ワールド/【オリンポスコロシアム】

Last-modified: 2023-12-26 (火) 18:59:44
原作ヘラクレス
仲間キャラアーロン(KHII)、ヘラクレス(coded、MoM)、クラウド(coded)
通常BGMOlympus ColiseumThe Underworld(冥界)、Road to a Hero(coded:ボスステージ
戦闘BGMGo for It!What Lies Beneath(冥界)
登場作品KHCOMKHIIDaysBbScodedχ、Uχ、DRMoM

ディズニー作品「ヘラクレス」の世界
神々の決闘場。ヘラクレスがチャンピオンの座を守り続けており、それを気に入らないハデスによって妨害を受け続けている。

  • コロシアムと呼びつつ闘技場が円形でないのはご愛敬。
    • 語源となったローマの「コロッセウム(Colosseum)」は円形だが、現代では単に競技場を意味する単語となっている。円形にあらずんばコロシアムにあらず、なんてことはない。

大会に普通にハートレスアンヴァースが出場してるが誰もつっこまない。Daysではハートレスが暴れだしたことが原因で何度も大会が中止になってるにもかかわらず。

  • そもそも誰がエントリーしてるんだ…。
    • どうやって勝ち上がったのか不明なハートレスまでいる。

3Dが出るまでは、何気にシリーズ皆勤賞のワールドだった。シリーズ内で最も優遇されている世界と言っても過言ではないかもしれない。

  • コロシアムという設定が出しやすいためだとディレクターが語っている。確かにRPG的にもうってつけである。
    • 他にも、1.主人公が強く高名な英雄、2.悪役が死なない、3.敵にぴったりな怪物が多数登場、などの理由も考えられる。
      特に1.については、他のワールドで知り合うキャラクターとは異なり、ヘラクレスは明確にソラより格上という描かれ方をしている。英雄という立場も「キーブレードの勇者」となったソラのお手本の様な立ち位置と言えるかもしれない。
  • 3Dでは登場するワールドが眠りに閉ざされた世界に限定されていたために出番がなかったが、曲だけはしっかり登場している。ある意味皆勤賞は守られていると言えなくもない。

KHIIIではアグラバーネバーランドなどその他お馴染みのワールドを差し置き、コロシアム以外のマップまで拡張されて再登場。
しかも物語上重要なテーマが描かれ、なおかつストーリー中で最初に訪れるワールドとなっている。

  • この度重なる登場により映画「ヘラクレス」はKHシリーズがその作品の知名度の拡大に大きく貢献した筆頭例と言えるディズニー作品となった。(他には「ムーラン」や「トロン」等もその傾向がある)

このワールドではよくFFキャラがゲストで登場する。
KHI・COM・coded・χではクラウド、KHFMではセフィロス、KHIIではアーロン、BbSではザックス

  • セフィロスを除き、ハデスに騙される、もしくは操られることが多い。

「英雄」と書いて「ヒーロー」と読むこのワールドであるが、FFキャラクター達は皆「えいゆう」と読む。

  • ヘラクレスが「英雄(えいゆう)」と言ったザックスに対して「英雄(ヒーロー)だ!」と訂正するシーンもある。

原作映画付きのワールドとしては珍しく、KHIの時点で映画の物語が終了している。そのため、基本的にこのワールドにおける物語はオリジナルである。

  • しかし、原作映画のクライマックスである惑星直列の日の族復活がKHIIIの時点で起きているため、ヘラクレスが真の英雄となった経緯が原作とはやや異なるらしいことが判明した。(少なくともロックタイタン、アイスタイタンだけは復活していたようだが)

登場キャラクター→キャラクター/オリンポスコロシアム


KH

ストーリーにおけるボスはケルベロス
闘技場専用のワールドといっても良く、マップは広場と受付場、スタジアムの3種類しかない。
 
クリア後は闘技大会に参加可能。
鍵穴の在り処はロビーにある台の下だがストーリークリアだけでは封印できず、他のワールドのストーリーを進行することで開催される闘技大会を進めていき、ヘラクレスカップ優勝で修得・出現する黄のトリニティを使うことで封印できるようになる。
そういった特殊なワールドのため、ゲームクリアにこのワールドの攻略は必須ではなく、鍵穴を閉じないどころかヘラクレスやクラウドに会わないままクリアすることすら可能。


FFからのゲストキャラはクラウド。本作オリジナルの衣装で登場する。
ストーリーと闘技大会で戦える。


ヘラクレスカップ優勝時のムービーでは、「つながる心が俺の力だ!」や「3人で一人前」に繋がる、ソラ、ドナルド、グーフィー三人組の絆の基礎ともいえるソラとヘラクレス達の会話がある。

KHFM

FM版の追加ボス4体のうち、2体がコロシアムに登場。
ゴールドマッチではアイスタイタンと、プラチナマッチではセフィロスと戦える。

COM

ソラの記憶から作られた世界が登場。
フィル主催のサバイバルレースが開催され、ソラはそれに参加して完璧な英雄とされるヘラクレスに挑もうとする。
ゲストは引き続きクラウド。


2~6Fで使用できるワールドカードで出現する世界。
ワールド固有のキーブレードはパワーオブヒーロー宝箱からはブリザドレイド、未知なる宝の部屋からはメタルチョコボが出現する。ハイポーションを入手できるのもこのワールド。
中ボスにクラウド、ボスにはハデスが登場。どちらもデッキを使いこなす強敵なので、ここに来るまでにボス対策のデッキをしっかり構築できておくと攻略がとても楽になる。


今作での仲間キャラクターはフレンドカードとして登場し、クラウドのカードもオリンポスコロシアムで入手できる。
少々特殊な形であるが、クラウドがパーティーメンバー入りか!と思いきやマジックカード、まさかの召喚キャラクター扱いである。代わりにワールドの制限はないが。
クラウドのパーティーメンバー入りはまだ先の話。

Re:COM

3Dになってフィールドも広くなった。
フィールド上のオブジェクトで柱は破壊できる他、天使の像が射ってくる矢に命中するとコンフュ状態になる。
エネミーシンボルにはブルーラプソディラージボディがいる。
KHIIFMをクリアしたデータが同メモリーカード内にあるデータなら、未知なる宝の部屋からモノクロームのカードを入手可能。

KHII

KHIで登場した闘技場に加え、ハデスの支配する冥界が登場し、主にこちらが冒険の舞台となる。BGMもコロシアムの方とは異なっている。
ゲストキャラはアーロンで、今回はパーティーメンバーとして加入する(ストーリー中は冥界エリアのみ)。
また、XIII機関からはデミックスがこのワールドを訪れる。
 
冥界にはハートレスが現れ、闘技大会なしにエンカウントが可能になっている。
闘技場でできる事はフィルのトレーニングになっており、本作の闘技大会の役割は冥界コロシアムが受け持っている。


冥界ではシナリオ序盤、オリンポス・ストーンが手に入るまでは呪いによって能力が制限される。

  • ストーリー面ではハデス曰く「HERO(ヒーロー)ZERO(ゼロ)にする効果」。プレイヤー操作の面ではDRIVEゲージが封じられてフォームチェンジができなくなる影響が出る。

ギリシャ神話のように、「戻ってくるときには振り返ってはいけない」なんて縛りはないのでそこは安心。

KHIIFM

FM版の追加ボスであるアブセント・シルエットのうち、ゼクシオンのものが冥界エリアに追加。
最初は戦うことはできないが、デミックスがアブセント・シルエットについて教えてくれるイベントが追加され、その後アブセント・シルエットを調べると戦えるようになる。

Days

唯一のFFゲストキャラなしでの登場。
登場するキャラクターはフィルとヘラクレスのみで、他のキャラは会話に出てくる程度。
フィルがロクサスと関わることとなり、トレーニングをしたり、大会に出場したりするが、ヘラクレスはロクサスとはすれ違いが続いて結局顔を合わせていない。

  • 過去にそっくりさんと友人になっているため、会ったら一悶着起きていたかもしれない。

任務をサボるデミックスやなぜか闘技大会に出場しているシグバール、恐怖の45秒トライアル・バーニングボールなどなど強烈なイベントが多く、印象に残りやすいワールド。中盤のハートポイント稼ぎのメッカでもある。

  • ミッションモードでも大会に出場できるため、ロクサス以外のキャラもしっかり勝利ポーズを決めてくれる。

一部の戦闘では上画面のロクサスの動きに対応して、時折下画面でソラが戦っているシーンが映るという演出がなされる。
ボスはなぜかオリンポスに移籍してきたガードアーマー。珍しく中盤に入ってからの登場であり、こいつとの戦闘時にも下画面の演出がある(しかもソラの戦闘の舞台はしっかりトラヴァースタウンの3番街となっている。さすがにハードの性能の限界でドナルドグーフィーはいないが…)。

BbS

過去のオリンポスコロシアムが描かれる。
そのため、ヘラクレスもまだ少年で英雄の卵だった。
いつものコロシアムに加えて、新たに「テーベの町」が登場。

  • テーベの町にはコロシアム:入口広場の扉から行けるのだが、この扉は作品ごとに違う場所につながっているため、一部からは某ネコ型ロボットの出すあの扉扱いをされている
  • 町とはいっても広場のようなマップがあるだけでここを冒険するようなことはなく、話の主体は変わらずコロシアムにある。

FFからのゲストはザックス

coded

バグに侵されたワールドの一つとして登場。
データ化されたジミニーメモ内の世界なので、ゲストキャラはもちろんクラウド。
今回は、バグの影響で迷宮と化してしまったコロシアムが主な舞台となる。
これに目を付けたハデスがコロシアムを悪用し、事件を解決すべく乗り込んだデータ・ソラやヘラクレス達はハデスやその刺客達と激突する。


コロシアム内は通路と小部屋に分かれていて、戦闘などは小部屋でのみ発生する。小部屋にはバグブロックがあることがあり、その数に応じてバグレベルが3段階に変動する。バグレベルは敵の攻撃力に影響し、バグレベル2なら2倍、3なら3倍になる。迷宮内でのバトルはシンボルエンカウント方式なので、バグブロックは敵と接触する前にてっとり早く破壊しておきたいところ。
迷宮内での戦闘はシリーズ初のターン制バトルで行われる。最初はデータ・ソラ一人だが、後にヘラクレスとクラウドがパーティーに加わる。

  • ヘラクレスは強制加入だが、クラウドは進め方によってはパーティーに加わらないままシナリオを進行させられる。

迷宮内では敵を倒したときやバグブロックを破壊した時に「ヒーローズライセンス」が入手できることがある。これは戦闘中や探索中に使えるアイテムのようなもので、攻撃、回復、補助など様々な種類がある。


データの存在とは言え、何気にヘラクレスとクラウドの初の正式なパーティーメンバー入りなのだが、戦闘が特殊な形式の上、ストーリーも薄いため、かなりあっさり終わってしまう。むしろKHIIの協力キャラクター時の共闘の方が「一緒に戦った」感が強い。
クラウドはともかく、ヘラクレスを仲間キャラクターとしてのパーティー入りを実感できるのは、KHIIIのオリンポスでやっと、というところだろう。

χ

予知書が再現するワールドとして登場。コロシアムで試合を開催している。
プレイヤーが訪れたときには既にエントリーがいっぱいだったため、ヘラクレスの出場権を譲ってもらい参加することになる。ヘラクレスによると、いい目をしているそうだ。
最初はコロシアムにしか訪れることができないが、ストーリーを進めると冥界にも行けるようになる。

  • ただしKHIIのように両者を直接行き来することはできない。

お馴染みのクラウドとも会うことができる。

期間限定イベントとしてセフィロスと戦える「降り立つ黒き翼」が開催された。

  • この時のセフィロス登場の演出はKHIのプラチナマッチを思わせる。

コロシアムモードは当然ながらここが舞台となっているため、マップを見る機会は多い。

KHIII

今作ではオリンポスとして登場。
ワールド自体は同じだが、外界のテーベとオリンポス山、コロシアム外の天界と行ける場所が大幅に拡張され、別物と言っても過言ではない。
コロシアム自体は登場しないため、過去作であったコロシアムモードは存在していない。

  • ネバーランドのように、最初からワールド名を広範囲にしていなかった結果といえるかも。

物語の最初に訪れ、チュートリアルを兼ねることとなる。

DR

コロシアムと冥界が登場。コロシアムはほんのわずかでKHII同様冥界がメインとなる。

  • とはいえストーリー上闘技大会をしているのでコロシアムにもそれなりの時間滞在しているはずである。にもかかわらずフィルもヘラクレス(ヘラクレスはまだ生まれる前という可能性もあるが)も、それどころかハデス以外の誰も現れない辺りハデス以外の住人はほとんど再生されていなかったのだろうか。

消えた上級メンバーと接触できる可能性を信じてバルドルの計らいで訪れる。
ハデスの企みも相まってここからストーリーが大きく変化していく。