モンスター/【ペールプリン】

Last-modified: 2022-02-22 (火) 21:26:24

「ペール」とは、色彩を現す言葉で、「淡い」「薄い」「青白い」「青ざめた」という意味がある。
他にも同じ読みで「桶」「イギリスのとある地域」という意味のものもあるが・・・色の方がしっくり来る。


FF10-2

モンスター/【スノープリン】


ミヘン街道ガガゼト山などで出現するプリン種の魔物。
名前の通り青白い体色を持ち、目は薄紫色なのが特徴。また口からは常に白い冷気が漏れている。
前作の特徴を合わせるのであれば体は雪に近いのだろうか?
氷属性魔法のブリザドのみを連発する戦い方をする。
オーバーソウルになるとブリザドの他に魔力アップ!魔力ダウンも使ってくる。
カーズバーサクを無効。オーバーソウルすると混乱と魔力変化まで防ぐ。
氷属性を吸収、雷と水を半減させる。しかし炎属性には弱い。

ライブラ

通常時のライブラ解説文

ヌメヌメした体は氷属性の攻撃を吸収してしまう。
MPがあるかぎり氷属性の魔法で攻撃してくる。

オーバーソウル時のライブラ解説文

ヌメヌメした体は氷属性の攻撃を吸収してしまう。
HPが少なくなるほど、使ってくる氷属性魔法の威力が大きくなるようだ。

FF10-2(ILM版)

クリーチャークリエイトで仲間に出来るようになった。
ミヘン街道とガガゼト山でSサイズポッドを設置すれば捕まえる事ができるが、STLV【1~2】までなので期間が短い。


レベルを上げるなどをして、魔物人生を見ていくと・・・
彼は人間だった頃は、自分で言っていたが「腑抜けで無気力されどワルにはなれない半端者」らしい。
しかし、そんな彼を慕っていた者がいたらしく、それがとある金持ちの令嬢だったらしい。
彼自身も何で自分を慕うのか分からず、それでも告白されたのが嬉しく、彼女の為に頑張ろうと思ったという。
もちろん彼女の両親からは反対され、デートは決まってキーリカの森、プレゼントは何もナシ。
彼女は気にしてなかったらしいが、彼は何もしてやれない自分が情けなくて、自己嫌悪に陥っていた。
だからしっかり働いて指輪をプレゼントしようと思いつき、それでプロポーズをしようと計画した。
しかし、いざ告白するとなると怖くなってしまい、彼女が来る前に指輪だけ置いて逃げてしまったのだ。
そして、彼はもし出来るなら、あの場所からやり直したいと思っている。

彼はシンラ君に連れられ、彼女と待ち合わせた遺跡の近くに来ていた。
もしも、まだここに指輪があったら・・・あの時言えなかった気持ちを今度こそ伝えようと彼はそう決意する。
しかし指輪は無かった。彼は肩を落とし、ショックの余り魔物から人間の姿になってしまった(生前は褐色で健康的な青年だった)。
そこで遺跡に老婆が近づいてきた。その老婆は人間に戻ったペールプリンを見ると驚き・・・
そして老婆の指には見覚えのある指輪が・・・
彼女はこの指輪が彼からのものだという事がすぐに分かり、そして豪華なプレゼントなんていらず、彼が傍にいるだけで幸せだったとの事。
ペールプリンは人間の姿に戻り、あの時言えなかった気持ちを言った。

俺と・・・いっしょになって、くれないか?

彼女はもちろん頷き、長い時を経て再開した恋人同士は共に歩み、村の方へと去って行った。
彼女は嬉しそうにこう呟いた。

・・・ふふふ、やっと返事ができたよ

彼女はペールプリンが贈った指輪を左手の薬指に付けている事から、これがエンゲージリングだと気付いており、彼が亡くなった後も、誰とも再婚しないでずっと操を守っていたのだろう。