宛先:モニカ・ラパチーニ
差出人:ハンク・ピム
スターク・インダストリーズは挨拶もなしに私の分野に侵食してくる。トニーはアベンジャーズが自然に進化しているかのように見せかけているが、実際には奴のエゴの臭いがプンプンする。あいつが着ているブリキのスーツと同じ臭いだ。
君はトニーと密に協力しているから、その関係を壊すつもりはない。だが、たまには彼よりもうまく立ち回る必要があるぞ。でなければ、彼はとことん自分中心に話を進め、舞台の中心でヒーローになろうとするだろう。
ピム・テクノロジーズもこの地域でクリーンエネルギー発電に関する似た取り組みを行ってきた。にもかかわらず、トニーは我々に声を掛けなかった。なぜなら奴は科学のことではなく、自分のことばかり考えているからだ。そして世間は簡単にだまされてしまう。
とにかく腹が立つ。君が声をかけてくれて嬉しいよ、モニカ。トニーのことをよくわかっていて、奴の能力を知る者を味方につけるのは正解だ。君がトニーに利用されるのを阻止したい。奴は人を利用するのが得意だからな。
ピム・テクノロジーズ、ハンク・ピム