T-28

Last-modified: 2025-10-09 (木) 21:55:47

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旧モデル

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概要

T-28はソビエト連邦で開発された中戦車。

限定スキン一覧

T-28 ''No2''.png

BR・Tier

項目数値
Tier2
BR
旧使用可能キャンペーン

使用可能キャンペーン

モスクワノルマンディーベルリンチュニジアスターリングラード太平洋戦争
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車両性能

項目数値
乗員(人)6
砲塔旋回速度(°/C)12.8° / C
俯角/仰角(°)-5 /+25
リロード速度(秒)5.0
最高速度(km/h)38.46
車体装甲厚
(前/側/後/底)(mm)
30/20/20/16
砲塔装甲厚
(前/側/後/上)(mm)
20/20/30/15
エンジン出力(rpm/hp)1445/425⇒1445/500
重量(t)25.4
視界(%)△△

武装

名称搭載数弾薬数
主砲76 mm L-10砲169(APHEBC:35,HE:34)
機関銃7.62 mm DT機関銃37938

解説

特徴

まるでジブリ映画にでも出てきそうなユニークな外見をした多砲塔戦車で、存在感は抜群。大口径の榴弾と三門のDT機関銃から繰り出される弾幕は敵歩兵にとって大きな脅威となるだろう。

サイト FOV90で撮影 クリックで表示

1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が運転手席の視界となっている。
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【火力】
T-26BT-7といった軽戦車とは一線を画す大口径の76mm砲を搭載している。
かつては徹甲弾が使えなかった*1ため貫徹力が無に等しく、対戦車戦闘が不可能に近いという悲しみを背負っていた。なにせ三号B型にすら苦戦していたほどである。
しかし今は徹甲榴弾が使用可能になったためBR相応の火力を手にしており、敵戦車と正面から戦うことが可能。なお、その影響でT-28Eくんを開発する必要性はかなり薄れた。
貫徹力だけを見ると軽戦車に搭載されている20K戦車砲と同等だが、特筆すべきはその打撃力。炸薬マシマシの砲弾は車内で炸裂し、一撃で大損害を与えることができる。
よってなるべく乗員のいる区画に叩き込もう。弾薬誘爆か乗員一掃で相手は消し飛ぶだろう。
Ⅳ号F2までは正面から叩き潰せるが、Ⅲ号N型Ⅳ号J型などは比較的正面装甲が薄い砲塔を狙おう。
また、榴弾の火力が高くなったうえに前方に取り付けられた二基の機銃塔は旋回速度が早いので、敵歩兵を効率的に排除できる。

キャンペーン制時代の解説

T-26BT-7といった軽戦車とは一線を画す大口径の76mm砲を搭載しているが、短砲身であり、徹甲弾も使えないために貫徹力は45mm砲に劣っている。
しかし、一度貫通すれば敵戦車の内部で炸裂し大損害を与えられるので、今までのように何発貫通させても倒せないといったことは起こりにくいだろう。
また、前方に取り付けられた二基の機銃塔は旋回速度が早く、敵歩兵を効率的に排除できる。

 

【装甲】
BT-7よりはマシになったものの最も厚い部分ですら30mmしかないうえに垂直部分が多いので装甲はあてにならない。敵戦車の主砲はもちろん、対戦車銃にすら距離と角度によっては正面から抜かれる。
T-50は傾斜している面が多くBR2にしては硬めだっため、本車に乗り換えると数値以上に薄くなったように感じるだろう。

キャンペーン制時代の解説

BT-7よりは厚いものの、最も厚い部分でも30mmであり、ドイツの上位戦車と比較すると薄いので中戦車だからといって装甲を過信するべきではない。距離と角度によっては二号戦車にすら正面装甲をぶち抜かれる。

 

【機動性】
図体に似合わず意外にも軽快に動くが、バックは遅いのでそこは注意が必要。

 

【総論】
機銃3丁と76.2mmの榴弾による歩兵制圧力を手に入れたT-28は歩兵が主体のこのゲームにうってつけである。
これまでのソ連戦車とは一線を画す大火力で歩兵・戦車双方相手に大太刀回りが可能である。
ただし、装甲は全く当てにならないので車体を大きく晒すような行為は控えたほうが良いだろう。車体がそもそもバカでかいので良い的になってしまう。
敵戦車に先手を取られないよう相手の動向は注視しつつ戦えば非常に大きな戦果を挙げられることだろう。

キャンペーン制時代の解説

モスクワでは最強の対歩兵火力を持つ一方で、徹甲弾の代わりに搭載されている榴散弾は貫徹力がせいぜい30mmであり非常に低いため対戦車では苦戦を強いられる。
上位戦車と正面から戦うのはやめた方がいいだろう。どうしても撃ち合わなければならない場合は装甲が薄い天板を狙うこと。ドイツ戦車の天板は共通で10mmのため榴散弾でも十分抜くことができる。

史実

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1933年、当時各国がこぞって開発していた多砲塔戦車の波に乗ってソ連で正式採用された中戦車・多砲塔戦車。実装されている本車は最初の量産であるT-28B(1933年型)であり、3挺の機銃と歩兵支援用の76.2mm KT-28戦車砲を搭載している。1933年2月に一般公開されたあと配備が始まり、ポーランド侵攻で初陣を飾ったあとはフィンランド侵攻に投入されたものの、薄い装甲圧のせいでフィンランド軍の対戦車砲や火炎瓶の餌食になったほか、鹵獲されて運用されてもいる。また、サスペンション系の技術的不調が多かった。独ソ戦初期ではドイツ軍の猛攻を防ぐべく防衛に投入され、1943年初頭まで前線で戦った。最終的に503輌が量産され、多砲塔戦車としては最多となっている。

小ネタ

ーー加筆求むーー

出典/参考文献

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コメント

  • 対歩兵用に作られたT-28君別の惑星では対戦車戦闘しかできないけどここでは高い対歩兵戦闘能力を活かして強く生きている、 -- 2025-03-09 (日) 09:26:56
  • ついに榴散弾がクビになり炸薬マシマシのAPHEBCが来た -- 2025-07-10 (木) 18:58:52
  • 航空機で空から地上を見てると、昔の弾幕系シューティングゲームのボスみたいに四方八方に撃ってるから、「あ、ありゃ、T-28だな」ってすぐわかるよな。 -- 2025-07-10 (木) 20:31:08
  • 後ろからエンジンを火炎瓶で壊して、よっしゃリスキルしたる!って意気込んでたらSMGで完全武装したオッサンさんがゾロゾロ湧き出てきて普通に撃ち負けた。SMG6人はズルいて... -- 2025-10-09 (木) 14:18:50
    • 前線で戦うSMG分隊よりSMG持ちの数多いんか… -- 2025-10-09 (木) 17:16:36
    • 戦車も搭乗員も筋肉ムキムキマッチョマンの変態だ -- 2025-10-09 (木) 18:55:46
    • ティーガーIIのエンジン潰したらMP717持った奴が降りてきて同じことされたわ -- 2025-10-09 (木) 21:55:47

*1 代わりに榴散弾が使えた