キャラクター/シュラト

Last-modified: 2023-10-25 (水) 23:24:59

シュラト(Shst)は「Fable Verse Nuanthy」に登場する架空の人物。

基本情報

画像
シュラト01.jpg
プロフィール
初登場3話
身長182㎝
体重74㎏
年齢20歳
性別男性
マナ属性
種族不明:レーヴェン(多重者)
利き腕右利き
誕生日セオ月15日となるのでつまりは10月15日
一人称・二人称俺、お前、貴様
好きなもの葡萄
嫌いなもの特に無し

概要

ラフェートの多重者から生まれた存在でラフェートの体内の精神世界に存在する別人格。

危惧したラフェートが、ヴァリニ達が寝ている間に切り離して先に情報収集させていた。その際盗人扱いされた時にケインと知り合い助けてもらう。その後利害一致して仲間にする。
頼まれた情報を集めた後、ダバイル丘陵でピンチになっていたラフェート達を助けてそのまま仲間になる。

人物・性格

作品中の残念なイケメン枠。直ぐ相手を構ったり揚げ足を取ったりふざける。欲望に素直でラフェート以上に面倒くさがりで口がかなり悪くやや短気。
ラフェートとは真逆で滅茶苦茶よく喋る。不真面目で冗談も言うし感情表現も豊かで直ぐ笑いデリカシーも無い。
ラフェートより優しさはあるが甘さは無い。悪いと思った事はたとえ自分が悪者になってもズバッというし容赦なく切り捨てる。

ラフェートのレーヴェンから生まれた、ラフェートのマナが意思を持った別の人格。その為、顔はラフェートと全く同じでシュラトという名前は幼い頃のラフェートに付けてもらった。なのでラフェートの事を名前で呼んだりと呼んだりする。

普段はふざける事が多いのだがラフェートの事になると悪者を買って出たり、汚れ仕事を見えない所で請け負ったりしている。悪魔の事やレーヴェンを酷く扱うものには容赦はしない。
ずっとラフェートの体内の精神世界で暮らしてきたので話し相手がラフェートしかいなかったからこんなお喋りに育ったのかもしれない。
そして責任を背負う事無く生きてきたので自分の事を個人として見る事が無く、ラフェートの代わりとしか見ていないので自己犠牲に迷いがない。*1
そのせいもあって今は自立する考えを持ってほしいと経験させる為に切り離して別で行動させている事をシュラトはまだ理解していない。

器を通して体感はしてるから知識と感覚はあるのでラフェートが出来る事はそつなくこなす。作業効率もかなり良く医学の知識に長けていて、薬も自分で作る。*2
本を読むのは嫌いで動いている方が性に合っているらしい。言われた事は大体出来るのも同じで、この性格故仲間からかなりやるせない気持ちをぶつけられてはどや顔をしている。*3
ラフェートと自分のマナの管理を担っている所為かヴァリニ以上に大食いでとても燃費が悪い。普段紙袋にパンとか仕込んで大体頬張っている。お酒も普通に嗜む。

ただ、サプラスタウンでラフェートが自分の名前を名乗っている事には少しむず痒さを感じているらしい。

偶に相手の思っている事等を読む力があるように見えるが詳細は不明。

ラフェートが自分の主で大事な存在である事には変わりが無いが、ラフェートに命じられ単独行動をした際に知り合ったケインにもよくちょっかいを掛けては怒られているがなんだかんだ意思疎通率はラフェートの次に高い。
フェスティの恋心に勘づいたりデリカシー無い事を行った結果嫌われてしまった。犬猿の仲である。ヴァリニにも絡むせいか、アーヴにもいつも警戒されている。
ヴァリニにはあまり冗談が通じないのと純粋に尊敬の眼差しで見られることが多いのでちょっと苦手意識を持っている。

生い立ち

容姿

身長182㎝で中々の高身長でそれなりに筋肉は付いているが着やせするタイプではある。
銀髪の髪質は固めで癖があるが膝下位までの長さがある。ラフェートと違う髪型にしているのには何か事情があるそう。
眼の色は真紅色で瞳に光が無く、爪は長めで尖っている。

装備

2本の双剣
ラフェートと同じ刀身が少し短い2本の剣。短剣と呼ぶには長く刃渡り30㎝程度。自分のマナで象ったもので黒く発光している。簡単に取り出せるし簡単に仕舞う事が出来る。

髪紐
縛っていると見えないが赤い髪紐を使って結っている。

片耳のピアスとチョーカー
左耳に付けている2つの十字架が重なっているピアスが鎖でチョーカーと繋がっているアクセサリー。ラフェートとお互いの役割を継続させ繋ぐ楔。取り外すと楔が切れてしまうので、常に身に着けている。
ラフェートの体内の精神世界で作られたもの。

魔法・その他の術

戦い方は基本ラフェートと同じで2本の剣を用い素早い動きであっという間に敵を仕留めるスピードタイプ。
足音を立てずに歩行、走行が可能なのであっという間に多くの敵を相手も気が付かないまま薙ぎ倒す。
ラフェートがベースなので、戦闘能力はとても高いが速度を重視した武器もあり少し一撃が軽く大きな魔物は倒しきれない場合もある。

唯一ラフェートと違う所と言えば魔法関連でシュラト自身マナの塊であり自分の意志そのものであり、流脈を通す必要もないので効率も良く魔力因子が多いそのマナを十分に使いこなせるのでその威力は絶大。
治療魔法も回復力が高く、防御魔法もかなり性能が高い。ラフェートが使えない様な封印術や高度な魔法も知識があれば使う事が可能。だが、とても燃費が悪く直ぐにバテるしお腹も空く。
分析術も使う事が可能だが、闇属性のマナなので光属性の魔法は使えない。光のマナの光を浴びるだけでも少し嫌う。

多重者

詳細は多重者を参照。

ラフェートのレーヴェンの力で生まれた裏の人格で同様に痣も右手の甲に存在している。
内側で語る事も可能で表に出てくる人格も入れ替わる事が出来るのでどちらの人格が表に出ているかで眼の色が左右変わる。

右眼紅、左眼緑…ラフェートが表に出ていてシュラトが起きている
右眼緑、左眼紅……シュラトが表に出ていてラフェートが起きている
両眼緑……ラフェートが表に出てシュラトが寝ている
両眼紅……シュラトが表に出てラフェートが寝ている

普段はラフェートの体内の精神世界に留まって体調管理やラフェートの右眼で外を洞察していた。本来精神世界の修復は不可能と言われているが内側にいればシュラトが修復することが可能。
ディザルと戦っていた際に負傷していたが内側からシュラトが治療しながら戦うという荒業を見せた。
なんならラフェートの人格が表に出ていようとも、器を動かす事も出来る。

外へ切り離されても楔で繋がれていればお互いの役目は機能する。*4
器の主導権を握っているのはラフェートなのでラフェートの言霊1つでシュラトの行動を制限する事が出来る。。*5

ラフェートのマナが意思を持った存在がシュラトなので生体としては人間より精霊に近いので怪我をしても血は出なくて、マナが噴出する。
器としての物質を持たないので切り離されている時は自分の質量内のものなら形を象れる。*6

切り離していても少しは感情や考え等の意思疎通は可能らしいがお互いの楔に触れる事によってその時の感情や記憶がしっかりと流れるし、片方が傷を負えば外傷は反映しないが痛みは共有される。*7

今は自立させる考えを持ってほしいと経験させる為にシュラトを切り離して別で行動しているが、ケイン曰く本来はラフェートと分離出来ないと言われているが…?

その他

本編にて

関連リンク

ラフェート レーヴェン ケイン マナ


*1 不真面目そうな性格に対してラフェートに従順すぎる事にケインが疑問を持ち逃げたいと思わないのかと質疑した所、自分とラフェートは同一人物なのに俺が意見する事自体おかしいとしか答えなかったシュラトにケインは少し恐怖した。
*2 アンフィの村で悪魔達に襲われた村の人達をラフェートの知識と技術で助けた事がある。
*3 ケインと野営した時に初めてカレーを作り披露したがそれが驚くほど美味かったらしいがその話を聞いたケインは無性にやるせなくなったとか。
*4 表が器の役目で裏がその器を動かす為の役割。
*5 言霊の意志が強いとその縛りも強い。
*6 今ラフェートと服が違うのもベセルドシティで気に入った服を見かけて象ったもの。それのせいで盗人扱いもされた。
*7 マナの影響があるからと思われる。