モブ姫騎士ちゃん

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姫・・・それは平民誰しもが憧れる存在
特別な衣装に、豪華な装飾品に、優雅な晩餐会
まるで自分が世界の中心かのよう

しかし、辺境の島の小国、しかも第七王女ともなればそれもまた違ってくる
ここまでくるとお姫様といえど、モブとさほど変わらない
すでに長兄は後継ぎとして内定しており、姉たちは、貴族や他の王国へ嫁いでいる
自分もこのままそんな人生をたどってしまうのか・・・
幸い七女ともなれば嫁ぎ先を探すのも大変で、いまだ婚約の話すらない
そして彼女は決意したのだ、冒険者になろうと！
諸国を見て回る国政の勉強と自分で婿を探すと偽り国を飛び出して、彼女は今まさにとある王国のギルドの扉をくぐろうとしていた・・・。

モブ姫騎士ちゃん　14歳　種族：人間　性別：女

・第一王妃の待望の女の子だったため大変かわいがられた
・そのためか非常にヤンチンちゃに育ち典型的なおてんば姫
・だが聞き分けは良い方なのでわがまま放題というわけではないが、舌戦は強い
・14歳にして174㎝も身長がある、しかし彼女の国では総じてみな身長が高く、特に自分が大きいという認識はなかった
・国を出て周りの人間がさほど大きくない事に気が付き少々動揺したが考えても仕方ないのですでに気にしていない
・また彼女の国の人々は力もかなりつよい人種で、巨人族の末裔ではないかと言われている、特に王族はパワーが強い
・そんな彼女も例に漏れず、*注1愛用のハルバードを軽々と振るう
・国中の人間がそんなだし、島も大陸からやや離れていることもアリ、1000年以上侵略を受けていない
・特に海運戦力と投擲による対空戦にたけており、攻めようとしても島に近づくのすら困難である

注１　彼女たちのパワーにも耐えられるよう、通常よりも強度が高い特殊鋼をつかっているが、その分重量もある、彼女の国の秘伝の配合比率で作られた合金である、その合金を扱う鍛冶師は代々秘伝を受け継いでおり城の敷地内に鍛冶場がある、よほどのことがない限り城の敷地外に出ることが許されていない、大量生産できないがゆえに、選ばれた物しかその合金製の武器を持っておらず、彼女の国では持つことは一つのステータスとなっている。