魔法/【レイズ】

Last-modified: 2023-08-13 (日) 03:39:23

概要

「死亡」状態になった仲間を復活させる蘇生魔法。
名前の由来はRaise Dead(死者蘇生)。
ちなみにFF4からは「戦闘不能」状態からの復活となり、4以降の作品でもこれに倣っている作品が多いが、FF零式や光の四戦士など4以降でも死亡状態からの復活となっている作品もあり、必ずしもというわけではない。
また、アンデッド系にこういった蘇生魔法をかけると、一部の敵を除いて一撃で倒すことができる。
なお「復活させる」だけのため回復されるHPは微々たるもの。未だ窮地は続く。

  • ケアル系やポーション系と合わせて使うとそうでもないのだが。作品によってはアレイズよりもレイズ+ケアル系の方が燃費が良いこともある。
    しかしHPが少ないことにより出せる強力な技もあるため、ピンチを脱せることも。

アイテム「フェニックスの尾」と同等の効果を発揮する場合が多い。


100%成功する後発の作品やリメイク作品を先に遊んでいる場合、戦闘中に使えないFC版FF1を遊んだり原作版FF2~4で失敗するのを目にしたりすると割と衝撃的かもしれない。


上位魔法に完全蘇生の【アレイズ】、戦闘不能時に自動蘇生する【リレイズ】、範囲内蘇生の【マレイズ】などが存在する。


ドラクエの場合の全滅は所持金減少と拠点送還のみのペナルティだが、FFにおいて全滅は基本的にゲームオーバーを意味するため、前者に比べて蘇生アイテムや蘇生アビリティの入手・取得が非常に容易になっている。

  • DQの下位蘇生魔法ザオラルはHPこそ半分まで回復するが、確率まで半分(というよりもそれ以下に感じる)。
    HPこそは瀕死ながら、確実に蘇生させるこちらの方が使える魔法だと思う。
    • 死者や犠牲者がDQよりも多いFFではあるが、復活手段も多く簡単である分、DQより良心的だが命の重みが軽いように見えてしまわなくもない…。
      DQは死んでしまったら蘇生が難儀であるので正に「いのちだいじに」であるが…。
      • LPが0になると死亡(二度と生き返らない)するサガシリーズや極めつけはFC版ドラゴンボールZ(強襲サイヤ伝説)のようにHPを0にされただけで二度と復活できなくなる作品もあるが。
    • とはいえ、FFも初期の頃は戦闘中は使えなかったり、失敗したりしていたし、DQも後期は誰でも蘇生魔法を覚えられたり、復活アイテムがカジノで幾らでも入手できたりするようになった。
      もっとも中にはストーリー上強制的に離脱するキャラもいるが。

FF1

メルモンドの町で売っているレベル5の白魔法。効果は味方一人を残りHP1で復活させるというもの。
復活魔法としては重要だが、回復量があまりに少ないため、戦闘中に使う事はほとんど無い……。
ちなみに、FF1では回復魔法を敵に使えないため、アンデッドを即死させる効果は無い。


原典FC版では戦闘中には使用できない。「フェニックスの尾」も無いため、戦闘不能はかなり恐ろしい。

  • 因みに、石化も同じく戦闘中に治せない。

FF1(GBA版以降)

GBA版以降はMP制になったので、ホイホイ使えるようになったが、それと同時にレイズと同じ効果を発揮するアイテムが登場したので、魔法としての価値は相対的に落ちたと言える。

  • レイズと同様に、ヒーラケアルダルーンのつえ(ヒーラ)・ルーンアクス(ケアルダ)で代用可能なので、同レベル内での魔法としての価値はそこまで揺らいではいないと思われる。
    フェニックスの尾(500ギル)より安価でHPを150回復できるハイポーション(150ギル)の追加もあるので、むしろレイズよりケアルダの方が価値が下がっている気がする。
    知性が育ってくればハイポーションより多くのHPを回復できるようになるから、もちろんケアルダだって普通に有用だけども。
    • むしろ同レベルの中ではダディアだけアイテムで代用できないため、それ以外の同レベル白魔法の価値は等しく同等に落ちているとも言える。
      まぁダディアも裁きの杖ライトブリンガーがあれば使わなくなるが……。

白魔道士の場合はアレイズ(消費MP40)<この魔法(消費MP20)+ケアルガ(消費MP35)のため、アレイズを覚えた後はこの魔法の出番はほぼなくなる。

FF2

サラマンドの町で売っている白魔法レイズの本で覚えられる。
他の作品と違って全体化も可能。
復活時のHP残量はレベルに依存し、LV16ならHP全快で復活する。
まあ普通にプレイしていればLV16まで上がらないし、その頃には戦闘不能になる事など殆ど無いが。
ちなみに、アンデッド瞬殺効果が追加されたのはFF2から。


パーティアタックでHPを上げる時などに、うっかり殺した場合の救済手段として使える。
魔法ダメージには回避率が役に立たないので、ある程度のHPがあると心強い。

  • 「回避率」は物理攻撃が何回ヒットしたかに関連している。
    魔法には「魔法防御」X-XX%が関連し、ヒット判定がなされる。
    ダメージ魔法はヒットしたらダメージ軽減は「防具の耐属性」が頼り。

サラマンドは序盤で訪れることになる町だが、この魔法は1500ギルと高めの価格。
意図的に稼いでいない限り、初訪問時にはレイズを買う資金はないはず。
ミンウが離脱してから購入しても遅くは無いだろう。
熟練度1でも最低限蘇生はできるので、魔法を使わないキャラにも保険の意味で覚えさせておくといい。


この魔法を高レベルにしておけば、アンデッドの群れを一掃できる。
アンデッドには物質耐性がある(トードなどの即死魔法が効かない)ものが多いので便利。
序盤でミシディアに向かう途中にゴーストと遭遇した場合、ミンウのレイズ7が輝く。

  • ちなみに、アンデッドに効いた時のメッセージはやっぱり「いのちをうばわれた」。

FF2のほかの魔法同様、全体がけが可能。
が、アンデッドモンスターなどに対して使用する場合はともかく、味方を蘇生する場合は全体がけでは効果を発揮しない。
対象を個別指定するならばもちろん有効なのだが、どうやら味方側への全体がけの場合は「死体をスキップして判定」してるくさい。
なので、いくらレベルが高くても確実に失敗する。
なお、他機種への移植・リメイク版(VC除く)においては全体がけでもしっかり効く。


必要な時だけ使っていても、ほとんど熟練度が上がらない。
使っていくためには普段から空撃ちして熟練度を上げることが前提となる。


命中率は100%ではないがかなり高め。
低すぎたら戦闘中の蘇生がままならなくなってしまうので当然の調整ではあるが。
レベル3~4もあれば戦闘中でもほぼ失敗しなくなるだろう。
魔法干渉が大きすぎると極端に当たらなくなるので要注意。
この命中率の高さが対アンデッド対策としてもかなり有用で、ある程度レベルを上げておけば簡単にアンデッドを一掃できるようになる。
詳細な命中率は不明だが体感的にはトード以上に当たりやすいくらい。
もともとアンデッドは変化耐性持ちが多く他の即死魔法が通じにくいため、対策としてレイズを育てておく意義は十分にあるだろう。


戦闘中でないなら全体がけは効果を発揮する。
その場合、蘇生時のHPは単体がけの半分(端数切り捨て)となる。
最大HP31以下のキャラにレベル1のレイズの全体がけをするとHP0で生き返る。
そのままHPを回復させずに戦闘させることも可能。
ただしそのHP0のキャラは、何かのターゲットになると死亡する。
ケアルやエリクシャーでも死ぬ。もちろんレイズでも死ぬ。

FF2(WSC版以降)

WSC版では、熟練度1で全体がけしても全員を100%蘇生できるという高性能ぶりを誇る。
(FC版では単体がけすら成功率は100%ではない)


この超絶強化はWSC版のリメイクから。
物理攻撃で倒される前列1人を毎ターン後列のキャラクターが蘇生し続け、敵の物理攻撃を事実上完封するというテクニックも編み出されている。
敵が魔法・特殊攻撃を扱う敵であっても、アスピルフォーグで封じることによってハメることが可能。
回避率の調整による行動順の制御が必要になるが、低ステータス系のやり込みでは非常に有用な戦法。
某やり込みプレイヤー曰く「アンデッドウォール」(死なない壁)。

  • 当然ながら下手なプレイヤーが無計画で鍛えていないレイズを利用して強敵と戦っても、HP極少量で復活→敵の攻撃で即死亡の繰り返しで段々ジリ貧となっていき最終的に全滅するだけで全く意味はない。
    上手いプレイヤーがしっかり計算して使ってこそその真価を発揮できる。

当然ながらアンデッドに掛けた場合はちゃんと命中判定を行う。
命中率はFC版同様かなり高めのようだ。

FF3

クラス5の白魔法
時々失敗することがある蘇生魔法。
2ヘッドドラゴン戦で失敗すると洒落にならないので、フェニ尾の方が良い。
FF3から魔法のエフェクトに天使のグラフィックが出現する。
寝てる(倒れてる)人を優しく起こそうとする様な仕草が何とも可愛らしい。

  • 失敗して起こせなかったときの「だめだこりゃ」的な仕草も可愛い。

性能は…蘇生時のHPは一桁程度しかない。
戦闘中は敵・味方問わず単体にしかかけられないが、移動中なら全体がけ可能。
基本成功率は戦闘中は15%、移動時は100%である。
アンデッドを葬ることも可能。

  • アンデッドに使って失敗した場合のテキストは、風水師の「ちけい」の失敗テキストを流用しているため、「ダメージが戻ってきた!」というものになっている。
    「?」と思った人もいるのでは?
  • 倒す前のアンデッドに使用すると「しぼう」させてくれるが、倒したアンデッドに使用(空欄のマスにレイズが発動する)すると「そせい」させる。どっちやねん。
  • ちなみに「にげだした…」敵に使うと、蘇生という名目でちゃんと呼び戻してくれる。(アレイズも同様)
    但しブレクガで石にした敵だけは蘇生させることができない。

サロニアの町(北東)ドーガの館及びドーガの村で5000ギルで購入可能。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

コマンドアビリティの『しろまほう』Lv5に分類されている白魔法
味方単体(移動中のみ全体化可能)の戦闘不能状態を解除し、HPを最大値の10%分回復する。重量5。
使用可能なジョブは「白魔道師」「赤魔道師」「導師」「賢者」「たまねぎ剣士」。
購入できる場所や値段は、FC版の頃と同じ。


味方に使う場合も失敗した原作とは異なり、リメイク版では味方に使った際には100%蘇生できるようになり、大分使いやすくなった。


アンデッドを一撃で倒せるのは引き継いだが時に失敗する。
ドラゴンゾンビを倒してのレベル上げが便利だがこの仕様のせいでかなり命懸けとなる。


ケアルダ共々、赤魔道士大躍進の大きな要因となった。

FF3(ピクセルリマスター版)

DS版同様、味方1人の戦闘不能を解除し、HPを最大値の10%分回復する。移動中は全体化可能。


リマスター版ではなんとフェニックスの尾が店売りされるようになってしまった。
気になるお値段は1000ギルなので、レイズを5回使えば(移動中ならより少ない回数でも)金銭的には元は取れるものの、ケアルダ筆頭、同レベルの他の魔法とMPを共有していることを考えると、少々価値が下がった感は否めない。
白魔や導師はともかく、赤魔や賢者は他のレベル5魔法の取得を優先しても良いかもしれない。

  • 後半になるほど戦闘不能の頻度も高まり出番が増える…と、思いきや、財布が潤いフェニックスの尾を買い溜め出来るようになるとそっと役目を終える。従来とは真逆である。

アンデッドにかけると即死させる……というのは変わっていないのだが、どうやらアレイズ、フェニックスの尾共々「即死耐性」があると無効化される仕様に変わったようだ。
そして即死耐性を持つアンデッドはドラゴンゾンビボーンドラゴンの2体。
なんだ、少ないじゃないか…と思うなかれ。
なんせこの2体以外のアンデッドなんぞレイズ習得前に攻略済みの封印の洞窟とかハインの城とかの面々なのである。
対アンデッド用の即死魔法としては出番が無くなったと考えてよいだろう。

FF4

味方単体を戦闘不能から復帰させる白魔法
テラ(修得済み)・ローザ(LV11)・ポロム(LV11)・フースーヤ(修得済み)が使える。
消費MPは8で、待ち時間は0。命中率は75%。
賢者の杖を戦闘中に使うことでも発動する。


例によってアンデッド瞬殺効果もあるらしいが、効いたシーンを見た事が無い。

  • アンデッドに対する即死効果は健在だが、FF4では即死耐性を無視しない。
    アンデッドで即死耐性がないのは1体だけなのであんま意味がなかったりする。
    • しかもGBA版では、敵に蘇生魔法が一切効かなくなった(当然倒した敵の蘇生も不可)。
      即死耐性がないアンデッドにはエキドナやダストムースが追加されたのだが…。
      …と思ったら、もっと強力な手段があったりするけど。

消費MPが他の作品と比べて少ない。
そのため活躍の場も多く、アレイズよりもむしろこちらを使う事の方が多かったり。
ちなみに、復活時のHPは体力の5倍。つまり最大で495である。

  • ケアルガと組み合わせても合計48ポイントなので、アレイズよりも4ポイント分お得。
    まぁ戦闘中ならアレイズのほうが頼りになるが……。

先行入力で敵に対して詠唱し、発動前にその敵が倒れた場合、レイズがかかることで同じ敵をもう一体倒した扱いになる。
つまりは経験値稼ぎに使えたりする。


肉体より離れた魂を呼び戻す(NTT出版 FF4 設定資料編より)。

FF4 イージータイプ

イージータイプでは魔法の活用形が数字のため、「レイズ1」の名で登場。
これに合わせて上位のアレイズが「レイズ2」になっている。

FF4(DS版)

セシル(パラディン/LV40)・リディア(子供時代/LV15)・テラ(修得済み)・ローザ(修得済み)・
ポロム(LV11)・フースーヤ(修得済み)が使える。
消費MPは25で、待ち時間は4。命中率は100%。
まあアレイズ使ってもDS版では敵の打撃1発で死にかねないから十分だが…。

  • MPは高くなってるがフェニ尾の値段は100ギル…。
  • 地味に使用可能者が増えており、セシルと子供リディアの活躍の幅が広がった。
    下記の連続魔や魔法全体化といったデカントアビリティと組み合わせれば、ポテンシャルは一層UPするだろう。

連続魔でレイズ→ケアル系の全体化の流れで使用すると、復活後のHP回復を一挙に補える。
(※戦闘不能キャラへケアル系の単体がけは不可)
一番消費が激しいケアルガ(消費MP40)でさえもアレイズ(消費MP70)より低いMP消費で済む上に、詠唱時間もそれの半分で発動可能。

FF4TA

敵を生き返らせることは不可能になった。
またアンデッドを瞬殺することも不可能。

FF5

白魔道士の習得アビリティ『しろまほうLv3』に分類される白魔法
消費MPは29で、味方単体の戦闘不能状態を解除し、HPを最大値の1/16分回復する。
カルナックの町の魔法屋で700ギルを支払えば購入できる。


復活後のHP回復量(1/16)がフェニ尾(1/4)よりも低い。
瀕死にしたい場合はレイズの出番。青魔法自爆や融合なり、ゴブリンパンチを自身に使う(確定8倍撃)なりしてからレイズで瀕死状態の完成。

  • ナイトの「かばう」を使いたい時に真価を発揮する。
    フェニックスの尾では瀕死にならない。

アンデッドの瞬殺効果があるので、一部の敵には非常に有効な魔法。
この場合の命中率は50%ボス系耐性を持つモンスターには効かない。

  • フェニックスの尾のアンデッド一撃死命中率は80%、アレイズは99%。
  • 旧スマホ版のみ魔法回避無視でアンデッドに必中。ピクセルリマスター版はレイズ系は必中でフェニックスの尾は非必中。

手に入る時点では消費MPは非常に多く、使える回数は精々2,3回が限度である。
FF5においては味方が戦闘不能になる機会がやたら多いので問題になる事も。


賢者の杖を手に入れたらMP消費なしで使用できる。
同類にワンダーワンド入手後のリターン、裁きの杖入手後のディスペルなどがあるが、出番が無くなるという事はなく、各魔法をつけたジョブなら普通に使う。
むしろレイズと競合するのはアレイズの方。

  • 杖はどちらかと言うと装備できるジョブが多いほうの武器系統なのだが、そのうち白魔道士や赤魔道士はもともと自前でレイズを使える。
    もちろんMPの節約にも使えるが、「アビリティなしで蘇生できる」点を見込んで、杖装備可能な他のジョブに道具使用させるのもスマート。

FF6

味方単体を復活させ、HPを最大値の1/8分回復する回復魔法。消費MPは30。
ビスマルク(×2)」「セラフィム(×5)」「フェニックス(×10)」から修得できるほか、ティナはLV18で自力修得する。


今作ではボスを含む殆どのアンデッドにレイズが効くので、「アンデッド消滅魔法」での活躍の場が多い。
魔石フェニックスが10倍という驚異の倍率を誇るので簡単に修得できるが、こんな時期まで待つことはなく、聖水を使えばよい。

  • レイズ、アレイズどちらも必中である。
  • 離脱時期的にティナよりセリスに覚えて欲しかった魔法。幻獣防衛戦後~魔導研究所と結構長い間フェニ尾頼みになる。

復活時は即時瀕死になれるので、「バリアリング」等の効果や「ナイトの心得」を装備したキャラクターにかばわれる状態を狙って発動させるのにも役立つ。


瀕死必殺技の発動は、HPが最大値の1/16以下(+ゾンビ透明分身状態でない&戦闘開始から25.6秒経過)である必要があるので、レイズで蘇生させるだけではダメ。

FF7

魔法マテリア『そせい』をセットすれば使える。
消費MPは34で、味方単体の戦闘不能状態を解除し、HPを最大値の1/4分回復する。
アンデッドタイプのモンスター(回復属性弱点の敵)を即死させることもできる。

FF8

生命魔法として登場。
味方単体の戦闘不能状態を解除し、HPを最大値の1/8分回復する。
敵単体に使用すれば、ボスを含むアンデッドタイプのモンスターを即死させる
(注:耐性で無効化するモンスターもいる)。

  • 属性防御Jに100個で付けると、全属性を30%軽減とシェル以上な高い加護が得られる。

FF8の場合、復活させるても回復されるHPは微々たるものという仕様を逆手に取って、戦闘不能にされたら『アレイズ』など使わずに、
『レイズ』で復活させ、特殊技の連発で逆襲するという手が使える。


イメージに反し、「フェニックスの尾」からは精製できない。
カード変化から入手する場合はクアールのカード5枚→命の指輪1個→レイズ20個となる。


モンスターからはGIM47NSAM08Gメズマライズ[Lv20以上]
グランデアーロ[Lv30以上]
風神トンベリキング[Lv29以下@前者の1回目はLv30以上にはならない]
セクレトクリープスサイファー(1回目)、イデア(1回目)、サグト・ヒサーリプロパゲータークアール
以上よりドロー可能。

FF9

ガーネットのアクションアビリティ『白魔法』とエーコのアクションアビリティ『白魔法』『W白魔法』、及びベアトリクスのアクションアビリティ『聖白魔法』で使える魔法。
消費MPは8で、味方単体の戦闘不能状態を解除し、最大HPの(気力+5)%分HPを回復させる。
ガーネット・エーコは「ミスリルロッド」「いやしのロッド」「鯨の髭」「ゴーレムのふえ」「転生の指輪」「カチューシャ」から修得できる。
ベアトリクスは修得済み。

  • 精神統一と併用すると、気力が45以上であれば全快で蘇生できる。
    それでなくとも最大HPの1/4程度は回復するため、使える状況であればフェニックスの尾より優先したい。

アンデッドに使えば一撃で倒せるが、ミスすることもあるので注意したい。

  • これは恐らくレイズが割合ダメージ攻撃扱いで、相手の魔法回避によって弾かれてしまうため。

FF10

ユウナエリアの序盤で習得出来る白魔法で、単体の戦闘不能を解除し、HPを最大値の1/2回復する。
消費MPは18で、動作時間は3。
ゾンビ状態の敵に使った場合、即死するかどうかが通常の即死耐性とは別に敵ごとに設定されている。
今回はフェニックスの尾が安いので、使う機会はあまり無いかもしれない。


シェルで軽減される魔法となっており、その仕様上マジックブレイク状態で使うと回復量が最大HPの1/4に半減してしまう。

FF10-2

ドレスフィア「白魔導士」のコマンドアビリティ「白魔法」で使用できる魔法の一つ。
味方1名の戦闘不能状態を回復する。復帰後のHP回復量は最大HPの1/2。
光が降り注ぎ、赤い光と白い羽根が軽やかに浮遊する。
この魔法を覚えると、「アレイズ」が派生する。
リザルトプレート「再起の心」「不滅の魂」の装備特典でもあり、
癒しの光」で緑色のゲートを通ることでも覚えられる。

FF11

白魔道士赤魔道士ナイト学者が習得可能な白魔法。回復魔法に分類される。
戦闘不能状態を回復し、さらにデスペナルティで失った経験値の何割かをキャッシュバックさせる。
なお、敵にかけることはできないため、アンデッド瞬殺は不可能。
最下級の「レイズ」から最上級の「レイズIII」まで存在し、蘇生時の経験値キャッシュバック量や使用可能ジョブが変化する。
さらに後年になってアレイズも実装された。


詳細はこちら→レイズ

FF12

戦闘不能をHP40%で回復する白魔法。消費MP22。
『白魔法3』(IZJS版では『白魔法4』)のライセンス習得で使用可能。
戦艦リヴァイアサン脱出後に1500ギルで購入可能になる。
 
HP満タン魔力UPフェイス状態ならHP60%回復。
HP満タン魔力UPとフェイスを両方得ていればHP90%回復。


敵に使うと大量のヘイトを得られる。
盾の挑発代わりとしても活躍。


逆に味方の蘇生手段としては最もヘイト上昇量が少ない。
アレイズやフェニックスの尾による蘇生は、レイズの倍以上のヘイトを稼ぐ。
ヒーラーはヘイトを稼ぎたくないが、フェイス+HP満タンでアレイズと大差ない回復量で蘇生できる。


蘇生後すぐ瀕死になれず、強化してもHP満タンに届かない。
オプション効果をすぐには得られず、立て直しがワンテンポ遅れる。
HP増加装備で瀕死にできる無強化フェニ尾、HP満タン蘇生のほろろフェニ尾やアレイズに劣る部分。


内部データには敵専用魔法としてのレイズが存在するが使用者がいないため、没になっている。
仲間呼び等と同等の召喚技の1種かと思われる。
エフェクトも白の光に紫が加わり、味方側のものとは微妙に異なる。

FF13

味方単体を戦闘不能から再起させる魔法アビリティ。ATBコストは3。
ライトニング、ホープ、ヴァニラ、ファングがヒーラーロールで習得できる。
HP回復量はヒーラーロールレベルやオプティマで変化する。21%~25%ほど。

  • 本作ではフェニックスの尾が超性能なため(HPが七割くらい回復する)、割と日の目を見ない。
    アイテムがAT消費ゼロなので尚更である。そしてアレイズは召喚獣しか使えない仕様に。

FF13-2

ヒーラーのコマンドアビリティ。ATBコスト3。
味方単体が戦闘不能である場合、その状態を解除し、HPを回復する。
回復量の基本値は現在の最大HP対する割合で決定される。


かなり早い時期に覚えるモンスターがいるため、最終パーティ候補に継承すれば中盤から連れ歩けるレイズ要員を確保できる。


全滅寸前な時のヒーラーAIは蘇生よりまず生存者の回復を優先する傾向がある。
ディフェンダーを蘇生させてタゲ取りを任せた方が安全に立て直せるケースは決して少なくないので、最低でも1つはリーダーキャラがヒーラーになれるパラダイムを用意しておこう。

FF14

幻術士白魔道士)がレベル18で習得する魔法。
対象を術者の足元に引き寄せた上で、衰弱・瀕死状態で蘇生する。
名称の異なる同一効果の魔法は他のジョブにも存在する。


余談だが、旧版では味方一人をHP満タンで蘇生させるうえ、レベル48以上の幻術士なら蘇生時のペナルティ(3分間の衰弱)もなかった。アレイズ並の強力な効果である。

FF16

アルテマが発動を目論む「完全生命魔法レイズ」として登場。
アルテマが自身の一族を蘇らせるために発動させようとしているが、非常に強力な魔法らしく、発動には莫大な量のエーテルとレイズ発動に耐えうる強靭な肉体を必要とする。


レイズ発動の条件を満たすため、アルテマはマザークリスタルを用いてヴァリスゼアの大地からエーテルを吸い上げており、これがヴァリスゼア各地で黒の一帯が急激に広まる原因となっていた。
強靭な肉体については、アルテマはかつて脱ぎ去った古い肉体=黒きイフリートに代わる新たな肉体として人間を生み出し、長い年月をかけて自身の器であるミュトスとなり得る者が現れるのを待ち続けていた。


所謂イベント魔法であり、FF7のホーリーメテオのような定番の魔法の名を冠しながら人智を超えた魔法という、壮大な設定となっている。

  • リアリティを追求した作品において安易な死者の蘇生は禁じ手とされているが、今作のレイズの存在がそれに該当しているといえる。

FFT

生命をもたらしたる精霊よ
今一度我等がもとに! レイズ!

白魔道師のアクションアビリティ『白魔法』で使える魔法。
消費MPは10で、SPは25。射程4内にいる味方の戦闘不能状態を解消し、HPを最大値の1/2分回復する。
アンデッド系のモンスターに対しては、HPの最大値の1/2分ダメージを与える。
効果範囲は1。修得にはJP200必要。

  • 算術でも使用できる。

FFTだと相性によって成功率が変動するが、ラムザに99%のレイズを失敗し、直後にクリスタルとなってゲームオーバーになった苦い記憶がある。

  • 上記のような事があるのでレイズ系はフェイスと併用するか、さもなければアイテムを常時セットしておく事。

Faithが低いと成功率が下がるものの、ケアルラと同じ消費MP、蘇生後のHPの高さなど、性能はシリーズ中でトップクラス。

  • 肝心の成功率の低さもシリーズ中でトップクラスのため、性能が良いとは言えない。
    回復性能についてはトップクラスかもしれないが。
  • 一応基本成功率自体は180とヘイストやスロウと同等で高い部類なのだが、上述のようにFFTの戦闘不能のシステム上蘇生魔法の場合は100%以外は信用できない。
    おまけに確率計算においてはFaithによる2重の修正が強烈なため、基本成功率が180であっても成功率を100%にするにはFaith操作や星座相性吟味等の手段を取る必要がある。
  • 確定成功+即時発動のフェニックスの尾、条件は多いもののノーコストの蘇生といったライバルの存在も大きい。

序盤はこれを使って蘇らせても、HP半分ではターンが回る前に敵の攻撃を受け倒れるため、HPの全回復するアレイズのほうが使いやすい。
しかし後半になるとアレイズではCTが長くて、唱えた側が無防備に攻撃を受けて倒れる危険が高い。
反面こちらは、起き上がってさえしまえばHPがどんなに少なかろうと敵の攻撃は回避すればいい状況が多くなるため、有用になってくる。
本ゲームはチャージタイムの関係上、上位魔法ほど序盤使いやすく、後半は下位魔法が使いやすい傾向があるが、そのなかでもとくに目立つ二極化が起きている魔法。

FFTA

白魔道師が「祝福の杖」で覚える「白魔法」の魔法。
対象の最大HPの半分の状態で復活させる。アンデッドには逆効果。
「聖属性禁止」のロウにひっかかるので注意。


前作と違って100%蘇生できるのが嬉しい。

FFTA2

白魔道師が「祝福の杖」、導士が「ウイユヴェール」で覚える「白魔法」「大魔法」の聖属性魔法。
対象の最大HPの10分の1で復活させる。


アンデッドに使うとダメージの効果。即死効果はない。
墓状態のアンデッドを消すのにも使えるが、アンデッド相手なら石化させた方が楽。

FFCC

戦闘不能の味方を復活させる魔法。回復するのはハート4つまで。
シングルプレイでは自分が死んだらそこまでなのでレイズ単体では意味がない。
そのため、大抵の場合はホーリーの素材として使用される。

FFCCRoF

RoFのシングルモードでは仲間が同行してくれるため少しはこの魔法の存在意義が出てきたと思われたが、仲間がボスの攻撃を避けきれず、蘇生させたそばから死んでいくため死んでもスルーされ、結局使わない。


マルチプレイのソロ攻略では幽体解除によく使われる。

FFCCEoT

今作ではホーリーの利用価値が上がっているため、仲間の蘇生よりもこっちで使う場合が多い。
仲間に対してだと前作並にAIが馬鹿なので、状況によっては起こさない方が良かったりする。
ちなみにAIの設定次第では誰かが死んだ時にレイズを使ってくれる。

FFUSA

白魔法として登場。パートナー全員がこの魔法を最初から使用できる。
FFUSAでは戦闘不能の味方をHP全快で復活させる。
……だけに留まらず、戦闘不能ではない仲間に掛けた場合もHP全回復の効果を発動し、更に戦闘中ならステータス異常も完全治療するというバランスブレイカーな性能を持つため、ケアルエスナの立場があまりない。
ボスを含むアンデッド系のモンスター単体を即死させる効果も持つので、序盤のボス・フレームサウルスをいきなり瞬殺できる。

  • 他作品で言えばケアルガエスナ(あるいはFF1版ケアルガ)とアレイズを同時にかけているようなもの。強くて当然。
  • 一応、ケアルは全体掛けができる、エスナは敵にステータス異常攻撃や移動中の異常回復ができる、といったレイズには無い利点もあるため、出番が全く無いわけではない。

USAでは最大2人パーティという仕様上、敵の即死攻撃・状態異常攻撃を食らうと非常に辛く、更にフェニックスの尾に当たるアイテムもないため、回復は全面的にレイズに頼らざるを得ない。
このバランスを考えた上で、敢えてのこの性能なのかもしれない。

  • 実戦的な使い方は、混乱した仲間にレイズを掛け、HP回復しつつ復帰させたり、などだろうか。

ザッシュ用のは溶岩ドームで入手できる。
正規ルートから外れた場所なので、入手せずにボスを倒してしまった場合は、行っていない場所を探索しよう。

FFMQ(北米版)

一方、元になったアメリカ版ではFlamerus Rex(フレームサウルス)等にはボス耐性でレイズが効かないのだが、代わりに「アンデッドではない一部の敵にもLife(レイズ)が当たる事がある」というとんでもないバグがある。
そのため、どう見てもアンデッドではない敵がレイズで死ぬという奇妙な光景を見られることも。
このバグは日本版とヨーロッパ版では修正され、対象がきちんとアンデッド限定になったのだが、この修正の際に何故かアンデッドボスにまでも通用するようになってしまったらしい。

光の4戦士

白魔法で、単体の最大HPの半分を回復して蘇生する。使用AP3。
フェニ尾が無いときは有難い。

DDFF

リカバリースキルの一つ。
戦闘不能状態のキャラクター1人を蘇生し、HPを20%回復する。

FFL

レベル3の白魔法。単体を戦闘不能から蘇生する。消費MPは22と、序盤では比較的高い。


フェニ尾は割とたくさん手に入るし店売りアイテムなのだが、アイテム所持数制限(15個)のため、APを消費するこっちを使用する機会もそれなりにあるだろう。

FF零式

死亡している仲間全てを、HPを少量回復した状態で復活させる防御魔法。
一定時間が経ち、その場から消えた味方には効果がない。
消費MPは255、使用に必要な防御魔力は75。

死亡した味方を蘇生する魔法として開発が続けられていた。
研究の結果、実用化には成功したが、
必要魔力の高さなどから、部隊配備は一部に限られている。

第三章のミッション『イスカ潜入指令』を難易度「困難」でクリアすることで使用可能となる。


死亡状態の仲間を全て復活させることができる蘇生魔法。
回復するHP量は微弱だが、蘇生直後は数秒間無敵状態になるため立て直す余裕は十分ある。
入手可能時期は意外と早く、腕に自信があるならば1周目から使用することも可能。
(ただし必要防御魔力が75と高めなため、防御魔法が得意なキャラクターでないと使用不可)
詠唱時間も短く、蘇生をミスすることもないため安定性は抜群に高い。
しかし消費MP量が非常に重く、最大MPが高いキャラでも数回使うのが限度というレベル。
操作キャラに装備させても、味方を復活させる機会はかなり限られる。


この魔法が本領発揮するのは、仲間に装備させた時である。
操作キャラ以外の仲間は、消費MPやAG消費量が1/3になるという特性があり、これによって一回当たり消費MP85で使用することができる。
これならばある程度の回数蘇生することが可能だろう。
さらに仲間CPUは回復行動を最優先に行うように設定されているため、MPが残っていれば死亡直後にレイズをかけてくれることが多いのも利点のひとつ。
もう片方の味方にケアルを装備させておけば、瀕死状態からすぐに安全圏まで持っていける。
そうでなくてもFF零式には優秀な回復手段が豊富なので、「死亡状態」から復活できるだけでも重宝する。
ただしリザルトでの死亡回数はそのままゆえ、ミッションの成績低下は免れない。
またMPが切れれば当然使用できなくなるため過信は禁物。
あくまで「保険」として用意しておく、という意識を持とう。


レイズの活用法はもう一つある。それは軍神の無限召喚である。
無限召喚で有名なのは、アビリティやアイテムによって予めリレイズ状態になり軍神使用後の死亡状態から復活、その後リレイズ状態を掛け直しつつまた召喚、というもの。
しかし軍神使用後の死亡状態をよく見ると、通常時の死亡状態となんら変わりはないことが分かるだろう。
ゆえにパーティーにレイズを持った仲間を1人以上用意することで、軍神使用→召喚終了→死亡状態の仲間が出現→即レイズ、で死んだ仲間を復活させることができる。
こちらはリレイズ系アイテムを消費しなくてもよく、どのキャラクターでも利用可能という汎用性の高さがある。
ただし消費MP0系アクセサリを持っていない場合はMP回復手段を用意しておかないといけないため、回復アイテムなりアビリティなりが必要になる。
あとパーティーが2人以上いないと使用できないテクニックなので、作戦を1人で行う《難易度【不可能】》ミッションでは利用できないという制約がある点には注意。


アルトクリスタリウムで強化可能な項目は詠唱時間のみ。
初期状態での必要詠唱時間が1.5秒、上限まで強化して1秒なので大きな差はない。
そのまま使用しても問題ないくらいに働いてくれるだろう。

PFF

イベント魔法。
HPはパーティで共有のため死ぬときは諸共だが、メインストーリー内で「アイオラ」がレイズで死者を蘇生している。
戦闘不能ではなく死者なので異例だが、彼女の正体がわかれば分からんでも無い設定である。

FFRK

レア4の白魔法アビリティ。単体を戦闘不能から回復させる。
生成に必要なオーブ(大)は白5個、聖8個。


SPスコア条件に戦闘不能にならないことがある場合が多く、戦闘不能を回復するより、戦闘不能にならないことが重要となっているため、作るほどの価値はあまりない。
後に、回復と両立できるマレイズが登場し、同じレア4なので作り易さも変わらないため、作る価値はさらに無くなってしまった。

FFEX

白魔法の1つ。術者の前に判定円が出現し詠唱後そこに戦闘不能の味方プレイヤーがいればHP半分で蘇生させる。

  • お供モンスターには効果なし、ただしアビリティオプションは生きているプレイヤー・お供モンスター共に効果がある。

高難易度クエストでは戦闘不能が続出し、フェニックスの尾も持ち込める数に限度があるためこの魔法の出番である。
とくにアイテム禁止だとフェニックスの尾も羽根も使えないため、レイズ系の魔法か自動復活に頼るしかない。

  • 復活禁止オプションではもちろん詠唱してもなんの効果もない。

FFEXF

杖(白魔道士)の魔法。レア4。
対象にした仲間一人を蘇生する。デフォルトでは復活時HP10%回復。消費APは多め。
フェニックスの尾が自分用のため、あったら便利というところ。

FF LOST STRANGER

主人公佐々木正吾の妹である夕子が、明け無しのホワイトドラゴンの攻撃を受けて死んでしまう
そこでこの魔法を使用するようシャルルに懇願するが、それに対しての返答は、「レイズなんて魔法はおとぎ話の中にしか存在しない」という非情な現実であった……。
そしてこの出来事を切っ掛けに正吾は、妹を生き返らせるためにレイズの魔法を求め、この世界を旅する事となる。

  • ちなみに作中では、漢字で「蘇生魔法」と書いて「レイズ」と読む。

その他

FFシリーズ以外のスクウェア/スクエニ作品にも復活魔法としていくつか登場しており、
サガシリーズ(GB1・3他)クロノ・トリガー半熟英雄などで使われている。
DS版サガ3SOLではさらに本家FFに無い独自のラ系魔法として全体版の「レイズラ」がある。