概要
Mannlicher M93はルーマニアの主力小銃。オーストリアのステア―社*1によって開発・生産された。
使用可能キャンペーン
モスクワの戦い | ノルマンディー侵攻 | ベルリンの戦い | チュニジアの戦い | スターリングラード |
- | - | - | - | 〇 |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
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距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 21.3⇒24.5 | 17.7⇒20.3 | 14.9⇒17.1 | 12.8⇒14.7 | 10.6⇒12.2 | 3.4⇒3.9 | 1.9⇒2.2 |
貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
---|---|---|
距離(m) | 300 | 1500 |
貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 6.50 |
---|---|
打撃力 | 21.3 ⇒ 24.5 |
銃口初速(距離/秒) | 660 ⇒ 660 |
発射速度(発射数/分) | 57 ⇒ 66 |
リロード時間 (秒) | 3.5 ⇒ 3.5 |
垂直反動 | 104 ⇒ 104 |
水平反動 | 26 ⇒ 26 |
供給システム*2 | 5発弾倉 |
重量(kg) | 3.8 |
弾倉質量(g) | 22.8 |
射撃方法 | マニュアル |
銃剣 | ◯ |
解説
フェルディナント・マンリッヒャーがGew88の設計を参考に開発したターンボルトライフル。
特徴
【火力】
小口径ながら長い銃身長からKar98kより若干高打撃力に設定されている。また、ボルトハンドルが前よりに配置されているため速射性が低い。
カルカノ同様撃ち切らないままリロードするとクリップごと装填するため、状況によっては有利に働くだろう。
ーー加筆求むーー
【適正距離】
速射性の低さから近距離戦には不向きである。
ーー加筆求むーー
【命中精度】
集弾は普通だが、リアサイトが覗きにくい。
マンリッヒャーM1895や三八式騎銃に似た使用感である。
ーー加筆求むーー
【総論】
初期から購入可能なライフルな事もあり性能的にはあまり高くない。特に速射性の低さがネックになってくるだろう。
ーー加筆求むーー
史実
Mannlicher M1893はルーマニアの主力小銃。オーストリアのステア―社、厳密には社名変更前のためOWGが開発・生産を行った。
機関部の構造がGew88に強く影響されたものになっている。この原因としてインターネット上ではステア―社とドイツ軍の間で行われたエンブロッククリップの特許無断使用をめぐる訴訟でドイツ側の賠償として「シュレーゲルミルチ」アクションの生産権が譲渡されたとする主張があるが真偽不明。弾倉の構造はカルカノに類似しており、天地方向を問わない五発のエンブロッククリップで装填する。
WW1後はVz.24に代替され、ユーゴスラビアなどに払い下げられたものと考えられる。
ーー加筆求むーー
小ネタ
Gunboards.comのマンリッヒャーライフル板などコレクターの間では、「シュレーゲルミルチ」アクションの軍用ライフルの中では比較的状態がよい品が多いと評判。
本銃のような「シュレーゲルミルチ」アクションの銃はしばしば「マウザー」アクションと混同される。実際Gew71の系統なのであながち間違いではないのだが…
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