大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)の蔑称。
概要 
由来は北海道日本ハムファイターズ時代の2017年、足の怪我を理由にWBC代表を辞退したにも関わらず、正月の自主トレでキックボクシングをしていたことが発覚した事から。
その後もダルビッシュ有の発言や日本ハムサイドのお粗末な対応も相まって話題を呼んだ。
また、辞退発表の前日(1月31日)には代表コーチ・稲葉篤紀*1とのインタビューで
「稲葉さんを手ぶらで帰らすわけにはいかない」
「期待されていると思うので、結果を残したい」
など、既に辞退を決定していたとしたら畜生発言としか思えない発言を連発。
さらに辞退を発表した当日(2月1日)も当の稲葉はもちろん、代表監督・小久保裕紀にすら知らされていない寝耳に水の状態だった模様。
正式なメンバー発表後の大会1ヶ月前というタイミングでのやりたい放題とも思える辞退には、なんJでは当然のように辞退の報道後は連日大荒れ。これまで大谷擁護派の多かったヤフコメ民、ツイッター民からも総叩きされる事態となったのである。
ダルビッシュの証言 
日本ハム監督・栗山英樹や大谷本人からは「昨年の日本シリーズや強化試合での怪我」という発表だったが件のキックボクシングトレで同伴したダルビッシュ曰く
「普通に本人の状態が悪ければやらせるわけないでしょ^^;」
「1月の下旬に痛めたのではないでしょうか」
など大谷・栗山の発言を否定するコメントを残した。
投手辞退の公表後 
会見で投手としての出場は正式に辞退した一方で打撃への支障はあまりない*2とコメント、野手としての出場の可能性は否定しなかった。
とはいえメンバー提出期限(2月7日)の約1週間前という状況において、明確に否定しない曖昧な態度*3、野手として出場する場合の他選手への影響*4を考慮しない態度は「身勝手」と取られており、ネット上での反応は良くなかった。
これに関して、日本ハム・吉村浩GMが大谷の起用に対し
「どうするのかを小久保監督なりに見解を問いたい」
「打者で出るなら投手としての調整が遅れるリスクがある」*5
など、大会直前の傍迷惑な辞退にも関わらず上から目線且つ他人事と取れるようなコメントを残したため、ますます野球ファンの反感を買ったのである。
(ログ)
そして2月3日、結局小久保は大谷をWBCメンバーから外す事を発表した。
大谷の辞退決定後 
辞退当日までの報道では最悪手術の可能性もある大怪我という発表であったが、辞退決定の翌日には元気にトレーニングを再開する大谷の姿が目撃され、脅威の回復力を見せつけた。
自称「日本シリーズ・強化試合からの怪我」から、正月のキックボクシング、稲葉とのインタビュー、辞退、なんでヱ騒動、までの一転二転三転四転でなんJ
にネタを提供し続けたを驚愕させた。
記事(デイリースポーツ) 
小久保監督 寝耳に水の大谷のWBC投手辞退 迫る2・7代替選手…武田ら候補
野球日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(45)は1日、宮崎・日南市の広島キャンプを視察。投手出場の辞退を発表した日本ハム・大谷に関して、事前報告を受けていなかったことを明かし、驚きを隠せない様子だった。
寝耳に水のエース離脱だった。「今日突然、そういう発表ということで詳細は全く把握していないので」。予想外の事態に、小久保監督の言葉も歯切れが悪い。代替選手を含めたチーム編成についても「これからです」と話すにとどまった。
動画 
辞退発表の前日(1月31日)の大谷と稲葉のインタビュー 
大谷「稲葉さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」
大谷「状態はいいですね、今日も動けていたので」
大谷「それでも期待してもらってるのかなと思う。自分なりに結果も残したいなと思います」
大谷「それが優勝につながってくれたら嬉しいと思います」
稲葉「バッティングコーチとしても期待しています!」
稲葉「(大谷は)必要なくない!バッティングいいっしょ?(代打で)行くよ!」
稲葉「ものすごい記録を出す可能性も十分持ってますね!」
稲葉「WBCという大舞台でどういうピッチングをするのか、非常に楽しみだと思います!」
アナ「ピッチャーとして170キロ出すかもしれませんし、バッターとしても稲葉さんが期待するくらいWBCで活躍するでしょうし、本当に夢が広がりますね!」
情報の錯綜 
大谷の辞退については、球団・大谷・NPB・小久保の間でも認識や言い分が異なっている。以下は記事。
ハム球団代表 大谷WBC登板不可能は30日に「連絡した」 
「大谷騒動」が波紋を広げていることを受け、日本ハムの島田利正球団代表は1日(日本時間2日)、1軍キャンプ地のピオリアで改めて「29日(日本時間30日)に(日本代表サイドに)連絡した」と、大谷のWBCでの登板が不可能だと伝えていたと明言した。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/02/03/kiji/20170202s00001173484000c.html
【日本ハム】「3月7日に100%の状態でいける自信が正直ない」…大谷との一問一答 
―投手での出場を回避することになった。
「残念な気持ちもありますけど、今はしっかり状態を上げたいなと思います」
―決まったのはいつか?
「今日(31日)決まりました。監督と話をして」
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170201-OHT1T50183.html
WBC 小久保監督「全く把握せず」 大谷が投手出場辞退 
日本ハム側は米国時間の先月29日に日本代表側に辞退を伝えたとしているが、「侍ジャパン」事業を運営するNPBエンタープライズの今村司社長は「どういうニュアンスで誰が誰に伝えたのか把握していない。(正式な連絡は)ないです」と困惑。今後の対応については「最強チームを作らないといけないという意義もある。可及的速やかにやる」と語り、出場メンバーの登録締め切りとなる6日(日本時間7日)までに選手の入れ替えなどの結論を出す方針を示した。
小久保監督「突然…」大谷の投手でのWBC出場断念 
「足首の状態を含めて、調整が少し遅れているまでの話は聞いていた。それが今日、突然の発表だったので。詳細は聞いていなかった。詳細を詰めて(今後について)発表したい。(メンバー編成などの調整は)これからです。一方的に会見が開かれ、詳細が分かっていないので」と話した。
http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2017/news/1773005.html
なんJでの反応及びその後 
今までの例に漏れず、なんJでは「二流」「ムエタニ」「逃げるは恥だぞ役立たず」など大谷への蔑称が大量に生み出され、蔑称だけで打線、果てはチームが組めるレベルとなった。
二岡智宏や小笠原道大らが引退した後の新たなネタキャラ・ヒールキャラ筆頭候補として期待する声も多かったが、他にネタ選手が存在したり大谷自身が故障*6でシーズンの半分以上を棒に振り、さらに翌年のメジャー移籍後に大活躍した事からなんJ民が手のひらを返したため、ネタ方面でも目立たなくなっていった。
なお、大谷は2023年に開催されたWBCでは日本代表に選出され、投打ともに大活躍。打者としては23打数10安打1本塁打8打点でOPS1.345を記録。投手としては2試合に先発し、決勝の対アメリカ戦ではクローザーとして9回のマウンドに上がりセーブをつけるなど、3試合で9.2回を投げ防御率1.86、11奪三振、WHIP0.72の快投を披露。投打両方で日本を世界一へと導き、大会MVPと先発/指名打者でのベストナインに輝いた。
またその後のMLBレギュラーシーズンでも本塁打44本と大暴れ。最終的に日本人選手・アジア人選手として史上初となるアメリカン・リーグ本塁打王タイトルを獲得した(これに加えて投手としても10勝している)。
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__ |l ili l ili iliii|i|/ NPB| .|l i li ili lilii i/ いてぇ足ッッッ!>杉谷 __|_ぬあぁあ! | l ili l ili iliii| ┌‐┐ ^ω^) なんでぇ~?|l i llil lil @il.| _l__|_ .┌‐┐ 7 ⌒い ∧大∧ |liii li l iliil lil| (^公^) _l__|_ | l ( 谷 ) |i{(。ω゜`)il / ヽ (^ω^) \ \ .(_し __つ. 三小久保三* 。; 、゚.l / ヽ \ /っ /ゞ、__, 二二∥∥) )*.|・∵ l.メディア.| │ / / .// /∪ ̄∪ili| | ___) (__) / / バシーン!バシーン! ? │ | │ (゚)(゚) ┤ ト-ヘ 正月の状態はいい感じでしたよ!(^^) つ ミ
/ 大 ヽ | ____ソ´:::\ ヽ | /::/::/::/)::::::: \ ヽ | /::./ / / /)iゞ==ヘ\ ) |:: 〉/,.=゙' "//::::´ ::ヘ¢フ |/ /ヽi f ,.r='"-il:::::: |) i_ i il::( __ __) | 丶i ,!,______,,ゝ .ノ ノ .,!` ̄ ̄ ̄´ .丿 _____,.イ大、 ノ:::::. 个 ソノ___ :::::::イヘ逃谷ヾヽ/\_____/::丿丿::::::::