基礎知識

Last-modified: 2025-11-12 (水) 01:47:49

概要

本作の基本システムやステータスについて解説します。
より発展的な知識やテクニックについては下記もあわせてご確認ください。

よくある質問 便利ネタ レベル上げ


ステータスについて

  • HP
    プレイヤーの生命力。
    様々な要因で増減し、HPが0になると死亡します。
    回復するにはHP回復効果が付いた食事やHP回復薬(主にランク別に3種類)を消費する、
    あるいは時間経過による自然治癒を待つ必要があります。
    また、HPの最大値はタレントの取得等で恒久的に、HP上昇バフが付いた食事や薬品等で一時的に増やすことができます。
    初期状態で3つまで同時にバフがかかるので、死なないためになるべく3種維持したいところです。
  • 体力
    プレイヤーのスタミナ。
    日本語訳ではHPと体力が紛らわしいですが英語原文ではStaminaです。
    走る、攻撃する、道具を使うなどで消耗し、時間経過で回復します。
    こちらもタレントの取得等で恒久的に、体力上昇バフが付いた食事や薬品等で一時的に最大値を増やすことができます。
  • 酸素ゲージ
    プレイヤーが保持している酸素量。
    時間経過で常に減少し、残り少なくなると酸欠のステータス低下が生じます。
    完全に枯渇するとHPの低下が発生して死に直結します(下記のフードや水のゲージも同様)
    回復するには各地に点在するオキサイドという鉱物を採取して消費するか、
    酸素発生器などを生産して酸素を摂取する必要があります。
    スーツに酸素スロットがある場合は、オキサイドや酸素袋、酸素タンクを装備することで
    自動的に継続して酸素を供給できるようになります。鉱物を直接接種するより酸素袋やタンク、発生器等を利用する方が効率が良いです。
    複数のオキサイドから直接酸素を得る場合、右クリックのスタック使用で一度に使えるだけ使うことができます。
  • フードゲージ
    プレイヤーの空腹度合いを表示しています。
    時間経過で常に減少し、残り少なくなると空腹のステータス低下が生じます。
    焼いた肉、果物、野菜、料理などの食事を摂取することで回復します。
    (満腹でも食事は可能で、食事バフを得たり果実から水分補給することはできます)
    スーツにフードスロットがある場合はフードを装備することで自動的に供給します。
  • 水ゲージ
    プレイヤーが保持している水分量。
    時間経過で常に減少し、残り少なくなると渇きのステータス低下が生じます。
    回復するには水源に近づいてFキー長押しで水を飲むか、
    水袋や水筒を使用する必要があります。
    スーツに水スロットがある場合は水筒を装備することで自動的に供給してくれます。
    現地の水を直接接種すると赤痢等のデバフが掛かりますので、可能ならクラフト品やワークショップ薬品等何らかの手段で浄化する必要があります。
  • 騒音ゲージ
    水ゲージの右側に表示されているバーは、騒音のレベルを表しています。
    一部の攻撃やジャンプの着地時など、音を発する行動を取ると騒音レベルが上がり、
    レベルが下がるまで近くの動物に感知されやすくなります。

LVが上がっても基本的に各種ステータスは何も上昇しません。が、ステータス上昇する系のタレントを取得するか、ステータス上昇効果のある装備をするか、現地生物毎に設定されているベスティアリポイントを一定以上(40%か100%)上げることで、恒常的に一部の数値を上げる事は可能です。手っ取り早く大幅に各種ステータスを一時的に上げる手段として食事によるバフが存在し、初期で3種類、タレントや装備で最大5種類まで食事バフを掛ける事が可能です。逆にストーム暴露中であったり傷や病気デバフなどが掛かっている状態であったり、限界以上に物を持った過積載状態であったりすると一時的にステータスが下降する場合もあります。


死亡について

HPが0になると、プレイヤーはその場で倒れます。

数秒後にFキー長押しすると、事前に登録したリスポーンポイント(シェーディングされた寝袋、ベッドで設定)で復活、
リスポーンポイントが無い場合は帰還ポッド位置付近にミニポッドで漂着して復活します。
死亡時の所持品は倒れたポイントにドロップされています。(マップにアイコンあり)
一部のバッドステータスはリスポーンしても回復しないので注意が必要です。

マルチプレイを行っている場合、倒れているプレイヤーの近くで
仲間が近寄ってFキー長押しすることで復活させることができます。
ただし復活時は各種ステータスが低い状態から開始し、
敵性生物に襲われた場合はまだ近くにいる可能性が高いので、復活時は注意が必要です。


プレイモード

2024年8月時点で以下のプレイモードが実装されている。

  • ミッション
    基本となるモードですが、新規ならいくつかチュートリアルミッションを試したのち
    後述の「オープンワールド」へすぐ移行しても良いです。
    OLYMPUSとSTYX(DLC/2022年5月リリース)、PROMETHEUS(DLC/2023年8月リリース)3つのワールドマップが存在します。
    • 制限時間のある各種ミッションを受注できる。
      ただ制限時間はアップデートによってゲームプレイ中のみ時間経過するようになったのでそこまでシビアではない物が多い。
    • ミッションによっては進行を禁止されるエリアがある。
    • ミッション未完の状態でステーションに帰投するとミッションリタイアとなる。
    • ミッションのために(ほぼ)何も持たず降り立ち、周囲から素材を集めてミッションをこなしたのち
      (ほぼ)すべてを投げ捨てて帰り、そしてまた別のミッションを選び直すという形式になる。
      つまりミッションごとに拠点や装備や設備は破壊される使い捨てのモード。例え同じミッションをやり直しても拠点は消えて一から開始。
      せっかく作った拠点や装備などを維持したいなら「オープンワールド」モードへ。
  • オープンワールド(2022/11実装)
    後から追加されたモードです。
    ミッションと同様に、OLYMPUSとSTYX、PROMETHEUSの3つのワールドマップが存在します。
    なお、踏破エリアのマップ開示具合は、ミッション・オープンワールド側どちらからも反映されます。
    • 制限時間がなく、ワールドマップが保持される。16x16GRIDのフルMAP。
      一部のルートは「ミッション」モードで通路を開拓するミッションをこなしていないと通ることができない場合がある。
    • ドロップシップでステーションに帰投しても、元のワールドデータに再投下可能。
      ワークショップアイテムなどの一部を除き、手持ちのアイテムはステーションに持って帰れない=戻った時点で無くなるので注意。
      残したいものは手持ちに入れずに現地の拠点の箱にでも入れておこう。
    • 特定の機器を製作する事で、オープンワールド上で前述の「ミッション」を受注する事が可能。
      ただしオープンワールドに対応していないミッションもかなり多い。
      ミッションツリー画面のミッション名の上に「オペレーション」と書いてあるもののみオープンワールドで受注できる。
    • 開始時のポッド投下地点が選択可能(初回生成時のみ)。
    • 石の塊と成木の資源は再生しない(草や低木は近くに建築物がなければ再生する)。が、ランク4加工機で作成できるThumper(2023/02実装)で周囲の鉱石の塊(石とエキゾチック除く)を再生成できるようになった。また、設定を変更しない限り、プレイヤーの建築物が近くにない場所に限り、破壊された石の塊も復活するようになった。
    • 2024年8月現在ほとんど全ての資源が何らかの手段で再生産可能。
      資源説明備考
      小石や枝素手で採取可能な小石やオキサイド、落ちている枝は建築物が無ければ再生する。
      繊維植物や小さな木素手で採取可能な繊維が出る植物や小さな木は、ゲーム設定「繊維状植物のリスポーン」(Update第127週に実装)がONなら再生する。野菜などのリソースは再生しない
      石の塊完全に採掘した場合は消滅して再生しない。
      石レンガやコンクリ建築など大量の石を利用する場合は深部鉱床を利用すると良い。
      ゲーム設定「大きな石のリスポーン」(Update第131週に実装)は耐久が減っている状態の場合、次回のロード時に回復するという仕様のため、消滅から再生するわけではない。
      成木時間経過などでは再生しない。
      Localized Terraforming Device(ランク4加工機、Update第169週に実装)を使用すると再生する。
      木材が欲しいだけならば、ココナッツを栽培するとよい。ココナッツ栽培は第162週に実装
      鉱石時間経過などでは再生しない。
      プロトタイプサンパー(ランク4加工機、Update第62週に実装)を使用すると再生する。
      希少な鉱石は深部鉱床を利用したほうが良い。
      バグで洞窟が再インスタンス化されてリソースが再配備されることがある。
    • 同じミッションを繰り返す事ができない(簡単にミッション周回できるものがあるため)。
      同じミッションをもう一度やりたい場合は「ミッション」モードへ。
    • エキゾチック鉱床は「エキゾチック流星群が降る」という体のシステムでランダムで湧くシステムになっている。
      そのためオープンワールドのエキゾチック鉱床は永遠に枯渇しない(正確に言うとマップ全体でランダムに3箇所鉱床があり、内1箇所でも枯渇させるとその後3時間以内にランダムで3箇所再配置される)。
  • 前哨(OUTPOSTS)
    狭いマップで建築をメインに楽しみたい人向けのモードです。戦闘が極端に苦手でも遊ぶことができます。
    2023/04現在、ARCWOODというマップが存在します。
    また、以下の有料DLCのマップも存在します。
     [2023/08/22リリース]
     ・ICEHOLM
     ・HOLDFAST
     [2023/08/24リリース]
     ・EVERBARK
     ・TECTON
     ・CACTUS
     [2023/09/15リリース]
     ・ARCTICUS
    • 制限時間はないが4x4GRIDの限定ミニMAPとなっている。ワールドマップは保持される。
    • 敵性生物のポップは有無の選択が可能だが、得られる経験値が激減する。レベル上げには向かない。
    • 資源の再生成が行われる。


制限時間とキャラロストについて

各ミッションには制限時間が設定されています。
プレイヤーはその時間内に惑星から脱出する必要があります。(ミッションの成否に関わらず)
惑星にいる状態で制限時間を超過すると、そのキャラはロスト(消失)してしまいます。

ミッションの制限時間はプレイを中断している間もリアルタイムで経過します。
制限時間の短いミッションは一気にクリア出来るよう時間を確保したうえで攻略に臨んでください。
アップデートにより、ミッションの制限時間はミッションに参加している間のみ経過するよう変更されました。
これによりオンラインで複数のミッションを並行で進めたり、ミッションを中断してオープンワールドで遊ぶことも可能になりました。
もし時間内にクリアできないと判断した場合はポッドで離脱してしまうのも手です。

現在本作においてプレイヤーから賛否ある要素の一つで、
今後何らかの緩和措置が加えられる可能性も無くはありません。
が、現時点では本作の基本システムのひとつとして留意する必要があります。


レベルアップと成長について

素材の採取、クラフト、生物の狩猟、皮剥ぎなどを行うと経験値が獲得できます。
経験値が一定値まで蓄積されるとレベルが上がります。
近くでフレンドが経験値を獲得することでも少し経験値が入りますので、フレンドと一緒に遊べばより早くレベルアップ出来ます。

レベルが上がるとタレントとテックツリー用のポイントを獲得します。
タレントは取得することで基礎ステータスを高めたり、敵のHPゲージを視覚化させるなど様々な恩恵を得ることが出来ます。
タレントポイントは降り直しすのにミッション報酬のお金が1ポイント150も必要で、
Lv61以降は獲得できなくなるため、タレントの取得は慎重に行う必要があります。
タレントポイントはレベルが上がるごとに1ポイント獲得でき、LV5毎に追加で2ポイント、LV10毎に追加で更に1ポイント獲得します(つまりLV10ならタレント15ポイント)。レベルアップのみで得られるタレントポイントは最大で累計90。
一部のミッションではタレントポイントを得られるようになった。この報酬は初回クリアまたは、タレントポイント報酬を未取得の場合に1回のみ得られる。

尚、途中でツリー構造が変化した関係で、ゲーム実装初期に作成したキャラに関しては、ポイント量や習得ツリー状態が通常ではあり得ない状態になっている場合があります。
ソロタレントポイントはレベル2毎に1ポイント。最大で合計30ポイント。

テックツリーは取得するとクラフトできるアイテムが増えます。探索や戦闘を有利に進められるほか、一部ミッションではクリア条件に指定アイテムの作成が含まれることがあります。
また、指定したタレントを取得していないと解放できないテックツリーもあります。
テックツリーは一度取得すると振り直すことができません。最初期は重要なアイテムから解放していくようにしましょう。
ただし、Lv毎の獲得ポイントが多く、Lv61以降もポイントを獲得できるため最終的には全てのテックを開放可能な為、中盤以降は寄り道をしても大丈夫です。

アップデートによって一度取得していたテックツリーが未取得の状態に戻される場合があります。製作ができなくなっていた場合、テックツリーを見直してみましょう。


食事と調理について

食事をするとフードゲージ上昇、一定時間のモディファイア(食事バフ)を得られます。
食事効果は食材にカーソルを合わせるか、食後にバフアイコンにカーソルを合わせることで確認できます。
基本的にはベリーやスイカなどの自然食は効果量が少なく、調理の手間がかかるほど効果量は高い傾向にあります。
また、肉類はHP増加や肉弾攻撃系の強化、果実や野菜類は体力増加や射撃系能力の強化、ハチミツは効果時間増大に影響を与える傾向があります。
なお、生肉や生魚など一部食材は生食してしまうと嘔吐などの一時的な状態異常(デバフ)を起こします。
ろ過されていない生水を飲むことでもデバフがありますが、デバフ内容が比較的軽めなので初心者のうちは生水に頼ってしまうのも手です。
また、ベリーやスイカを大量に集め、右クリックしてスタックごと使うことで一気に水分を補うこともできます。

食事バフを得る際、胃スペースというステータスを専有します。
胃スペースは初期値で3枠あり、食事バフ1つにつき1枠のスロットを専有します(一部例外あり)。胃スペースの上限はタレントの効果や改造した装備等で更に増やすこともできます(最大5)。
胃スペースが満ちた状態で新しい食事を摂っても新たなバフを得ることができません。満腹値は上昇します。既存の胃スペースに存在するものと同じ食事バフを摂った場合は効果時間のみ最大値に復帰します。
なお、各種食事に拠るバフはインベントリ上で該当アイコンをマウスオーバーすれば効果が確認でき、そこで右クリックすることでバフを即座に解除することが出来ます。

ワークショップのアイテムについて

ワークショップで購入したアイテムは、展開した矢等、ごく一部の消耗系用品以外は手持ちに入れておくだけでステーションに持ち帰る事ができます。ワクチンやシノタイドロップシップ召還ビーコン等は消耗品ですが、使わなければ持ち帰ることができます。
装備系は利用しようがしまいが所有するか帰還ポッドに入れてあれば持ち帰られます。ワークショップの溶炉等、設置物系の機器は全て持ち帰られます。なので、現地に設置したワークショップ品は帰還する際、回収を忘れないようにしてください(ミッションで持ち込んだ場合。オープンワールドはマップデータが残る為、帰還の際常にワークショップ品を持ち帰らずとも消失はしない)。

消耗した装備の修理は軌道ステーション上で、携帯品一覧にて右クリックメニュー上で簡単に行えます(10REN)。現地で修理するにはまた別のワークショップ消耗品であるワークショップリペアキットが必要になります。ワークショップ装備は現地生産品に比べ、基本耐久性能が高い傾向があります。例えばワークショップ弓は最安品でも現地生産品の最高級品に匹敵する耐久値を誇ります。

ワークショップ品の中で修理の必要が無い水筒や酸素ボンベは特に使い勝手が良いのでおすすめです。逆に修理が必要なワークショップ品(武器等)はオープンワールドでは修理の際修理キットや軌道上への回収等が必要な為、現地生産品に比べ使い勝手が悪い傾向があります。逆に必ず軌道上へ戻るミッション等では使い勝手が良いです。前述の弓などはまず間違いなく1ミッション以上耐久度がもちます。ワークショップ品のが明らかに性能が良いもの、現地生産品のが性能や使い勝手が良いもの、色々ありますのでその辺はご自身の目で確かめて下さい。ワークショップ品で重要な事は、性能より「軌道上へ持ち帰る事ができて他ミッションや他オープンワールドで使い回せる」事や、「ミッションやオープンワールドの開始当初、活用する事で現地でのクラフト製作を用いるそれらより圧倒的な時短を図れる」という事です。

エキゾチックレーダーの見方

黄色い部分の広さが方向の他に距離も示しています。黄色い部分が広い場合は単純に相当遠いです。
また、円が重なる位置で起動してもレーダーエラーが出て意味がないので前回の位置とは離れて設置してください。

マルチプレイについて

本作のマルチプレイは、ホストが部屋を立ててフレンドが入室することで利用可能です。
1部屋の最大人数は8人まで。

まずあらかじめ、Steamでお互いにフレンド登録を済ませておきます。
ホストは新しいミッションを始める際「フレンド限定」に部屋設定します。
ゲストは「ゲームに参加する」からフレンドの部屋を選んで入室します。
(部屋が見つからない場合はSteamオーバーレイのフレンドリストから、名前右クリック-[ゲームに参加]を選ぶことで入室できるかもしれません)

無事に入室できたら、以降は部屋内のプレイヤーとミッションが進められます。
本作はソロプレイヤーでも努力と工夫次第で攻略可能ですが、2人以上のマルチプレイを行うと一気に攻略難度が緩和されます。同じ小屋に寝具を並べて夜を越したり、作業台を共有して人数分の装備を整えたり、運搬役と戦闘役などの役割分担をしたり…とプレイングの幅を広げることでソロプレイでは出来ないアプローチが可能です。

なお部屋データはホスト上でセーブされており、ホストの退室などでミッションが中断された場合、参加者は強制退出させられます。中断データからミッションを再開できるのはホストだけです。ホストが再開した場合、ゲストプレイヤーは最初と同じ手順で参加が可能です。