

概要
研究ツリー上で12番目に使用可能になるソ連軍攻撃機である。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 3 |
| BR | Ⅲ |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 2 |
| 最高速度(km/h) | 429.84⇒446.40 |
| 最大上昇率(m/s) | 12.31⇒12.52 |
| 最短完全旋回時間(秒) | 20.76⇒20.60 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主翼固定機銃 | 23 mm Vya-23 機関砲 | 2 | 300 |
| 主翼固定機銃 | 7.62mm ShKAS 機関銃 | 2 | 1500 |
| 後部銃座 | 12.7mm ブレジン UB 機関銃 | 1 | 150 |
| 爆弾 | 100 kg FAB-100sv (鍛造)爆弾 | 4 | |
| ロケット | RBS-132 ロケット弾 | 4 | |
解説
特徴
IL-2-37から37mm機関砲を23mm機関砲に替えて、その代わりロケット弾4発と100kg爆弾2発を追加・搭載したIL-2。
一見この機体は37mm機関砲を失った事で制空性能が落ちてしまっているように見えるが、37mmよりも総弾数が多く火力も十分な23mm機関砲への換装により制空能力は同等である。100kg爆弾2発とロケット弾の追加により、この機体はIL-2-37よりも対地(特に対歩兵)攻撃能力に長けている。
1枚目が全体図、2枚目がエイム時、3枚目が上を向いた時のコックピットから見える様子、4,5枚目が右と左後ろを向いた時の見え方。6,7枚目が2番席機銃の見え方となっている。







【火力】
IL-2-37から37mm機関砲を降ろして23mm機関砲を搭載した。この23mm機関砲は37mmと比較すると威力は劣るが、20mmクラスの機関砲にしては異常すぎる火力を持っている。もちろん史実のように対戦車運用することも可能である。例えば、天板の薄いPz.III NやPz.IV Gを破壊することも容易。真上から弱点を狙えば、Panther AやTiger II (P)をスクラップにすることもできる。ただし、ダメージの通る範囲が少なく、適切なエイムが求められる。おすすめなのは基本車体後部に存在するエンジンを狙うことだ。高確率でターゲットを炎上させ、撃破できる。
結論。本機の搭載した23 mm Vya-23 機関砲は対地最強クラスの機関砲だ。
とは言っても弱点として総弾数は300発と攻撃機にしては割と少な目となっているため、無駄撃ちは避けた方が良いだろう。
IL-2-37と同じ7.62mm機銃も搭載している。一発当たりの威力には余り期待ができないため、その1500発という総弾数を活かした使い方をしよう。
IL-2-37から100kg爆弾が2発追加で搭載され計4発の100kg爆弾を投下できるようになった。この100kg爆弾は戦車を破壊するのに十分な威力を持ってはいるが爆発範囲がやや狭いという欠点がある。対人で使う場合であれば広範囲にばら撒くような使い方で良いが、爆弾で戦車を攻撃する場合はできる限りピンポイントで投下するようにしよう。
100kg爆弾だけではなくロケット弾も4発追加されている。ただこのロケット弾は爆発・加害範囲がそこまで広く無いため、対歩兵・戦車どちらを狙うにしてもほぼ直撃を狙う必要がある。あまりロケット弾の威力に期待できない場合は爆弾投下ついでに機銃掃射するタイミングでばら撒いてしまうのも良いだろう。
IL-2-37と同じ12.7mm防護機銃も搭載している。射角はあまり無く、尾翼がある為真後ろが死角となっている。弾数も150発と一瞬で撃ち切ってしまう為役に立つことは殆ど無い。
【装甲】
IL-2-37と同じく機体の胴体周りに装甲版が入っており、胴体で攻撃を受けている限りはしぶとく耐える。しかし翼には装甲がなく翼に攻撃を集中されてしまうと直ぐに撃墜されてしまう。
【機動性】
IL-2-37から37mm機関砲を降ろしたことで機体が軽量化しており、爆弾とロケット弾を投下し終わった場合はIL-2-37よりもかなり軽快に動く。機動性が良くなったとはいえIL-2-37と比較すると良くなったというだけで戦闘機とやり合えるような性能は持ち合わせていない。基本的に空戦をする場合は攻撃機が相手の場合だけにしよう。
【総論】
IL-2M3は強固な装甲はそのままに、強力な37mm機関砲を主力としたIL-2-37から、23mm機関砲と100kg爆弾とロケット弾というオーソドックスな武装になった機体。
少々扱い辛かった37mm機関砲を捨てたことで他の攻撃機と同じような比較的に扱い易い武装を搭載できるようになった。武装の数を追加しているのにも関わらず、強固な装甲はそのままで機動性が向上しているためIL-2-37よりも活躍できる機会が増えている。
IL-2M3が使える攻撃機分隊がIL-2-37と違うこともあり課金等で乗り物の分隊枠を増やしているプレイヤーであれば、この機体の開放と同時にIL-2シリーズ2機編成という攻撃機多めのデッキを組む事ができるようになる。
史実
ーー加筆求むーー
小ネタ
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
ーー加筆求むーー
コメント
- 23ミリ機関砲でドイツのやわらかい側面や天板を撃つだけで爆散して楽しいわ。普通に追加武装も良くて何でもできる。ただ、速度がホントにおっっそくてストレス -- 2025-06-16 (月) 19:28:17
- マップによっては補給位置の高度高すぎて酸欠の魚みたいな気分になるよね… -- 2025-06-16 (月) 21:37:05
- 大爆装の魅力よりとんでもない鈍足のストレスが勝ってしばらく乗ってない機体 -- 2025-06-16 (月) 21:58:16
- なんだかんだ延々と爆撃するだけならレンドリースのA-20ボストンも悪くない選択肢に入るという… -- 2025-11-24 (月) 01:36:46