用語集
編集長SWで出てくる単語を解説したもの。
公式だったり非公式だったりするが愛嬌である。
基本的に他ページに説明が書かれているもの(人名、町名、アイテム名、モンスター名等)は省いている。
あくまでシステムとしての用語集だと思っていただきたい。
あ行
アーティファクト
付与者が人間ではなく、神や精霊王等の特別な存在が作り出したマジックアイテム。
「アンジェリカスソウル」や「賢者の石」等、普通のマジックアイテムでは有り得ない強力な物が多い。
基本的にはマジックアイテムと同じ分類のため、一括りにされて単語が殆ど出てこない。
アイゼン帝国
ファーランド王国と対立している西の国。技術大国として知られている。
エテルナ大陸で初めて火薬の開発に成功した国であり、他と比べて飛躍的に文明が発達していた。
そのためファーランドと正面戦争した場合、アイゼンに軍配が上がると誰もが思っていた。
しかし吸血鬼に滅ぼされてしまい、それは永遠に成されぬものとなってしまうのだった。
悪魔
この世ならざる存在。暗黒の陣営の神々によって生み出された異形の生命体。
冥府と呼ばれる暗黒界にのみ存在するが、暗黒司祭等のルーンマスターの手によって物質界に召喚される事がある。
本来物質界には存在しないもののため、物質界に召喚される際、様々な制約がかけられる。
倒すと灰となって完全に消え去るのもそのためである。
だが、制約がかかっていても人間や妖魔より遥かに強大で凶悪な存在である事は確かだ。
暗黒の陣営
神々の聖戦時、ファラリスを筆頭として集まった邪悪な神々の総称。
一般的に「ファラリス」「カーディス」「ミルリーフ」「名も無き狂気の神」の4つの邪神を指す。
始源の光の一つである「破壊の光」に深く関わっているとされる。
アンデッド
この世ならざる存在。既に生命体でなくなってしまった肉体や魂が、死後なんらかの要因で物質界に留まり続けているもの。
ファントムやシンといった、己の願望のために自然発生するケースもあれば、ルーンマスターの手によって意図的に生み出されるケースまで様々。
その中でも、吸血鬼の類は特に強力な存在であり、人間と古くから対立し続けている。
吸血鬼の発生要因も様々だが、永遠の命を手に入れようとしたソーサラーの成れの果てという説が最も一般的。
一般技能
ファイター、シーフ、プリースト、ソーサラー、シャーマン、レンジャー、セージ、バード以外の、冒険者家業に直接的に影響しない技能の事。
フレーバーのような存在で、幾ら一般技能のレベルが高くても冒険者レベルは上がらない。
ただ、持っていると細かいところで便利だし、キャラのやりとりにも幅が出るため、取得すると色々と面白い。
ヴェーナー
芸術の神。特に歌や詩等を愛する神で、吟遊詩人にその信仰者が多い。
また、歴史を綴る神とも考えられており、運命を司るとも言われている。
エテルナ大陸
世界のどこかに存在している中規模の大陸。
大陸の中央にはファーランド王国があり、山脈を挟んで東にはククリダフ王国、西にはアイゼン帝国が存在する。
物語の舞台。
エヘカトル
幸運と猫の神。神としては珍しく、特に何も説いていない変わった神様。
獣人に信仰者が多いが、人間に殆ど信仰者がいないため、実質無名の神である。
エルフ
美しい容姿と長い耳を持った亜人種。非力でツンで小生意気。
神の存在を一切信じず、世界は全て精霊が成しているという精霊信仰の種族。
それ故自然を愛し、過剰発達する文明を嫌って森に住んでいる。
人間とはあまり仲が良くないが、自然を侵さなければ別に害意を持つ事はない。
キャラクターの種族として選んだ場合、器用、敏捷、知力が大きくなりやすい。
代わりに筋力、生命力が絶望的な数値になる。精神力は平均以上にはなるかな程度。
精霊信仰の関係上、シャーマン技能を最初から所持し、プリースト技能を取得できない。
男ならヴァルキリーで脳筋も何とかなるが女は自動的に愛され決定。
か行
カーディス
暗黒の陣営の神の一人。破壊の女神。
終末を司り、不死者やそれに順ずる者に信者が多い。
破壊が無ければ新しい出発は無いという教えの下、信者は破壊と殺戮の限りを尽くすとんでもない存在。
ぶっちゃけファラリスよりずっと邪神なのだが、エテルナ大陸には何故か縁が無い。
火炎系
攻撃属性の一種。その名の通り炎の攻撃の事。
魔法でいうならファイアボルトやファイアストーム等。ドラゴン系の敵が放つブレスもこれが多い。
ガネード
匠の神。職人のための神様。
信仰者は総じて意外な富を得る事が多く、いつしか盗賊の神として崇められるようになっていった。
賭け事の神としても知られ、けっこうその信者は多い。
技術大国アイゼン帝国の国教でもある。
神々の聖戦
遥か神代の時代に発生した、始源の光を巡る神々の戦いの事。
神々は二つの陣営に分けられ、熾烈な戦いの果てに物質界との干渉を絶たれてしまった。
今存在している世界は、勝利した神々が始源の光を使って最後に作り出したものだといわれている。
ガメル
この世界における通貨の事。
1ガメルは現実換算すると大体100円になる。
完全抵抗
超英雄ポイントを2P使用する事で使える特殊な抵抗判定の事。
これを使うと、抵抗判定を発生させた魔法等の一切の効果を打ち消して無効化できる。
抵抗判定の「自動成功」による絶対抵抗よりも優位な抵抗判定。
ただしそもそも抵抗ができない状態の場合はこれを使う事も出来ない。
技能
扱える技術の事。いわゆる職業。クラス。
冒険者は必ず何かしらの冒険者技能を所有している。詳細は「冒険者」の頁を参照。
技能レベル
所有している技能のランクの事。レベルが高い程その道のプロという事になる。
一般的に技能レベルは「5」を頂点としたピラミッド構成になっているようで、それ以上は特別な存在。
つまり技能レベルが平気で5をブチ抜くプレイヤーキャラクターは特別な存在なのだ。
銀
素材の一種。魔力と親和性を持っている特殊な金属。
武器が銀製であれば通常の武器が効かない相手にも効果があり、鎧が銀製であれば魔法の行使を阻害しない。
便利な割には産出量が豊富で、割かし安価で入手できる万能素材。
金属鎧
文字通り金属で出来た鎧の事。代表的なのはプレートメイル。防御力が普通の防具よりも高い。
特徴として、刃物系の武器によるクリティカルの出目を1上げる、つまり被クリ率を下げる事が出来る。
ただし金属製で重く、戦闘に支障をきたすという理由から、回避補正を1下げるデメリットもある。
クッキング
一般技能の一つ。料理に関する技能の事。
平たく言えばご飯が作れるかどうかである。そういう判定の時に用いられる事がある。
グラスランナー
人間の子供くらいの大きさしかないちっこい亜人種。ちょこまかして何も考えてない連中。いわゆるホビット。
何も考えてない⑨属性なせいか、一切のルーンマスター技能を取得できない。
キャラクターの種族として選んだ場合、器用、敏捷が高くなりやすい。あとすごく無駄に精神力が高い。
逆に知力、生命力は平均以下で、筋力はエルフ以上に絶望的な数字になる。シーフ一択これ最強。コモンルーン使うと案外強いが。
フレーバーとして、植物や虫と意思疎通が出来るという一風変わった特殊能力を持っている。
もっとも、相手側に知性が殆どないため実になる会話は殆ど出来ないのが現実だが。⑨。
クラフト
一般技能の一つ。特に何かしらの作品を作る技能の事。
作れる品物によって細分化される。石細工、宝石細工、紙細工等。
ドワーフは最初から石細工か宝石細工のクラフト技能をレベル5で所有している。
クリティカル
改心の一撃。打撃ロールの際、出目が武器に設定された数値以上の結果だった場合に発生する。
SWの場合、クリティカルが発生すると、そのロールの達成値を引き継いで更に打撃ロールを振ってダメージを上乗せする事が出来る。
当然その打撃ロールでクリティカルが出れば更に打撃ロールを…というように、運が良いと大爆発する事もある。
基本的に刃物系の武器のクリティカルは10、斧は11、鈍器系は12と設定されていて、シーフ技能で扱った場合-1される。
アタッカーをやりたいシーフはクリティカルを出すのに命を懸ける。
また、6ゾロによる自動成功の事をクリティカルと呼ぶ事も多い。
高品質
装備品の質の良さ。ハイクオリティ。
高品質の表記がされている装備は、通常のレートよりも表記されている数値分だけレートが上昇する。最大+5。
その分値段も上がる。
コマンドワード
合言葉。マジックアイテムに備わっている魔力を発動するために唱えるキーワードの事。
戦闘中にコマンドワードを唱える場合、副行動枠で扱う事が出来る。
主行動を潰さないため、これがあるマジックアイテムは基本的にとても使い勝手が良い。
ただし当然ながら一度に一つのコマンドワードしか唱えられないため、コマンドワード付の装備で固めると逆にしんどい事にもなる。
コモンルーン
ソーサラー技能を持たない人物でもソーサラーの魔法を扱えるようになる夢の一品。
ルーン文字を刻んだアクセサリーの形を取る事が多く、それをそのまま発動体として扱う。
ただし技能を持たないものが扱う代償として、精神点の消費が基本消費精神点そのままとなってしまう。
また、当然ながら刻まれた魔法以外の魔法を扱う事は出来ない。
さ行
再生の光
始源の光の一つ。物事全ての始まりと再生を司る聖なる光。
光の陣営の神々の力の源とも言われており、特にファリスと深い関わりがあるらしい。
シーフ
冒険者技能の一つ。盗人やトレジャーハンターといった職業の総称。ヤクザ。
その名の通り盗みや遺跡探索に欠かせない判定をこれ一つで全て賄える。やれる事もやるべき事も非常に多い。
戦闘ではライトファイター的な役回りになり、回避に物を言わせて敵を足止めしたり、クリティカルで夢を見たりできる。
装備制限として、筋力の半分を超える必要筋力の装備はつけられず、金属鎧も装備できない。
そのため一度攻撃が当たると打たれ弱く、また打撃も軽くなりがちだが、クリティカル率が上がるのでロマンは絶えない。
立ち回り方が非常に豊富なため、やってて楽しい職である。
シエラ・テール
歴史の一つ。現代の事。第三期文明。
世界から魔力が失われ、物理的な発展を遂げている文明。
魔力を持つ者を「魔物」と称し、それを駆逐するために剣を振るう剣の世界。
始源の光
世界の始まりに存在したとされる「再生の光」と「破壊の光」の事。
この二つは神々の聖戦以降も度々物質界に干渉しており、二つを揃えた者は世界を思い通りにする事ができるとさえ言われている。
そのため戦乱の中心にはいつもこの光が関わっているとされている。
地震系
攻撃属性の一種。地面を揺らがせる程の衝撃や、揺れそのもの。
魔法としてはアースクエイクやクラック等。かなり強力なものだが、その分制約が非常に多い。
とりわけ物理的な手段でこの攻撃属性を得る事は不可能に近い。
自動成功
攻撃や回避等の判定ロールの際、出目が6ゾロだった場合に発生する判定。
6ゾロが出た場合、例え達成値が目標値に満たなかったとしてもそれを成功したものとして扱う。
ダイスを振るのは一重にこの結果を狙うためといっても過言ではない。
シャーマン
冒険者技能の一つ。その場に存在する精霊に呼びかけ、その精霊の力を借りて魔法を行使するルーンマスター。
精霊魔法を扱うためには扱いたい魔法に対応する精霊がその場にいないといけないというどでかい制約がある。
その分古代語魔法よりも利便性に富んだ魔法が多く、使い方次第で状況を幾らでも有利に運んでいける。
また、その性質上精霊に関する知識に富んでおり、精霊語をデフォルトで体得し、また精霊に対する怪物判定は全て自動成功扱いとなる。
おまけとして熱源視のインフラビジョン、精霊感知のセンスオーラも最初から消費無しで使い放題と至れり尽くせり。
獣人
オリジナル種族。本来モンスター扱いされるタイプの獣と人間種のハーフ。
希少種であるはずなのだが、プレイヤーキャラクターとして現れたため認知度が一気に上がった。
キャラクターの種族として選んだ場合、敏捷が飛び抜けて高くなる。また器用や筋力も高い水準に収まる。
逆に生命力と精神力が非常に残念な結果になる。
その他の特徴として、動物と意思疎通が可能になり、小動物を集めるサモン・スモールアニマルをデフォルトで扱える。
またプリースト以外のルーンマスター技能は取得できない。
主行動
戦闘時に置けるメイン行動。敵を攻撃する行動や魔法の行使等がこれに当てはまる。
基本的に、主行動が行われた時点でそのキャラクターのターンは終了となる。
純エネルギー系
攻撃属性の一種。気や魔力等で直接相手に打撃を与えるもの。
魔法としてはエネルギーボルトやウィスプ等が当てはまる。単純明快でルーンマスターの序盤の主力となる。
地味に耐性持ちがいなかったりして終盤でもちらほらお世話になる万能属性。
商人
一般技能の一つ。物を売ったり買ったりする際の効率化を図る技能。
金銭的な交渉なんかでこれが関わってくるケースが多い。
システム的に比重の高い金銭に関わるため、一般技能の中では地味に重要度の高い技能である。
神界
神々が住まうとされる世界。
物質界とはまったく別次元の世界であり、物質界との干渉が非常に難しいとされる。
天使と一部神に認められた人類(司祭)のみが、世界を介して神の声を聞く事ができる。
スキル
オリジナル要素。プレイヤーキャラクターを始め一部のキャラが所有している特殊行動の総称。
マジックアイテムに付与されるような効果を意図的なタイミングで発生させる事が出来るものが多い。
本来のソードワールドにはないシステムで、編集長TRPGはこれのせいで最早ソードワールドの原型を留めていない。
セージ
冒険者技能の一つ。学者や教授といった、知識面でのエリートの事。
戦闘性能は皆無だが、モンスターの情報を知るための怪物判定や、マジックアイテムの効果を知る物品鑑定等、PTの誰か一人は取得していないと話にならない超重要技能。
他にも技能レベルに応じて好きな言語の読解や会話を行う事が出来るようになり、非常に優秀。
ソーサラーと同時取得する事ができ、性質的にもシステム的にもソーサラーと相性が良い。
星界
数多の星が煌く、無限に広がる広大な世界。
いわゆる宇宙の事。
精霊
一説には、物事のあらゆる現象を司っていると言われる存在。ソードワールドにおいてはその通りの存在。
火が燃えるのはサラマンダーの影響、水が流れるのはウンディーネの影響等、あらゆるところに精霊は存在する。
しかし物質界に直接存在している訳ではなく、精霊界と呼ばれる世界から間接的に物質界に影響を与えている。
基本的に一般人には気配を知る事もできないが、シャーマン技能を取得すると精霊の存在を認知し、会話も行える。
シャーマンはこの精霊に呼びかけて、その力を間借りする事によって魔法を行使する事が出来る。
精霊王
精霊界に存在する、あらゆる精霊を統べる文字通り精霊の王。
神に匹敵する力を持っていると言われ、その気になれば5秒で世界を崩壊させる事も出来る。
しかしそれ故ほとんど物質界に干渉する事がなく、高位のシャーマンでも精霊王の声を聞く事は殆ど無い。
精霊界
物質界と隣り合わせに存在するとされる、精霊達が住まう世界。
精霊界から物質界への干渉は比較的容易らしく、物質界の至る所で精霊の気配を伺う事が出来る。
ソーサラー
冒険者技能の一つ。古代人の血を引いた、生まれながらに持つ魔力を行使するルーンマスター。
シャーマンやプリーストが他の力を間借りして行使するのに対し、ソーサラーは自らの魔力を自らの意志で形にする古代語魔法の使い手である。
これはより直接的に強力な魔力を得られる反面、反動も全て自分に返ってくるため一般人にはまず扱えない代物。
古代語魔法は全体的に消費が重いが、その分高火力で精霊魔法以上に強力なものが多い。
地味にセージと同時取得すると安くなる抱き合わせ商法。確かに無いと格好悪い。
ソードワールド
剣の世界。SW。6面ダイス2個があれば出来る手軽かつ硬派で根強いファンが多いTRPGの王道作品。
編集長TRPGにおける基本ルールはこのソードワールドのものである。
ただし世界観も全く違うし、オリジナル要素強すぎて原型が2d6くらいになってしまっているが。
ファンには間違いなく怒られる。ごめんねテヘペロッ☆ミ
た行
チャ・ザ
六大神の一つで幸福の神様。『商業の神』チャ・ザ。
他者に不幸をもたらす行為を禁じ、閉鎖的な考え方を否定する。
その事から特に商人の神として有名であり、商人や一般市民に信者が多い。
案外人間に信仰されている神様ナンバーワンかもしれない。
つぶて系
攻撃属性の一種。石やそれに類するものを叩きつける。
魔法でいうところのストーンブラストが該当する。中盤以降のシャーマンの主力。
しかし致命的なところで耐性持ちがいたりときついシーンもある。
デーモン
この世ならざるもの。悪魔。
詳細は「悪魔」の項目を参照。
電撃系
攻撃属性の一種。電気ビリビリデジタルDG。
魔法でいうところのライトニング等が該当する。ソーサラーはよくお世話になる。
相手によっては耐性があったりするが、範囲攻撃が出来たりするので便利。
抵抗
毒や魔法等に対する抵抗力の事。生命抵抗と精神抵抗の2種類がある。
抵抗が成功するとクリティカルをなくして効果を激減させたり、無効化したりする事が出来る。
後半になると抵抗失敗=即死というケースもままあるため重要。
天使
読んで字の如く、天からの使い。物質界に直接介入できない神様が間接的に干渉するために生み出した、そういう生命体。
プリーストが聞けるものより直接的に神の声を聞く事ができ、それを人間等に伝える役割を持つ。
神の使いとして十分な力も授かっており、必要であればそれを行使する事もある。
ドラゴン
生命体の一種。生命体としては最高峰の存在。
翼を持った巨大なトカゲ、といった外観を持ち、高い知性を有し、大きな魔力を持つ。
ファンタジーの王道であるが、編集長TRPGではあまり出てこない。不遇。
ドワーフ
ずんぐりとした樽型体型の亜人種。地下に王国を築いているという地底人。
ブラキを主神として崇め、鉱物と共に生きる。鍛冶錬金の技術はずば抜けて高い水準を誇る。
人間とはあまり交流を持たないが、特別仲が悪い訳でもない。テリトリーが違うので袖すりあいが無いだけのようだ。
キャラクターの種族として選んだ場合、高い器用と筋力、十分な生命力を備える事が出来る。
また精神力が全種族中トップクラスに高く、ファイターやプリーストとして適任である。両立も可能。
逆に敏捷と知力が残念な結果になるが、不思議とあまりデメリットに感じないのが強み。
その他の特徴として、プリースト以外のルーンマスター技能を取得できない。
また、地底に住んでいる都合上暗視の特性があり、生業としてか石細工か宝石細工のクラフト技能を初めからレベル5で取得している。
な行
ナーク・ドマーラ
歴史の一つ。始源の光である「再生の光」と「破壊の光」のみが存在していたとされる始源の時代。
全ての世界の始まりはここからであり、二つの光が無から有を作り出していった時代と言われる。
やがてそこから星が生まれていき、「星界」が誕生した。
名も無き狂気の神
暗黒の陣営の神の一つで、文字通り狂気を司る神。その狂気故に名前も特定されないという詳細不明の邪神。
星界にあって人々に狂気を与えるとされ、満月の夜にこの神の光を受けると狂気に冒されるといわれている。
人々は狂気によってこそ束縛から解き放たれると教え、またその狂気故に論理によらない突然の霊感を与えるとも言われている。
その事から芸術や発明の神と言われている側面もあり、芸術家や賢者の中にときおり信者がいる事もある。
人間
世界中の至るところに溢れかえっている人種。
何でも食うし何でもできる。訳のわからんクソカオス種族。
古い時代から妖魔と対立しており、歴史上あらゆる場面で戦争を繰り返している。
キャラクターの種族として選んだ場合、全ての能力値がダイス次第でがらっと変わる。
種族的な制限は何もなく、能力値に応じて思うがままにわが道を突っ走っていけるフリーダムさを持つ。
最大の特徴が能力成長の際の経験点消費が他種族の半分で済む事と、能力値の上限が存在しない事である。
これにより努力次第でドラゴンを指一本でひねり潰せる程の化け物に成長する事も可能である。
は行
バード
冒険者技能の一つ。リュート等の楽器を片手に歌を奏でる吟遊詩人。分類としては一応ルーンマスター。
魔力のこもった詩、あるいは旋律を曲として奏でる「呪歌」と呼ばれる特殊な魔法を扱う事が出来る。
他のルーンマスターが扱う魔法と比べるとかなりマイルドではあるが、使い方次第ではけっこう便利なものが多い。
戦争なんてくだらないぜ!俺の歌を聴けェッ!を地で行う事が出来るロマン職。
その他の特徴としては、技能レベル向上の度に言語の会話を取得できたり、伝承による知識判定を行えたりと、地味にセージと被る部分がちらほらと見受けられる。
ハーフエルフ
人間とエルフの混血種族。人間とエルフはあまり仲がよくないため、割と珍しい希少種。
その性質上人間からもエルフからも嫌悪される存在。社会的いじめられっこ。
キャラクターの種族として選んだ場合、人間とエルフの特徴を足して2で割ったような能力になる。
人間ほどフリーダムでもないが、エルフほどとがっている訳でもない中途半端さで、割かし何でもできるが何をやらせても線が細くなりがち。
人間に育てられたのかエルフに育てられたのかによって取得技能に差が出る。
破壊の光
始源の光の一つ。物事全ての終わりと消滅を司る黒い光。
暗黒の陣営の神々の力の源とも言われており、特にファラリスと深い関わりがあるらしい。
爆発系
攻撃属性の一種。ドカンと派手に吹っ飛ばす。
魔法としてはファイアボールやフォースエクスプロージョン等。
特性上、範囲攻撃となっている場合が多い。
ハンター
一般技能の一つ。狩人。
平べったく言うと戦闘のできないレンジャー。
レンジャーとやれる事が殆ど丸被りする悲劇の職である。
光の陣営
神々の聖戦時、ファリスを筆頭として集まった聖なる神々の総称。
一般的に「ファリス」「マイリー」「ラーダ」「チャ・ザ」「マーファ」「ヴェーナー」「ガネード」「ブラキ」の事。
始源の光の一つである「再生の光」に深く関わっているとされる。
ファイター
冒険者技能の一つ。あらゆる武器と防具を装備して最前線でガチバトルする戦闘の花形。主役職。
筋力いっぱいの装備を持つ事ができ、金属が駄目等の制約も何もなく、思い通りの戦闘スタイルを取れる。
その性質上火力も防御力もかなり高水準になるのだが、それ故にヤバい敵と遭遇したら火力と共に盾としての役割も求められる。
当たると生死に関わるようなヤバい攻撃や魔法が真っ先にドカドカ飛んで来る。人間かドワーフ以外ではオススメできない。
だが絵的に最も美しい役回りでもあり、またプレイヤーもカタストロフを感じやすい素敵な技能。
ちなみに戦闘以外は何もできない。
ファラリス
六大神の一つにして自由と混沌を司る邪神。『暗黒神』ファラリス。
個人に内在する全ての欲望を認め、それを成すためのあらゆる手段を肯定する。
ファラリスの教義はただ一つ「全てにおいて自由であること」であり、法や秩序、道徳等の束縛を否定する。
局地的に見れば決して邪悪という訳でもないのだが、これを信じる者は必然的に邪悪にならざるを得ない。
妖魔を始め、人間の中にもその信者は非常に多い。
ファリス
六大神の一つにして正義と秩序を司る神。『至高神』ファリス。
人々の全てが秩序に乗っ取った行動を取り、世界に不変の正義を実現する事を教える神。
人間にとっての正しく生きるレールを敷いてくれる神様であり、間違った行いを正す法律のような存在である。
貴族や王族等の支配者階級にその信者が多いが、度が過ぎると狂信化してしまうケースも少なくは無い。
ファーランド王国の国教。
ファンブル
ダイスロールの際、出目が1のゾロ目だった場合に発生する判定。
ファンブルはいわば「自動失敗」で、例え達成値が目標値を上回っていても必ず失敗となる。
特に凶悪なものが防御ロール時のファンブルで、一切のダメージ軽減ができず、ダメージが素通りする結果になってしまう。
そのためファイターの防御ロールファンブルだけは絶対に起こしてはいけない不幸な事故。
フェネス
流転、輪廻といった繰り返すものを司る神で『至高神』ファリスの弟神。
神としての立場は中立で、神々の聖戦時にはどちらの陣営にも加担しなかったと言われている。
それ故にか歴史書でもこの神の名を見る事は稀で、神殿も信仰も殆ど見受けられない。
名も無き狂気の神の真の姿であるとか、エヘカトルと同じく獣人族の神である等、色々な説がある。
福行動
戦闘に置けるサブ行動。敵まで移動するとかコマンドワードの使用とか。
主行動を取る上で必然的に取る事になる動きやら、「○○しながら」できるちょっとした動きが当てはまる。
性質上一度に何種類も起こす事も可能だが、同じような動きはダブらないので注意。
また主行動の後の副行動は基本的にできない。
物質界
物質的な世界。プレイヤーを始め全ての生命体がこの世界に収まっている。
ブラキ
元々は火山の神であるが、石に熱を伝えると水のように溶ける、いわゆる「溶鉱」の技術を教えた事から鍛冶の神として有名になる。
鍛冶屋や炭鉱夫等が信仰する他、地下に住むドワーフにとっての主神ともなっている。
プリースト
冒険者技能の一つ。自らが信仰する神の声を聞き、時にその力を間借りするルーンマスター。
神聖語魔法は自他の回復や支援等を目的とした防御的な魔法が主で、パーティ全体の命運はこいつが握っている。
その性質上後手後手の動きになりやすく、味方の出目次第で活躍が殆どないという地味な役回りだが、プリーストがいないとボスクラスの敵とかち合った時に詰む可能性も大いにあり、パーティに絶対必要な影の支配者。
また神聖語魔法は声さえ発する事が出来れば唱えられるため、装備制限がなく、前衛技能と併せる事が出来る。
必要経験点も他のルーンマスター技能と比べると安く、ファイターなんかがサブで取得するとかなり心強い。
シーフとも相性が良いが、シーフ技能の行動はプリーストの教義とかち合うケースも多く、行動に理由付けが必要となり、やや熟練者向けとなる。
冒険者
ファイター、シーフ、プリースト、ソーサラー、シャーマン、レンジャー、セージ、バードのいずれかの技能を持ち、それを行使する人々の通称。
厄介事に超適応している事から、未知の遺跡の調査やモンスターの討伐に至るまで、一般人では手が出せないありとあらゆる仕事が彼らに持ち込まれる。
冒険者レベル
ま行
マーファ
六大神の一つで自然と農業を司る女神。『大地母神』マーファ。
人として自然体で生きる事を教え、特に農業や狩猟を推奨する暖かな神様。
その事から村人や狩人等に信仰者が多い。
また、結婚の守護神としても知られていて、マーファの下で夫婦となった者には幸福が訪れると言われている。
マイリー
六大神の一つで戦争と勝利を司る神。『戦神』マイリー。
卑怯な行為や臆病な振る舞いを嫌い、正義ある戦いのための勇気と力を授けてくれる守護神。
ファリスと非常に相性がよく、神々の聖戦時には良き相棒だったとか何とか。
騎士や傭兵等、戦いに人生を置く者に信仰者が多い。
魔剣
マジックアイテム
魔法の品。古代のルーンマスターが自らの力を物質に付与して作り出した特別なアイテム。
普通の武器防具では成しえない特殊能力が備わっており、手に入れられれば冒険が格段に快適になる。
現在ではマジックアイテムを作り出せる人物は殆ど残っておらず、出回っているマジックアイテムは殆どが古代の遺跡から発見されたもの。
そのため物にもよるが基本的に高価な物で、冒険者とはそれを手に入れるために冒険する人物の事を指すといって過言ではない。
魔物
魔のもの。いわゆるモンスターの事で、ゲーム内でも人間にとってはその通りの意味で用いられている。
だが本当の意味は「魔法を扱う者」の総称であり、妖魔はもちろん、エルフや果てにはルーンマスターである人間も含まれている。
ミスリル
ミルリーフ
暗黒の陣営の神の一人で、海の亡者の神。
死を司っており、生きる事は罪であり、苦痛であり、死こそがそれから救われる唯一の手段であると教える。
また、新しい事への挑戦や、生きるための努力といったものは苦痛を生み出し、それを長引かせるだけのものと考えている。
そのためミルリーフの信者はそういった者に惜しみない慈悲をもたらそうとする(つまり死を与える)。
カーディスに並んでとんでもない邪神だが、エテルナ大陸にはやっぱり縁が無いようだ。
モンスターレベル
や行
妖魔
ら行
ラーダ
六大神の一つで叡智と知識を司る神。『叡智の神』ラーダ。
野蛮な行為を嫌い、知的な生き方を教え、全ての者が賢明であれば、世界はうまくいくと説く。
賢明になるための努力を肯定するため、学者や魔術師といった者に信仰者が多い。
リアナ・テール
歴史の一つ。神々の力を受け継ぐとされる者達が魔力を行使し、文明を発展させた第二期文明。古代。
歴史書によればその魔力はドラゴンやデーモンを奴隷として使役できる程であったらしく、その状況を良しとしなかった神々によって物質界から魔力が失われていった。
人間はそれに対抗し、無尽蔵の魔力を供給する「魔力の塔」を建造し、文字通り無限の魔力を手に入れた。魔法の世界の到来である。
だが、それに応じて現れた全てを飲み込む魔精霊「アトン」を倒すため、魔力の塔を犠牲にする。
それによって魔力の拠り所をなくした人類は、元々魔力を使えなかった蛮族達の反乱によって歴史を変えていく。
ルーンマスター
冷気系
レベル
強さの格付け。ランク。これが高い程強い。
SWの場合、レベルと言えば「冒険者レベル」「技能レベル」「モンスターレベル」の3種類に分けられる。
詳細は各項目にて。
レム・イド
歴史の一つ。「始源の光」がこの世界に降り立ち、「始源の巨人」を生み出した時代。神代。
「始源の巨人」は数多の生命体を世界に作り出し、やがて使命を終えて消えいくと、遺された世界のあり方を巡って知恵と力のある者達が戦争を起こす。
それが「神々の戦争」であり、最終的に勝利した光の陣営の長「ファリス」が、今ある物質界を創造したのだと言われている。
レンジャー
六大神
神々の中でも特に力が強く、信仰の深い神々の事。
『至高神』ファリス、『戦神』マイリー、『叡智の神』ラーダ、『商業の神』チャ・ザ、『大地母神』マーファ、そして『暗黒神』ファラリスの事を指す。
六大神はどれも非常に多くの信仰者がおり、それ故どの町にもほぼ必ず神殿が存在している(大小の規模は様々だが)。