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添付ジョージの日記：
モードック 
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タールトンの研究（6/6）
望みどおり、モニカは死んだ。もうずいぶん前から、彼女は役に立たなかった。多くの裏切りと嘘を重ねてきた女だ。
彼女の死によって、私の目的は明確となった。それ以外のことは、全てはかないものだ。人類が生き残るためには、超人どもを抹消し、過去のものとしなければならない。
我々の研究によって改良されたテリジェンは、インヒューマンたちにとって致死的なものとなった。流通させる能力もインフラもある。細かいことはあとで考えればよい。必要なのは、勇気と意志だけだった。たった1日で、インヒューマンの人口を99.15%減らせる。
そこで私は、自分に課された目的を達成するための道具になることにした。それが殺人マシンだ。恐ろしい体に宿る完璧な頭脳。殺人専用にデザインされた知的生命体だ。ジョージ・タールトンはもはや存在しない、過去の遺物となった。これからはモードックとして前進する。
肉体という名の監獄の、はるか先の世界を見せてやろう。私は太陽。お前たちはレンズの下の灰だ。異能者も人間も、みな私を見るがいい。
すべてを昇天させる。これが私の運命だ。
