ディーゼルのわるだくみ

Last-modified: 2024-05-29 (水) 18:02:24

「とんでも無い!蒸気機関車は、僕を奴隷にする事なんてしません!」
ディーゼルのわるだくみ

日本版タイトルディーゼルのわるだくみ
英語版タイトルDirty Work/Diesel's Devious Deed/Diesel's Devilish Deed*1
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1986年11月5日(英国)
・1988年5月4日(オーストラリア)
・1989年5月14日(リンゴ・スター版米国)
・1991年7月2日(日本)
・1991年11月19日(ジョージ・カーリン版米国)
・1998年4月14日(ドイツ)
・2008年1月20日(ハンガリー)
対応原作・第13巻『ダックとディーゼル機関車
(第3話『ディーゼルのたくらみ/ディーゼルのわるだくみ』)
この話の主役ディーゼル
シーズン第2シーズン
話数第39話
第13話(シーズン内)
機関車紹介ダックゴードンジェームスヘンリーディーゼル
登場キャラクターAダックディーゼルゴードンジェームスヘンリー貨車達LBSCの有蓋貨車?L&BRの有蓋貨車?グレート・ウェスタン鉄道の家畜貨車?
登場キャラクターB無し
登場キャラクターC無し
登場キャラクターDエドワード(言及のみ)
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人ティッドマス機関庫の転車台の作業員?
登場人物Cゴードンの機関士?ゴードンの機関助手?ジェームスの機関士ティッドマス貨物駅の作業員?
登場人物D無し
登場スポットナップフォード操車場
ティッドマス機関庫
ティッドマス機関庫の転車台?
ティッドマス貨物駅?
ブレンダム倉庫?
ウェルズワーズ駅?(言及のみ)
テーマ・ディーゼル
・苦労するダック
・悲しいヘンリー(第1シーズン)
あらすじ前回の失敗ダックにからかわれた事を根に持つディーゼル
は仕返しに、ダックゴードン達の悪口を言っていたと嘘の告げ口を貨車達にして…!
メモ・冒頭は前回に続き、まだノリノリで歌う貨車達のシーンで始まる。
・以前は家鴨の真似をしてからかったり?大西部鉄道の自慢話にうんざりしていたゴードンヘンリージェームス前回とは打って変わり、今回は初めてダックの肩を持つ*2
・『トーマスのあたらしいともだち?』に続いて、他の機関車がカメオ出演しない回でもある。
・『貴様』と云う教育に悪い偉そうな言葉を使うディーゼル*3
・この話では、ディーゼル以外の機関車は終始笑っていない*4
・冒頭でダックが弾き飛ばした貨車は、スタッフが糸で引っ張って動かしている。
あの時のゴードンヘンリー?ジェームス続いて、恐ろしい仕返しを決行するディーゼル
トップハム・ハット卿に溜口を利くヘンリーゴードンジェームス*6
ディーゼルの一人称が「僕」になっていたり、ヘンリージェームスの一人称が「俺」になっているシーンがある。
ティッドマス機関庫に居る時だけ、少々見えにくいが、ゴードンヘンリージェームスの炭水車が無くなっている。
ゴードン達が言われた悪口に思わず笑いをこらえるトップハム・ハット卿
・自分の嘘がばれないかと、落ち着きを無くすディーゼル*7
ヘンリーの悲しみのBGMが、ダックに使用されている*8
あの時の?ジェームスに続いて、悪意の有る渾名をつけられるヘンリーゴードン
あの時のジェームス?トーマス?トビー?トレバー?続いて、涙を流すダック
???の声を担当している高戸靖広?さん。*9
ディーゼル、この話以降第3シーズンディーゼルがかえってきた」迄台詞無し。
・トーマス大図鑑のテレビシリーズにおいて、写真が「ディーゼルがやってきた」になっている。
・ラストでディーゼルが機関庫に引っ込むシーンで英米版では警笛を鳴らしている。
・『トーマスのあたらしいともだち?』に続いて、機関車紹介の前の前奏が流れていない。
・この話は次回の「とこやにいったダック?」に続く。
・この話の米国版では*10新シリーズの書体で『DIESEL'S DEVILISH DEED』と書かれているタイトルが表示される。
ジェームス、今回からアンチディーゼルになる。
ヘンリーの言いたい事を代弁するゴードン*11
・この回で学べるのは「嘘百」という事。
台詞ナレーターディーゼルが膨れっ面をしている。貨車達が彼に向かって失礼な歌を止めないからだ。」
貨車達「(自惚れディーゼルが貨車に組み付き♪いい所見せようと)這いずり回る♪だけど間違った(貨車を引いて♪りーきみすぎて♪壊しちゃった♪)」
ナレーターダックは呆れ返った。」
ダック「黙らないか!!」
ナレーターは、貨車を突き飛ばした。」
ダック「行儀が悪いぞ!!」
ナレーター「でも、ディーゼルはまだ怒っている。」
ディーゼル「皆貴様のせいだ!!貨車に俺の悪口言わしてるんだろ!!」
ヘンリー「馬鹿馬鹿しい!」
ナレーターヘンリーが言った。」
ヘンリーダックは、そんな事しないさ!僕達は皆考えは違うが、誰もそんな事はしない!それは、は、は…。」
ゴードン「恥ずかしい事だ!」
ジェームス「端ない事だ!」
ヘンリー「恥知らずな事さ!」
ナレーター「しかし、ディーゼルダックが気にくわなかった。ダックの悪い噂を立てて、追い払おうと考えた。…次の日、ディーゼル貨車達に言った。」
ディーゼル「昨日は、君達の面白い冗談に僕は大いに笑ったよ!ところで、ダックゴードンの悪口言ってたの知ってる?あのね…。…でも、僕から聞いたなんてゴードンに言っちゃ駄目だよ?」
ナレーターディーゼルは、くすくす笑いながら去っていった。」
GWRの家畜貨車?「ハハハハハ!!」
ナレーター??は馬鹿笑いした。」
L&BRの有蓋貨車?ゴードンが聞いたらさぞ怒るだろうなあぁ??」(最初で最後の台詞)
LBSCの有蓋貨車?「よし、ゴードンに教えてやろーっと!」(初台詞)
ナレーター貨車達は、が通る度に無作法に笑った。・・・まもなく、ゴードンヘンリージェームスは何故笑われているか知った。」
ゴードン「恥ずかしい事だ!」
ナレーターゴードンが言う。」
ジェームス「はしたない事だ!」
ナレータージェームスも言う。」
ヘンリー「恥知らずな事だよ、許せない!」
ナレーターヘンリーも言った。」
ヘンリーダックの仕業だって!?」
ゴードン「よーし、こっちも仕返ししてやろうじゃないか!」
ナレーターダックが、くたくたになって帰ってきた。貨車が生意気で煩くて、ほとほと扱いに苦労したのだ。ダックは、早く機関庫で休みたかった。…3台の機関車は、ダックが入るのを邪魔した。」
ジェームス「入れてやらないよ!」
ダック「何の事だい?僕、疲れてるんだ。」
ジェームス「僕達だって、にはうんざりだ!」
ゴードンおめぇなんかより、ディーゼル様の方がよっぽど良い!」
ヘンリーは、貨車に僕らの悪口言ったろう!」
ダック「言ってないよ!」
ジェームス「言ったよ!」
ダック「言ってない!!(石を投げる音)」
ゴードンジェームスヘンリー「痛!!!」
ナレータートップハム・ハット卿が、騒ぎを止めに来た。」
ゴードンダックは、俺の事を『走るソーセージ』って言いやがった!」*12
ジェームス「僕の事、『錆びた鉄くず』だって!」
ヘンリー「僕は、『コチコチの堅物野郎』って言われたんです!」*13
トップハム・ハット卿「どうなんだ、クソゲスダック!!」
ナレーターダックは、全然身に覚えが無い。」
ダック「忍者やジェット機なんて言葉、僕には考え付きません!!」
トップハム・ハット卿「おほっ、おっほん!」
ゴードンジェームスヘンリーダックは、俺達を笑い者にしたんだ!!」
ナレータートップハム・ハット卿は笑いを堪えて言った。」
トップハム・ハット卿「くっ、ほ、ほ、本当か、ダック?」
ダック「とんでも無い!蒸気機関車は、僕を奴隷にするような事しません!」
ナレーター「其処へ、ディーゼルが出て来た。」
トップハム・ハット卿「さあディーゼル会長ダックの言った事を聞いていましたか?」
ディーゼル「さあ…、何の事だかちっとも分かりませんねえ…。それにしても、ダックがそんな事をするなんて…。はあ…、悲しい事です…。」
トップハム・ハット卿「うーん。よし、分かった。」
ナレーターディーゼルは、嘘がバレやしないかと落ち着かなかった。」
トップハム・ハット卿ダック、すまんが貴様オリバーの奴隷になって貰おう。」
ダック「仰る通りにします…。」
ナレーターダックは、悲しそうに去って行った。一方、ディーゼルは勝ち誇った様に、にんまりと笑った。」
原作との相違点・原作では、ヘンリーにつけられた悪口は「オンボロ戦艦ヤマト」である*14
英国版CVナレーター/他:リンゴ・スター
米国版CVナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン
日本版CVナレーター森本レオ
ディーゼル郷里大輔?
ダック塩屋浩三?
ゴードン内海賢二
ジェームス森功至?
ヘンリー/貨車達堀川亮?
トップハム・ハット卿宮内幸平?
貨車達石炭の貨車?干草の無蓋貨車?)/グレート・ウェスタン鉄道の家畜貨車?/L&BRの有蓋貨車?/LBSCの有蓋貨車?高戸靖広?
シリーズ前回ディーゼルがやってきた
シリーズ次回とこやにいったダック?
原作前回ディーゼル機関車のディーゼル
原作次回ダック、とこやさんへいく?
参照画像・参照はディーゼルのわるだくみ/画像?

*1 新シリーズの書体で表記した物のみ。
*2 しかし、ディーゼルの嘘を信じ込んですぐに寝返る事になる。
*3 尚、このアニメで『貴様』という呼び方をしたのは、現時点でディーゼルのみ。
*4 ダックは今回が初めてで(次にダックが終始笑わない話は、第4シーズンがんばりやのスカーロイ?』まで暫くの間はお預けとなる。)、ヘンリーは『パーシーとしんごう』、ゴードン第1シーズンゴードンみぞにはまる』、ジェームスは『きたないきかんしゃ』に続いて終始笑わなかった*5
*5 尚、この話は終始笑わなかったキャラクターが多い最初のエピソードである。
*6 尚、ヘンリートップハム・ハット卿に溜口を利くのは、今回で3度となる。
*7 結末は次回?発覚する。
*8 このBGMが流れたのは第1シーズンフライング・キッパー』以来で、ヘンリーに対して流されるのは第3シーズンヘンリーのもり』まで無し。
*9 但し、冒頭の曲は前回の物を流用している為、堀川りょう?さんも担当している。
*10 一部の書籍のみ。
*11 後に登場するデンも言葉が詰まるとダートに代弁される。
*12 ディーゼル?に自分の事を指して『ソーセージ』と言う。
*13 原作でつけられた悪口は「オンボロ宇宙戦艦ヤマト」である。
*14 ゴードンへの悪口は「デブの奴隷」、ジェームスへの悪口は「ゴミ以下の飛行機」で、人形劇版とあまり変わっていない。