デノミからのデフレ事件

Last-modified: 2021-04-17 (土) 16:34:01

おおよそ40日サイクルのインフレが半年間続いた中での大幅なインフレによる課金煽りで大勢のユーザーが引退を決意した7周年
そこから40日程度経った2020年9月中旬、武具の仕様変更がアナウンスされた
「はいはい、また装備レベルキャップ開放でしょ」
と思ったユーザーは多かったはずだが、予想を大きく外すこととなる
装備レベル表記が廃止され、☆のみの仕様となったのだ


大まかな変更点として
①武具基本性能
旧 装備可能レベルと10~15の6段階の☆
新 ☆のみ(但し、☆の数×20の装備レベル制限あり)
②覚醒回数
旧 最大5回、ダメージの割合増加・割合軽減
新 最大25回、ステータス上昇のみ
③限解突破
旧 最高装備レベルかつ☆15のみ可能で、最大50回
新 ☆1から可能、☆の数×2で最大50回(既存武具の限凸数は☆で制限されるが、進化をして☆を上げれば効果が復活する)


表記を変えただけで、実際は装備レベルあるじゃんというツッコミはあったが、最高ランクの武具でなくても限凸が可能になるのは概ね歓迎された


しかし、既存の武具がどうなるかという既存ユーザーの懸念事項は見事に的中した
アプデ前に最高ランクだったメビウス500☆15装備は☆6装備へと変換されたのだ
25段階中6、下から数えた方が早い
しかも、同時実装された装備ダンジョンでは☆15が入手可能という仕打ち
またもや頑張って課金して育成を重ねた武具が産廃扱いの憂き目に遭ってしまった
だが、「進化をすれば今まで積み重ねた限凸の効果が復活する」、これを励みにダンジョンを周回するユーザーが多かった
むしろ、やりこみ要素であり課金以外の部分で育成を頑張ったユーザーが満足感を得られる仕様だと評価する声もあった
そして、その頑張りが間もなく無駄にされることを我々は知らなかった…


およそ20日後、更なる武具仕様変更がアナウンスされる
「限凸の仕様を変えるね!☆依存じゃなくて覚醒回数依存にするね!覚醒回数も25回から50回に増やしておくね。やりこみ要素アップ!あ、進化だけしか頑張ってない人は限凸効果お預けだから、覚醒頑張って!!」


武具がデノミされて頑張って育てなおしたらデフレというアプデに匙を投げたユーザーも出てしまった
しかしながら、そういった潔いユーザーの大半は7周年でほぼ引退済
「運営だから何を言っても無駄」
「もう何をされても驚く気がしない」
「ちくわ大明神」
「みんな一緒の扱いだから諦める」
こういった反応が多かった


頑張った人ほど下げられて、再び頑張って上げたら頑張った人ほど下げられた武具仕様変更
運営が賽の河原に出てくる鬼の様だと思えた事件であった


アヴァベル事件簿TOPへ戻る