Ho-Ri Production

Last-modified: 2024-04-16 (火) 14:36:26

概要

試製五式砲戦車 量産型。日本軍地上車両ツリーの11番目に使用可能になる戦車。
戦車兵III分隊で使用可能になる。

BR・Tier

項目数値
Tier
BR5

車両性能

項目数値
乗員(人)6
砲塔旋回速度(°/C)砲塔無し
俯角/仰角(°)-10 / 20
リロード速度(秒)8.6
車体装甲厚
(前/側/後/底)(mm)
120 / 75 / 35 / 35
砲塔装甲厚
(前/側/後/上)(mm)
225 / 75 / 50 / 20
馬力973hp/ 1500rpm ⇛ 1100hp/1500rpm
重量(t)65.0
視界(%)△△

武装

名称搭載数弾薬数貫徹力
(10m/100m/500m/1000m)(mm)
主砲(APHE)試製十糎戦車砲(長)126233 / 228 / 205 / 181
主砲(HE)試製十糎戦車砲(長)12530 / 30 / 30 / 30


解説

特徴

試製五式砲戦車(ホリ)は、日本軍地上車両ツリーの最後に使用可能になる戦車。
旋回砲塔は有しておらず、戦闘室に大型砲を据え付けた自走砲に近い車両である。
これまでの日本軍戦車と比較して、非常に高い火力と防御力を備えた車両となっている。

 

【火力】
本車は旋回砲塔車両ではなく、車体に大型砲が据え付けられた車両であり、射界が正面に限られている。乗員に機銃手がいるものの、主砲の他に機銃などの副武装は装備していない。
シャーマンだけではなくジャンボやパーシングを正面から一撃必殺出来る105ミリ砲を備えており、装填速度も装填手のパーク無しで8秒余りとかなり優秀。
大口径であるため榴弾の加害範囲も広く、屋内に籠もる敵兵や固まって移動する敵歩兵をまとめてキルすることも容易であり、Chi-Ha Short Gunに準ずる対歩兵掃討能力を有している。(装填速度に関しては本車のほうが優秀)
BR5車両の中でも対戦車・対歩兵の両面で平均以上の活躍が可能な高水準の火力といえるだろう。

一方で、旋回砲塔や機銃の類が一切ない上に車長がハッチを開けて自衛する事もできない車両であるため、本車の撃破を企図してこちらに接近してくる敵歩兵に対しては対処が難しい。
火力を過信して前に出るのではなく、前線よりやや後方か側面に位置して支援することが望ましい。

 

【装甲】
車体前面装甲は120mmの傾斜装甲になっており避弾経始は良好。砲塔にあたる戦闘室部分も前面225mmと非常に分厚いため、敵戦車と正対して貫通されることはまず無いだろう。
ただし、車体前面下部は120mmの垂直装甲になっているため、場合によっては抜かれることもある。ただ、この場合でもトランスミッションやエンジンが破壊される程度で、戦闘室は無傷で済むために本車の戦闘力を完全に喪失させることは難しい。
一方で戦闘室を含む側面は75mmの垂直装甲で、BR5帯では簡単に貫通されてしまう程度の防御力であるため、他方向の射撃に夢中になって敵戦車に側面を向けてしまわないように注意が必要。

弱点としては上面装甲が非常に薄くなっており、敵航空機の20mm機関砲によって貫通される可能性も高いため、上空からの攻撃には極めて脆弱になっている。
特にエンジンルームの上面装甲は僅か10mm-20mmとなっており、敵機の射撃によりエンジンが破壊されて回避行動が頓挫してからの爆撃で簡単に屠られるパターンになりがち。
迫撃砲や通信兵の砲撃によっても、エンジンが破壊されたり戦闘室に被害を負ったり、最悪弾薬庫が誘爆して撃破されたりするので、上面からのあらゆる攻撃には常に警戒が必要。
図体が大きい車両ということもあり補足されてから回避することも難しいため、可能な限り上空から狙いにくい位置取りを心掛けたいところ。

また、戦闘中は戦闘室の上面装甲が僅かに開く仕様になっているため、敵歩兵から攻撃されたり火炎瓶を投げつけられると乗員があっという間に殺傷されてしまう。
戦闘室の背面・上面装甲は薄く弾薬庫もぎっしり詰まっており、爆発パックで容易に撃破されてしまうため、敵歩兵の肉薄を許さないようにしよう。

 

【機動性】
最高速度は40キロ程とそこまで速くはない。が、改修済みで1100馬力にもなるエンジンを積んでおり60トン超えの重戦車にしてはかなり良好な機動力であるといえるだろう。
大馬力で幅広の履帯であるためか改修後は登坂能力も意外なほど高く、他の戦車では登りづらい斜面もスムーズに登っていける。
平地では概ね30キロほどの速度で移動できるため、鈍重そうな見た目に反して陣地転換は容易である。
また、縦長である為太平洋mapのあちらこちらにある塹壕を迂回することなく超えていくのも容易。

一方で車体そのものが非常に大型であるため、障害物にぶつかって引っかかることが多く、地形次第では完全にハマって動けなくなってしまうこともある。
本車は車長がハッチを開けることができず車内からの視界は劣悪なため、本車の大きな車幅は事前に頭に入れて意識しておきたい。

 

【総論】
これまでの日本軍戦車と一変して、非常に高い火力と分厚い装甲を有している強力な車両。
本車の砲であれば敵戦車の対処に困ることはまず無い上に、大口径砲の割に装填速度も早く、敵歩兵の掃討も満足にこなすことができる。
前面装甲は非常に頑丈で敵戦車に貫通を許すことがない一方で機動力も意外なほど高く、固定砲戦車のストレスを感じさせない。
大型車両特有のデメリットとして、入り組んだ地形が通行しづらかったり、大火力の大型車であるゆえに目立つことからヘイトを集めやすく、真っ先にスポットされやすい点はあるものの、本車の車幅を頭に叩き込み、こまめな陣地転換を心掛けていればある程度軽減することができるだろう。
地上では非常に強力な反面、上空からの攻撃には脆弱なものの、味方が制空権を取っている状況下であれば大暴れが可能。日本軍戦車ツリーの終着点にふさわしい優秀な車両といえる。

史実

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出典/参考文献

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コメント

  • ブローニングで真正面から抜かれたんだけど装甲値どうなってんだこれ -- 2024-03-25 (月) 00:13:13
    • M13に撃たれてダメージ入ったわ。謎 -- 2024-04-12 (金) 17:14:40
  • 航空機には弱いが対戦車戦闘なら敵知らずのバランスの取れた車両  -- 2024-03-25 (月) 14:18:15