イヴァリース関連作品に出演。
ザーマスな婦人に飼われているモルボル種。
脱走を繰り返しては毎度異端者や反乱軍の一行に捕獲される。
尚、脱走の原因は先祖がえりだそうだ。
初出はFFT。
FF12
そのネーミング、遠征途中で戦闘をすると姿を隠してしまうという臆病な性格、貴婦人のペットという素性、Hランクモブという非常に低いランク付けから旧作を知らないプレイヤーの中にはかわいい姿を想像していた者も多いと思われる。
討伐にウサ耳女が同行することから、捕獲したニンジン型モンスターをウサ耳が食べようとするというオチを予想しながら軽い気持ちで赴いて死ぬような思いをする。
あとになって「Hランク」には特殊な意味があったことが判明する。
- まず普通なら依頼書見た瞬間に思考が止まる。
今までモブを普通に倒して来た人なら、依頼書の絵を見てどんな相手か確認できるのだが、このキャロットは知らない人が見たらまずどんな生き物なのか分かる人はいない。
絵の見た目はほぼ黒一色で描かれた触手が生えた影のような絵。- 枝の上に乗って触手をぶら下げているところを目撃でもされたのか?それとも目撃者がのしかかられたのか?
Aランクのトリックスターにボコボコにされていたので、自分の場合は一発でコイツやばそう…ってなった。
- 枝の上に乗って触手をぶら下げているところを目撃でもされたのか?それとも目撃者がのしかかられたのか?
- HランクのHはクランレポートを見る限り「ハイパー」の事だと思われる。SランクのSは「スーパー」だろうか。
驚異の効果が最も反映される敵であり、驚異発動後の通常攻撃のダメージは5000近いダメージを受ける。
- 5000もダメージ受けるのはベルガ後位の防具の時だけ。
もっともドラゴンメイルレベルの防具でも2000近くは喰らってしまうが。 - ダメージも危険(というかよほどの準備をしない限り一発死)だが単体攻撃なのでレイズあたりで蘇生することで間に合わせられる。
しかし時のレクイエムやとてもくさい息はパーティ全員を一度に機能停止させうるのでこっちの方が危険かもしれない。
いずれも範囲攻撃なので、味方同士で固まって戦うのは薦められない。 - 基本的に一番近くの相手に向かって攻撃してくるので、リバースとストップをかけた囮を活用すると楽。時のレクイエムだけはストップ状態でない味方を狙ってくるので注意。
- モンスターもガンビットで行動を処理しているため、ストップ中の敵にはストップを実行できないようだ(無駄防止機能があるから)。
- ちなみにキャロットのレベルはアルティマニアによると49。そのため驚異を使うと「98」という中途半端な数字になる。
- どうせなら99にして欲しいところ。でも98と99にさして変わりはなく、5000に近いダメージも与えるので圧倒的なレベルになる。ジャッジ・ベルガを倒した後から依頼できるが、その頃に受けようとするとまず確定でGAME OVERになる。
実はアンデッドモンスター。
…理由は深く考えないほうがいいかも。
- 先祖がえりと言うか黄泉帰り
- このモンスターがアンデッドなのは色々考えさせられる…寿命によって故郷のサリカ樹林を死に場所に選んだが、飼い主のことを考えて死にきれず…ということなのかも知れない。ザマドリア女史、根は善良な人そうだし。
- キャロットちゃんは8歳なのでただの寿命というわけではなく、生息地域から隔離されていた故のことかも知れない。
なお、身体をよく見ると腐敗しているような模様であり、彼女がアンデッドであることを暗示しているように見える。
この名前を見た瞬間、FFTの儲け話が頭をよぎった。
予想通りの姿を見てニヤニヤしながら突っ込んだら驚異で殲滅された。
帝国に、このような怪物を飼えること自体、感心してしまう。
- 恐らく、ザマドリア女史の周囲には、誰も近寄らなくなっただろう…。
ザマドリア「名前は『キャロット』ざますの。」
尚、去り際に私が目を離したのが悪かった、キャロットちゃんには可哀想な事をした、帝国には色々なペットが沢山捨てられているので、それらを保護する活動をしようかしら?と話している。
FF14
サブクエストで登場。
もちろんモルボルで、モンスター名としては「キャロット」。
飼っていた貴族が逃したために退治されてしまった。
FF16
サブクエスト「良薬はさらに得難し」で登場するBランクリスキーモブ。
倒すと「モルボルの気根」が入手でき、隠れ家にいるナイジェルに渡すとアイテムの効果が上昇する。
解放されたら優先的にクリアしたい。
FFT
FFTでキャロットちゃんを捜す儲け話を引き受けると、
酒場の主人が「モルボルなんてペットにするなよ……」と文句を垂れる姿を見ることができる。
- 豚や多頭龍を養殖してる異端者を見たら何と言うんだろうか。
- 余談だがFFTでは人間がモルボルになる場合がある。そしてモルボルになったらもう二度と人間に戻れない。
となれば親が人間、子がモルボルなんて家庭を存在し得るのだが、世間的にはモルボルは子ではなくペットと扱われてしまうのも考えられるだろう。
……キャロットちゃんが生まれつきモルボルである事を願ってやまない。
FFTA
ヤクトヘルジェに住むナナブー婦人のペット。
家から出てこなくなった為、槍かなにかでつっついて引っ張り出して欲しいという依頼を受け、
見事引っ張り出される。
ジョブは「デビルモルボル」。
上級っぽいが、単にレベルが高いだけのモルボルなので怖くない。
FFTA2
FFTA2でもれなく退治されてしまった。