モブ精霊使いちゃん

Last-modified: 2021-12-04 (土) 23:48:22

モブ精霊使いちゃん 26歳 種族:純エルフ 性別:女
https://hub.vroid.com/characters/7553363141693032297/models/7975248821584082072

エルフ族、寿命は平均で300歳にもなると言われている、長生きする人になると400まで生きた記録もあるとか
その上容姿端麗な者が多く、基礎的な身体能力も高く、精霊との交信も非常に長けており、神のつくりし最高傑作と言われている
その反面、繁殖力はそう高くなく、大体一定の水準の人口を自然と保っており、主に森に集落を作り暮らしている
そのため子供がそんなに多くなく、彼女も同じくらいの年ごろの友達がいなかった。
兄が一人いるがそれでも10歳ほど離れている
そんな彼女の主な遊び相手は精霊だった・・・もしかするとエルフの精霊信仰はそこに由来しているのかもしれない
そして彼女はそんな中でも特に精霊とのむずびつきが強かったようである
時折、遊びで会得した精霊術を大人に見せてはビックリさせていた、そのビックリする姿が彼女の楽しみだったのである。
そんな中、精霊が運んでくる外の世界のうわさ話に彼女は興味津々だった。
そして彼女は、兄から身を護るすべを教わり、18の頃に冒険者になるべく森を出た。
両親の勧めでまずは、海を挟んで割と近くにあり精霊の力が強く残っている、モブ姫騎士ちゃんの国で冒険者を始めることに、それから8年彼女は立派な一人の冒険者になっていた。

・エルフ族はあまり自分たちの領地を離れないで森を守り一生を終えることが多い
・とはいえそれが絶対という訳でもなく、10~15%程度は、外の世界に足を向けるものもいる彼女もその一人
・生来精霊との交信に非常に長けており、精霊術おいてエルフ族にはまず適わない
・精霊術は、攻撃・補助・回復と何でもこなせて非常に万能である
・ただし、精霊との交信が必要になる分、即応性という部分で他に劣る
・また場の精霊への依存度が高く、場所により強弱や使える術に制限が出てしまうのも難点
・そのため精霊使いは、大抵魔法を併用するか、他の武器の扱いもできるようにするのが通例である
・精霊自身に善悪の感情は無いが、人に悪影響を与える精霊も存在している
・金を手にして身を亡ぼすのはそういった精霊の力が関係していると”エルフは”考えている
・特にそういった精霊は金を好み銀を嫌う、それゆえエルフ族は金を使わずアクセサリーは銀を使ったものを使用している
・また自然信仰が強く、あまり着飾る事もせず、化粧などもほとんどすることがない
・また身に着けるものもできるだけ自然素材を生かしたものを利用している
・エルフは、その基礎身体能力が人間に比べると全体的に高めで、彼女は徒手格闘や杖術を冒険者として十分な程度には習得している
・また長寿なため年齢の高いエルフは何でもできる万能選手であることも多い、そういった意味でチート種族とも呼ばれたりもする
・見た目は非常に優しそうに見える、確かに物腰は柔らかいが、言いたいことはハッキリと言うタイプ、それが姫騎士ちゃんの護衛に選ばれた一つの要因であろう
・冒険者になって8年ちょうどそろそろ別の国を見て回りたいと思っていたのでグッドタイミングと喜んでいた。

ーーーとある辺境の島国の冒険者ギルドにてーーーー

「こちらが私の護衛を引き受けてくださった方?」

「初めまして姫様、この度護衛役を承った精霊使いでございます。」

「ずいぶんと可愛らしい方ですが大丈夫ですの?」

「それはもうアッシが太鼓判を押しておきますよ、精霊術においては、今この国で一番でしょうな、それゆえギルドとしても彼女にここを離れられるのは非常に手痛い所で・・・それくらいには信用がおけますぜ」

「姫様、人を見かけで判断するのは今後の為にも控えたほうがいいですよ」

「僭越ながら、私は冒険者をしてもう8年になります。冒険者の先輩としてお役に立てることでしょう」

「確かにそうですわね、精霊使いさんこれからよよろしくお願いしますわね、それにこれからは同じ冒険者として旅をするのですから、そこまでかしこまった態度は不要ですわ、先輩なのですし」

「わかりました、ギルド長からも先輩として厳しく指導するよう言われておりますので覚悟なさってくださいね」

「私共々姫様をよろしくお願いいたします精霊使い様」

「侍従ちゃんもいい子そうでよかったです。よろしくお願いしますね」

「それでもう一人の方というのは?」

「それならばそこにいますぜ」

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