ラフェートクォード(Lafayte Quasd)は「Fable Verse Nuanthy」に登場する架空の人物で主人公の1人。
基本情報
プロフィール | |
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初登場 | 2話 |
身長 | 182㎝ |
体重 | 74㎏ |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
マナ属性 | 闇 |
種族 | ヒト:レーヴェン(多重者) |
利き腕 | 右利き |
誕生日 | セオ月15日となるのでつまりは10月15日 |
一人称・二人称 | 俺・お前、貴様 |
好きなもの | 珈琲や抹茶、和酒 |
嫌いなもの | 特に無し |
概要
ルヴェルトに住んでいるレーヴェンの青年。
12年前に家出してた時、成り行きでテイトと一緒にルヴェルトに行き着いて襲われていたターナを助けてそのまま住む事になる。
ヴァリニに似たディザルに一緒にいたテイトを助けようと先走ってしまった結果、テイトを攫われてしまったと気負いしている。そしてヴァリニ達とテイトを助けに行く旅に出る。
人物・性格
冷静沈着で頭脳派。言われた事は大体出来る万能者で作業がとても速いが面倒くさがりで口が悪い。口数は少ないので選ぶ言葉に優しさが無い事もしばしば。
しかし皆を大切に思っているのは事実で、自分が皆を守らなければと無意識に責任感を感じている所もあるので大事な事を主に面倒で言わない事もある。
相手の心を読んでいるのか?と疑いたくなるほどそんな描写が目に付く。*1
レーヴェンでその能力は多重者。二重人格でもう1つの人格の名はシュラトでラフェートが表の人格であり、器の持ち主で主導権を握っている。
内側でシュラトにちょっかいを掛けられ偶に独り言の様に声が出る事もある。
知識に貪欲で本を読むのが好き。暇さえあればいつも本を読んでいる。特に医学の知識に長けていて薬も自分で調合するが治癒魔法は人並み程度の魔法しか使えない。
医学の事を始め教えてくれたのはターナでその事を感謝していて慕っている。
勿論それ以外の知識も豊富でとても頼りになる。
家で戦い方や生き延びるための知識を一通り身に着けてきたので全体的なスペックが高く、作業効率も高いのでとても速い。料理や裁縫もお手の物で家の増築の設計図も彼が描いた。
テイトと共に村の周りの魔物を狩って守っていた。そしてサプラスタウンまで買い出しをしに行ったりマスターの店で共に仕事を請け負っていた。
ある事情により家出した。本当は1人で出てくるつもりだったがテイトから預かっていたクレノット*2が光り、テイトが現れ帰る訳にも行かずにそのまま一緒に付いてきた。
その後にルヴェルトでテイトと共にターナと住む事になる。
家出した事情もあり、街に出る時はシュラトの名前を使って万が一家の者にばれない様に隠している。
動物が好きなのかアーヴには心を許している。
ケインには元々魔法道具の製作者として好感を持っていたがシュラトの事で相談に乗ったり暴走した時に助けを求められたりといい関係を築いている。
幼馴染にシェカールがいるらしい。
生い立ち
容姿
身長182㎝で中々の高身長でそれなりに筋肉は付いているが着やせするタイプではある。
銀髪の髪質は固めで肩位の長さで癖がある。普段は右眼が紅で左眼が緑だが、能力の関係で眼の色が変わる。
装備
両手の手袋
左右の手袋に嵌め込まれている輝石に貯蔵札の上位互換の術式が刻まれていて持ち主の呼び掛けに応じて無詠唱で輝石から武器を取り出す事が出来る。使い捨てでは無い分、1つの物しかしまう事が出来ない。とても高価なものとか。
2本の双剣
刀身が少し短い2本の剣。短剣と呼ぶには長く刃渡り30㎝程度。柄には細く細やかな彫刻が彫られている。
小さなポーチ
右脚に取り付けていて中には調合した薬や完走して粉末にした薬草、治療具が収納されている物と書物を収納されている貯蔵札が入っている。
ペンダント
首に付けている2つの十字架が重なっている首飾り。シュラトに渡されたお互いを繋ぐ楔。取り外すとシュラトとの楔が切れてしまうので、常に身に着けている。
シュラト曰く、ラフェートの体内の精神世界で作られたものらしい。
モノクル
生物の体内の眼で見えない精神世界と流脈、そしてマナを見通す事が出来る魔法道具。
誕生日にターナから貰った物で普段は上着の内ポケットに入っている。
懐中時計
アンティークな時計で鎖が付いている。ズボンの左ポケットに普段しまってある。
書物
上着の肩紐から鎖を通して腰辺りに今読んでいる書物を背負っている。暇な時間直ぐ読める様にらしいが見た目以上にしっかりと固定されているらしく邪魔ではないらしい。
レーヴェンの媒体
ブリジット村でシュラトが回収してきた物。預けられたので貯蔵札にしまってある。
能力
2本の剣を用い素早い動きであっという間に敵を仕留めるスピードタイプ。
足音を立てずに歩行、走行が可能なのであっという間に多くの敵を相手も気が付かないまま薙ぎ倒す。
家で鍛えられた為、戦闘能力はとても高いが速度を重視した武器もあり少し一撃が軽く大きな魔物は倒しきれない場合もある。
魔力因子もかなり多いがマナ(シュラト)に自我がある為、マナのコントロールが他の人より難しく攻撃も、治癒魔法も結界魔法も人並み程度にしか使えない。
分析術も使う事が可能だが、闇属性のマナなので光属性の魔法は使えない。
多重者
詳細は多重者を参照。
レーヴェンで痣の位置は右手の甲。もう1つの人格の名はシュラトでラフェートが表の人格であり、器の持ち主で主導権を握っている。
内側で語る事も可能で表に出てくる人格も入れ替わる事が出来るのでどちらの人格が表に出ているかで眼の色が左右変わる。
- 右眼紅、左眼緑…ラフェートが表に出ていてシュラトが起きている
- 右眼緑、左眼紅……シュラトが表に出ていてラフェートが起きている
- 両眼緑……ラフェートが表に出てシュラトが寝ている
- 両眼紅……シュラトが表に出てラフェートが寝ている
ディザルと戦っていた際に負傷していたが内側からシュラトが治療しながら戦うという荒業を見せた。
シュラトを具現化して切り離しても楔で繋がれていればお互いの役目は機能する。*3ラフェートの言霊1つでシュラトの行動を制限することも出来る。*4
切り離していても少しは感情や考え等の意思疎通は可能らしいがお互いの楔に触れる事によってその時の感情や記憶がしっかりと流れるし、片方が傷を負えば外傷は反映しないが痛みは共有される。*5
今は自立させる考えを持ってほしいと経験させる為にシュラトを切り離して別で行動している。