世界観
ガンプラバトル・ネクサスオンライン、通称GBN。
世界中でヒットし多くのユーザー、ダイバーを抱えるオンラインゲームに大きな震撼が起きる事件が立て続けに発生したのは皆の記憶に新しいだろう。
チートツール、ブレイクデカールの流通によるGBN崩壊の危機『ブレイクデカール事件』。この残滓とこの世界で生まれた新たな生命が反応し再び崩壊の危機に陥った『ELダイバー事件』
どちらも今となってはパッチが当てられ解決したが、後者は電脳を通して新たな生命の生まれる場所としてGBNが注目されるには十分な出来事だった。
これに対し運営はオリジナルELダイバーサラとシステム開発者ミス・トーリの協力の下、新たに生まれるELダイバーがたどり着くサーバーとエリアを作成。
これを大型アップデート『Project Wild』として実装。新たな戦場と出会いへとダイバーたちを駆り立てたのであった。
新たな戦場へ向かうダイバーたちを、人はワイルダーと呼んだ。
- 【GBN】
GunplaBattleNexusonline(ガンプラバトル・ネクサスオンライン)というネットワークゲームの略称。『ディメンション』と呼ばれる電脳仮想空間で様々なミッションをこなす。
採集や調査と言ったミッション、チャットや情報収集ツールという利用方法もあるが、メインとなるのはやはりガンプラバトル。ガンダムシリーズで登場したフィールドや実在する地形は大体用意されている。手に入れたりデザインしたパーツを3Dプリンターで出力し、実際のガンプラに組み込むこと
が出来るのが大きな特徴と言えるだろう。経験値を貯めていくことで『必殺技』と呼ばれる専用技が得られる特徴もある。
[独自設定]
電脳空間へと意識を飛ばすダイブ技術の系列ではあるが完全に意識を飛ばすわけではなく、痛覚等の感覚はリアルに依存、聴覚もリアルと並行可能であるためやりすぎを防止できると保護者からも好評。
体に不自由がある人間のリハビリなどにも運用されている。現在、後述するELダイバーの出現をきっかけに新たな生命の誕生の場所として注目されている。
- 【ダイバー】
GBNを遊ぶプレイヤーたちの総称。ディメンションの深みへと潜っていく存在である。性別や姿に制限はないためネカマやネナベ、人外など自由自在。正規登録前の体験版データで遊ぶ際はハロの姿でダイブすることになる。
正規登録にはガンプラスキャン装置であるダイバーギアの購入が必要。ダイバーギアさえあればどの筐体からでもログインできる。専用の機器でパソコンとダイバーギアを接続すれば自宅でプレイすることも可能。
[独自設定]
ただし、操縦の都合上腕に相当する部位は必要になる。
- 【ガンプラ】
ガンダムシリーズに登場する兵器の模型のこと。実際に作ったガンプラを端末でスキャンすることで登録される。塗装の精度、改造の度合いなどで初期性能が決まり、使い込んで行くことで機体の特殊システムが解禁されていく。どのガンプラにも長短があり、改造で短所を埋めることも長所を伸ばすことも可能なためこの素体が最強、というものは存在しない。
[独自設定]
あくまでガンプラバトルを名目としているため、ガンプラ以外のプラモデルのパーツを使用する場合、4割はガンプラのパーツを使っている必要がある。ただし、フルスクラッチは区別が付かないため特に制限はない。ガンダム以外の作品で戦うダイバーはフルスクラッチ派にいくらかいる。
- 【ELダイバー】
ElectricLifeDIVERの略。GBNにガンプラをスキャンする際に生じる余剰データ、ガンプラへの思いと呼べるものが集積することで生まれる電子生命体である。以前ここにチートツールのデータが混じったことでディメンション全体の崩壊の危機に至ったことがあったが、無事解決し対策パッチも施行された。
[独自設定]
その際オリジナルのELダイバーがGBNから独立した存在になったことで現在のGBNは新たなELダイバーが生まれやすい状態になっている。彼らの誕生を観測しやすくするため、後述する大型アップデートが実装されることになる。本作ではフォトニクスやメカニクスで表現することでPC使用が可能。
- 【マスダイバー】
チートツールを用いて実機のガンプラの状況では積めない機構を自機のデータに組み込んでいる存在のこと。一時流行っていたブレイクデカールというツールの影響で初心者にも広がっていた。
[独自設定]
修正パッチが適応されたがブレイクデカールを用いないマスダイバーはいくらか確認されており、
適宜運営が対応を行っている。しかし、チートと言っても相手もガンプラであることは変わらない
ことから報告前に敢えて勝負を挑み打ち負かすことを狙うダイバーも存在する。
- 【フォース】
GBNにおける部隊、ギルドのような存在のこと。人数制限はなくソロフォースも存在する。これを組むことでフォースミッションに参加したり、専用ポイントの獲得が可能になる。他のフォースとアライアンスを組むことでフォース同士のフレンドマッチやレイドイベントの
共闘が可能になる。
また、フォース1つに付き相談用の部屋であるフォースネストを1つ与えられる。ポイントを用いてレベルアップさせることでより大きなネストを作ることが可能なほか、基地や要塞のような運用をすることも可能になる。
- 【必殺技】
レベルが一定以上になると解禁される要素。本人の戦闘スタイルや好む装備に応じた大技を取得できる。一発逆転を狙えるが当然欠点もあり、使い所が腕の見せ所と言える。
[独自設定]
極めて限定的な条件を揃えた際のみ威力ダイスを増加させるスキルとして実装予定
注釈
- 被撃墜時のデメリット
所持しているアイテムをランダムに半分ほどその場に落とすことになる。ただしこれは演出上の処理となりTRPGとしては特にデメリットは発生しない。
取得したスキルパーツなどを落とす可能性もあるため定期的に機体にスキルパーツを付与する、付与したパーツを実機化してロストの対象外とする、装備しないパーツはフォースの倉庫にしまうなど対策する必要がある。
- ダーザインについて
基本的にはフレーバーとして扱いますが、【リターナー】【フォーリナー】に限ってはフレーバーではなく設定に縛りが生まれます。【フォーリナー】はガンダム作品で描かれている世界(プロジェクト・ワイルド本編の世界含む)からワイルドサーバーへと迷い込んだ存在、【リターナー】はそこに該当しない異なる世界から迷い込んだ存在を指します。ビルドファイターズにおけるアリアンはここに該当します。
【フォトニクス】と【メカニクス】に関しては貴方がELダイバーである、という設定が付与されます。