原始物質

Last-modified: 2020-11-03 (火) 21:04:55
原始(原子)物質
ENOCH事象観測で発見された新種の構成物質。
これをベースに、「原子爆弾」とされる新型兵器が開発された。

原始物質は、少量の素材から大量のエネルギーを発生させる特定困難な化合物ないしは単体。
この性質を利用したのがENOCHであり、ENOCHが活動するエネルギー源は原始物質によるもの。正体は未だほとんど解明されておらず、生成される起源となる事象も不明。
ただしこれは部分的に転用が可能であるため、この物質から原子爆弾が形成された。
各国のENOCHポイントより収集が可能であり、このために一時は「原始物質を手にしたものが世界を制する」などいった俗説が流れた。
ただし、防護服なしに原始物質長時間曝露すると自身の肉体が硬化し、機能不全に陥る。最終的に硬化などによる臓器不全がさらに進行し、死亡。その後、ENOCHへ変化する。

場所インシデント/アクシデント/事象/観測結果観測国
1929年グラス連合, 現ヴァーサ最初のENOCHポイント発見。ENOCHと交戦。グラス連合
1931年グラス連合, 現ヴァーサENOCHポイント精密調査隊派遣。グラス連合
1932年グラス連合, 現ヴァーサENOCHの重力干渉により、調査隊消滅。グラス連合
1935年グラス連合, 現ヴァーサENOCHがUJSUに出現。統一ジョゴルワ国家連合
1939年グラス連合, 現ヴァーサENOCHがグラス公国首都に出現。大規模なインシデント発生グラス連合
1940年グラス連合, 現ヴァーサENOCHの重力干渉により公国政府機能が爆散。グラス公国の崩壊。グラス連合
1942年グラス連邦ENOCHインシデントであることをUJSUが特定。NSW1に直結する。統一ジョゴルワ国家連合
1942年グラス連邦, 現ヴァーサ第二次ENOCH精密調査隊が派遣され、EOCENE概念*1が特定される。UGSR
1943年グラス連邦EOCENEの兵器転用開始。「原子爆弾」完成UGSR
1944年統一ジョゴルワ国家連合UGSRの情報をベースに、UJSUもEOCENE概念を特定。プトラにENOCHポイントを発見し、「原子爆弾」完成統一ジョゴルワ国家連合
1945年北西トーラサズ大陸UGSR、UJSU両国が原子爆弾を投下。深刻な被害*2が発生。UJSU, UGSR
1946年グラス連邦York州にあったENOCHポイントに深刻な被害が発生。EOCENEの一極集中により高脅威度のENOCHの出現が観測されるUGSR
1948年グラス連邦Vendetta州に新たなENOCHポイントが発見される。より高濃度のEOCENEが確認され、原子爆弾の生産拠点に。UGSR
1949年グラス連邦EOCENEに基づいた新型機動戦闘兵器(EXCEL)*3が研究される。UGSR
1954年統一ジョゴルワ国家連合第23回党大会にてENOCH技術を封印することで全会一致。UJSUでのENOCHポイントが封印される。UJSU
1957年グラス連邦ソヴェル・ディ・ヴァーサ作戦UGSR
1964年グラス連邦経済難に際してEXCELの研究が一時的に中断される。一方で、EXCELの試作型である「mod.1」は接収され、保管されるUGSR
1966年グラス連邦EXCELの研究が完了。SOGCAUSE mod.22として一部の特殊部隊にEOCENE理論をベースにした歩行兵器が配備される。UGSR

用語集:

ENOCH: identified ENemy Organic creature ( CHemically dna detected )/識別済み敵有機生物(化学的DNA要素発見済み)(グラス呼称)
EOCENE: EnOCh-logic ENErgy(ENOCH理論に基づくエネルギー)
*1:EOCENE概念:ENOCHの構成要素。少量の物質から大量のエネルギーを生成することが可能。
*2:深刻な被害が発生:だいたい広島原爆の7,8倍のクレーターと熱線。
*3:EXCEL: weapon of EXperimental Control system which is working with Energy and Laser cannon device /試験的制御エネルギー及びレーザー砲装置搭載兵器