場所/【眠りの部屋】

Last-modified: 2024-04-13 (土) 20:50:41

ホロウバスティオン賢者アンセムの研究所の地下施設の奥にある部屋。
入るためには、システムを起動させるためのディスクと複数のパスワードが必要。
システムが起動すると、地下へ続く扉が開き、果てしなく長い螺旋状の通路を下りきって牢屋の並ぶ廊下を進んだ先にこの部屋がある。
そこにはゼアノート命の恩人が身に着けていた、古びたキーブレードが安置されている。

  • 意外なことに、エラクゥス一門のマークの代わりにノーバディマークが記されているという違いこそあれど、この部屋の構造自体は目覚めの部屋とよく似ている。偶然だろうか。

KHIIFM

追加ムービーにて、ゼムナスがここを訪れていた。
賢者アンセムの研究室にあるコンピューターによって入口が制御されており、まずディスクトレイを開くためにパスワードを一つ(七文字、ANOTHERとも読める)入力し、ディスクを挿入後さらに六つのパスワードを入れることで扉が開く。
文字数的に
1.ゼアノート(XEHANORT)
2.エヴェン(EVEN)
3.ディラン(DILAN)
4.ブライグ(BRAIG)
5.イエンツォ(IENZO)
6.エレウス(AELEUS)
だと思われる。


シグバールによると、元々は彼らが心の闇を研究していた地下施設で、研究の中止を命じた賢者アンセムによって封印されていた。
ゼアノートが賢者アンセムを追放して封印を解いた後、真っ先にこの部屋をこしらえたらしい。その後、ゼアノートがゼムナスとなった後も度々ここに通っていた。
そして、安置されている鎧に向かって「友」と語りかけていることが言及される。
また、シグバールは「目覚めの部屋と対をなす墓場」と呼んでいた。

  • どうやら他の弟子達はこの部屋に近寄りたがらないようだ。
  • 通常プレイでは不可能だが、内部データ上はこのエリアに立ち入ることも可能のようだ。

KHIII

ゼアノートが何故この部屋を作り、ゼムナスが度々訪れていたのかは明確にされず、謎のままとなった。

  • BbSに対する伏線だったのだろうが、それでも上記の通りゼムナスが何故訪れていたのかは説明が為されていない。
  • 少なくとも元々賢者アンセムの弟子だった元機関メンバーは全員知っているはずなのだが、KHIIIでのイエンツォたちは全く触れてくれない。
    • 存在だけは知っているが、何のための部屋かまでは知らされていなかったのだろう。アクセスしようにもプロテクトがかかっていて容易にアクセスできなかっただろうし。
  • 「アクアの鎧を安置する為」の施設なのだろうが、それでも上記のある様にゼムナスが訪れていた理由の説明がない。結局謎のままである。

KHIIIRM

リミットカットエピソードでは、アクアが眠りの部屋に安置してあった鎧とキーブレードを装備しているのが確認できる。
ディレクター曰く「鎧は消えたとしても使い手が正常な状態であれば再装着できる」そうなので、消えてすらいない鎧はアクアの意思があればキーブレードと同じように手元に呼び寄せることができたのかもしれない。
ゼムナスが消滅し、遺物も回収された今、眠りの部屋は空のままもう誰が入ることもないのだろう。

  • 眠りの部屋の存在を把握している賢者アンセムの弟子組たちは、この部屋の存在を覚えていないのだろうか……。
    • ノーバディだった時の記憶は引き継がれているはずなので、さすがに覚えていないというのは考えづらいが…。