ラーシャ=リンジルダ(Lacha lingilda)は「Fable Verse Nuanthy」に登場する架空の人物。
基本情報
概要
ダバイル丘陵でジェルズに風に話を聞いてもらっている間に空から鎌ごと降ってきた危ない悪魔。
水の大精霊ヴィテルにに力を与えられた女性であり、七大悪魔の1人で「傲慢」の異名を持つ上級悪魔でオキカの元になった悪魔。
人物・性格
稀にみる天才と呼ばれる素質の持ち主だが無口で冷淡で任務に従順。本当に任務以外に全く興味を示さず会話すらしない。
感情が表に出る事は無く思考はある様だが、余程じゃないと口にする事は無い。
自分から動く事はせず、話し始めると間が長い。
何故彼女が傲慢という名を授かったのかは聊か疑問だが、無言で見下す事はある様だ。
水の大精霊ヴィテルに力を与えられた希少な人間。水の精霊?と、水のマナとだけ対話が出来るが殆ど会話をしているそぶりは見られない。
なので水に触れたり、水のマナを馴染ませないと弱ったり禁断症状が出る。
命じられた任務は近場でも遠出でも捜索や討伐なんでも嫌な顔一つせずに総てこなす。
基本は一人行動が多いが、偶に頼まれて2人行動もする。
ジェルズ曰く、ヴィーエに何かしらの関連を持っているとか。
七大悪魔の中では2番目に長生きで天魔戦争で戦い生存した。
料理は得意だが、見た目的にかなりグロテスクで口に運ぶまでに度胸がいる。きちんと口に運べれば驚くほど美味いらしい。
テルヒとは昔からの仕事仲間と呼べる程長い付き合い。ディザルとも付き合いがあるとか。
生い立ち
容姿
身長164㎝と少し高め。抜群のプロポーションで脚も長めだが筋肉は付いているようである。
肩甲骨位の群青色の髪の長さでやや外はね。新橋色*1の瞳をしている。
装備
仕込み杖
蒼い輝石が装飾されている持ち手が金属のシンプルな短めのステッキ。輝石には魔法を増幅する術式が組み込んである。柄に剣が仕込んであり、引き抜いて使う時もある。水のマナで分子レベルに分解して普段は持ち歩いていない。
髪留め
左の緩めの三つ編みを留めている髪留め。先端は首飾りの輝石と同じ浅葱色。
衣
水色で半透明な身に纏っている衣。テルヒとは違って特に何か効力がある訳でもないらしい。
首飾り
金属に浅葱色の輝石が装飾されているチョーカー。
能力
基本は杖を用いて魔法を使うが、単独行動が多いのでそれを引き抜いて前線へ出て戦う事も少なくはない。姿に似合わず動きはかなり機敏で、水場だと水を最大限に用いて相手を翻弄するトリッキータイプ。回復にも長けているのでオールラウンダーかもしれない。
ヴィテルに力を分け与えられた人間なので水がある所へ溶け込んだり、地面が濡れていれば地面に溶け込む事も可能なので雨が降ったら彼女の独壇場である。水の中では息をしていられるので水上で戦う事があれば無敵だろう。
水よと唱えれば自分のマナのキャパ範囲ならその後に望むことを唱えれば水の魔法なら何でも出来ちゃうずるい。ちゃんと水の魔法の呪文を唱えれば他の人より威力は高くなる。
水だけではなく氷も操れるので水を氷へ、氷を水へ変換も可能である。
勿論水の魔法はラーシャに通用しない。使われたら逆に操られ返されるのがおち。*2
魔力因子もかなり多くマナのコントロールも良い。
水魔法は攻撃、付与、結界、回復等全般使える。風ばかり目立っているが、火属性と悪魔なので光魔法以外の攻撃魔法も使えるがその威力もかなり高く、回復魔法の性能も高い。
付与魔法は水以外、分析術はほぼ使わない。
水の精霊だけでは無く、水のマナそのものの感受性が軒並み高いので形を成してない水のマナでさえ対話が出来る。
精文?も使えるだろうが使った試しはないだろう。
その他
本編にて
関連リンク
七大悪魔 天魔戦争 ヴィテル