キャラクター/【バルドル】

Last-modified: 2023-10-06 (金) 12:50:45

少年時代のゼアノートの級友である少年。
白髪銀目で、肌の色も白めと色素が全体的に薄め。
上級クラスにがいる。
消息を絶った上級クラスメンバーの捜索に就いた6人とは別の任を頼まれている。
当初は名前のみの登場だったがエピソード3の回想から本格的に登場した。


英語表記は"Baldr"。
名前の由来は北欧神話に登場する光の神「バルドル」と思われる。この神は白いまつ毛を持つ美貌の持ち主とされている。神話において所有していた大船の名がフリングホルニである点からして間違い無いだろう。
また、姉の名前となっている「ヘズ」は神話ではバルドルの異母弟であり、神話の中ではヘズがロキの策略によって誤ってバルドルを殺してしまい、これがきっかけで北欧神話の最後の戦いとされるラグナロクが始まったと言われる。
ラグナロクの後生き返る神とされる。

  • ちなみに今作に新たに出てくるKHオリジナルのキャラクターは全員ではないもののバルドルやラグナロクに関連する名前の者が多い。

回想で、教室にてヴェルにキーブレードマスターになりたい理由を聞かれた時は、「大切なものを守りたいから」と答えている。
上級メンバー達が旅立つ前の時間軸の回想で、エラクゥスに姉が闇に奪われてしまうのではないかと不安を吐露していた。
当初、マスターからは彼だけが別の任務に就いていた理由は姉を含む上級メンバー失踪の事実を知らせないためだと説明されていたが、彼は姉の消滅の事実を目撃して知っており、その後療養、そして闇の調査の任務に就いていたことを語る。
そしてある世界に死者が行くという冥界があることを語り、その世界へのゲートを開く。

しかし彼がに取り憑かれた一連の事件の真犯人だった。まずマレフィセントドラゴンの攻撃からバルドルを庇い、消滅しかけていたヘズに闇がトドメを刺し、次いで駆けつけた上級メンバー達にも闇が手を下した。そして療養中7日間かけて闇に堕ちていき、闇に13の光を消滅させて世界を浄化するよう唆され、その考えに取り憑かれる。

  • 一日ごとに部屋が暗くなっていき、バルドルの影が濃くなっていく様子は、部屋自体が白くて殺風景なことも相まってもはやホラーである。
  • 上記のキーブレードマスターになりたい理由が分かった時点で嫌な予感がしたプレイヤーもいることだろう。

その後闇に自我を乗っ取られる形で次々とブラギヘルモーズウルドを手にかけ、スカラ・アド・カエルムヴィーザルヴォルヴァヴァーリヴェルを消滅させた。

  • 実際はブラギは生きていたわけだが、しっかりカウントしている。

そしてゼアノートとエラクゥスも消そうとしたが、マスター・ウォーデンの光の鎖で拘束され、ゼアノートにトドメを刺される形で消滅した。

その後ヘズと一緒の墓を作られたことがゼアノートの発言でわかる。


バルドルは人の感情、そして人の悪意、闇を感じやすい人間だった。長じて自らにも闇を感じ、それに悩むようになった。唯一闇を感じないヘズといる時は安息を感じられたが、ヘズと同じく光の者であるエラクゥスと会ったことで焦りを感じ、別の世界に旅立ったヘズを追った。これが一連の事件の始まりであり、バルドルの中にいた闇はバルドルが生み出したものであった。

余談

遅れての登場となったバルドルだが、DR公式Twitterで2021年の新年を祝うメインキャラクターの集合画像にはしっかりといる。
画像中央ではしゃぐゼアノートたちを微笑ましく見ており、それまではヘルモーズと話していたように見える。