アベンジャーズ対地下水道にいる悪のトカゲ・パート4
「何ごとだ!?」ソーは声を荒げ、トカゲを掴むと床の上に投げつけた。トカゲはクマのように大きく、真っ赤な目でそこにいるみんなを見渡した。
アイアンマンはマスクの下で笑っていたようだ。ふたりに向かって言葉を投げる。「言っただろ」。
1匹めのトカゲと戦っていると、その間にも泡がブクブクいいだした。
「仲間がいるようだな」とソー。ブラック・ウィドウは銃を抜いてトカゲを睨みつけた。トカゲの、シャーッという威嚇音がする。
アイアンマンはリパルサーで攻撃した。
ソーは、「ここで待っていても無駄だ。寝ている間にこちらから攻撃を仕掛け、全滅させよう」と作戦を伝える。
「まずは1匹目から取り掛かろう」。アイアンマンは忍び寄るトカゲと対峙した。
「トニー」とブラック・ウィドウがあきれたように言う。
「冗談じゃないぞ! 見ろ!」アイアンマンが指すと、トカゲはもう一度シャーッと音を立てた。
その瞬間、トカゲが飛びかかってきた。ブラック・ウィドウは発砲したが、銃弾はうろこに跳ね返されてしまう。
「逃げるのよ」ブラック・ウィドウはそう言った。