リ・テクノロジスト製機動兵器
Last-modified: 2021-08-14 (土) 08:18:48
エール・シュヴァリアー
- 近接格闘戦を主体とする「空の騎士」。単分離によって使用可能。
- 前作より運動性が5、移動力が1上昇し、最大ENが10低下した。相変わらず空は飛べないが、今作では換装武器を持てるため使い勝手は上がった。
- 最大火力は中堅PTレベルだが、良燃費かつ武器のバランスも良いため、十分実用に耐えうる性能である。
最大火力はジェアンと比較するまでもないが、ALL武器の火力・移動力・P属性では勝るので、雑魚戦がメインのシナリオならむしろこちらの方が使いやすい事もある。運動性もジェアンより30も高く、サイズもMなので、回避性能もこちらの方が遥かに高い。
ただしエールにはアーマーブレイカーやバリア貫通がないため、ボス戦では相手が強力なほどジェアンに分がある。特にフューリー系全般は大の苦手。一応アーマーブレイカーは換装武器で、バリア貫通はジョッシュのエースボーナスで補う事もできるが、素直にジェアンになった方が手っ取り早い。
- 移動適応:陸/海があるので、カスタムボーナスを活かすなら必然的にジェアンよりこちらを使う事になる。
ただし「ジェアンが使いづらいならフォルテギガスを使えばいい」で済む事も多く、結局あまり出番は無いかも。
- 身も蓋もない事を言えば、フォルテを差し置いてまでエール/ジェアンを使うメリットが薄い。
ジョッシュは格闘/防御が高く射撃/命中/回避が低い特機タイプの能力値なので、PT系の本機との相性が悪い。それに加えエースボーナスの変更、ジェアンの地形適応と運動性の下方修正により、前作より回避が大幅に低下。おまけに本作の終盤は宇宙が部隊なのでカスタムボーナスも無駄になる。先述したバリア貫通の欠如・最大火力の低さも終盤ではキツイ。集中/ひらめき/突撃があるので、精神構成的には悪くないが、素直にフォルテに乗った方が良いのが現実であろう。
- 最大の収穫はジョッシュが修理補給稼ぎ可能になったことかも。
ジェアン・シュヴァリアー
- エール・シュヴァリアーをウェポンバックスハンガー「ジェアン・エール」に組み込んだ機体。「巨大な騎士」の名が示す通り、バンプレオリジナル機体の中でも最大級の図体の大きさを誇る。
- 全長110.3m・重量190.2tとまさしく超ド級。
- 最大サイズは「W」の家だが、あれは実質戦艦2隻合体なので比べるのは酷だろう。
- 前作で演出扱いだったネオ・サイファーガンが武装化し、最長射程が伸びたおかげで反撃戦法により強くなった。地味にクローアンカーバーストの威力も100上がり、フォルテギガスと比べても見劣りしない火力に。
- また、単分離能力が追加され、戦闘中の分離コマンドや撃墜時にエールに戻ることが可能となった。
- ……が、移動力・運動性・地形適応・下位武器の攻撃力の低下、ソードとクローの必要気力の引き上げ、とどめに残念臭の漂うカスタムボーナスと、その代償と呼ぶにはあまりにも大きすぎる弱体化を受けた。
- 気力120までP武器が使用できないため、グランティード以上に進撃戦が苦手。ジョッシュが突撃(強襲)を覚えるまではこの問題点と上手く付き合っていく必要がある。行動順を後回しにするなどで少しでも気力を稼ごう。
- 気力が上がってしまえばネオ・サイファーソードで敵を膾切りにしながらガンガン進軍し、豊富な反撃手段で敵陣を蹂躙していける。突撃を覚えれば低気力のうちから強引に進軍していくことも可能。
- ジョッシュがABで強襲を取得するため、アーマーブレイカーが前作以上に活きる。
- とにかく乗り手のジョッシュに依存する部分が大きく、序盤の運用のしやすさはフォルテギガスのほうが上。最終的にはそれぞれ違った強みがあるので、早い段階でどちらを最後まで使うかを決めてしまったほうが良いだろう。
- 1周目だとフォルテギガスに対して優位点を生かすのが難しいので、気力条件をフォローしやすい2周目以降の使用になるだろうか。そうでなくてもエースになったユウキ(ABがツイン両方に射程+2+H&A持ち)と組ませるなどすれば大分動きやすくなる。ラーズアングリフだと地形適応が合わない点を考える必要があるが。
- カスタムボーナスはエールに分離しないとほぼ無意味。
ブランシュネージュ
- 射撃戦に特化した「白雪姫」。エールと同じく単分離で使用可能。
- 前作より運動性が5、移動力が1上昇。最大ENが10低下した。
また、陸適応が地味にAになっているので、組む相手に困らなくなった。
- 武器性能は前作から据え置き。ライン・ロック・ランチャーの極端な射程も相変わらず。
- そつの無い機体に纏まっているエールと比べると、ALL武器に気力制限があるため正直使いづらい。
しかし、ジョッシュと違ってリムがメインパイロットになる機体は2形態のブランシュネージュしかないので、デアかこちらか選ぶことになる。
- デアと比べると、こちらはMAP兵器がEN制なので他の武器との兼ね合いが難しい。
ソーラーパネルを付けておくとある程度なら無補給で連発可能という利点でもある。
- 換装武器で武装面の欠点を補うことができないというのも痛い。
- はっきり言うと命中回避と陸適応、移動力や支援武器の威力以外ではデアの方が上なので、よほど回避型で運用したい場合でもない限り出番は無い。
- マップ兵器の範囲は全機体中最小の7マスしかない。
デア・ブランシュネージュ
- アルスノーヴァを更に発展させた超巨大ウェポンユニット『エクセルシオ・アルスノーヴァ』を装備した白雪の女神。
- 全長87.5mとジェアンよりは若干小さいが負けず劣らずである。
- ちなみにウェポンユニットのイメージは「カボチャの馬車」らしい。
- 「それって白雪姫じゃなくてシンデレラじゃね?」と思ったあなたは正解。別に深い意味は無く、単純にデザイナーさんの勘違いだそうだ。
- ジェアンと同じように、前作と比べて運動性と地形適応が悪化してしまった。
- 代わりにHPと装甲が強化された他、カスタムボーナスが変更されたため、最終的には前作以上の地形適応になる。
- 移動力が1下がり、素のブランシュネージュに抜かれてしまった。
- 武器性能的にはクアドラプル・キャノンの威力が低下、アクティブ・ビットの最短射程と最長射程が伸び威力が低下、ニュートロン・バスターの最短射程が縮まり威力が微増。
- HPと装甲が高いものの、リムの防御が低めなので意外と柔らかい。技量の低さからクリティカルをビシバシ食らうのも難点。
- パイロットにデフォルトで援護攻撃があるが、援護に使える最強武器が格闘である点に注意。
- 次点のアクティブ・ビットとは威力に700の差があるため、リムの射撃値を養成してもひっくり返すのは難しい。
- 単分離コマンドが追加されたため、運用によっては素のブランシュネージュで戦うのもあり。回避性能ではそちらの方が優れる。
- もちろん火力ではこちらが上だが、OGシリーズにはサイズ差によるダメージ補正が無いので、そこまで圧倒的な差でもない。
- ただ、今作のブランシュネージュは性能がイマイチ。
- 限定的な状況だが、射程3の位置にはアクティブ・ビットよりナイト・ディメンションの方が威力が上。改造効率と射撃属性の都合で、状況によってはガーディアン・ブレードを超える可能性も。単独で陸も援護できるし、援護用に分離する意味はあるかも。
- ALL武器は装備しているのだがいかんせん速攻性に欠ける。パイロットに気合もH&Aもないため、かなり癖の強い戦い方を強要されてしまう。
- 半面、ALL武器の攻撃力はトップクラス。燃費もいいので、中ボスクラスのツインユニットには強い。
フォルテギガス
- ラテン語で「強き巨人」という名のスーパー系機体。前作では隠しユニットだったが今作では12話終了後に普通に使えるようになる。
- 前作ではジョッシュ&リムの組み合わせでしか乗れなかったが、今回晴れてラキがサブパイロットとなれるようになった。二人のイチャイチャ
と羊羹入刀は必見。ただ空適応がBになった上に移動力も下がったので、序盤から加速が使えるリムの方がサブとしては優秀だと思われる。ラキをサブにすると期待が使えなくなる点もマイナス。
- ちなみにジェアン&デアのレース・アルカーナをこの機体に載せ替えて運用するという点はどうなっているのかについては語られていない・・・・が、ラキをサブパイロットにした場合はデア・ブランシュネージュと同時に運用可能。
- 今回は普通に参入するという事もあって、地形適応・EN・燃費など全体的に弱体化されたが、どちらかというと前作がおかしすぎたというだけで普通に強いスーパーロボットである。
- 遠近MAPと一通りの武器が揃っている上に火力的には前作と大して変わっていないので、空を飛ばしにくくなったという点を除けば運用方法はそこまで変わらない。
- ちなみに今回もガナドゥール・ストレーガへの分離機構は無い。ついでにビームハンマーも無い。
- 今回カスタムボーナスが大きく変更されており、後半になると強化パーツによっては命中補正軒並み3ケタという光景が普通に見られたりする。CT率も上昇するので、ジョッシュの強化具合によっては常時火力1.25倍と言ってもいい状況になる。
- サブパイロットの2人はどちらも修理・補給によるレベル上げができず、敵を倒して地道に上げていくしかないのが難点と言えば難点。それでも十分すぎるほど強いのだが。
- マップ兵器版ギガブラスターは改造効率に優れ、最終的にはネオグランゾンとブリガンディに次ぐ攻撃力になる。ただし、ジョッシュの射撃値が低めなのでダメージは伸びづらい。
- EN消費式なので、ソーラーパネルや地形効果をうまく使えば無補給でもある程度連発可能という特徴がある。
- 他にENタイプのマップ兵器はサイバスター、ヴァルシオーネ、素のブランシュネージュのみ。
- ツインユニットを組む相手としてはGコンパチブルカイザー辺りが無難だろうか。機体性能も武器の射程・性能も殆ど似たようなものなのでストレスなく動かすことが出来る。ただし移動力に差があるのでフォルテ側をテコ入れしておきたい。
- サブパイロットは好みで選んでも大差ないレベル。リムは加速持ちで使い勝手がいい。加速をツインの僚機やジョッシュの強襲で補えるなら、恋愛補正がかかるラキも優秀。
- リムを乗せる利点
- ジョッシュに友情補正を与えられる。
- 加速・不屈・必中持ち。
- ファービュラリスを使える。
- ラキがツイン精神の期待を使える。
- ラキを乗せる利点
- ジョッシュに恋愛補正を与えられる。
- ひらめき・感応・直撃持ち。
- デア・ブランシュネージュを使える。
- リムがツイン精神の絆を使える。
ファービュラリス
- かつてルイーナ指揮官・メリオルエッセの一人だったグラキエースの愛機。厳密にはリ・テク兵器ではないが、便宜上このページに記載している。元・中ボス級の機体だけあり本作でもかなりの高性能なので、是非活用したい。
- コンゲラティオーは攻撃力・射程・燃費共に高次元でバランスの取れたALL兵器。他の武器の性能も悪くなく、ツインの相方は選ばないが、できれば同じく長射程・高威力ALL兵器を持つ機体と組ませたい。
- 本機も空適応Bなので、ブランシュネージュのような空中戦メインの相方と組ませるなら何らかのテコ入れは必須。
ラキのABを活かすなら、フォルテギガスに乗せたジョッシュがおすすめシュヴァリアーは特性や射程が噛み合わず勧められない。対ボス級とのタイマン戦闘時だけはより単体攻撃に優れた機体に相方を譲ろう。
- ステルラ・プルウィアはマップ兵器で唯一の特殊効果武器。デバフ目的での使用もありだが、弾数が1しかないので使いどころが難しい。弾数1はBセーブでも増やせない。
- 優れた攻撃性能を持つ反面、機体自体はかなり打たれ弱い。幸い「分身」を持つため、耐えるよりも避ける方向で改造を進めると良いだろう。フル改造まで施せば、カスタムボーナスを得て逆に自軍トップクラスの生存能力を獲得する。