地名・地形/【ガガゼト山】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 20:46:57

FF10

スピラの極北にそびえる万年雪に覆われた霊峰。この地を守護するロンゾ族は畏敬の念を込め「御山」と呼ぶ。

  • ちなみに「御山」の読み方は「おんやま」。

ザナルカンドへ続く唯一の道であり、究極召喚を求める召喚士達には避けて通れぬ道だが、その道は今までとは比べ物にならぬほど険しく、厳しい。
山道のいたる所に残る武器などを突き立てただけの即席の墓標がかつて霊峰に挑み、そして志半ばで果てた者達の無念を物語っている。

  • 墓標オブジェを調べるとちょっとした会話イベントが発生。BGMと相俟って少し物悲しい雰囲気を漂わせてくれる。

初めて訪れた時のキマリの台詞によれば、キマリも登るのは初めてらしい。


ここにはじめて訪れたとき、キマリVSビラン+エンケとのバトルが発生する。そのバトルが終了した後エンケが、ユウナに向かって、「お前の像を建て、立派な角をつけてやる」という意味の発言をしている。
この「角をつけてやる」というのは、もしかしたら、FF5やFF9など、「召喚士の頭に角があるシリーズ」へのオマージュなのかもしれない。

  • この台詞は「(歴代大召喚士とは違い)自分は反逆者だから像は造ってもらえない」というユウナの言葉に対する返答。確かビランエンケの台詞だったと思う。
  • 「角をつけてやる」のは「角」がロンゾ族の「誇り」の象徴だからである。「名誉ロンゾ族」といったトコロか。

アルベド族と結婚して落ちぶれた召喚士も造ってもらえたのだから、反逆者でも造ってもらえたのではないだろうか?

  • キマリを全く育てずにここまできてあの二人に手も足も出なかったのは俺だけでいい。
    • その二人の強さはキマリの強さ依存だから育てない方が楽かもしれない。
      • ステータスはキマリの残りHP依存。HPはキマリのステータス依存である。詳しくはコチラへ。
  • このイベントの詳しい流れはこちら

FFX-2で条件を満たすと本当に角をつけた像が造られている。

  • 結構シュール。
  • しかも結構でかい。
  • 大きさは寺院に置かれている大召喚士像もあれくらい巨大である。

道中何の前触れもなくシーモアが登場し、ユウナ一行のみならずプレイヤーをも困惑させる。
更に、いきなりシーモアによるロンゾ族大量虐殺の事実が明らかになり、さらにポカーン。

  • 「1人…また1人と…」
  • このストーリー展開を反映してかシーモア戦後は飛空艇入手までガガゼト山のショップが利用できない、また飛空艇入手後は品揃えも変わるので欲しい武器防具は期間限定となる為注意
  • シーモア戦直後だとロンゾ族が一人もいなくなっているが、ストーリーを進めると女性や子ども(+商人のロンゾ)が数人戻ってきている。ロンゾ族は女子供を逃がして戦ったようだ。

山頂の岩肌には無数の祈り子像が存在している。
この祈り子像は全て元ザナルカンドの住人であり、エボン=ジュは彼らの夢を召喚して夢のザナルカンドを実体化させていた。
ティーダはこれに触れて一時的に故郷に戻り、そこで真実を聞かされる。

  • 召喚獣のように言うなら「夢のザナルカンドの祈り子」であるわけで、ならば
    この祈り子たちを破壊なりすれば夢のザナルカンド然りシンは召喚できないと思うのだが
    単純にスピラの人たちが夢のザナルカンドを召喚しているなどと知らないから
    そういう発想にならない、ということなのだろうか?
    エボンの教えが普及した今ならまだしも、当時の人たちならば察しがつくのでは…
    • 元凶あそこではなく『シン』の内部にいるはずだから、祈り子群を破壊したところで夢のザナルカンド「だけ」が消滅すると思う。
  • 祈り子達が壁一面にびっしりとひしめいている様は見ようによってはかなりグロい。蓮コラ的なものが苦手な人には辛いかも。

このあたりからボスはもちろん、雑魚敵でも苦戦するようになる。
不安ならナギ平原あたりでAPを稼いで、キャラクターを強化しておこう。


洞窟内には試練という名の仕掛けがあるが、いずれもユウナ一行向きの内容になっている。
特に水中の仕掛けは、泳げない者やドナのような二人組みパーティには攻略不可なのでは。

  • アーロンは泳げなくなったという認識で良いのだろうか
    • システム上ではその通りだけど『他のキャラは泳げない』とは明言されてないし、ユウナとティーダは湖の中でキスしてるぞ
      ちなみにX-2ではユウナやルチルとかもブリッツボールやってるぞ
      あの時点では水中での息の仕方を熟知しているのがブリッツボールの選手であるティーダとワッカ、飛空艇を引き上げるのに海に潜っていたリュックの三人だけという納得の行く理由付けは出来る
      キマリは色んな意味で水に浮かなそうだけど、ビサイド島で過ごしていたはずのユウナとルールーは意外に泳げても不思議ではない(X-2のルールーは身重なので無理があるけどユウナは実際に泳いでブリッツボールまで始めてる)
      アーロンは……若い時は性格ならブリッツボールごときに現を抜かすのは~という感じになるし、晩年(?)の時はあくまで見守る立場なので、ブリッツボールに参加する気はなさそう。ブラスカとの旅の時には必要なら泳いだりしたことはありそう
  • 第一の試練はブリッツ選手で無い者は…石でも投げるのだろうか。
  • インター版以降では、ヘレティック・アニマを出現させるために第一の試練に再挑戦することになるが、ここでボールを当てるのに失敗するとモンスターが襲ってくるようになっている。
    この時期なら負けることはないと思われるが、ティーダ・ワッカ・リュックの水中パーティーでベヒーモスなどに襲われることになるので一応注意。

洞窟の中のエンカウント率が異様に高いと感じるのは気のせいだろうか。


ここにあるロンゾ族の住処に関してはツッコンではいけないのだろうか。
プライベート0のあの空間は……

  • 風呂・トイレのみならず住居無し。
  • 岩山の上からユウナ一行を取り囲むシーンがあるので、ゲーム中では進むことのできない岩山の上にでも住居を築いているのかも。

それを言ったらあの格好のままで厳寒の御山を進む一同は……

  • 凍てつくような水路部分を進むなど想像するだけで恐ろしい。
  • ロンゾ族も薄着の者が多いため、最初にロンゾ達に囲まれた際の画面は極寒の地とは思えぬ露出率である。
    • ロンゾの体毛はヒトとは違って厚いから実際は薄着でも十分なのかもしれない。
      一行に関しては衣類に魔法でもかけて防寒性を高めているからなのか?(ルールーは確かそんな設定が…)

世界を巡るより、この山登ったほうが強くなれるだろ。とか言ってはいけない。
ロンゾ族は「門番」であることに誇りを抱いているのだ。

  • 「禁足地」かと思えばそうでもないようで(10では祈りの歌をユウナたちに届けるために立ち入り、10-2では温泉に入りに来ている)、謎である。「越えてはならない」のだろうか?
  • 「聖域」ザナルカンドに至る唯一の道であるからエボンに門番の役割を与えられたのかもしれない。エボンは誰でも簡単にザナルカンドへ行かれては困る。頭の固いロンゾだから愚直に言いつけを守ったのかも。それに歌ったところくらいは山道の入り口だから地元民なら来るだろう。召喚士の見送りという特別なことだし。10-2は…時代の変化だろうか。『シン』も召喚士もいなくなって教えも崩壊してるから…。

ユウナの覚悟を知り、キマリの実力を認めたロンゾ族は、先へ進むユウナ一行に祈りの歌を贈った。
エボンの反逆者として追われる身ゆえにエボンから見放されたことに心の底ではまだ少し落胆しているユウナに、ロンゾはエボンの民として一行の味方であり、エボンの味方であることを認識させてくれる感慨深いシーンである。
たとえそれが『シン』の存続を願う歌であっても、小さい頃から聴いてきた歌を再び耳にできたユウナの覚悟は、より一層堅いものになったに違いない。

  • しかし一部では絵面や直前の戦闘で戦った2人のキャラも相まって「ジャ○アンリサイタル」などとネタにされてしまっている。

FF10-2

『シン』を倒し、祈り子が消滅すると共に雲が晴れて山の頂に現れた「ガガゼト遺跡」が登場。オープニングのルカでのイベントが終わり、飛空艇に帰還してチュートリアルなどを済ませた後強制的に送り込まれるロケーション。
クリアすることでスピラを自由に移動できるようになる。


山は祈り子の消滅のせいで洞窟の水が涸れてしまっている。祈り子の断崖のマップは10から大きく姿を変え、よじ登れる段差や温泉、空中に浮かぶ岩など追加要素が集中している。
ちなみに、全くの別マップ。前作の凍えるような泉の風景は見られず、かつては無数に岩壁に埋め込まれていた祈り子要素は皆無で、部分部分に壁画のようなものが見られるだけ。ガガゼト山の他の部分とは全く風景が異なるので、デザインを新たに書き下ろしたのだろう。
STORY Lv.3以降はここから自力で遺跡まで登ることができるようになる。