) 13:23:14
- こっちじゃない方のチトもいずれ実装されるのかな -- 2024-11-30 (土) 00:02:48
