宛先:マリア・ヒル
差出人:トニー・スターク
マリア!
今日2回目の連絡だ。お前の言う通りだった!ためらうから上手くできなかったんだ。だからお前 に言われた通り、その気持ちを一時的に封印した。
そしたらあいつは食いついてきた。頭を下げるのがこれほど効果的だとは。あいつは取り引きするのも忘れるほどだった。まったく驚くね。人間ってのは、いつだって賢いと思いきや、急に間抜けにもなるんだな。おっと、今言おうとしてる事は言わなくていい。黙っててくれ。定期的に反省してるふりをするから。
あいつはこれを長期契約だと思ってるが、1回で十分だ。あれさえ手に入れば、俺の古い特許でハマーが統合したAIMのシステムを解析できる。インターフェイスがわかれば、あいつの技術がなくてもハイブリッド回路は複製可能だ。そうなればジャスティン・ハマーは用済みだな。
だができる限り芝居を続けよう。今はこれ以上敵を増やす必要はないし、1人味方につけておくチャンスだからな。