IVL 人物志 第22号 DOU5_一花(YiHua)

Last-modified: 2023-08-20 (日) 04:46:53

IVL 人物志 第22号 DOU5_一花(YiHua) 名手が林立していても、1人秀でている

普段のゲームがチームの成り行きを決める試合になり、ゲーム内のランク戦の小さなミスが取り返しのつかない勝敗の分かれ目になってしまったとき、一般のランキング上位のプレイヤーとプロ選手の最大の差はストレスに耐える能力かもしれない。第五人格の試合では不安定なプレーをする選手をよく見かけるが、度重なる鍛錬で自分をますます信頼するようになり、目を見張る操作と素晴らしい判断で改めて自身を証明し、自分の光を放つ。DOU5の一花は“育成系*1”の選手の一員であり、はじめの一歩は今までの大活躍であり、絶え間のない歩みは彼の成長で最も重要な部分である。

努力の歩み

第五人格の上位プレイヤーは多かれ少なかれプロになる夢を持っており、一花は正式にプロになる前に、上位サバイバープレイヤーとして公式の大型大会にも参加していた。2020年、一花はGYTに加入、チームに続いてIVSに参加し、中国地区予選の優勝という好成績を収めた。続いて2021年3月、一花はBZYに加入、チームのメンバーと共にCOAⅣ中国地区予選に参加し、最終的にCグループで4位となった。2021年5月、一花はDOU5に正式に加入し、プロ選手となり、2021年の夏・秋のIVLに参加した。2大会でどちらも準優勝に留まり、DOU5のファンは残念さを抱きながらも、優勝へのさらなる期待を抱いた。
2021年秋季IVLのプレイオフでは、DOU5のサバイバー陣営は久しぶりに息の合った連携と実力を見せた。その中でZQとの試合では、一花は選手同士の引き合いを演じてくれた。サバイバーを救助する過程で、一花は患者を使って“巡視者”に噛まれたが、上戏(Upxi)を4割で救助し、その後、肘当てを箱から出し、最後の4逃げへの伏線を張った*2。一花はこの試合で彼の素晴らしい実力と意識を示し、多くの観戦していた配信者や選手からもこの天才的な救助を褒め称えられた。“将来性”とはどのようなことか?それは秋季レギュラシーズンの27秒インスタント傭兵*3からプレイオフの巡視者4割救助患者は、プレーが安定した証拠でデータに表れ、ますます多くの人に認められ、称賛され、1つの種が開花した。その花は正真正銘、アサガオであろう。

アサガオの優しさ

DOU5のファンなら知っているだろうが、一花の声は他の選手の生配信に突き抜ける。そのため、东玄の配信録画グループは“一花録音グループ'”とも揶揄されていて、“アサガオ”の威力を知っている。もちろん、多くの観客が無料でお笑い*4を聞けると思っている。この選手の第一印象は無邪気でイケメンと言われるが、実は繊細な一面もあり、配信ではどんなギフトにも1つ1つ感謝し、チームメートがミスをしても最初に慰め、感情が爆発しても人を罵らず、自分のミスを反省し、チームメートをbotのように絶賛した……これらは“アサガオ”の柔らかい一面だろう。

名手が林立していても、1人秀でている

試合会場では毎日異なる試合をしていて、私たちはそこで様々な選手を見たことがある。初めの見知らぬ人だが熱心な人になるまで、彼らは残酷で、そして情熱的なeスポーツの美学を見せていて、人々を夢中にさせている。育成系の選手は発見されていない星のように、彼らは依然として自分の努力を通じて夜になっても彼らの光を隠すことが出来なくなるまで努力を続け、人々が顔を上げだ時、彼らが輝いていることに驚くだろう。

元画像

DOU5_YiHua.jpg


*1 原文には养成系とあり、将来性がある、成長する(した)という意味でゲームやアイドルなどに使われるネット用語。
*2 これは2021秋季IVLプレイオフのDOU5対ZQの試合の第3R前半戦でのDOU5が4逃げしたこと、その試合のアーカイブ
*3 これは2021秋季IVLW7D1のACT対DOU5の第2R後半戦で傭兵のYiHuaがガラテアに27秒でダウンしたことからインスタントと例えられた試合、その試合のアーカイブ
*4 原文の相声とは中国の芸能のことで、一花騒がしさがお笑いに例えられている