シナジー【しなじー】
- 英語でsynergyと書く。主に、相乗効果や共同作用といった意味で使われる。
2つの事柄がお互いを高め合い、よりよい効果をもたらす事を指す。
「シナジーを産む」「シナジーがある」「シナジー効果を得られる」という用法を使われる。
ゲームにおける「シナジー」
- 上で書かれたシナジーとあまり意味は変わらないが、要するに要素と要素の相性が良いときに使われる。
例えばマビノギで言えば
「ジャッジメントブレイドを使うタイミングは分かりやすく、一撃も重いため
咄嗟に撃てて1回だけ近接物理ダメージを大きく強化するサポートショットとはシナジーがある」
という感じである。
相性の良さを示すために、特に昨今のゲームにおいては解説や議論でシナジーの語が使われる頻度は増えつつある。 - 古くは、人類史上最初のTCG*1のプレイヤーで使われた語とされる。
カード同士の相性が良い時に「シナジーがある」という用法をされており、デッキ構築の参考になった。
それが波及して、他のTCGプレイヤーやデジタルゲームのプレイヤーに認知されていった。 - 対義語は「ディスシナジー」「アンチシナジー」。意味はだいたい相性が悪いという意味*2。
「ヴィヴァーチェは攻撃速度を早く出来るが
攻撃速度が固定であるファイナルストライクとはディスシナジーなので戦場の序曲のほうを使おう」
とかそういう感じ。
マビノギにおける「シナジー」
- マビノギにおいての「シナジー」は、エンチャントスクロール「シナジー」を指す事もあるが
上で説明している、相性が良いという意味で「シナジー」と言うこともある。
ただ、ミレシアンの間ではこの用法のシナジーはそれ程広まっていないものと思われる。 - エンチャントスクロールの「シナジー」は思いっきり錬金術用のES。
- シナジー Prefix Rank:5
- シリンダーにエンチャント可能
- フレイマーランク5以上の場合、火属性錬金術ダメージ5増加
- ウォーターキャノンランク1以上の場合、火属性錬金術ダメージ3~7増加
- フレイマーランク9以上の場合、水属性錬金術ダメージ7~11増加
- アルケミマスタリランク5以上の場合、クリティカル6%増加
- ランクに関係なくエンチャント可能
- エンチャント装備を専用にする
- 実装当時は錬金術ダメージアップ系のエンチャントが少なかったことから、錬金術師からの注目を集めていた。
しかしランク5であるため気軽に貼るにはいささか敷居が高く、また専用ESということもあっていまいち扱いづらいESであった。
- しばしばランダムボックスからランク1細工済みシナジー+マグマを付与されたボルケーノシリンダーがラインナップされることがあり、
いわゆるハズレ枠として二束三文で露店に並ぶことも少なくなかったため、わざわざ手間暇かけて作るまでもなく入手することができた。
- 加えてメモリアルフラワーシリンダーには最初から付与されており、かつほとんどのシリンダーをも凌駕するスペックを持っていることから*3、
わざわざ手間暇かけて作るまでもなく入手することができた。しかも、無料で。
- ケルティックテトラシリンダーは全属性に対応する性能が非常に優秀で、昨今では制作素材が値下がり傾向にあり、図面ランク3の鍛冶制作なので現実的には手が届くレベル。
しかし細工からエンチャントからイチから作る必要があるため、そこまで苦労するならいっそスキップして、
最高級のシリンダーである「レヴァナントインサイトシリンダー」か「ペルセウスティラヌスシリンダー」を作った方が結果的にはプラスになる、という意見もある。
- ようやく最高クラスのレヴァナントやペルセウスを入手したところで、これらは対応するガードシリンダーとセットしてこそ真価を発揮するということもあり、そこまでたどり着くことはなかなか容易ではない。
しかもセット装備なので、貼るならガードシリンダー側にもシナジーを貼る必要があり、上記のシリンダー達と比べると使いまわしが利かない点も大きな負担。
- そしてシナジー自体の立ち位置も変化しており、通行証さえあればらくらくクリアが可能な影ミッション「スナイパー参戦」で手に入る「蒸発された」ESや、錬金術を全て3段にしたらもらえるES「賢者の石」ESはこれ以上の性能を持っているなど
シナジーは決して弱くはないがトップに立てず、換えも効くというなんとも微妙な立ち位置となっている。ただエンチャントのシステムが変更された事でシナジーESは上記の2つと比較して安価、入手しやすいと言うポジションからレヴァナントを作ったが貼るESが無い時に「失敗時にES側を消滅させて装備品を守るエンチャント」を選ぶ事で安全に貼り付けできるようになっている。