バイアラン・カスタム【SR】（ジージェネエターナル/Gジェネエターナル/GGET）

小説にはいない、アニメ版UC episode 4にて突如飛び上がった異形の存在。
新約Ζ期にHGも出ず結構マイナー気味だったバイアランがヒーローになって帰ってきた！
突如現れ好き勝手暴れるジオン残党軍トリントン同窓会相手に空から斬った撃ったの大立ち回り。
各場面は短いがアクション的な見せ場を多く作り、さながら機動戦士バイアラン状態。
ユニコーンの出撃と入れ替わるように退場するも、その活躍はあまりに色濃く、
一躍人気MSとなるとともに、本機からの様々な展開も併せてバイアラン復権の先駆けにもなった。
〇〇カスタムあるあるでバイカスと呼ばれがち。

今でこそパイロットやこうなった経緯やドラマティックな背景なども描かれ、
アニメ的な必要性さえも簡単にネットで知ることが出来るようになったのだが、
劇場公開当時はそうした付帯情報がまだなロクになく本気のサプライズバイアラン無双を浴びることになったため、
後々に設定が分かりだすまで、トリントン繋がりでパイロットはウラキ説など様々な妄想が飛び交った。
良く言えば初期の、および映像でのバイアラン・カスタムの魅力の一つには、
大活躍に反して情報が少ないからこその神秘性や想像の余地があったともいえるだろう。

ゆえに、本ゲームでの『重力の井戸の底で』における、AUTOだと上記のセリフから突如バイアラン・カスタムの戦闘で始まり、
謎のすごいモブが乗って奮戦するというのは、純粋に映像でのバイアラン・カスタムの再現として完成度の高いものといえる。

でも一年戦争の要塞マップでアポリー、ロベルトがリック・ドムに乗ってたりするシリーズだし、
後々しっかり顔を出したディエス・ロビンが出ても、それはそれで参戦を祝ってあげよう。