IVL 人物志 第26号 ACT_黎明(Ming)

Last-modified: 2023-08-20 (日) 04:46:53

IVL 人物志 第26号 ACT_黎明(Ming) 実力で目標を追いかける

あんなに大きな会場では、誰もが最終的な勝者になりたいと思っているが、勝者は永遠に一人しかいない。敗者は、さりげない笑顔の陰に隠れて、勝者にお祝いと拍手を送るしかない。後悔の影に覆われた時、最初の夢を再び追いかける勇気を持つことできるだろうか?IVLで“五分五分”なチームで有名なACTの黎明は、早くから大会に参加し始めた選手で、2018年から現在まで、大小の試合を経験した。いつも勝利を逃していたのに、ステージに戻ったのは自分の目標を諦めれなかったからだ。

競技場への復帰

黎明は、牽制キャラクターと補助キャラクターを得意とする上位プレイヤーとして、2018年11月にVTMに加入、跨平台精英赛に参加した。優れた成績は得られなかったが、将来のプロリーグ出場の礎を築いた。2019年4月、黎明はHLWに加入、チームと共にCOAⅡオンライン予選に参加したが、復活戦で終わった。同年9月、黎明はIMTに加入、第五人格赏金争霸赛に出場したが、大会後に学業のため残念ながら脱退した。時は2020年10月、秋季IVLの開幕前に黎明はCPGに加入し競技場に復帰することを選んだ。彼はチームと秋季IVLとCOAⅣオンライン予選に出場、当時のチームの成績は芳しくなかったが、プロeスポーツ選手としてのキャリアを本格的にスタートさせた。

2021年、CPGはACTに改名して再出発し、夏の試合から、このチームは実力を見せ始めた。疑問の声もあった中、レギュラーシーズンは5位、プレイオフは6位という順位でACT史上最高の成績を収めた。続いて秋の試合ではサバイバーのプレーが安定しなかったが、FPX.ZQとの1戦*1で、黎明は“虚弱”体質を持っている機械技師で立ち上がり、“英雄”となった。パペットと本体で魔女にダブルチェイスをしたり、プレッシャーに耐えて存在感MAXの彫刻師相手に牽制したりと、素晴らしい試合を見せてくれたからだ。先週のDOU5戦*2では、2セットも10:0を獲得するという成績でACTの“運命共同体”な勢いと実力を完璧に披露した。このような成績でこのチームの上限に多くの人が驚き、彼らに期待しているすべての人には強い注射が打たれた*3

競技場の下での優しさ

この“家”*4に欠かせない黎明は、競技場では“追ってはいけない”黎明で、試合に負けても真剣に自分を反省し、競技場の下で自分を愛し、応援してくれたファンに対して感謝を惜しまない。配信効果*5はないにしろ、毎日配信が終わったら順番にランキング*6上のファンに「おやすみなさい」と言ったり、クリスマスにわざわざファンにプレゼントを送ったり、SNSで自分についての質問を答えたりしている。他人から見れば、取るに足らないことに見えるかもしれないが、彼は力を入れて真剣にファンへ恩返しをしている。この一つ一つからにじみ出る優しさが、黎明のファンを大切にしていることを体現している。

夜明けに向かって前進する

試合中でも、1つのチームしかスポットライトの下に立てないのなら、自分のやり方ですべての人に“虚弱”でも“英雄”になれることを覚えさせ、結局、成功と失敗の確率は“五分五分”なのだから、振り返らずに前進すればよい。

元画像

ACT_Ming.png


*1 アーカイブ(該当試合は第2セットと第3セット)
*2 アーカイブ
*3 驚いているファンを落ち着かせるというような比喩
*4 =ACT
*5 配信による効果、配信で特筆していること
*6 CC直播のファンのポイントランキング