大谷じゃない方の大谷

Last-modified: 2020-11-09 (月) 22:46:10

前千葉ロッテマリーンズ・大谷智久のこと。


概要

大谷智久は2009年ドラフト2位指名を受けロッテに入団。長年、右のリリーフとして2020年に戦力外通告を受けるまでロッテに貢献してきた投手であるが地味な働きのためか知名度はさほど高くない。
一方で同姓の大谷翔平(日本ハム→エンゼルス)はあまりにも知名度が高いため、「プロ野球選手の大谷」と言ってしまうと誰もが大谷翔平を連想してしまう。
そこで、(アマ時代から元々知名度はあったゆえに)大谷智久のフルネームを仮に知っていたとしてもあえて「フルネームは思い出せないけど大谷翔平じゃない方の大谷」と大谷翔平と比較することで「知名度が低い方の大谷」であることを揶揄したネタである。

元々智久は後述のように名声も高く、翔平よりプロ入りが3年早い。しかし翔平が日本ハム時代、二刀流や日本最速165km/hをマークするなどで次々とメディアに話題を提供していたこと、智久の働きが地味(所謂便利屋)なため存在感が薄くなってしまっていた。しかし華やかな球歴からマリーンズファンからは「エリートの方の大谷」と呼ばれることもあった。


「エリートの方の大谷」の球歴

智久は中学時代は軟式野球部に所属し、エースとして大阪大会優勝に導き、報徳学園高校3年時の2002年選抜大会で5試合全てで完投して優勝投手、進学した早稲田大学では通算18勝、東京六大学優勝4回。
大学卒業後、社会人野球の強豪・トヨタ自動車へ入社。都市対抗と日本選手権は3年連続出場を果たし、うち日本選手権は連覇で最優秀選手賞1回、都市対抗も準優勝1回で優秀選手賞獲得とその経歴はまさに野球エリートそのものであり、アマ時代の名声は非常に高かった。

こうした華やかな経歴に対して本人はインタビューで「経歴だけですよ。経歴だけ。自分の力ではない。チームメートに恵まれていました」、翔平との扱いについても「大谷くんが入ってきたおかげで地味なボクが取り上げられる様になった。対戦も本当に毎回、楽しみです」と謙虚な姿勢を表していた。


元ネタ

大谷翔平と大谷智久の知名度の差が最もインパクトが大きいため誤解されやすいが、「○○じゃない方の○」という言い回しの初出はこの二人ではなく、発祥も野球ch時代である。特にネタにされたのが小笠原道大(現日本ハム一軍コーチ)と小笠原(現中日二軍コーチ)のケースである。
また、名前の読みが同じ"さいとう・ゆうき"である斎藤佑樹(日本ハム)と齊藤悠葵(元広島)のように紛らわしいことをネタにするケースもあった。


半公式化

2016年、ロッテが漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』とコラボした際、大谷翔平と大谷智久の勘違いネタが登場した。
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同姓同名ネタ

  • 西武の投手・本田圭佑は、球界ではないがサッカー選手に超一流の本田圭佑がいるため、「本田圭佑じゃない方の本田圭佑」としてネタにされる*1。同じくサッカー選手との同姓同名は久保裕也*2や、本田と同じく西武の投手に伊藤翔がいる。
  • 2020年ドラフトで巨人が育成6位で「ハンカチ世代」の内野手・坂本勇人同姓同名同音の捕手・坂本勇人(唐津商)を指名*3
    指名した瞬間の巨人二軍監督・阿部慎之助明らかに笑っていたなどネタ指名感が全く隠れていない指名であり、同字・同音・同球団入りという非常に強度の高い「坂本勇人じゃない方の坂本勇人」が誕生した。

    笑いをこらえる阿部

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  • 同球団の同姓同名コンビは他にも、
  • 1971年から1972年の西鉄
    • 高橋明(投手、元巨人→西鉄)
    • 高橋明(外野手、元西鉄)
  • 1982年の阪神
    • 佐藤文男(投手、元近鉄→阪神)
    • 佐藤文男(投手、元阪神→ロッテ)
  • 1986年から1989年の日本ハム
    • 田中幸雄(投手、元日本ハム→中日)
    • 田中幸雄(内野手、元日本ハム)

とこれまでに3組が存在している。そのうち佐藤文男と田中幸雄のケースではそれぞれ「佐藤文」「佐藤男」、「田中幸」「田中雄」と名前を分割することで識別していたが高橋明のケースではそれができず年上の投手が「高橋明」と表記される一方で年下の外野手は「高橋外」と表記されてしまっており文字通り「高橋明じゃない方の高橋明」状態であった。


関連項目


*1 西武の本田圭佑を検索したい時は「本田圭佑」だけでは当然の如くサッカー選手の方しか出てこないため「西武」や「野球」と入れる必要がある。またWikipediaではサッカーの方の記事名が「本田圭佑」のみなのに対し野球の方は「本田圭佑(野球)」とバッチリ入れられてしまっている。
*2 巨人→横浜→楽天。2020シーズン限りで引退。
*3 名前だけでなく強肩強打の捕手としてドラフト前から話題になっており、プロ志望届を提出した際は「巨人が指名しろ」とネタにされていた。ちなみに名前の由来は坂本でなく当時甲子園を湧かせていた寺原隼人(元ダイエー・横浜他)である(「勇」の字は祖父から)。