・彼の世に至る病
進行内容
アモーラさんに薬を作ってもらった。
早速、ドラギーユ城にいる
ラジュリーズに届けよう。
Raustigne : これは、<Your Name>殿、
先日は失礼いたしました。
ラジュリーズ殿から話は伺っております。
Raustigne : どうぞ、お通りください。
Ragelise : ……お考え直しください。
ナグモラーダ殿!
Nag'molada : ならん、既に、デスティン国王には
ご報告申し上げたのだ。
Ragelise : しかし……!
それでは民は納得せんでしょう?
Nag'molada : ……ん、あの者。
Nag'molada : 来客か。では失礼する。
Ragelise : お待ちください。彼女は、
鉄羊騎士団の
<Your Name>。
連合軍の一員です。
Nag'molada : ほう……。
Ragelise : <Your Name>、
きみも、連合軍のひとりとして、
ここで、ナグモラーダ殿をお引きとめしてくれ。
Ragelise : ……ん、薬?
ちょっとまってくれ、今取り込み中でな。
Ragelise : ……ナグモラーダ殿が
ただならぬ報せを、お持ちになられた。
なんでも、ジュノは、これから獣人軍に……
Nag'molada : 降伏する心づもりだ。
Ragelise : ……先よりジュノ周辺で
繰り広げられている
大規模な攻防、知ってるだろ?
Ragelise : 度重なる獣人軍の
猛攻がすさまじくてな、抵抗を続けるも、
兵力を消耗するばかり。
もはや、これ以上は、保てねえんだと……。
Nag'molada : このまま徒に
国力を削がれ続けるよりは、
降伏を受け入れようという大公のご意思だ。
Ragelise : しかし……。
Nag'molada : ひいては、
3国も、我々に続く準備をなされよ。
Ragelise : ……自分が。
Ragelise : 自分が、国王に、改めて
ジュノへの派兵を進言しましょう。
どうか、それまで……
Nag'molada : お心遣いはありがたい。
……が、おそらく、無駄であろう。
Nag'molada : サンドリアとて、敗戦続きで
窮状は同じ。無理をしていただくのは忍びない。
Ragelise : ……フ。我が国の軍では、
心もとないと申されるか。
Ragelise : では、自分が、ウィンダス、
バストゥークに赴き、同様に、ジュノへの
派兵をお願いして回りましょう。
Ragelise : それで、如何か?
Nag'molada : ……。
Ragelise : ナグモラーダ殿!
Nag'molada : ……話くらいは、してみよう。
しかし、大公のご意思はかわらんだろう。
Nag'molada : ……時間の無駄だ。失礼する。
Ragelise : ……。
Portia : ラジュリーズさま、どちらへ……?
Ragelise : 決まっている。
国王に謁見しにいく。
ジュノへの出動を要請しなくては。
Lilisette : ……大丈夫かな?
Portia : …………。
Nag'molada : ……心配か。
Portia : ……っ!!
Portia : ……な、ナグモラーダさま……
Nag'molada : ……ラジュリーズ殿は、
胸が、お悪いと見えるな。
Portia : ……!
あ、あの、お願いです。
そのことは、どうかご内密に……
Nag'molada : ……了解した。
Portia : よかった……。
Nag'molada : ……。
Nag'molada : ジュノに良い薬師がいる。
なんなら、薬を処方させよう。
Portia : いえ、あの。大丈夫です。
薬なら、<Your Name>さんたちが
持ってきてくれたみたいで……
Portia : ナ、ナグモラーダさま?
Nag'molada : 悪いことは言わぬ。
私と一緒に来い。
Nag'molada : 今はわからぬだろうが、
それが、貴女の、ひいては世界のためでもある。
Portia : ……は、はい? せかい……?
Nag'molada : さあ……
Portia : ……触らないで。
Portia : ただの踊り子風情と思って
見くびらないでください。
Nag'molada : ……フフフ。そのご気丈。
さすがと申し上げられましょう。
Nag'molada : 失礼致しました。
お許しください。
Portia : ……ふぅ。
なんなの……?
Ragelise : 出動許可が下りた。
鉄鷹騎士団、鉄羊騎士団が
ジュノに援軍に向かう。
Ragelise : オレは、他国を回ったのち、
ジュノに合流する予定だ。
Portia : で、でも。
そのお体じゃあ……
Ragelise : 心配ない。
支度をして、く……グゥッ……
Portia : ラジュリーズさま!
Ragelise : だ、大丈夫だ……
Portia : ……こんなお体では、
長旅は無理です!
Ragelise : ダメだ。ボーレル卿にも、
ご協力していただけることになったのだ。
ここで行かずにどうする……
Lilisette : ……あ、あの。
Lilisette : ……これ!
薬です。使ってください。それと……
Lilisette : わたしたちに、代わりに
他国を回らせていただけませんか?
Ragelise : !?
Lilisette : <Your Name>は、
地理にも詳しいし……うってつけです。
行かせてください!
Lilisette : ハルヴァー宰……じゃなくて
ボーレル卿がご一緒してくださるなら、
心配ないですよね?
Ragelise : ……。
Portia : ラジュリーズさま、
大丈夫、ふたりならきっとできます。
まかせましょう。
Ragelise : ……わかった。
<Your Name>、
リリゼット。よろしく頼む……。
Lilisette : はい、おまかせください!
Portia : さ、ラジュリーズさま、
ひとまず横にならなくては……。
こちらへ……。
Halver M Borel : ……まさか、
マヤコフ舞踏団の踊り子と、
道中一緒することになるとは。
Lilisette : リリゼットでっす!
よろしくお願いします!
Lilisette : こっちは、
パートナーの<Your Name>。
Lilisette : わたしたち、タッグを組んでいて
先日は、ラヴォール村で、ドラゴンを
ぎったんぎったんにしました!
Lilisette : 腕には、ちょっと自信があります!
Halver M Borel : ……う? うむ?
Halver M Borel : まあ、戦時下とあって、
どこの騎士団も人手不足だからな。
戦力は大歓迎だ。協力、感謝する。
Lilisette : はい。
じゃあ、さっそく出発しましょう!
Halver M Borel : うむ、
ウィンダス連邦には、元老院警備隊の
ベルダガルダ(Velda-Galda)。
Halver M Borel : バストゥーク共和国には、
戦略指令局の
ラドフォード(Radford)という知己がいる。
Halver M Borel : 彼らに、これから赴く旨の
公文を出しておいた。
Halver M Borel : それぞれ
元帥と大統領に、取り次いでもらえるはずだ。
訪ねてみよう。
Lilisette : 了解です!