「スクステの遊び方」「初心者向け攻略」「カード概要」等、他ページに記載するには難解過ぎる仕様・テクニックなどをまとめるページ。
デッキの組み方の種類
スクステのデッキは、デッキの回し方によってリシャッフル編成、固定編成、ループ編成の3つに分類される(非公式用語なので注意)。
リシャッフル編成
リシャッフルスキルを持つカードを採用し、手札から使いたいカードが無くなったらリシャッフルを使って手札を引き直していく編成。
デッキの中で特に使いたい強力なカードがある場合や、逆に使いたくないカードが多くある場合に有効。
また、ドロー:○○といった特性を発動させやすいのも強み。
サービス開始初期はほぼ全ての瑠璃乃がリシャッフルスキルを持っていたため、これ以外にデッキ編成の選択肢は無かった。
23年秋頃から固定編成が主流となっていくにつれて使われる機会は減少し、冬環境ではほぼ使用されなくなっていたが、
24年3月に花びら梢・綴理・慈ならびに沙知先輩が実装されたことで状況が一変。
これらのカードを上手く扱えるリシャッフル編成が再注目され、環境に舞い戻ることとなった。
花びら編成
リシャッフル編成のうち、UR花びらシリーズを複数枚採用し、終盤の1セクションだけで大量のスコアを稼ぐことを狙った編成。
この編成は花びらシリーズを使用するセクションにどれだけ多くのカードを使用できるかがスコアの鍵となるため、
沙知先輩と組み合わせることでAPを回復できるLttF花帆・さやか・瑠璃乃もよく採用される。
これらのカードは使用回数に制限があるため終盤まで使用するわけにはいかず、固定編成では手札を激しく圧迫してしまう。
そのため、序盤に引いてしまっても使用せずに一旦捨てられるリシャッフル編成が再び注目された。
花びらシリーズは1回目の使用後できる限り早く引き直して2回目を使用することが重要なため、リシャッフルで素早く山札を掘り進められる点も相性が良い。
1つのセクション中にLttFシリーズによるAP回復も絡めて大量のAPを使用するため、短い楽曲ではデッキを回しきることがきわめて困難。
「抱きしめる花びら」や「Link to the FUTURE」など曲全体が長く、特に長いセクションが後半にある楽曲と相性が良い。
プレイ難易度は非常に高く運要素も大きいが、上手く回すことができればループ編成を超えるスコアを狙える。
固定編成
リシャッフルスキルを使用せず*1、山札の上から引いたカードをどんどん使っていく編成。
23年8月以降、リシャッフル以外のスキルを持つ瑠璃乃が実装され始めたことで開拓が進んだ。
固定編成の強みは、手札に抱えておくことで真価を発揮するカード(「置物」と呼ばれる)を上手く扱えること。
手札のうち1~2枠を使って消費APの軽いカードを回していき、残りの枠に置物を抱えて効果発動を待つことで、リシャッフル編成よりも置物を効果的に使いやすい。
一口に手札に抱えておくカードと言ってもいくつか種類があり、以下のように分類できる。
- ①. 手札にあると強力な特性が発動するため、常に手札に持ち続けるカード(例:FM花帆、夏めき瑠璃乃、ST花帆*2など)
- ②. APレデュース:(キャラクター名)特性持ちなど、強力なスキルを持つが手札で軽減を待つ必要があるカード(例:ドルビさやか、DN綴理など)
- ③. APレデュース:(スキル)持ちのカードをすぐに軽減状態で打つため、手札に持っておきたいカード(例:ハッピー慈軽減のためのラブアトラクトのカード)
置物カードはどれも基本消費APが重くすぐに手札から使うことが難しかったり、使っても効果が弱かったりするので、
置物カードの編成枚数が多すぎると手札が置物で埋め尽くされ身動きが取れなくなってしまう。
そのため、一般的に置物の編成枚数≦手札上限枚数にしておくのが良いと言われている*3。
手札上限枚数を増やせば強力な置物をそのぶん多く採用できるので、手札は8枚まで増やしておきたい。
置物の編成枚数が限られているため、①や②のカードで③の役割を兼ねられると効率がよい。
例えば①のST花帆はスキルのメイン効果がボルテージゲインなのでゆのくにさやかを軽減でき、
②のドルビさやかはラブアトラクトでハッピー慈、ゆのくに花帆を軽減できる。
リシャッフルで手札を捨てることができないので、使わないカードはどんどん手札に溜まってしまう。
使わないカードも置物用の手札枠を圧迫するため、置物以外のカードはどんな状況でも腐りにくく、消費APが軽い気軽に使えるカードにしておきたい。
そのためUR[抱きしめる花びら]シリーズなど、使用タイミングを選ぶカードは採用しにくい。
23年秋頃から長い間ライブグランプリでの主流となっていたが、24年3月以降は花びら編成やループ編成にパワー負けすることが多く、使用される機会は減少傾向。
ループ編成
デッキに編成するカード枚数を絞り、消費APのきわめて低いカードだけを繰り返し使う編成。
固定編成を特定の動きだけに特化させたようなイメージ。
やることが決まっているため、慣れれば安定したスコアを出せるのも長所。
夏めき瑠璃乃で手札上限枚数を増やす場合、デッキ枚数を9枚にすれば手札が8枚、山札が1枚となるため、
手札のカードを使う→残り1枚の山札が引かれる→今使ったカード1枚だけが山札に…となり、2枚のカードだけを交互に使う事が可能。
このうち1枚を自身の特性で実質0APで使用できるDN梢にすれば、実質的に残りAPの分だけ特定のカード1枚を使用し続けられるループとなる。
様々なループ編成が存在するが、夏めき瑠璃乃で手札を増やし、DN梢と消費AP1になったスキルで回す動きは基本的に共通。
夏めき瑠璃乃を持っていない場合はCn綴理でも代用が可能。
各セクションの始めに2回使用することで2APは消費してしまうものの、夏めき瑠璃乃と同じように手札を8枚にできる。
非常に高いAP効率でスキルを使用できるが、編成枚数が減ることでAP回復速度減少のペナルティが発生し、使える総AP量はかなり制限される*4。
APの自然回復には期待できないので、AP回復は舞踏会花帆など、AP回復効果を持ったカードに頼ることになる。
23年末ごろは固定編成にスコアで勝てないケースが多く、使われるのは特殊なセクション効果がある楽曲のみとなっていたが、
2024年初頭にループと相性の良いカードが大量に実装され、24年4月現在、多くのステージで固定編成を上回るスコアを出せるようになっている。
104期ではデッキの仕様変更により存続そのものが危ぶまれていたが、104期生カードに相性の良いDB徒町がいたため、104期デッキでも構築可能。
104期生のカードプールが狭い現状では18枚編成にするメリットが薄いこともあり、現状104期楽曲はループの一強状態となっている。
いずれのループ編成においても、基本となる編成に1枚追加する形で沙知先輩を編成することが可能。
セクション1で卒業させることでデッキを基本の状態に戻しつつ、置物カードの消費APを軽減しておくことで舞踏会花帆の特性による事故から復帰しやすくなる。
他にもサイドスタイルが1枚増えることでAP回復速度自体が上がる、LttFシリーズを追加のAP回復カードとして扱えるようになる、104期デッキでは序盤のDB徒町軽減に役立つなど採用するメリットは非常に大きい。
編成例:ハピめぐループ(103期デッキ)
DN梢とハッピー慈を交互に使用する動きを基本とした103期デッキでの9枚ループ編成。
舞踏会花帆、ST花帆、DN梢、夏めき瑠璃乃、ハッピー慈、ダイハツ梢orミルク瑠璃乃の6枚を基軸に、
残っているさやか、綴理のメインスタイル枠と任意キャラのサイドスタイル1枠にハッピー慈の軽減のためのラブアトラクトスキル2枚と、自由枠1枚を採用する編成。
一般的にはさやかのメインスタイル枠に[Link to the FUTURE]を採用し、ラブアトラクト2枠を綴理のメインスタイルとFM花帆で確保することが多い。
基本的な動きは自身の特性により実質0APで使用できるDN梢と、特性によって1APになるハッピー慈を交互に打つだけ。
ダイハツ梢を使用する場合はAPレデュースが完了したタイミングでハッピー慈の代わりに使用すれば良い。
ハッピー慈という最強格のハートキャプチャを通常編成よりもはるかに多い回数使用でき、ST花帆の特性によってDN梢使用時にもハートアトラクションが発生するため、非常に効率良くLOVEを稼ぐことができる。
ループの動き自体は最初に挙げた6枚で完結するため、残りの3枠はラブアトラクトを2枚入れることさえ守れば自由に組み替えられる。
DN梢を連打する動きと相性の良いDN綴理を採用したり、さやかセンター曲では舞踏会さやかのスペシャルアピールを使用することも可能。
他にもライブグランプリのセクション効果と相性の良いカードを採用するなど、編成で工夫できる点は意外にも多い。
編成例:徒町ループ(104期デッキ)
104期仕様のデッキにおける、[Dream Believers]徒町小鈴を採用したループ編成。主に2種類の組み方が存在する。
- ハピめぐ、DB徒町、DN梢の3枚でループする10枚編成
- DB徒町とDN梢の2枚でループする9枚編成
- 各メンバーそれぞれメインスタイル1枚のみで編成し、デッキを9枚とする。
DB徒町、DN梢、舞踏会花帆、夏めき瑠璃乃などは10枚編成と変わらないが、ラブアトラクトの枚数を意識する必要がないため残りの枠はどんなカードでも採用できるのが特徴。
解放ボーナス重視で編成したり、綴理や慈のメインスタイルに[抱きしめる花びら]を採用できたりと自由度が高い。
- 各メンバーそれぞれメインスタイル1枚のみで編成し、デッキを9枚とする。
どちらの型にしても、高スコアを狙うためにはメンタルを50%以下に保ち、DB徒町の「ブレイブ」効果を発動させるプレイングが重要となる。
ライブの細かい仕様
ボルテージLv.とボルテージPt.の関係
ボルテージLv.とボルテージPt.の関係は、以下のようになっている。
ボルテージLv. | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
必要ボルテージPt. | 0 | 31 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 140 |
累計ボルテージPt. | 0 | 31 | 61 | 101 | 151 | 211 | 281 | 361 | 451 | 591 |
出典:【スクステ攻略】全部知ってる?半年でわかった隠れ仕様13選!【リンクラ】
https://www.youtube.com/watch?v=qv_aTG0xO3g
ボルテージLv.が10になった後も獲得したボルテージPt.は溜まっていく。
過剰にボルテージPt.を貯めておくことでボルテージ減少効果を帳消しにすることも可能。
ただし、メンタルダウン時のボルテージ減少はボルテージpt.に関係なく固定で3Lv下がるので、
どれだけ大量のボルテージPt.を貯めていても防ぐことはできない。
セクションをまたぐ際の処理
以下の順に行われる様子。
- 画面上に残っているビートハートやスキルハートが回収される(ハート自動回収をオフにしている場合でも)。
- 特性が処理される(オーバーセクションの誘発、ドロー:APレデュースの終了など)。
- セクション効果が適用される。適用に条件のあるセクション効果はこのタイミングでのみ一斉に条件の判定がされる。
- セクションをまたぐ前に適用されていた「このセクション中」の効果が終了し、BPとムード値が再計算される。
- これより上の処理で、何らかの理由で「ドロー」特性をもつスキルを引いてきた場合、その特性が誘発する。
以下のような実例から順番を推定できる。
- (1→2)「オーバーセクション:ハートキャプチャ」で発生するスキルハートは即座に回収されない。
- (1→3) フィーバーセクション開始時に自動回収されたハートはボルテージLv.2倍の影響を受けない。
- (1→4) ハートの自動回収により獲得したLOVEは、セクションをまたぐ前に使用されたラブアトラクト(セクション)の倍率がかかる。
- (2→3)「オーバーセクション:APゲイン」のカードが手札にある状態で「APを0にする」効果のセクションを迎えた時、特性によるAP回復の後でAPが0にされる。
- (2→3)「手札を捨ててスキルを最大まで引き直す」効果のセクションを迎えた時、元々手札にあった「オーバーセクション」が発動する。
- (2→3)「消費AP○(以上/以下)のスキルの消費AP増減」セクション効果は以下のような挙動を示す
- 直前のセクションから持っていたカードに「ドロー:APレデュース」が適用されていた場合は先に解除され、生のAPで判定される
- 同様に、「オーバーセクション:APレデュース」の特性がある場合は先に適用され、レデュース後のAPで判定される
- 同様に、「APレデュース:(キャラクター)」や「APレデュース:メンタル」などセクションをまたぐのに直接影響しない特性が適用されていた場合、適用後のAPで判定される
- 手札に無いカードは各種特性を考慮しない生のAPで判定される
- 判定はセクションをまたぐ際にのみ一括して行われ、セクション中は常に同じ効果が適用される
- (2→4) 特性「オーバーセクション」が発動する場合、ムード値やビートハート射出量はセクションをまたぐ直前のものが参照される。
- (2→3→5) ボルテージLv.7の状態でセクションが終了するとき、 [奇跡の舞踏会]乙宗梢の特性で[冬のおくりもの]藤島慈を引き、「ボルテージを+○○する」セクション効果によってボルテージLv.が8に上がると、慈の特性「APレデュース:グルーヴィ」が発動して消費APが減少する。
- (2→4→5) [奇跡の舞踏会]乙宗梢の特性で[アメアガリストリート]夕霧綴理を引いた場合、綴理の特性「ドロー:ハートキャプチャ」の効果は、セクションをまたいだ後のムード補正やビートハート射出量の影響を受ける。
- (3→4) [宇宙演舞☆うさぴょん]藤島慈を2回使い、手札上限を+4した状態で「手札の上限枚数を2枚減少する」セクションに突入すると、手札が1枚だけ捨てられる。
「消費AP○(以上/以下)のスキルの消費AP増減」の具体例
ここではライブグランプリのステージに時折登場する「AP2以下のスキルのAPを+2、AP5以上のスキルのAPを-2する」のセクション効果の具体例を挙げる(判定基準がAP3/6のステージも多く存在する)
「セクション突入時にデッキのカード全てが一斉に判定され、セクション中は常に同じ効果が適用される」がミソとなる
- [朝顔令嬢]乙宗梢の場合
「ドロー:APレデュース」によりAP3の状態で手札に抱えたままセクションをまたぐと、セクション効果の判定前にこのカードの処理が行われ、APレデュースが解除されてAP6となり、AP-2のセクション効果が適用される
セクションをまたいだ時は6-2で4だが、再度引いた時はセクション効果と特性が当時に適用されるため6-2-3で1となる
セクション突入時に手札に無かった場合もAP6と判定されるため、セクション中に引くと同様に6-2-3で1となる - [素顔のピクセル]日野下花帆の場合
手札に抱えたままセクションをまたぐと、セクション効果の判定前にこのカードの処理が行われ、「オーバーセクション:APレデュース」によりAP2となり、AP+2のセクション効果が適用される
セクションをまたいだ時は2+2で4だが、再度引いた時もセクション突入時のセクション効果が適用されるので5+2で7となる
セクション突入時に手札に無かった場合はAP5と判定されるため、セクション中に引くと逆にAP-2のセクション効果が適用され5-2で3になる - [ツバサ・ラ・リベルテ]夕霧綴理の場合
このカードの「APレデュース:メンタル」はセクションの移動には直接関係しないため、単純にセクション突入時のAPにて判定され、以下の3パターンになる- 最大までAPレデュースされAP2だった場合
AP+2のセクション効果が適用され、2+2の4になる
このセクション中は常に+2されるため、カードを切る前にメンタルの減少により特性のAPレデュースの効果が弱まっても、一度切ってから次にカードを引いても+2される(つまり最低でもAP4) - AP3~4だった場合
どちらの条件にも引っ掛からないためセクション効果は適用されない
セクション突入後にメンタルを回復しても逆に悪化しても同様
この状態で一度使った後に再び引いても、その時のAPによらずセクション効果は適用されない - AP5~10だった場合
AP-2のセクション効果が適用される
このセクション中は常に-2されるため、カードを切る前にメンタルを回復してしまえば10-8-2で0、下限が存在するため1で使用できる
セクション突入時に手札になかった場合もAP10と判定され、新たに引いた時はその時の消費APによらずAP-2の効果が適用される
ツバサデッキでは高メンタルを維持するのがセオリーのため、実戦でこの状態になるのは手札に無いパターンの方だろう
- 最大までAPレデュースされAP2だった場合
- 番外編
[Dream Believers]夕霧綴理などが持っている特性「アキューミュレイト」は使用する度にスキルの消費APが減少するが、消費APが1になって見かけ上はそれ以上の減少効果が得られなくても内部的にAP減少効果が累積していく
このためセクション効果により消費APが増やされても、それ以上にアキューミュレイトのAPレデュースを内部的にスタックさせおけばセクション効果を無視する事が可能となっている
スタックが足りなくてもセクション中にカードを切れば自力で次のドローの際にAPをレデュースできることもあり、AP増減セクション前に手札から消費する優先度はやや低めとなる (増やされないに越したことはないが)
非常に強烈な消費APと「オーバーセクション:APレデュース」を併せ持つカードとして[Trick & Cute]日野下花帆が存在するが、うっかりこのカードを持ったままAP増減のセクションに突入し、使った後にセクション中に再びドローしてしまうと…
DN綴理でも同じ事が起きるが、一応は梢でレデュース出来るそれと違い、TC花帆の場合は次のオーバーセクションで再び大量のメンタルを犠牲にレデュースするまで全く使用できない
つまり最終セクションだと詰みである
…だったのだが104期の実装によりAPの最大値が20となったため、104期曲のみであるがAP12でも使用可能となった。TC花帆好きは覚えておこう。
手札上限枚数
初期値は5枚。スキルやセクション効果などによって変動することがある。
- 手札の増加、減少には最大8枚、最小2枚という制限がある。
- 例:[Link to the FUTURE]大沢瑠璃乃のスキル
手札上限枚数を4枚増加させる効果だが、使用すると手札が9枚になる…わけではなく、実際には8枚にしかならない。
- 例:[Link to the FUTURE]大沢瑠璃乃のスキル
- 手札上限枚数を増加させる効果の発動後、手札が上限枚数に満たない場合はその枚数に達するよう即座に山札が引かれる。
- 枚数を増減させる効果が複数発動している場合、それぞれの効果が足し合わされる。
この際、システム内部では最大8枚、最小2枚の制限を超えた分の手札上限枚数も記録されており、その値が参照される。
- 手札の上限枚数が減少する場合、「増加する効果が終了する場合」と「減少する効果が適用される場合」では挙動が異なる。
- 手札の上限枚数を増加する効果が終了する場合
- 現在の手札はそのまま維持される。
手札枚数>手札上限枚数である間は、「リシャッフル」でないスキルを使用しても、山札から新たなカードは引けない。
例えば、上限枚数が8枚→5枚に減少した場合、手札が8~6枚の間はカードを使うと手札が1枚ずつ減っていき、5枚に戻ると新たなカードが引けるようになる。 - 手札の上限枚数を減少させる効果が適用される場合
- 効果適用直後、「効果による手札の上限枚数の減少量」と「手札超過枚数」のうち、小さい方の枚数だけランダムに手札が捨てられる。
- 例:[奇跡の舞踏会]乙宗梢のスペシャルアピールは手札上限枚数を1枚減少させる効果がある。
手札枚数が5枚、上限枚数が5枚の時に使用→手札は1枚だけ捨てられる
手札枚数が8枚、上限枚数が5枚の時に使用→手札は1枚だけ捨てられる
手札枚数が8枚、上限枚数が9枚の時に使用→手札は捨てられない(手札の上限枚数が1減少しても、手札が超過状態にならないため)
- 例:[奇跡の舞踏会]乙宗梢のスペシャルアピールは手札上限枚数を1枚減少させる効果がある。
スキルの細かい仕様
ラブアトラクト
ラブアトラクトの実際の効果は、カード詳細画面に書かれている基本効果値に各種補正をかけた後、小数点以下を切り上げる。
- 例:[華紺青]乙宗梢(得意ムード:ハッピー)のスキル
スキルの基本効果値はスキルLv2で2.1%、スキルLv7で3%。
特に補正がかかっていない場合、小数点以下を切り上げた実際の効果量はどちらも3%となる。
この仕様のため、スキルLvを上げても小数点以下の数値しか上昇しない場合はLv上げが無意味になることがある。
とはいえ小数点以下のLv上げが完全に無駄なわけではなく、ムード補正などがある場合にはスキルLvが高い方が有利に働く。
例えば楽曲「素顔のピクセル」のムード値+1の区間で使うと、
Lv2の方は基本効果値2.1% × ムード補正(1+(1÷200)) = 2.1105%と計算され、切り上げて3%となるが、
Lv7の方は基本効果値3% × ムード補正(1+(1÷200)) = 3.015%と計算され、切り上げて4%となる。
メンタルプロテクト
- 効果中に重ねてメンタルプロテクト効果を発動した場合、効果はそのぶん加算されて無効にできるダメージ量が増える。
上書きされて古いスキル効果が無駄になるといったことは無いので連続使用しても安心。
- 「メンタルを現在値の○○%減少させる」セクション効果によるダメージに対しても有効。
受けるダメージに対して効果量が足りない場合は効果が全て消費され、防ぎきれなかった分のダメージを受ける。
- カードのスキルや特性による自傷ダメージ(例:[Trick & Cute]日野下花帆の特性)は防ぐことができない。
- ラーニングライブのボーナススキル「メンタルリカバー」は、ダメージを無効にしている間効果を発揮しない。
このボーナススキルは実際にメンタルが減少した時にはじめて効果を発揮するものだからである。
リシャッフル
リシャッフルの効果は、以下のような順序で処理される:
- 使用したのがスキルであるなら、そのスキルを手札でも捨札でもない場所に一旦よけておく。
- 手札にあるスキルを全て捨札にする。
- スキル使用前と手札が同じ枚数になるまで、1枚ずつドローする。
- ドローする際、山札が0枚で捨札が1枚以上であった場合、捨札全てをシャッフルして新たな山札とする。
- よけておいたスキルがあるなら、それを捨札にする。
このような仕様のため、使用されたリシャッフルのスキルは必ず捨札になる。
- 残り山札が(手札上限枚数+0~2)の時にリシャッフルスキルを使用し、[夏めきペイン]大沢瑠璃乃を引いてきて手札の上限枚数が増え、
それに伴うドローで新たな山札が作られ、使ったばかりのリシャッフルのスキルをドローする……
ということも無くはないが、それはリシャッフルの挙動とは別の話。
ドレス
山札へのカード追加はスキル使用後の手札補充よりも先に処理される。
そのため、ドレススキルを使用した直後にいま追加したドレスカードを引く、ということもありうる。
山札が0枚の時に使用した場合も山札の再構成は起こらず、追加されたドレスカードのみの山札ができあがった後にそこからドローすることになる。
このような仕様のため、本体は必ず山札の再構成が起こる前に捨札に置かれ、次の山札にも入ることになる。
毎回使いたい強力なスキルであればむしろ嬉しい仕様だが、しばらく引き直したくないスキルの時は山札が0枚の状態ではなく、新たな山札が構成されるまで待ってから使用したほうが良い。
複合スキル
メイン効果
メイン効果とは、各カードのスキル効果テキスト内で最初に記載されている効果となります。
(ゲーム内ヘルプより)
何らかの理由でメイン効果を得られない状態であっても、メイン効果は依然として一番最初に記載されている効果である。
- 例:[Secret Christmas]大沢瑠璃乃のスキル
ボルテージLv.が5以下の時ボルテージPtを+○○する。
ボルテージLv.が6以上の時ビートハート○○回分のスキルハートを獲得する。
このスキルのメイン効果はボルテージゲインなので、ボルテージLv.が6以上であっても、
[ゆのくにガールズ!]村野さやかの特性「APレデュース:ボルテージゲイン」でカウントされる。
複合スキルの処理
判定タイミングが書かれていない場合、追加効果が得られるかどうかの判定は、メイン効果の処理が終わった後に判定される。
- 例1:[Secret Christmas]村野さやかのスキル「グルーヴィボルテージ」
ボルテージPt.を+○○する。 さらにボルテージLv.が8以上の時……
- スペシャルアピール使用時のボルテージLv.が7以下であっても、メイン効果でボルテージLv.が8以上になれば追加効果を得られる。
- 例2:[Secret Christmas]村野さやかのスペシャルアピール「チルボルテージ」
ボルテージPt.を+○○する。 さらにボルテージLv.が3以下の時……
- スペシャルアピール使用時のボルテージLv.が3以下であっても、メイン効果でボルテージLv.が4以上になると追加効果は得られなくなってしまう。
このように、メイン効果が追加効果の獲得の妨げになるようなスキルも少数ながら存在する。
- スペシャルアピール使用時のボルテージLv.が3以下であっても、メイン効果でボルテージLv.が4以上になると追加効果は得られなくなってしまう。
- 例3:[AWOKE]夕霧綴理のスキル「ハイボルテージ」
ボルテージPt.を+○○する。 使用時のボルテージLv.が6以上だった場合、……
- 追加効果の判定タイミングが指定されているので、使用時(メイン効果を処理する前)のボルテージLv.で追加効果が発生するかどうかが決まる。
- 追加効果の判定タイミングが指定されているので、使用時(メイン効果を処理する前)のボルテージLv.で追加効果が発生するかどうかが決まる。