概要
ベルリンキャンペーン、連合軍レベル35で解放される重戦車
使用可能キャンペーン
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
- | - | 〇 | - | - |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 4 |
砲塔旋回速度(°/C) | 14 |
俯角/仰角(°) | -3 / 20 |
リロード速度(秒) | 21 |
車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 120 / 90 / 60 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 100 / 100 / 100 / 30 |
(rpm)/(馬力) | 2000rpm/442hp |
重量(t) | 46.0 |
視界(%) | △△ |
速度(km/h) | 42.17 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 122mm D-25T砲 | 1 | 28 | △△ / △△ / △△ |
同軸機銃 | 7.62mm DK機関銃 | 1 | 1890 | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
ベルリンキャンペーンの連合軍レベル35で解放される重戦車で、戦車兵Ⅱの分隊で使用可能。IS-1と択一である。
ここに来てようやく主砲が拡大され、ゲーム内最大口径である122mm砲を使うことができる。
2022年7月現在のキャンペーンレベル最終地点であるが、それまでの労力に見合った大火力のロマン砲はとても魅力的。
【火力】
一発が非常に強力な122mm砲を装備。ずっと85mm砲を使っていたベルリンソ連軍の戦車だが、ここに来てようやく大幅な火力向上となる。機関銃は63発マガジンのものが据え置き。
対戦車戦闘では500mの距離でも170mm以上の装甲貫通力を持ち、貫通させればほぼ一撃で敵を撃破できる。しかしパンターやティーガー系の正面装甲などを乱雑に狙っても撃破できるというわけではなく、これまで通り弱点狙撃が必要なので注意。遭遇率が比較的高いパンター相手を例にすると、車体正面は少しでも角度がキツくなると貫通できないほか、砲塔正面も防盾と砲塔本体の装甲が重なる防盾周縁部に命中すると貫通できなくなってしまう。
榴弾を使った対歩兵戦闘は強力無比。炸薬量は85mm砲(646g)の5倍以上となる3700gを誇り、占領陣地内や、敵リスポーンから戦場までの導線など敵歩兵が少しでも居そうなところに撃ちこむと、これまででは考えられないくらい広い範囲の歩兵まで巻き込んでキルを取れる。一発で10人以上のマルチキルも夢ではないその様子は、まるで100~250kgクラスの航空爆弾を狙って撃っているようなものである。ちなみに榴弾装填時でも敵戦車に照準すると貫通可能の表示が出る場合があるが、これは基本的に信用してOK。榴弾装填済みでも4号やパンターの側面程度であれば普通に撃ち込んで撃破できるので覚えておこう。
しかしこの大火力と引き換えに装填速度と俯角が大幅に悪くなっている。装填速度は分離薬莢式を反映してか21秒となっており、こちらが1発撃つと再装填までの間にドイツ戦車は2発以上撃ってこれるため非常に危険。俯角も主砲と同軸機銃両方が-3°しか取れないため、歩兵に潜りこまれると榴弾ゼロ距離射撃で爆風巻き込みを狙う以外の対抗策が無い。適度に敵歩兵と距離を取る、対戦車戦闘で装填時間に入ったら身を隠す、といった意識はより一層大切になる。
【装甲】
残念ながら、あまり良好ではなかったIS-1からほとんど据え置き。4号戦車相手でも砲塔正面は抜かれてしまう。主砲口径拡大によって砲塔内を占める弾薬の割合も増えているため、被弾はなるべく避けなければならない。
【機動性】
重戦車としては良好な足回りだが、IS-1から2t増加した分のせいか動き出しや旋回は比較的もっさりしている。ただし優秀な後退速度16km/hを引き継いでいるので、発砲後の射線管理はやりやすい。戦略的にも侵攻モード防衛側、装甲列車護衛の攻撃側や対立モードでの退却時などで活用する機会はかなり多いはずである。
【総論】
装甲や機動性を上手くまとめつつ、一撃の重さに全振りしたこのIS-2はベルリンキャンペーン最上位戦車にふさわしい性能をしていると言えるはずである。パンター以上のドイツ戦車との正面勝負では未だに分が悪いが、歩兵戦メインの本ゲームでは他の追随を許さない圧倒的な榴弾火力がものを言う。あと発砲音が気持ちよすぎる
しかし装填時間の関係でその立ち回りには細心の注意が必要となる。各種対戦車兵器相手に決して頼りきれる装甲ではないが、ここまでキャンペーンを進めてきた歴戦のプレイヤーなら大きな問題にはならないはずである。持ち前の大火力を駆使して赤軍を勝利に導こう。
史実
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小ネタ
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