ブルースの日記「ハルクとのトラブル」

ブルースの日記
「ハルクとのトラブル」

あいつは嫉妬してる。あの大馬鹿者は、モニカに嫉妬してるんだ。彼女に会いに行くときにあいつが出てこようとしたことが、過去に3回もあった。深呼吸をすれば抑えることができたから、あいつの努力は無駄に終わったけど…とにかくモニカには近づいてほしくないようだ。

あいつは、僕と精神状態がリンクしてることをどれ程理解してるんだろう？僕が幸せになればハルクの存在が脅かされると感じ、彼の生存本能が戦えと叫んでるのかもしれない。

これまで、僕の人間関係を気にするような反応を見せたことはなかった。僕に口出しするつもりなんだろうか？冗談じゃない、バカげてる。モニカと一緒にいれば、僕は自分が思ってる以上に幸せになって…あいつはそのことをわかってるのかもしれない。

そして今やあいつは、アベンジャーズへの参加当初の状態に戻ってる。頼りにならないノロマだ。

まるで罰を受けてる気分だよ。

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