【観るゲーム】より転載。
>FFは『観る』ゲーム
ムービーやグラフィックに力を入れ過ぎて、
他の部分が等閑になりがちなところを揶揄したものだったりして。
映画に幻想を抱きすぎた坂口に是非とも聞かせてやりたい。
無論、このような方向性もゲームとして十分有りなはずなのだが
所謂"ゲーム性"を議論している際にFFはこの性質故に槍玉に挙げられてしまうことが多い。
こんな感じで最近の風潮では"やる"ことのみがゲームであると過剰に思われすぎている気がする。
それはそれでゲームの幅を狭くするだけだと思うんだが
何にせよゲームの出来は作る人次第、現に坂口氏が居なくなった今のFFでも相変わらず派手なムービーは多い
- ロストオデッセイはFFに優っても劣らないくらいムービー多い
そんなやるゲームも七作目で要素の詰め込み過ぎでプレイ途中でダレるという問題に直面したわけで
結局はバランスよね
- また「観る」部分が大きいから「やる」部分が減る、ということは必ずしもいえず。
実際PS以降のFFのムーヴィー/イベントをカットしたところで、
プレイ時間は他のRPG平均の同条件に圧倒的に劣る、ということはないはず。- とはいえ7からの戦闘中の過剰演出(特に召還中)が絡んでくるとそうとも言えず
結局プレイしてる時間感覚が薄れているのは否定しがたい事実。
エデンとかバハムート零式とか明らかにやり過ぎ演出も
操作を楽しみたいプレイヤーにとっては真っ先にカットしたい要素でもあるわけだし。
(個人的には超級武神覇斬なんかはまだ攻撃してるという感覚があるだけまだマシな方だが)
- とはいえ7からの戦闘中の過剰演出(特に召還中)が絡んでくるとそうとも言えず
- 10からは技術の進歩かショートカット出来るようになったけどな
- 召喚のショートVerは9からあった、威力に影響するけど。
というか無駄に長い演出(円卓・エデン等)は半ばネタも入ってるんじゃないだろうか。- エデンはアルティマニアのスタッフコメント見るに確信犯っぽい。
- 召喚のショートVerは9からあった、威力に影響するけど。
- 過剰と一口に言うが、派手な演出自体も楽しみのひとつではある。
最近は演出のショートVerとか入れてる作品もあるし、ゲーム性で劣ってるとも思えないな。
「ゲームはゲーム性が全て」みたいな論調を時々見かけるが、
ムービー・演出に力入れてるってだけで条件反射的にゲーム性がおざなりって言ってるだけのような。
これが指しているのは7以降のムービーを多用するようになったFFに対してであろう。
5とかが「観る」ゲームと評されるのはあきらかに違和感がある
- イベントの多さ・長さに関しては4や6の頃から結構なものだったし、もともとそういう傾向があったのでは?
まあ、7以降はプリレンダムービーの利用によって、更に目立ってきたのも確かだけどね。 - 9なんかは特にいい例だね
演出やグラフィックだけ追い求めた結果ゲーム性はぶっちゃけ微妙
これを褒める意見が「ストーリーがよかった」「キャラがよかった」なんてまるで小説みたいなものしか見られないのが証拠 - 2の頃からストーリーも重視する様になってきた気がする。
10やってた時、やたらイベントが多くて操作できない時間が長いのにイライラさせられた。
特に序盤は戦闘と操作可能場面とイベントシーンの比率がおかしい気がする。
ボス一匹倒すのにもいちいちイベント画面になるし。
- そういう鬱憤を晴らす目的で訓練場があるのかもしれない
個人的な意見だけどFFの魅力はストーリーと戦闘だから「観る」といった要素あってこそだと思う。だからこういった議論はちょっとはずれてるんじゃないだろうか。
ストーリーはゲームの魅力を引き立たせるスパイス的な役割で、これが無いゲームは味気がない。
しかしスパイスをかけすぎると素材の味が損なわれるわけで、ここがストーリーの難しい所。
冒険・探索というゲームの味を損ねるほどストーリーを入れると辛くて人を選ぶゲームになる。
結局、文句を言われるのは「ムービーが入りすぎてるから」ではなく
「作り方がまずいから」か。
ということはスタッフの力量の問題ということになる。
ムービー多用し始めた7以降でもアビリティの付け替えや独自の成長システムもあって、ゲーム性がないとは思えない。
ゲーム性が無い作品で低レベル、縛り攻略なんかが盛り上がるわけないだろうし、そういう話題で盛り上がることがある以上
FFは「観る」ゲームだからゲーム性が無いっていうのは明らかに間違い。
- そうだよね。結局はやる側がいかにそのゲームを好きになり、戦略や楽しさを見出せるかってことだと思う。
グラフィックが急にムービーで変化するから叩かれるのかもしれない。