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キャラクター/【賢者アンセム】

Last-modified: 2019-08-22 (木) 10:23:53

レイディアントガーデンの為政者であり、同時に多くの知識を身につけた賢者。
XIII機関のNo.6までのメンバーが人間だった頃の師でもある。
弟子達の暴走に気付いた頃に訪れた王様に出会い、知識を語り合う友人になった。
心の広い人物で、怪しい行き倒れを迎え入れ、その優秀さを認めて自分の一番弟子として扱っていた。

  • KHIIでは「愚かな弟子の本性を見抜けなかった」と発言している。

シーソルトアイスが好物。
 
CVは若山弦蔵。
FM版及び北米版における声優はクリストファー・リー(KHII、Days)→コーリー・バートン(Re:COM、BbS、3D)。


穏やかな顔つきをした老人。
髪型は少し長めのストレートで、髪と髭は金色をしている。
瞳はオレンジに見えるが、闇の探求者アンセムゼムナスも同じ色なので、濃い金色を表しているのかもしれない。


KHIでは闇の探求者アンセムが彼の名前を騙り、ソラ達はKHIIで王様に教えられるまで闇の探求者アンセムを賢者アンセムと勘違いしていたが、賢者アンセム自身はCOMからディズ(DiZ)として登場していた。
本来は上記の通り心優しい穏やかな人物だったのだが、闇の力に目覚めて以降は、目的のためには手段を選ばないような残忍な性格に変わり果ててしまっていた。
しかし、実際には途中から自身の復讐のために起こした行動に対して悔いていた様子が裏アンセムレポートに書かれており、その償いのための行動も起こしていたことがcodedから明かされている。

KHII終盤では、元の聡明な人物としての姿が描かれている。


シリーズ中でも割と重要な立ち位置の人物ながら、ソラとまともに相対したことがない珍しいキャラクター。
ディズとして登場していた頃はソラの記憶の修復を待ち望み、どんなことをしてでもソラを復活させようとしていたように、ソラを一定評価していた。ただし、それはXIII機関を倒す駒としてであり、Daysでは「記憶が少々少々欠落したところで問題はあるまい」と発言している。

  • さらにKHIIのロクサス編では「あいつは少々人が良すぎる」と評している。
  • 裏アンセムレポートではソラを「キーブレードの勇者」としてKHIやCOMでのソラの闘いを注視していた様子が書かれている。

しかし、KHIIでのソラの行動を見て、ソラの心の在り様を高く評価するようになる。
BbSでは記憶を失いながらも、世界を救った立役者はソラであるとアクアに教え、3Dではソラの心の繋がりを強く推している。
第三者に近い立場ながら、KHシリーズでソラが高評価されるシーンの中でも印象的なシーンを担っている。


 

KH Edit

物語序盤でレオンたちの口から「ハートレスを研究していた人物」として説明される。同時に、彼が記した「アンセムレポート」を集めれば、ハートレスに対抗する手段がわかるかもしれないと考えられていた。

その後、アンセムレポートに書かれていた内容や、闇の探求者アンセムの活動により、世界にハートレスを蔓延させた原因だと誤解された。いい迷惑である。

COM Edit

ディズとしてリク編で登場。
最初にリクを忘却の城に導いたのは闇の探求者アンセムのふりをした彼だった。

  • 賢者アンセムの名を騙る闇の探求者アンセムのふりをした本物の賢者アンセムというとてもややこしい状態である。
    • 文字で書くとややこしいが、闇の探求者アンセムと賢者アンセムとDiZの見た目の違いは一目瞭然なので、誰が誰だかわかっていればそう難しい描写ではない。

リク編の終盤に、ディズとしてリクと王様の前に現れ、リクに自らが進む道を選ばせた。
忘却の城でかつての友である王様と再会するが、自分の正体を明かすと彼は復讐を止めようとするだろうと考えたため、自分の正体を明かさなかった。

KHII Edit

かつてのレイディアントガーデンで危険な実験を繰り返すゼアノートを止めようとするも、弟子たちの謀反に逢い、無の世界に追放された。アンセムレポートは、0以外はゼアノートが書いたものと判明する。
研究と誇りを奪われた怒りと憎しみで自我を保ち、ゼアノートと弟子たちの起こした惨劇への償いと、弟子たちへの復讐のため、彼らの目的を阻止して倒すことを誓った。
その後、復讐心から芽生えた闇の力で闇の回廊を開き、晴れて光の世界に帰還した。
そして赤い包帯で顔を隠し、DiZ(ディズ)と名乗ってソラリク達を導き、XIII機関の動向を探ってきた。


終盤の存在しなかった世界でかつての親友である王様と再会し、DiZの正体を明かした。
自らの復讐のいきさつを語ったのち、自身が作った装置で機関の作った人の心のキングダムハーツを吸い取り、データ化することで分解しようとしたが、機械が耐えきれずに暴走してしまう。
様子を見に来たゼムナスと対話し、ソラとリクに後を任せ、機械の爆発に巻き込まれて消滅した。
 
目的のためには手段を選ばないような残忍な性格に変わり果ててしまっていたが、闇の住人となってでもソラを救おうとするリクに心を揺さぶられ、徐々に考えを改めていき、最期にはロクサスや王様に謝罪している。

  • 最後のレポートの後半が妙に遺言めいている。例え計画に成功したとしても、何らかの形でけじめをつけるつもりだったのかもしれない。
  • 時期的には裏アンセムレポート13はロクサス編の最終日前日に書かれており、この時点でもゲーム内ではロクサスに対し冷酷な台詞を吐く等残忍な人物として描かれている。しかし、実際はこの時点で既に正気を取り戻していたが、後述のように非情に振る舞っていたようだ。

彼は長年心に関する研究をしてきたわけだが、「心は計算できるようなものではない」という結論を出した。

  • ソラを復活させようとしている間に立てていた様々な計画も、ソラが動き出したら全て無駄になったとのこと。
    • 「私の研究も計画も ソラという少年の心にはかなわない」と語っており、駆け付けたソラに後を頼んでいる。ソラとまともに話したことはなく、計画を破綻させたにもかかわらず、ソラを高評価している。
  • 裏アンセムレポート13にも強い心が理論を超えることが書かれている。
  • 強い心への評価は、KH3Dラストにも繋がっている。

KHIIの冒頭でロクサスとカイリが通じ合ったときに「ノーバディにも心は存在する」ということに気づいていたが、それでも「ノーバディに感情など存在しない」と頑なに否定していた。

  • 復讐のために、自分の結論を信じずひたすら非情に振舞っていたのだろう。この事は3Dで自分の口から発言しているため、なんともやり切れないものがある……。
  • 少々頭でっかちなところがあり、心で分かっていても頭で考えようとし、失敗するようなことが度々あったらしい。

 
また、codedのキーとなる「心はデータ化不可能」という見解を行った。

BbS Edit

ラストエピソードで、レイディアントガーデンを統治していた頃のアンセムが登場した。
弟子のブライグの報告を受けて、記憶を失い行き倒れていたテラ=ゼアノートを保護した様子が描かれた。


シークレットムービーにおいて、KHIIで消滅したと思われていた彼が、記憶の一部を失いつつも闇の世界で生き延びていた事が明らかになった。

  • 後にKHIIIで登場した際には記憶を失っている描写は特にされていない。この設定は残っているのだろうか。

狭間の者のコートを身にまとい、闇の世界をさまよっていたアクアと遭遇し、アクアが闇の世界に堕ちた後に光の世界で起こったソラ達の闘いを伝えた。
また、ソラがポッドの中で眠りについている間に、自身が研究していた何らかのデータをソラの中に隠していた事も判明した。


アクアと違い、元の世界に帰ろうとしていないのは過去の行為に対する償いだろうか。

  • あるいはリクと同じようにあの時闇の力が弱まり、ただ単に帰れないのかもしれないが……。
  • 償いのつもりだとしても、彼がソラたちの元へ行き再び協力してくれれば強い味方となることは事実である。仮想世界を作り、人をそこに住まわせることができるところから見ても彼の技術力はとてつもない。そして何より、王様を始めとしたみんなは彼の生存を喜んでくれるのではないだろうか(ソラの心の中のロクサスだけが心配であるが……)。

coded Edit

本人は登場しないが、終盤にナミネから、ソラが眠っていた一年の間にディズ(=賢者アンセム)がソラの中に「何か」を隠していたことが語られる。
それが何なのかナミネが尋ねてもディズは「償い」としか答えなかったとのこと。

  • KHIIでは冷徹に見えた彼だが、実際にはその時点から少なからず罪の意識を感じていたのだろう。
  • KHIIの項にもあるとおり、ロクサス編で自身の間違いに薄々気づいていたようなので、「何か」を隠していたのはその頃だろうか。

最終章の配信された少し前に発売されたBbSではこれがディズの研究データと明かされており、さらに3Dではこのデータがリクへと受け渡されることとなる。

  • KHIIIではこのデータは「アンセムコード」と呼ばれている。

3D Edit

codedやBbSでその存在が示唆されていた「ソラの中に隠されたデータ」の賢者アンセムが登場。
ソラの精神世界のデスティニーアイランドで、ソラを起こしにダイブしてきたリクと再会した。

  • リクは最初DiZと呼んだ。服装がそのままなので仕方がないが。

自分の復讐に巻き込んだソラたちへの償いとして自身と研究をデータ化し、記憶を修復中の眠るソラの中に隠していた。
そして再会したリクに、ソラ達の闘いと、過去に失われた存在を取り戻す手がかりになるかもしれないと、研究のデータを託した。

  • この研究データは、BbSのアルティマニアにて、ディズとなって暗躍していた間も続けていた心や感情に関する研究によって出された彼なりの結論であることが明かされている。

ソラを目覚めさせるために来たと言うリクに、悪夢に覆われていたソラを助け、3人若者の質問に答えることがソラの目覚めの鍵で、もうソラは目覚めると教える。
 
帰るリクに、「そうだ 君の名前をまだ聞いていなかったな」と問いかけた。

  • KHII冒頭で同じ問いをした時、彼が本物の賢者と知らなかったリクが、自分の姿から「アンセムだ」と名乗ったことへのジョークの様なもの。

彼の研究では、心とは生まれ育むものであり、光や自然と触れあいや、人との繋がりの積み重ねによって心が形成されるとしている。

  • これはソラ編のゼムナスも言っていた通り、心を持たないノーバディであっても同じであり、最終的に彼とゼアノートは同じ結論にたどり着いていたらしい。
  • 人形や草花などでも例外ではなく、何にでも心が宿る可能性はある、誰かがそこに心を感じれば心は存在する、という考えはロクサスの「心は見えるものではなく感じるものではないか」という答えに通じるものがある。

また、ソラの持つ心の繋がりの強さは、失われた心や存在までも繋ぎ合わせ、復活させることができる。そして、相手に心があると純粋に強い心が想えば、どんな物にでも心を宿らせることができると考えている。
その上で、ソラの中で眠っている幾つかの心は、ソラが心のままに進むことで助けられるだろうと語った。

  • KHIIではイェン・シッドと初めて会った時、賢者アンセムの見解と同様の言葉をソラに贈っている。
    また、リクや王様が行方不明の上、2回目のトワイライトタウン訪問でカイリがアクセルに連れ去られたことを知って落ち込むソラに対し、グーフィーがイェン・シッドの言葉を借りてソラを励ましている。

「どうやら全ては つながっているようだ」
「(ソラが帰郷できるか、帰る時リクと共にいるのか、島がどうなっているか)全て そなたという カギでつながっている
「キーブレードに選ばれし少年よ そなたが光の扉を開くカギだ」

ソラ「はぁ…王様もリクも行方不明。おまけにカイリまで…」
ドナルド「落ち込まないで!」
グーフィー「ソラがカギになってて全てが繋がっているんだよ。
ソラ「全部俺のせいか…」
グーフィー「ちがうよー。ソラが思う通りに動けばきっとみんなに会えるんだ。

χ Edit

キャラクターとしては未登場だが、カードで出演。
アップライトカード(光側勢力のカード)として採用されている。

KHIII Edit

3Dでリクに託したデータ、通称「アンセムコード」を通してソラ達に「ソラの中で眠るソラ以外の心の存在」と「眠った心を目覚めさせる方法」を伝える。


闇の世界の本人の方は、アクアの捜索にリクと王様が闇の海岸に訪れたが、そこに居たはずのアンセムとアクアはいなかった。
実は本編開始前(おそらくBbSシークレットムービーの直後)に闇の海岸でアクアと会話をしていたところ、突如かつての弟子である闇の探求者アンセムが現れ、かつての実験の被験者となっていた少女の行方を知るために、連行される形で闇の世界から脱出していた。
 
その後トワイライトタウンの幽霊屋敷に連れていかれると、「これ以上誰も犠牲にできない」「自分がまだ生きているのはロクサスとナミネに償いをするため」という自身の思いを吐露。

  • 被験者の少女についても、彼女の失踪によって実験の中止を決めただけであり、自分が隠したわけではないのだが、アンセムは信用しなかった。

この言葉を聞いたハイネ達は賢者アンセムの救出を決行。真XIII機関を裏切ったヴィクセン(エヴェン)の助けもあり逃げることに成功した。
その後はデミックスの手引きにより、レイディアントガーデンに帰還。イエンツォディランエレウスに迎えられ、彼らと和解した。
描写はないが、デミックスが同時に持ってきたレプリカを用いてロクサス復活に貢献した。
 
EDではイエンツォや人間に戻ったエヴェンと共に、ナミネ復活に携わった。

  • その後、アクアと再会する事はなかったのだろうか?