卒業

Last-modified: 2024-05-20 (月) 08:50:07

北海道日本ハムファイターズから主力選手が移籍すること。特に大谷翔平入団以降の移籍に対して用いられている。

経緯

大谷は高校卒業後に直接メジャー挑戦を表明していたが、2012年ドラフト会議では日本ハムが強行指名。説得の末に入団へこぎ着けた。

その後の過程から「大谷は早い段階でメジャーリーグに挑戦する」と予想されており、また栗山英樹監督が「日本ハム大学」「留年(=まだメジャーに送り出すことはできない)」などの表現を使ったこと、栗山が白鴎大学教授を務めていることなどから「移籍=卒業」の図式が確立されていった。
さらに2016年オフに陽岱鋼が巨人にFA移籍した際には、吉村浩GM(当時)が陽に対して「卒業おめでとう」と声を掛ける。

陽岱鋼、涙のFA宣言「戦力構想に入ってないと感じた」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/08/kiji/K20161108013684430.html

 この日、球団との最後の会談を終えた際に吉村GMから「卒業おめでとう」と声を掛けられ、ガッチリと握手を交わした。北海道のファンに愛された男が、第二の人生に向けて歩み出した。(山田 忠範)

日ハムは積極的にトレードを行うチーム方針なことも相まって、なんJ内外で定着していった。

派生型

  • 留年
    FAしてほしいが日本ハムから離れない選手のこと。
  • 退学
    実績のないまま移籍した選手、または不良債権認定された後にFA・トレードで移籍した選手のこと。
  • 復学
    トレードの駒となり移籍した選手が、結果を出せず日ハムに戻ってくること*1

関連項目


*1 2011年から2015年途中まで巨人に在籍し、その後出戻ってきた須永英輝が該当。また、須永には巨人以外入団拒否の姿勢を貫いたのを知りながらドラフトで強行指名して何とか入団にこぎつけたという経緯がある。