キアダンジョン

Last-modified: 2020-07-28 (火) 09:48:00

キアダンジョン【きあだんじょん】

  • ティルコネイル東の草原を抜けた先にあるダンジョン。
    初めて経験するであろう、複数階層構成のダンジョンである。
  • 各級ごとに敵の強さの違いがはっきりと出ており、アルビのような"騙し"がない正統派ダンジョンである。
    • その代わり、非ハードでは中級以上でないと最後の宝がしょぼい(中級も荒激メイス以外は微妙)。

初級

  • 全2層構成。
    幼いゴブリンが主体。上位幼いゴブリンの攻撃力が若干高いものの混合はなくソロでも大変攻略しやすい。
  • 種と安い革が大量に取れ、宝でランクAのESが採れるなど色々な意味で初心者向けのダンジョンでもある。
  • キア初級はアルビ初級と違い入場に専用の通行証が必要なため、何週もするには少々不向き。
  • ボスはスモールゴーレム。
    最初は攻撃力が低く、後のゴーレムに常備されるパッシブディフェンスももたないため、ゴーレム系の動きを覚えるのに最適のボスである。
    ただしHPが半分になると巨大化して普通のゴーレムになる。またストンプの範囲が大ゴーレムと同じなため、理不尽な距離からストンプを食らう可能性がある。

通常

  • 全3層構成。
    難易度的にはアルビダンジョン通常の次にあたり、RPGの定番であるゴブリンシリーズが大量に出現する。
  • アルビよりかなり敵が強く、特に幼くないゴブリンは攻撃力が3倍以上になっているので、ある程度腕と装備に自信が持てるようになってから行こう。
  • 接近戦を得手とする(ポイズン)ゴブリンとその後ろから支援射撃をするゴブリンアーチャーが入り混り、大変凶悪。接近戦を挑むと両者の攻撃をもらって悲惨な目に遭う。
    • ポイズンゴブリンは1:1属性を持たないため、もたもたしていると全ポイズンゴブリンから!!を出されてタコ殴りに合う。このあたりから戦闘のバリエーションを身につける必要が出てくる。
    • ただしゴブリンズは目が悪いのか、部屋の端にいれば比較的長時間見つからない。
  • ボスルームには小さくないゴーレムが控えている。魔法威力を軽減するマナリフレクターと弓攻撃を軽減するナチュラルシールドを備えており、白兵戦以外の攻撃に対策が取られている。
    攻撃力も高い上にストンプやウィンドミルの威力も高くなっているため、戦い方がわからないと弓や魔法ではさっぱり手を付けられない。
  • アイスボルトカウンターが通じないが、ファイアボルトならば強制的にノックダウンさせるためファイアボルトカウンターが成立する。
    ただしファイアボルトを当てるたびにAIが変化する(入力しているスキルをキャンセルして別のスキルを使うことがある)ので要注意。
    • その、初めて目にすればチートじゃないかと思うぐらいのパッシブにより初心者キラーとして有名。いまだにトラウマを持っているミレシアンも少なくないという。
  • ハードダンジョンでは、一般でもキア上よりは少ないもののかなりの経験値を得られる。
    ただし、経験値面では影ミッションにお株を取られており、敵自体がタフであるため報酬目当て以外でよる事は少ない。

下級

  • 全3層構成。
    ボスは言わずもがな、ボスまでの道中の難易度も通常より上がっており、ゴブリンよりも強いヘビにフルボッコにされるダンジョンでもある。
  • 実はキア下通行証が圧倒的に一番良く出るのはここに湧くラゴデッサから。またFBL1PやAR1Pのページはここのラゴデッサやラットマンが落とす。
    • 入場さえ出来れば、周回するたびに通行証が増えていき延々と周れるため、影ミッション実装前は大人気のダンジョンの1つだった。
  • 鎌/刺ラゴデッサラットマン、褐色/青色/白の三色ヘビが出現。
    どれも1:1属性を持つものの多種沸きも多く、トラップによってはいきなりラゴ二種やヘビ三種に囲まれることもある。
    • ゴブリンのように「種類が少ないがゆえに全トラップで混合沸き」「アーチャーによる負傷祭り」ということがないのが救い。
  • 様子を見る間もなく襲い掛かるラゴデッサ、あらゆる能力がゴブリンより高いヘビ、幻惑の発声でこちらを惑わすラットマンなどキア通常よりも敵のパターンが豊富で、攻撃力はゴブリンと同じもののHPが2倍近くあり若干量の防御もある。
  • ボスはまたしてもゴーレム。黒ずんだ緑色をしており、全ステータスが高まっている。
    だがゴーレムは所詮ゴーレムということか、行動パターンは通常のものと変わらないので、キア通常で修練を積んでいれば簡単にあしらえるだろう。
    • むしろお供のメタルスケルトンの方が怖い。鎖かたびらを着込んでいるため防御も保護も高く、攻撃力も多分にあり(特に弓)、ヘビースタンダーLv1を持っているため接近戦に非常に強い。ゴーレムと同時に向かってこられたらソロでは即死必至である。
  • G1では、この下級をソロでクリアする(より正確にはパーティーメンバーがいない状態でボスルームを開けてクリアする)必要があった。
    • 人数を集める必要があるメインストリームにおいて、珍しく(複数人数が支援可能なのに)一人で挑まなければならない難関であった。
    • しかし現在は、GENESISの後期アップデート「新・女神降臨」による内容整理に伴い撤廃されている。

中級

  • 1人用、2人用、4人用が存在し、1人用は全2階層、2人用と4人用は全3階層。
    中級とつくダンジョンの中では難易度が低く、多少腕に覚えがあるならば、2人用、4人用の進入の手伝いだけしてもらってソロでも全く問題ない。
  • MOBは下級同様にラゴデッサラットマン、蛇が出現。
    新たに赤黒ラゴデッサや黒ヘビや青ラットマンが現れ、それらは1:1属性を持っていないのでうかうかしていると多数に喰らいつかれて早々に死ぬ。
    しかし視界はやや悪い上に出現数も少ないため、先手必勝とばかりに先攻すればソロでもなんとかなる。はず。
  • ボスはやっぱりというべきかゴーレム1-2体。しかもなぜか赤かったり青かったりとカラフルになっている。
    ステータスも順当に上がっており、特に4人用Dの2体は殴られるとまず生き残れないので慎重に相手しよう。
  • 報酬で出る荒激メイスが白眉。往年の名声は色褪せたとはいえ、初心者~中級者には心強い優秀武器。
    接頭でクリティカル10はやはり破格。接尾を張りなおせば補助武器としてまだまだ活躍できる。
    • 類似品のハメコン(破滅のコンシデレーション)にはご注意ください。

上級

  • 無制限、2人用、3人用が存在し、2人用は全3階層、無制限と3人用は全4階層。ハードモードは通行証の人数に関係なく5階層となっている。
    何故かやたらと部屋と部屋を結ぶ通路が長い。通路の行き止まりには宝箱が置かれており、ポーションやお金が手に入る。
  • MOBは下級、中級同様にラゴデッサラットマン、蛇が出現。
    どれも策敵範囲はそこそこだが1:1属性のない敵のみになり、中級以前の種に比べて何か1つは新しくスキルを持っているため結構嫌らしい動きをする。全体的に攻撃力が非常に高く、一部の敵は攻撃も持っている。幸い、HPは少なく防御力も低いため、ある程度の火力で一気に押し切ればそれほど苦戦しない。逆に言えば火力がないと非常に厳しい。
    • 中ボスにバグベアが数体出現する。
      かなり硬くて攻撃力も高い上に1:1属性がなく、ふらふら動くので処理に時間をかけていると乱入してくることがままある。
  • ボスは当たり前のようにゴーレム。
    何かやたらと小さいが、ゴーレムなので動くたびに画面が揺れる上、移動速度はそのままなため移動時の動作が異様に速く、通常サイズのゴーレム以上にものすごく画面がガタガタ揺れる。
    彼(?)らの落とす「スタンプ」エンチャント付き武器は下地としてとても優秀なので人気が高い。
    • 2人用では1体。
      全種パッシブディフェンスを備え、部下にポイズンスケルトン兵士を大量に召喚、さらに3打攻撃。
    • 3人用では2体。
      全種パッシブディフェンスを備え、部下にバードスケルトンを1体召喚、さらに3打攻撃、そしてテレポート
      • お供のジャイアントライトニングスプライトがとてもお似合いである。
    • 無制限では2体。
      2人用の個体が1体と3人用の個体が1体。
  • 敵の強さに比べ経験値が高い、報酬(ドロップ品含む)が美味い、通行証が内部で出やすくループしやすいと3拍子そろっていたため、影ミッション実装前までは経験値稼ぎのメッカであった。
    そのため、当時は人が多い時間になるとキア祭壇前にキア上送迎・進入協力要請のPTがよく出現していた。
    • 期間限定ランダムボックスから出現していたため、手に入りやすくなったものの専用エンチャントスクロール「白馬の」はキア上級3人用の報酬である。相当に出ないと評判。
  • ハードモードになると他のダンジョンを含めたハードモード以上に圧倒的な硬さになる。