注意:このページは書きかけです。
概論
理想的には以下のページ(外部リンク)のように行いたいところです。
- 音響の知識 第二章:マイキング
http://ottotto.com/sound/02/index.htm
しかしこのレベルを完全に模倣するのはごっさ難しいので、これを参考にしつつMSC的な具体案を提示してみたいと思います。方向性としては、ドラムとボーカル以外宅録でです。
ドラム
MTRを担いでスタジオに出向き、録ることになると思います。ちょっとレベルの高いマイクをどっからか安くレンタルしてきて、ミルク辺りで録れないかなと。せっかくなので、マイク4,5本立てて比較的本格的にやれたらと思っています。
また、それが技術的・設備的に難しい場合はジッピーなどでの録音という選択肢もあります。
リズムキープのためのクリック音の使用はドラマーさん個人の好みで。
『MSCDプロジェクト2007』
今回は設備も綺麗でマイク2本が無料でレンタルできるし、大人数でだとミルクよりも安い島村楽器パルコ店を使います。
http://www.shimamura.co.jp/sapporo/index.php?catid=685
ドラムセットはパールMXシリーズです。
今回使用できるマイクは全部で7本です。
- SM57(SHURE)×4 ほたかさん所有×1 かっぱの友人から借用×1 スタジオでレンタル×2
- SM58(SHURE)×1 はむさん所有×1
- HYP-180B(audio-technica)×1 かっぱの友人から借用×1
- ECM-MS907(SONY)×1 サークル所有×1
SM57は言わずと知れた楽器用マイクです。タム、スネア、シンバルにと非常に多用途です。SM58はボーカル用マイクとして有名です。実はバスドラムの録音にも結構有用らしいので、これを今回はバスドラムの録音で使いたいと思います。HYP-180Bは低~中域音の楽器の録音に優れているので、フロアタムに使いたいと思います。ECM-MS907はライブ録音などの雰囲気撮りに適しているのでオーバートップの録音に使いたいと思います。
エレキベース
ドラムの音源もしくは打ち込みを聴きながら録音します。
選択肢はいくつかあります。スタジオにあるような高出力なアンプで演奏し、それをライン撮りorマイク撮り。もう一つはプリアンプをかませた音をPCorMTRで宅録です。その後必要に応じてソフトウェアのエフェクタを用いて、演奏者の求める音に近づけます。
『MSCDプロジェクト2007』では主にプリアンプをかませてその音を宅録という形がメインになりそうです。
鍵盤
キーボード/シンセ
同様に、リズム隊の音源、打ち込みを聞きながらラインアウトをPCに録ります。スタジオで録る必要はないと思われるので、宅録でいいでしょう。
またキーボードならではの方法としてmidi録音という演奏情報だけを録音する方法があります。これだと、あとから音色を考えられたり、微調整があとからでもきいたりするなどの利点があります。ただしリアルタイムで自分の音を録りたいというポリシーを持っている演奏者ならば話は別です。
アコースティック・ピアノ
同じく音をモニターしながら。
アコピの置いてあるスタジオを借りて、生音を録る方法が1つ。
88鍵盤のMIDIキーボードでMIDIを録り、良質の音源を用いるのが1つ、です。
ピアニストさんとしては生鍵盤の方が弾きやすいかと思いますが、良質のピアノの調達・良い録音、共に結構大変な気がします。MIDIを用いれば、録音も音加工も比較的容易に高品位のものにできると思います。
エレキギター
音をモニターしながら。
大まかに分けると方法は三つです。スタジオでマイク録り、ライン録りか、PCで宅録です。
さらに宅録の場合はソフトアンプシュミレータ、アンプでライン録り、PODなどのハードアンプシュミレータでの録音などの選択肢があります。ちなみに録音・編集は後者であればあるほど楽です。
ギタリストさんとしてはスタジオにあるようなアンプで鳴らしてマイクで録りたいかと思われます。
しかしながら最近はソフトウェアエフェクタなども割と進化してきているので、家でPCに録るという選択肢もそれなりに考慮していただけたらと思います。特にPODクラスのアンプシミュレータをお持ちであれば宅録も十分可能ではないかと提言いたします(試してないのでまだあまり強くは言えませんが)。
ボーカル
楽器隊みんなの音を聞きながら。
スタジオに入って、マイクの音を普通に録る感じでしょう。マイクはこれまたどっからかコンデンサーマイク借りてこれたらなぁとか思っていたりしますが、余裕がなければ備え付けのマイクで録ることになるかなと。
スタジオ
ここまで、スタジオミルクさんあたりにマイクを持ち込んで録音する感じを想定して来ましたが、もしかしたらどこか録音用のスタジオを借りた方が安く上がってしまうのかも知れません。あるいはいっそマイクに拘らずにひたすら安く済ませる方向もあります。詳細はまた追って書きたいと思います。