京急本線は泉岳寺~浦賀間の路線名称である。現在ではこのうち、簡易改札を通過して大回り出来ると考える場合において泉岳寺~八丁畷間で大回りで乗ることができる。
堀之内以南では京急久里浜線堀之内~三崎口間に快特のほぼ全列車が、金沢八景以南では京急逗子線金沢八景~逗子・葉山間に急行のほぼ全列車が乗り入れる。京急空港線京急蒲田~羽田空港第1・第2ターミナル間にも品川方面・横浜方面から多くの列車が乗り入れる。泉岳寺以北では都営浅草線泉岳寺~押上間・京成押上線押上~青砥間、京成本線青砥~成田空港間、北総線・成田スカイアクセス京成高砂~成田空港間、京成東成田線・芝山鉄道京成成田~芝山千代田間に乗り入れる列車もある。
駅一覧
京成線に直通する列車は品川で種別が京成線の種別に変わります。同様に都営浅草線内のみでエアポート快特となる列車は品川からエアポート快特になります。
△:上りウィング4号のみ
駅番号 | 駅名 | 京急本線 | 乗り換え路線 | 備考 | |||||
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普通 | 急行 | 特急 | 快特 | エアポート快特 | ウイング号 | ||||
A-07 | 泉岳寺? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | 都営浅草線、JR京浜東北線(高輪ゲートウェイ)、JR山手線(高輪ゲートウェイ) | |
KK01 | 品川 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | JR東海道線、JR横須賀線、JR京浜東北線、JR山手線、JR東海道新幹線 | |
KK02 | 北品川? | ○ | | | | | | | | | | | ||
KK03 | 新馬場? | ○ | | | | | | | | | | | ||
KK04 | 青物横丁? | ○ | ○ | ○ | | | | | | | ||
KK05 | 鮫洲? | ○ | | | | | | | | | | | ||
KK06 | 立会川? | ○ | ○ | | | | | | | | | ||
KK07 | 大森海岸? | ○ | | | | | | | | | | | ||
KK08 | 平和島? | ○ | ○ | ○ | | | | | | | ||
KK09 | 大森町? | ○ | | | | | | | | | | | ||
KK10 | 梅屋敷? | ○ | | | | | | | | | | | ||
KK11 | 京急蒲田? | ○ | ○ | ○ | ○ | | | | | 京急空港線 | |
KK18 | 雑色? | ○ | | | | | | | ∥ | | | ||
KK19 | 六郷土手? | ○ | | | | | | | ∥ | | | ||
KK20 | 京急川崎? | ○ | ○ | ○ | ○ | ∥ | | | 京急大師線、JR東海道線(川崎)、JR京浜東北線(川崎)、JR南武線(川崎) | |
KK27 | 八丁畷 | ○ | | | | | | | ∥ | | | JR南武線(支線) |
当路線を走行する車両
当路線で現在運行されている編成の内、浅草線直通列車はこちらを参照すれば分かります。リアルタイムで反映される為、乗る列車の情報が無い可能性もあります。
京急車*1
- 600形
- 1994年に登場した浅草線直通対応の形式。登場時は全席クロスシートだったが,現在は車端部を除いてロングシート化改造がされている。4両・8両編成が在籍している。
- 新1000形
- 京急が割り当てられている車両系統番号が一杯になった為、当時旧1000形が在籍していたにも関わらず同じ番号をつけて新造した形式。初期製造の編成はアルミ車体だったが、2007年以降に導入された車両はステンレス車体となっており、製造時期の長さもあってバリエーションは豊富。4両・8両編成に加えてステンレス車で新たに6両編成も登場した。2021年に登場した4両編成はウイング号に投入するためデュアルシートとトイレを装備しており、当該編成のみ限定運用となっている。
- 1500形
- 浅草線直通列車増発の為に導入された形式。後期製造の編成は京急初のVVVFインバータ制御を採用した。京急線の全ての路線で走っており比較的目にすることが多い。4・6・8両編成が在籍している。
- 2100形
- 快特用2000形の後継として製造された。2扉転換クロスシートである為、最混雑時間帯は基本的にウイング号のみの運用となる。また泉岳寺から先の都営線には乗り入れない。
都営車*2
- 5500形
- 2017年12月9日の都営フェスタで初めて一般公開され、2018年6月30日より都営浅草線内のみで営業運転が開始された。2018年9月18日より京急線内への運用にも充当されている。全車が最高120Km/hまで出せる性能となっている。
京成・芝山車*3
- 3000形
- 京成の主力車両。車両番号は編成+ハイホンになっている。3000形の新製は2013年以降再開され、8両編成も増えている。
- 3050形
- 京成成田空港線開通に伴い新製された形式。本来は3000形の七次車となっているが、仕様変更されたため別形式として扱われることが多い。3050形は2010年度新製の7本のみに留まる。3100形の登場に合わせ、水色からオレンジ色に塗装変更された。2019年より一部編成が3000形と共通運用となっており、当該編成は3000形と同じ塗装に変更された。
- 3100形
- 京成成田空港線用に2019年に投入された新形式。折り畳みロングシートを導入している。
- 3400形
- 旧AE型の機械を再利用して製造された車両。8両編成のみ製造・在籍している。
- 3500形
- 京成初のステンレス車両。基本的に4両編成で2本繋げた状態で直通運用に就く。1本は芝山鉄道にリースされている。なお近年は8両編成を組むこと自体稀で、京成線のみの運用に入る状態である。
- 3700形
- 京成初のVVVFインバータ制御を採用した形式。8両編成が多く6両編成が多い3000形とは対照的である。8両編成3本が北総鉄道に、8両編成1本が千葉ニュータウン鉄道にリースされている。(後述)
北総・千葉ニュータウン車*4
- 7300形
- 北総が(京成)高砂~新鎌ヶ谷間の開業時に自社発注した系統。ただし京成3700形のリース車が3本存在する。
- 7500形
- 北総の最新車両。車体は京成3000形と同じである。ゲンコツ電車こと7000形を置き換えた。
- 9100形
- 千葉ニュータウン鉄道が所有し北総鉄道が管理する車両。印西牧の原開業と印旛日本医大開業時に導入された。京成3700形・北総7300形とは下回りの部品は同じである。
- 9200形
- 千葉ニュータウン鉄道が所有し北総鉄道が管理する車両。9000形を置き換えるために導入された。京成3000形をベースにしているが、北総管理車では初のLCDを装着するなど、北総7500形とは違った一面を持っている。帯色は9100形に準じている。
- 9800形
- 千葉ニュータウン鉄道が所有し北総鉄道が管理する車両。9000形を置き換えるために導入された。京成3700形のリース車。帯色は9100形に準じている。