宛先:フューリー長官
差出人:ヒル司令官
私たちを甘やかしていたんですね。秘密を守ることで私たちを守っていたつもりでしょう?でもあなたの足取りを追いながら様々なことを考えていた時ふと、あなたは何か大事なことを隠していたんだと気づきました。
皆に合図を送りましたが、返事はあまり戻ってきていません。これでは足りないかもしれない。SHIELDは専門家の集まりでした。何百もの領域におよぶ広範囲な知識を備えていました。それも過去の事です。今より数千倍は強かった頃のこと。
今いるのは、そのほんの断片に過ぎません。AIMに対抗しようにも、私たちの力は穴だらけです。世界最高レベルのパイロットはいても、乗る戦闘機がないとか。エ兵はいても武器がないとか。一致団結した戦闘部隊ではなく、せいぜいが寄せ集めです。それでも、再び集結することに気分が高揚します。あなたもそう思うはず。
あなたについて行くのは過酷ですが、最大限努力していきます。
最後にあなたから返信がきたのがいつだったか、もう思い出せません。この習慣も終わりにしないと。