モンスター/【モルボル】

Last-modified: 2024-04-21 (日) 12:06:14

全般

FF2から登場した異質な植物。
作品によって強さが異なる、FFシリーズではおなじみのモンスター。
複数のステータス異常を起こす「臭い息」が凶悪。

  • 作品によっては食用。酒に漬け込まれたり料理されたり。
  • 息の臭さがアイデンティティ。モルボル菌もあるが、どちらにせよ不憫に思えてくる。
  • 25周年メモリアルアルティマニアで巨大なイソギンチャクのモンスターという設定が明らかになった。
    • この設定は社内であまり浸透していなかったのか、植物系モンスターとして扱われる場合が多い。
    • 下記にある通り、FF2では水棲種であることが描かれているが、FF4の「くさいいき」登場で違うイメージを持たれた可能性がありそう。
    • おそらく最初のFF2で緑系の配色(モウセンゴケやハエトリソウのイメージ?)をされたのが植物系モンスターという誤解の原因。
      イソギンチャク(刺胞動物)なら半透明の水色などが考えられるが、ベーシックカラーに緑色が定着してしまった今となってはそんなのが出ても「サイケな色のモルボル」としか思われないだろう。
  • 2は雷・6は炎・7は水・Tは冷気・8は炎2倍冷気1.5倍と、弱点属性が頻繁に変わっている。

現在こそモルボル=臭い息のイメージが固まっているが、後述にもある通り初出のFF2では通常攻撃に麻痺の追加効果があるのみで臭い息は一切使わない。
臭い息を使うようになったのは再登場したFF4から。


海外版の表記はMalboro。
この名前に神話など具体的な由来があるわけではないが、タバコのブランドとして有名なMarlboro(マールボロ)が元ネタと取られる事が多いようである。

  • 海外版FF6ではOscarと名づけられているが、由来は不明。
    • Oscar はテレビ番組『セサミストリート』のキャラクター。顔がモルボルっぽい。
  • モルボルの命名と考案は河津氏らしい。

モルボルを創作したのは河津さんで、実はビホルダーの代役として考えられたモンスターらしい。
名前の由来は「だってモルボルって感じでしょ?」だそうで、まともな由来が存在するかどうか不明(由来が無いとも言ってない)。
以上のことを、河津に聞いたらしい小泉今日治がツイッターで語っていた。

  • 作品にもよるが触手に目がついている場合が多く、言われてみればビホルダーと共通している。
    またお互い最凶に厄介な状態異常攻撃を持っている点、にも関わらず一般的な雑魚モンスターである点でも似ている。
  • FF2がBASTARD!!の直後なので時期的に微妙だが、ビホルダー問題によるものではなく、D&Dのモンスターを自主的に変更・アレンジしていった流れで生まれたのではないかと思われる。
    • 触手の中に目があるとビホールダーになっちゃうから、目の代わりに口にして、触手の中に口があるモンスターにしよう→今のデザインってことかな。
  • 実在する食虫植物、モウセンゴケにそっくりである。
    上記のような誕生の経緯があるため、直接の元ネタである可能性は低そうだが……。

ファミ通に連載されていた4コマ漫画「べーしっ君」では、『ろり子のおモルボルが見たい』という今なら【R指定もの】のド下ネタ回があったりする。(実話)

  • 当時はおこちゃまだったから意味がサッパリ分かんなかったけど(爆)
    • 「トルネコの大冒険」をプレイしてて「聖域 (の巻物) が (床に) 貼り付いて取れない。」という台詞をろり子が「せーいき貼り付いて取れない。」と聞き違える超下ネタ回が新年号に堂々と載ったぐらいだから気にするなw

幻獣/【モルボル】

FF2

ミシディア周辺やミシディアの洞窟に出現する。
通常攻撃に麻痺の追加効果があるだけなのでそれほど脅威ではない。
なおFF2のころのモルボルは臭い息は使わない(使うのはゴーギマイラスフィンクマイラ)。
むしろ上位種の『モルボルグレート』の脅威が、この種族のイメージを決定付けた。


この頃はイソギンチャクみたいな、水生植物っぽいモンスターだった。
(「ランドモルボル」=地上のモルボル)が登場する辺りが、FF2のモルボル種が通常は水生種であることを伺わせる。
普通のモルボルは水生種らしく稲妻に弱い。陸に上がった上位種は弱点を克服している。

  • モルボルグレート共々、出現するマップは何かしら水地形が存在しており、裏付けに一役買っている。
  • 種族属性も「水棲」である。
    • 海に出ないモンスターで水棲属性を持つのはモルボルのみ。ランドモルボルとモルボルグレートは水棲系ではない。

FF4

シルフの洞窟に出現する。


所持アイテムは確率順に万能薬バッカスの酒与一の矢ソーマのしずく
ソーマのしずくは手に入ると嬉しいが、メインターゲット役としては不適。
下述通り万能薬を盗むついでか、トーディウィッチを狩りに行くついでに出会う内に手に入ればラッキーのつもりが丁度いいだろう。
因みに、FF4で与一の矢を落とす唯一の敵でもある。


FF2モルボルグレートの悪夢の物理攻撃の継承技臭い息を1ターン目に使用するためにかなり手強くなった。
が、トードの耐性が無いのが救い。
臭い息をくらってしまうと同時に出現するマモンに殴り倒されるので、ルビーの指輪ルーンの腕輪などで対策を。
しかもこの臭い息は蛙にされてからも効いてしまうという悪質さ。なんでだろう…??

  • さりげなくリフレクで反射させることもできたりします。
  • トードは単に安全に倒す時だけでなく、万能薬を盗む時にも有効。買うと高い。
  • 前衛にねじりはりまき後衛にルビーの指輪でくさいいきは防げてしまう。
    あとは石にするなりかえるにするなりご自由に。
  • カエル状態でも臭い息を繰り出すのはトードが使えるのと同じ理由かな?
  • カエル状態だと臭い息の効果は出ないはずだけど。
    (ウィンドウに「くさいいき」の表示が出るだけ)
  • 変化のロッドを使うのもよい。

臭い息ばかり注目されがちだが、物理攻撃力もかなりのものをほこる。
いずれにせよ早く殲滅しないとじり貧になるのは確実。この物理攻撃を避けるためにもトードは有効。


石化の耐性がないのでブレイクコカトリスメデューサの矢が効く。
ブレイクを覚えているなら4体で現れた時も全体掛けで一掃可能。
それでも高確率で先手で臭い息を喰らいやすいのでルビーの指輪・ルーンの腕輪をリディアに装備させておこう。
臭い息は1ターン目から数ターン経った後にも使ってくるので注意。


「臭い息→通常攻撃→消化液→通常攻撃」のローテーション行動。

FF4(DS版)

DS版ではトードが効かなくなったが、臭い息もそれほど使わなくなった。
魔法など使わずさっさと倒してしまうのが正解。

  • DS版では臭い息はルビーの指輪で防げなくなったことにも注意。
  • この頃には「ひきつける」が手に入っているので、セシルに攻撃を「ひきつけて」もらえば被害は大きくならないはず。
    (オニオンシールド等が手に入っているなら尚更)
  • 炎属性が弱点化&ストップが有効なので、ファイガストップの魔法で対応しても良い。
    但し、両方とも詠唱時間が長めなので、「連続魔」や「はやくち」などを併用して、素早く掛けたいところ。
    ローザに連続魔を先に回していたなら、エスナによる回復役も兼ねてスロウの魔法で動きを遅くしておこう。

DS版で強化された「ブレイク」がこいつには効かない。

  • 殆どのステータス異常に耐性を持つようになり、スロウストップといったごく一部の手段しか通用しない。

万能薬が安価になった分それによる旨味は減ったが、与一の矢が高価になったりソーマのしずくのドロップ率が少しだけ上昇したりした。
一応、シルフの洞窟のB3F(シルフの家があるフロア)でアラームを鳴らせばアンダグランダと一緒に2体出現するので、やや手間はかかるが集中的に狩る事も可能。


エッジのミニゲームで通常敵を20体撃破してからの大ボスとしても登場。
HPは30もあるが、制限時間内にコイツを撃破すれば得点がドドンと3000点も入る。
弾のスピードは速い代わりに攻撃スピードは遅いので、上手く他の敵の行動をやりくりしながら倒したい。
尚、コイツを撃破した時点でゲーム終了になるので、どうせなら7000点以上取ってからカンストを狙いたい。

FF4(携帯版)

携帯版では低確率でみどりのしっぽを落とす。
コイツのどこにしっぽがあるのか…

  • 触手?

FF4(ピクセルリマスター版)

オリジナル版同様、「臭い息→通常攻撃→消化液→通常攻撃」のローテーション行動。
しかし臭い息がどれか1つに耐性を持っていれば防げる、という事が無くなったのでバックアタックや不意打ちされると大変に危険。
混乱を防ぐねじり鉢巻きを装備しておけば最低限の行動は取れるため対策としておススメ。
行動できれば逃げることもできるからだ。
勿論、ルーンの腕輪の沈黙耐性やルビーの指輪の豚耐性もあるに越したことは無い。
前者は魔法使い種族耐性により、同じ場所に出現したりモルボルとパーティを組んでいたりするマモンからの被ダメも抑えてくれるのも嬉しい。


相変わらず蛙耐性を持っていないため、こちらの先手トードが決まれば万能薬盗み放題な置物と化すのは変わらない。
蛙になれば臭い息も消化液も無駄行動と化す。

FF4TA

ここからカエルにしても臭い息を使用できる仕様になった。(Wii版で確認澄み)

FF4CC

TAから引き続き、蛙にしても臭い息を使用できるので、それ以前の機種をプレイした人は要注意。

  • 臭い息で起こるステータス異常のうち、どれか1つに耐性を持っておけば回避できるのは変わっていない。

FF6

Lv30、HP2900、MP980、種族:なし。アンデッドではない
攻撃力20、防御力95、命中80、素早さ30。
回避率0、魔力10、魔法防御145、魔法回避0。
弱点属性:炎。吸収属性:毒・水。無効化属性なし。
有効な状態異常:暗闇、毒、石化、バーサク、混乱、スロウ、ストップ、プロテス、レビテト、シェル、ヘイスト、透明、リフレク、スリップ、ゾンビ。
行動:

  • 1ターン:たたかう
    2ターン:たたかう/たたかう/くさいいき
    3ターン:たたかう/よだれ/何もしない

操る:たたかう/よだれ/くさいいき。スケッチ:よだれ/くさいいき。あばれる:くさいいき。
盗み:通常枠なし/レア枠エクスポーション。落とすアイテム:通常枠聖水/レア枠万能薬。
変化:成功率50%。万能薬/万能薬/万能薬/万能薬。
EXP:780。獲得ギル:2292。


ダリルの墓に出現。
亜種にモルボルグレートがいる。
コイツらモルボル族の臭い息は本作では青魔法としても登場するが、別にそれほど脅威の技でもない。
他、スリップ効果のよだれも使う。
毒・水属性を吸収し、炎属性が弱点。


このダンジョンで唯一アンデッドではない敵。

  • というかなんでこんなところにいたのかが謎めく。アンデッドだらけなのに。
    封魔壁のアンタレスと似たようなものか。

システム的にはプレーヤーの「アスピル」によるMP回復敵として配置されていそう。
バニシュなしでデスやデス系の即死追加効果が効く。


暴れる」で臭い息、「スケッチ」でよだれ、「操る」で更にたたかうが使える。


状態異常はカッパ・即死・沈黙・睡眠・死の宣告に耐性あり。


レア枠でエクスポーションが盗め、聖水万能薬をドロップする。


コイツはアンテサンサンなんかよりずっとアンデッドっぽい見た目だから、
「同僚」達も何の疑問も持たず「共闘」してるんだろうね。

  • 死体を養分にしているとか…おえっぷ。きれいな桜の、もといモルボルの根の下には…。
  • 毒属性も吸収するし、本当にアンデッドっぽい。アンデッドだらけの所なので知識がないとデス系は使う気にならない。
    • そういえば、ダリルの墓は環境的に水っぽくて湿気が多い。
      ってことは、巨大なイソギンチャク設定で登場してるんだな。
      何を喰ってるのかは想像したくないけど。
    • イソギンチャクと言うか、人喰い苔かと。

FF6(GBA版以降)

新種にモルボルワーストが加わった。


魂の祠の第3グループの2戦目ではアンテサンサンとセットで出現。
稀にシールドドラゴン×2が代わりに出現する。

FF7

ガイアの絶壁の外フロアか大空洞の特定のエリアに出現する。
サイズが大きめになって登場。水属性に弱く、毒吸収・重力無効。
冷凍光線を連発してくるのでラーニングするために臭い息を待つのはやや時間がかかる。
時々「バイオラ」も使用してくるため、この3つの技でモルボルのイメージと生息地を全て網羅していると言える。

  • インパクトが強かったためか、これ以降の作品でも大抵大型サイズで登場する。
    また、そのサイズゆえか単体で出現することが多くなった。
  • このあたりから「水棲生物」から離れて、独自のキャラとして確立してきたかもしれない。
  • 今回は先輩に当たる存在のオチューと共演できた。
  • ラーニングが実際に攻撃を受けて習得するという仕様上、「臭い息」の対策が不十分だと非常に厄介。
    味方全員が100%の確率で毒、沈黙、睡眠、混乱、ミニマム、カエルの何らかのステータス異常を負うことになるため、一切の手出しが出来ないまま冷凍光線+毒+混乱による同志討ちによってパーティが壊滅する可能性がある。
    • ちょうど絶壁内部で(2つ目の)リボンが手に入るので、実際に深刻な被害を負うことは少ないと思われる。
      露骨にこいつへの対策手段として設置されている感がある。

レベルは44。すなわちレベル4自爆が刺さるので、倒すのは楽。


クラウドエアガイツへの出演を嫌がったキャラ(?)のひとつ。
多数の触手によるハメ同然の空中コンボを危惧したらしい。

FF7R

クリア後に出現するバトルシミュレーターの「レジェンドモンスターズ」の最後に登場。今作の隠しボスの一体。
近年のモルボルのイメージを反映しオリジナル版以上にデカい。
行動はそこまで早くないがかなりタフな上、多彩な状態異常攻撃で攻めてくる。
溶解液は毒、スロウ効果のある液体を飛ばし地面に一定時間残る厄介な技。
おなじみ臭い息は毒、沈黙、睡眠、トード状態にする効果。

  • こちらをたべてしまうもぐもぐや臭い息の際に口を開けたところに攻撃するとヒート状態にできる。
  • 実のところそこまで強くないが、ハードモード限定でアイテム禁止な上にここに来るまでにトンベリベヒーモス零式と戦わされるため消費を抑えるのが肝心。
  • ツノ破壊まで魔法に魔法カウンターをお見舞いしてくるベヒーモス、遠距離攻撃に対して即死カウンターをお見舞いしてくるトンベリら魔法キラーたちをくぐり抜けた先に現れるこいつは…
    …素直に魔法が効く。MPの温存に成功していたのならエアリスの聖なる魔方陣を乗せてぼんぼん魔法をぶち込んでやろう。爽快。

臭い息はかわしにくいが予備動作が長い。
またCPUは結構避けてくれるので、操作キャラを変更するのも手。
当然レジストエスナのためにちりょうは一人は装備しておこう。
因みに今作では臭い息はモルボルしか使ってこない。てきのわざ装備を忘れないように。

  • 前述の通りたどり着くまでが骨なので、ライブラやてきのわざを忘れた時の虚脱感はすさまじい。

CCFF7

炎属性弱点、沈黙グロッキーストップ即死ふきとばし無効。
臭い息消化液を使用する。
精神アップ」か「精神アップ改」のマテリアが確実に盗めて、タリスマンタロットカードを確実に落とす。

ストーリー10章で、バノーラ村地下にある審判の淵にて雑魚敵として出現する。
ミッション「謎の大空洞>地下へのいざない>地下洞窟」では撃破目標として出現し、
その際の成功報酬はエイジスの腕輪

FF8

かなり手ごわくなって登場。
いきなり臭い息を連発してくるほかレベル100状態だとHPも10万を越すほどに。
運よく、オーディンが出現すれば一撃で倒すことも可能。


最速でエンカウント出来るのはチョコボを乗り継いで訪れるグランディディエリの森
だが多くのプレイヤーは月の涙前のエスタ周辺(エスタ大平原)で不意にエンカウントし、なにがなにやらわからぬまま全滅に追い込まれたのではないだろうか…。
また、天国に一番近い島地獄に一番近い島ではLv100固定でエンカウントする。
モルボルの触手は、青魔法アイテムなので一度は戦っておきたい。
LV30以上になると51/256の確率で呪いの爪を10個落とす。


LV29以下のモルボルをたべると大ダメージを負う上に暗闇沈黙睡眠カーズ状態になるが、
LV30以上のモルボルをたべると、HP全回復・不利なステータス変化解除・精神1UPの効果がある。
天国or地獄に近い島で狩る時にはアーヴァインの火炎弾がHP調整に何かと便利。


開幕で必ず臭い息を使う上、FF8のくさい息にはバーサク効果が入っており、
混乱と合わせて逃げることすらできずに壊滅させられることがままある。
ラスボスより強いと言うプレイヤーすらいるほどである。
バーサク耐性を持たせなければ勝ち目は無い。
せめて、行動不能になる状態異常をガードしておけば、バーサクで攻撃力増強されるので押し切ることも可能(ペイン、ブレイク、スリプル、コンフュのセットが有効)。


臭い息の具体的な効果は、敵全体に毒+暗闇+沈黙+バーサク+睡眠+スロウ石化中+混乱+カーズのST変化を引き起こすというもの。ダメージはなし。
また、他には物理攻撃扱いで敵単体に割合ダメージ体力0のST変化を発生させる溶解液と、魔法攻撃扱いで全体攻撃の怪音波も使用してくる。魔力が高いのは確かだが、怪音波のダメージはそれ程でもない。
しかし睡眠・混乱状態でこれを連発されると戦闘不能になりかねない。

  • 暗闇も防いでおかないと攻撃が当たらず、毒で削り殺されることに(攻撃力の高いスコールであれば、暗闇・バーサク状態のままでも倒せなくも無い)。
  • ST耐性によってはオートヘイストが裏目に出ることもあるので注意。
  • 鉄壁を期すならこっちの記述にもあるように、リフレクのマルチ×4をお勧めする。
    100個あればカーズ以外全て防御可能。後はメルトンも不要なサンドバッグ。
  • マルチジャンクションを使わないなら、最低でも誰か1人はちりょうを使えるようにしておき、そのキャラのST防御Jにコンフュ、バーサク、ブレイク、スリプルをジャンクションしておきたい。
    毒や暗闇といったものであれば操作不能になるより遥かにマシ。

ST攻撃Jにドレイン、ST防御Jにコンフュとブレイクを付けておけば、余程能力値が低くない限り負けない。
暗闇による命中率低下には命中カンストのスコールとセルフィ(ゆめかまぼろしか装備)で対処。
吹き飛ばし耐性が不十分なので、ST防御Jをコンフュ・ブレイク・バーサクにして、キスティスでデジョネーターを狙うのもいい。


アルティマニアには、「ST防御にブレイクとブライン(もしくはペイン)、ST攻撃にドレインをジャンクションして戦いたい」とある。
これに加えて属性攻撃にファイガ、念のため属性防御にフレアとレイズをジャンクションしておけば、まず負けない。

  • この戦法を採る場合は毒ダメージ<吸収回復量にならないと毒死させられるので注意。

万一上記のような万全の準備をせずに出会ってしまった場合、ぶっちゃけ勝ち目がないのですぐさま逃げた方がいい。
どれだけこちらの戦闘力が充実していても力押しで勝てる相手ではない。
特にたべる狙いではなくモルボルの触手や呪いの爪を集めたくて狩る場合、下手に対策をして長期戦を挑むよりは、ひたすら逃げ倒してオーディンに倒してもらうのを待つ方が効率がいいかもしれない。
普段迷惑がられるオーディン先生が珍しく輝く場面である。

  • プレイヤー側がかなり好き勝手に立ち回れる本作だが、仮に全滅例を集計したらコイツが原因として上位に食い込むだろう。

イデア稼ぎ時にも出現するが、臭い息と異様に高いHP(ランダムエンカウントの中では最高値)が鬱陶しく、経験値稼ぎの対象としてはあまりオススメ出来ない。
経験値目当てなら高台下のみで出現するメルトドラゴンを狙った方がいい。
ここではモルボルも出現しないのでその意味でも効率がいい。


ドローできる魔法はLV1~19でバイオ、LV20~29でバイオとクラビデ、LV30以上でバイオとクラビデ、クエイクとなる。
バイオとクエイクはともかくグラビデは重宝する。

ライブラ

ライブラの解説文

ほぼ全てのステータス異常をおこす臭い息で攻撃してくるモンスター
戦うためには、ステータス防御を万全にしてからでないと、あっという間に負けてしまう

  • モルボルのHP方程式は「0.5(LV)^2+1410(LV)」である(小数点以下切り捨て)。
  • 臭い息を凌いだ後はこの異様に多いHPとの戦いになる。このため弱点である炎や冷気属性、あるいは割合ダメージを最大限活用したい。またLV70でHPの値が10万を超えるため、それ以降はライブラでのHP表示が「?????」になる。
    なお、ランダムエンカウントでHPが10万を超えるのはモルボルとゴージュシールのみである。
  • 平均LV7のパーティがモルボルLV100を倒すと獲得経験値が減少するバグが存在する。詳しくは【経験値】のページを参照。

カード

レベル5、上7右7下4左2、毒属性のモンスターカード。
カード変化で4枚でモルボルの触手×1を精製できる。
レベル6以上のカードが出現するまでは、左下に置けば鉄壁を誇る。
ランダムハンドでも充分通用するカード。
また「カード」使用でモルボルをカード化すると、稀にレアカードとして【トンベリキング】が手に入る事がある。

FF9

Disc3のパンデモニウムで初登場、Disc4でも黒魔道士の村周辺に現れるおなじみのモンスター。
今作ではくさい息はもちろん、新たに吸収攻撃を使ってくるのだが、それ以上に驚くことが……
なんと一定時間が経つと空を飛ぶのである!
まさに、「モルボルも空飛ぶ時代ですよ」といったところか。

  • 初めて浮遊シーンを見た時に吹き出したのは俺だけじゃないはず。
  • なんとなく…ゴキブリが飛ぶのと似たキモさを感じた。
    空を飛んでいる状態では「ウイルス触手」で単体をウイルス状態にしてくるのだが、一瞬恐怖のモルボル菌が頭をよぎった人もいるだろう。

くさい息は、こちらの攻撃でHPが約1/4を切った時のカウンターとして使用する。
そのため本作では衝撃の飛行シーンを披露するインパクトだけが強い。


Disc4時は黒魔道士の村周辺だけでなく、世界各地で大発生する。

  • この時ガイア各地に出てくるモンスターは、「霧」の影響かアンデッドが多数を占める。
    が、モルボルはアンデッドではなく、種族特効を持っていない。
    FF6でダリルの墓にアンデッドに紛れて出現した経験を買われ、エンカウントに組み込まれたのだろうか。

FF10

ナギ平原に登場。臭い息を受けると沈黙混乱暗闇スロウバーサク状態になる。
わいろを使用するとレアな材料アイテムである未知への翼が手に入るが、HPが高い分価格も高く個数も微妙。

  • くさい息はHPが減ると使用してくる。倒しきれなかった場合は逃げてしまったほうがいいかもしれない。
  • とれとれチョコボで0:0:0出した人は更に注意。
    聖印とった後に全滅とか、本当洒落にならない。←経験者が通ります。

挑発してしまえばあとは防御無視の「消化液」を撃つだけなので、それの回復が間に合えば何とかなる。
もしくは流星を成功させて吹き飛ばしてもよい。
 
弱ディレイへの耐性もないため、すばやさが十分にあるヴァルファーレソニックウィングを撃ち続けていると安全に弱らせることが可能。

  • これは上位種のモルボルグレートにも通用する。

10オリジナル版にはリボンが存在しないので、相手の各種状態異常攻撃を装備で完全に対策することができない。
そのため「やられる前にやる」ことができないと非常に厳しい相手。
いくらパーティーが強かろうと混乱で限界突破武器を振り回す同士討ちになったり、毒で万単位のHPをみるみる削られる惨劇となってしまう。


ルールーに不潔!と叫ばれる。
無理もないが…。


ナギ平原の左上の方に出現する。
おそらくモンスター訓練場じじいが言う「左上の方には強いモンスターが」というのはこいつのことであろう。

後のモルボルグレートと違い、確実に先制を取ってくるということはないが「先制」のアビリティが無いと運が悪いと何も出来ないままに全滅の憂き目を見ることもある。

  • 訓練場を利用するためにはコイツ最低一匹は捕まえる必要がある。
    この時点ではアビリティによる対策は難しいので、OD技や召喚獣で削ってから捕獲するなどの工夫が必要となる。
  • 盗まれた祈り子の洞窟にも出てくるので、そちらのノルマを先に達成することでこちらのノルマの達成時間を減らす手段がある。

FF10-2

SLv3以降のビサイド島雷平原に出現する。
また、ジョゼ寺院にアクティブリンクが発生したあとにアンダーべベル・大深度エリアに行くとボスとして戦うことになる。
通常時は「消化液」を繰り返す。何度も攻撃を受けると「くさい息」で攻撃してくる。
オーバーソウルすると、1/2の確率で「かぶりつく」を、1/3の確率で「目薬消化?」「毒消し消化?」「くさい息」をそれぞれ繰り出すようになる。


1個の魔物であると同時に、あのキモい触手の集合体でもあるらしい。


魔物人生のモルボル曰く「平均寿命は300年で頑丈な身体を持ち、天敵となる存在もいない。」
どうやらスピラの生態系の中でも相当上位の種のようだ。
「500年生きたモルボルの体内は神秘に通じている」という嘘をシンラ君に吹き込み、エンディングで彼を飲み込んでしまう。
ちなみにこのモルボルは500歳になったばかりなのだが……

FF11

雑魚敵にしては強めに設定されており、レベル上げで好んで狩られるような敵ではない。
素材の「モルボルのつる」がハイポーションの原材料となるので、それ目当てに格下を狩る人が多い。


ノートリアスモンスターの大半が女性名を冠しており(ヴィヴィアンキャシー、オスカル等)、後発作品においてもモルボルの固有名として女性名が用いられることが伝統となりつつある。
また、上位種のノートリアスモンスターは、「テイントブレス(前方範囲魅了+モルボル化)」や「生臭い息(自身中心範囲即死)」など尋常ではない息を吐きかけてくる。

  • 女性名を持つモルボル種のノートリアスモンスターは名前の手前に二つ名のような形容詞を冠することが多いが、形容詞と女性名が同じ頭文字を持つ「頭韻法」で名づけられている個体が多い。
    上記のキャシーやヴィヴィアンも、正式名称はカプリシャス・キャシー(Capricious Cassie:気まぐれキャシー)、ヴォラプチュラス・ヴィヴィアン(Voluptuous Vivian:官能的なヴィヴィアン)である。
    名前に女性名が用いられるのは、ペットとして飼われ、ちゃん付けで呼ばれていた最初の固有名持ちモルボル「キャロットちゃん」に由来するのだろうか。

十八番の「くさい息」はラーニング可能。女性PCが吐くとちょっとショック。


詳細はこちら→モルボル

FF12

ゴルモア大森林に生息している。従来作よりも小さくなった気がする。
また従来のモルボルグレートの他にモルボルキンググレートキングヴィヴィアンキャシーと結構上位種・亜種が多い。

  • 上位種はさりげなく王冠をかぶってたりする。
    今作はトロの剣等、所々DQネタが入ってたりしているので、
    その関係だとすれば多分キングスライム辺りが元ネタか?

モブではワイルドモルボル、リスキーモブではキャロットハントループではクリスも登場する。
系統共通の行動として、障害ステータスを発生させると反撃で息を吐き、その後活性で治療する。
モブなどの強敵の場合は、あえてこの行動を誘ってループに持ち込んで倒す戦術が使える。
ザコの場合、耐性そのものは意外と少なかったりするので、スリプルドンアクなどで行動自体を封じると安全。
後述のように寄り道で出てきてレベル差が大きい場合に有効な戦術。


他のモルボルと比べるとステータスがばらけており
中にはボスの護衛で出現するタイプもいる。


何故かモルボルよりもその上位種であるモルボルグレートの方が先に登場する。

  • 結界の手前にグレートなんていたっけ?
  • バルハイム脱出後に、ガラムサイズを探索していると、モルボルシリーズの中ではまず最初にグレートキングを目にすることになるのだが…。
    実は、グレートキング(ガラムサイズ水路)→モルボルグレート(ゴルモア大森林)→モルボル(ゴルモア大森林)→ヴィヴィアン(古代都市ギルヴェガン)→キャシー(リドルアナ大瀑布)→ワイルドモルボル(幻妖の森)、キャロットちゃん(サリカ樹林)という順番である。
    • ただ、シナリオ的な面もあるので、多くのプレイヤーは、一番上のモルボルグレートが最初で、モルボル→グレートキング(この場合はツィッタ大草原)…という順番になるのだと思う。
      • ナルビナでチョコボ嫌いの帝国兵を追っ払い、モスフォーラからサリカまで強行軍を行うとモルボルキングが出る。
        何となくガラムサイズ水路に入ってみるとグレートキングが出る。

古の大魔女ヴィヴィアンがモルボルの原種を生み落としたという。
全てのモルボルはこのモルボルから派生した。
異説として、ヴィヴィアン自体がモルボルだったというものもある。

FF12RW

タイプ:近接
攻撃:-
レジスト:-
弱点:-
ランク:II
説明:おぞましい姿の肉食植物 くさい息はモーレツ!
基本技「触手」と、
特技『くさい息』を使う。


モンスター扱いなので味方は召喚できない。
もっともこんなのを召喚したら自分が一番被害を受けるであろう。

FF14

黒衣森やモードゥナ、幾つかのダンジョンで出現する。
臭い息で状態異常を多数付与してくるが、基本的には回避可能。


特定の条件をクリアすることで乗り物(マウント)として入手でき、乗るというよりは触手で抱える格好になる。
演出アクションとして臭い息を吐き出せるものの、プレイヤーキャラは前方に抱えられたままのためこれが直撃し、悶絶する。


余談だが、開発、運営スタッフの一人で、コミュニティチームリーダーの室内俊夫氏の愛称でもあり、自身もそう自己紹介している。
(フォーラムでのアイコンが、モルボルのアイコンの為)
メディアへの露出は、プロデューサーの吉田直樹氏に次いで多い(モルボルのコスプレで登場した事もある)。

FF15

第10章ケスティーノ鉱山のボスとして登場。
幼体であるモルボルベビーを多数引きつれて一緒に襲ってくる。
至近距離ではかぶりつき、距離が開いていると滑り込んで体当たりしてくる。
張り付き対策として、たくさんある触手から消化液を吹き散らし、暫くすると深く息を吸い込んだ後、臭い息で前方・近距離を広く攻撃してくる。

  • 飲みこみ攻撃は、パリィカウンターのチャンスでもある。
  • 初出現した際のプロンプトの「うわあ、クチ!?…いや、カオ!?」という反応はなかなか笑える。

消化液や臭い息に当たると混乱など多数のステータス異常に見舞われる為、モルボルの様子を見て定期的に離れて対処していきたい所。


倒すとモルボルの目玉を落とす事がある。


11章以降、アンブラの能力で過去のルシスに戻ると、本来ルシスにいなかったはずのモルボルが現れ、討伐依頼が出る。(ある種の歴史改変)
タイムドクエストでも登場する。こちらも11章以降が必要条件。
15章の封印ダンジョン遺構に眠る脅威」にも登場する。


上位種にモルボルドゥームがいる。


エネミー図鑑によると、ニフルハイム帝国南部を原産とする生物。
輪形動物が複雑な進化を経た末に得た姿。獲物の不意を突いて多数の触手で絡め取り、
巨大な口で飲みこんで、そのまま消化するという生態を有している。
本来はニフルハイムを棲息地とするモルボルだが、現在ではルシスでも多く繁殖している。
この種を象徴する技「臭い息」は、人々の生活にとって大きな脅威であり、
この姿が発見される前に討伐依頼が出される事も多い。

●コースタルマークタワーのモルボル
コースタルマークタワーの最深部にもモルボルが棲息しているのが確認された。
大昔にニフルハイムから渡ってきたものと推測される。
完全に地下の洞窟での生活に適応しており、周囲の魔物の強さに対抗できるだけの強さを身に付けている。

●カエムのモルボル(タイムドクエスト)
クレイン地方カエムの岬付近に大発生したモルボル。
緊急の討伐対象となった個体群で、モルボルの一種とされているが、本来は同時に発生しないはずの
ルシス産のモルボルドゥームと一緒に行動しているので別種である可能性は否定できない。

KGFF15

映像作品「KINGSGLAIVE FFXV」では「モルボルくん」というマスコットキャラが登場。
インソムニアで流行っているという設定。
関連項目→モルボ・スムルの屋台

FF16

モルボル種に属する魔物で、スティルウィンドのボスとして登場。
また、ドレイクブレスで戦うアカシア化した個体とサブクエストで討伐するリスキーモブ・キャロットが存在する。
本来は人里離れた場所に生息していたが、黒の一帯の拡大に伴って元の住処を追われ、廃村と化していたスティルウィンドに住み着いた。


今作でも巨大であるが、見た目はFF2の頃に忠実。
また、水棲植物のイメージに立ち返ったのか、どの種類も沼などの水辺に生息している。


まさかの最初のボスという大役を務めることになった。
だが、ゲームシステム上状態異常がないため、お馴染みのくさい息はそこまで脅威ではない。
突進を繰り返す暴れまくりも比較的避けやすい。むしろ、バトルフィールドに残るヘドロ吐きが厄介。


声優さんは「モルボル」を平板のアクセントで発音している。
思っていたアクセントと違うと思ったプレイヤーは結構多いらしい。

  • 英語版はわりとみんなのイメージに近い発音かと思う。
    いずれにせよ、架空語彙のアクセント表などは言語間で共有されていない様子?

FFT

ランダムエンカウントで登場。
種族共通で氷属性が弱点。
最上級のモルボルグレイトの使うモルボル菌はモルボルになってしまうという凶悪な技。
あまり出会う機会もない上、一部キャラクターには無効果だけど…。
余談だが小学生のいじめを思い出す。


ペットとして飼われている様子が儲け話で確認できる。
それにしてもモルボルにキャロットちゃんなる名前をつけるセンスはどうなんだろう。

  • モルボルをペットは酒場のマスターが突っ込んでいるのでイヴァリース世界の感覚でも悪趣味なようだ。
    貴族社会と平民社会で感覚が違う可能性は否定しきれないが…。

移動力が低い、FFTの仕様ではなめる(リフレクの効果)が使い辛いと戦力としては微妙。
だが最上級のモルボルグレイトを密猟するとエリクサーが手に入る。


触手となめるしか使ってこないのでこの作品のモルボルは比較的怖くない。

  • なお、「なめる」はその効果から基本的に味方に対して使う
    誰だこの技考えた奴は。
    • モルボルは群れで登場することが多いのでモルボルが互いに舐めあうという想像すると悍ましい光景が多発する。動物が毛繕いし合うようなものと考えれば…。
      • レッドパンサー系ならわからなくもないが、見た目グロテスクなモルボルじゃなぁ。
  • モルボルの代名詞とも言える臭い息は通常では使えない。
    使うにはまじゅう使いが必要になる。ほっとする半面ちょっとがっかり。

一覧

FFT(PSP版)

仲間にできる人数が増えたPSP版なら養殖してみても良い。

FFTA

打たれ強いのが特徴。当然臭い息も怖い。
だがスピード・移動力ともに低く遠距離攻撃もないので、接近さえ許さなければただのザコである。
状態異常耐性が低めなので、動きを封じたり即死させるのは難しくない。


「くさい息」という状態異常のデパートのような技を使うためか、万能薬嫌いである。
このせいで、生け捕ったこのモンスターを強化するのは現実的ではない。

  • 生け捕ったモンスターにアイテムを与えても強化されるのはダメージ技のみ。
    状態異常技しか持っていないモルボルはそもそも強化する必要が全く無い。
    友好度を全員100にする、内部データも完璧に仕上げる、といったこだわりが無い限りは放置していい。

モルボルを漬け込んだモルボル酒というものがクエストアイテムとして存在する。


ちなみに「モル」と鳴き、触手は弓として使われる。モルボル狩りの季節というものがある。


亜種におなじみモルボルグレイトの他、クエスト「異国の魔物3」ではオチュー、「キャロットちゃん」ではデビルモルボルが登場するが、後ろの二体はジョブ名が違うだけで通常のモルボルと同じ。

FFTA2

打たれ強く、力もそこそこある。風弱点。
くさい息の威力は下がったが、ブレス技になったので遠距離から使ってくる。


やっぱり食用。こいつを数体狩るクエストがあるが…、あれは最初わかりにくかった。

FFCC

キノコの森のボスモンスター。
最初はプレイヤーよりも小さい姿なのだが、周りの巨大キノコの胞子を吸いこんで巨大化し襲ってくる。
お得意の「くさい息」は毒の効果のみで弱体化しているが、カーズラによる呪い、ブリザガによる氷結などがあるためやはりステータス異常対策は必須だろう。
ブレイヤーを「吸引」で引き寄せてくるが、その間はスキだらけなので攻撃のチャンス。
また魔法全般に弱く、特に炎に弱い。
レア素材「モルボルのたね」を落とす。植えたらモルボルが生えるのか…?

FFL

今作では黄昏の章のルフェインの遺跡巨大空洞で初登場。
相変わらず臭い息が厄介だが、ブレイク一発で沈められるので早々にになってもらうのがいい。

FF零式

インスマ地方の森林やエイボン地方や蒼龍領の森林にまぎれて棲息している。
オリエンスで最も危険なモンスターと定義されており、あまり動かずに臭い息や臭い玉を吐いて攻撃してくる。
臭い玉はロックオンしての迎撃が可能で、いずれも当たると毒や沈黙などの状態異常を与えてくる。
開始当初は物理攻撃がとても効きにくいが、臭い息の後に出るブレイクサイトに当てると効きやすくなり、一時的だが攻撃が消極的になりスタンもさせやすくなる。
周りで回避を続けながらブレイクサイトを狙い、その後集中攻撃を重ねれば倒しやすいか。
炎属性が弱点なので、ファイア系の魔法で攻撃するのも有効。
なお、ローシャナ州でシンボルエンカウントするレベル50の個体はダークマターを落とす。
これは、ムツキの依頼をこなすのに必要なアイテムになる。

  • 何やら全身から禍々しいオーラを噴出させているが、これはモルボルの毒のバリア。これでダメージを軽減している模様。

シンボルエンカウントのモルボルは森の中でじっとしてたり(擬態?)、とある町を襲撃していたりする。
襲撃と言っても町のシンボルにぴったりくっついているだけだが。
そのため、町から出た途端にモルボルに追われることになる場合も。
モルボル自体の造詣の恐さも相まって凄く心臓に悪い。

  • モルボル自身の動きはそんなに早くないので逃げる事自体は難しくない。
    シンボルエンカウントでは単体でしか出現しないのでパーティーキャラが臭い息に引っかからないように注意していれば恐れる必要はないが、
    魔物の峡谷では一緒にマンドラゴラやアーリマンなどちょこまか動くやつらが出てくるので不意に殴り殺されたりしないように。

今作では上位種にモルボルグレートスペースモルボルがいる。

TFF・TFFCC

BMSの敵キャラとして登場する。デザインはFF2に近く、カラーバリエーションもある。

TFBL

モンスターとして登場。
臭い息暗闇状態にしてくる。

PFFNE

FF6のものがAREA4-1の3戦目に1体登場する。
またWOFFのものがAREA30-5の2戦目に1体登場する。

DFFOO

FFEX

植物種族のモルボル族のモンスター。自然に生息している他、ドリュアスが作り出すツタの中から産み出てくる。
代名詞の臭い息を使うのはもちろん、通常攻撃にすら麻痺の状態異常がついていたりと非常にやっかい。優先して倒そう。

  • ちなみに臭い息はプレイヤーが使うと判定は目の前だけなのに、モルボル種が使うものは左右に首振りしながら放つため地味に範囲が広いという差がある。

WOFF

Lサイズのミラージュ


マンドラゴラからヘンシンカする。バランスタイプから一転して物理アタッカー型。
十八番のくさい息触手を覚えるほか、ノセ崩しにムラができるエントロピーなどを習得する。
くさい息は毒、暗闇、物忘れ、スロウ、混乱を同時に与えるというもの。
悪夢の時持ちをノセノセすればまさに悪夢である。
ノリノリも出来てしまう。

メビウスFF

有毒の悪臭を放つ不潔な植物の怪物です。

土属性のモンスター。
アビリティカードとしては土属性のレンジャー系アビリティ「(プチ)土の乱舞?」を持つ。

SOPFFO

FF:U

伯爵の食事シーンとして、普段は負の感情でできたデザートを食べることが多いのだが、
「モルボルの触手をブリ虫オイルで和えたホットサラダ」なるものが出てくる。
「触手」と言われているものの皿の上には生きたままの小型のモルボルが丸ごと乗っかっており、
伯爵に食べられながらグワッグワッと鳴き声を上げているが、
黒き風が生きていたことによる伯爵の癇癪の犠牲になりナイフを思い切り突き立てられる。哀れ。

チョコボの不思議なダンジョン

触手攻撃の他に毒の息と混乱の息を使ってくる。
倒すと稀にラサンの実、もしくはごちそうの実を落とすことがある。

チョコボの不思議なダンジョン2

モルボル系レベル1。カラーは緑色。
海底遺構ダンジョンの26Fと、山岳ダンジョンの1~3Fに出没する。
触手攻撃と混乱の息のみで毒の息は使ってこなくなった。
混乱させられると厄介だが、攻撃力は低いのでそれ程苦戦はしないだろう。
倒すとたまに冷静のクラや薬類を落とす。
盗んでも毒薬等だったりする事も多いが、万能薬ハイポーションも手に入る。
採取できるエキス植物のエキスごちそうの実と同じ効果がある上に、売値も中々なのでうまく採取したい所。
上位にグルモルボルモルボルグレートがいる。こちらは通常攻撃に毒効果があるので要注意。

  • モンスターミュージアムにも記載されてはいるが、グルモルボルの通常攻撃には毒は付与されていない(恐らく復活ダンジョン攻略時に於けるバランス調整)。

クルクルでの復活ダンジョン攻略時では、変身すれば混乱の息がモンスター対策に生命線と言える程の活躍を見せる。外れる確率も大きめなのが難点だが。
また、コイツから採取できる植物のエキスは前述通りとても重要なので、色々と重宝するモンスターでもある。

ダイスDEチョコボ

対戦キャラクターとして登場。
眠り・毒・混乱に耐性があり、どこか一つの場所をグルグル回って自分のエリアを作ろうとする傾向がある。
だが何の考えもなしに回ってたまに出てくるといった具合なので、要所さえ抑えさせなければ脅威ですらない。
友達魔石としては、召喚者が止まっている場合は眠り・毒・混乱から守り、毒か混乱にかかった敵が止まれば臭い息を吐いてそれを延長させる。
効果自体はなかなか良いのだが、毒や混乱が出て来るのはもっと後なのでそれまで耐性も効果も全く活かせないという点ではやや扱いが悪い。
各所に配置したい効果にも関わらず値段が安くないのも欠点。

いただきストリート

ポータブルではチャンスカードとして登場している。株を買う事が出来る。

マリオバスケ 3on3

マリオバスケ3on3では、ある行動を行なう事によって、
ゴールがモルボルになっている『モルボルガーデン』を使用する事が可能。

  • >ゴールがモルボル
    実は、下記の画像でも見える通り、ちゃんとしたゴールリングは設置されている。
    その先のモルボルがコートギミックとなっており、『くさい息』を味方敵に噴き掛けるというギミックになっている。

『モルボルガーデン』コートディテール

  • うん……?モルボル?

使用すれば分かることだが、『モルボルガーデン』で使用されるBGMは『デイジーガーデン』の使用BGMのアレンジVer.である。

ロードオブヴァーミリオン

2013年8月稼働のv3.0で「FFモンスターズ」枠で登場。
種族はアンデッドではないが不死に分類される。
代名詞ともいえるくさいいきは攻撃・防御・移動速度を下げる覚醒アーツとして登場。
超覚醒攻撃は「ポイゾアタック」で、攻撃した相手のHPを徐々に減らす毒効果を与えるもの。
能力は守備の方が高めのディフェンダーにあたるが、攻撃の効果で与えられるダメージは多め。

お城の舞踏会に遅れないようにと、森を通る近道を選んだのが間違いだった。ここは、奴らの“巣”だ。
例えようのない悪臭が周囲に満ちる。前線を守る騎士たちが次々と崩れ、
邪悪な触手が馬車に迫る中、我らが姫君はドレスに悪臭が付く事を気にして
香水を振りまいていた。「やれやれ、姫様の胆力には驚かされる…」
私はおもむろに杖を手にし、火焔の魔法を唱えようとする。
……が、声が出ない。(しまった、“沈黙”の毒、か…)

DATA
全長:臭くて調査不能
体重:臭くて測定不能
生息域:森・草原
知能:低い
食事:雑食
味?:珍味

  • 「精神が鍛えられる程おいしいです」(学生:18歳)

パズル&ドラゴンズ

クリスタル・ディフェンダーズコラボイベントの第1弾から登場している。
木属性の体力タイプのモンスター。スキルは「くさい息」で、敵全体を猛毒にする。リーダースキルは無し。
進化するとモルボルキングになる。

その他

聖剣伝説レジェンドオブマナではモルボルボールという名前のモンスターが登場する。
姿形はFFのそれとはかなり違うが、臭い息を吐くという点においてのみ共通している。